第30回「反核平和の火リレー」がスタート

7月18日、今年で30回目を迎えた「反核平和の火リレー」が、飯田市役所を皮切りにスタートしました。

この「反核平和の火リレー」は、「語り継ごう、走る続けようヒロシマ・ナガサキの心を」をスローガンに、被爆地広島で始められたものです。長野県では県内各地を走り継ぎ、本日から8月10日まで行われ、最終は木曽地区でゴールを迎える予定だそうです。

天龍村役場にも本日、下伊那地区平和友好祭実行委員会のメンバーが来村し、若手職員からトーチによる「平和の火」をもらい、それを次走者に渡しました。また、要請書もいただきました。

戦後72年が経過し、戦争経験者等が高齢化する中で、戦争や原爆の記憶が少しずつ薄れつつあります。平和の尊さ、命の大切さをこの「反核平和の火リレー」行動によって是非語り続けていってほしいと願います。

暑さが続きますが、身体には充分ご留意され、関係の皆さんの願いが届くことをご祈念申し上げます。

信州DC、平岡駅からスタート

長野県では7年ぶりとなる「信州デスティネーションキャンペーン」が、7月1日から始まりました。
当日は、県内各地でオープニングセレモニーが開催されましたが、天龍村でも「信州の南の玄関口」としてJR平岡駅で盛大に行われました。
平岡駅ホーム上では、主催者である南信州地域振興局長やJR東海運輸営業部長、遠山キッズ太鼓の皆さんなど多くの皆さんと一緒に「信州DC記念秘境駅号」を出迎えました。また、駅横の広場では天龍村を始め、近隣市町村の特産品等を販売するテントなども設けられ、観光PRを行いました。
今後も「信州DC記念秘境駅号」等の運行が計画されておりますので、皆様もご都合がつけば是非天龍村へお出かけ下さい。
<今後の運行予定>
・急行「飯田線秘境駅号」 9月15日(金)~18日(月・祝)
・急行「飯田線80周年秘境駅号」 8月19日(土)、20日(日)

長野県茶の共進会、県知事賞を受賞

6月25日、第44回長野県茶の共進会褒賞授与式が、飯田市JAみなみちゃんホールにて行われました。
この共進会は、長野県産茶の品質向上と生産振興を目的に毎年実施されており、今年で44回と長い歴史がございます。
この褒賞式に先立ち、6月23日に天龍村老人福祉センターにて審査会が行われたわけですが、今回は、下伊那、木曽地域から30点が出品され、茶の色合いや風味、外観などを総合的に評価した結果、天龍村からは、長野県知事賞に、柿下忠雄さん(中井侍)、1等賞に大平元紀さん(中井侍)、羽田野七郎平さん(中井侍)、大平登さん(中井侍)、2等賞に大平邦芳さん(中井侍)が入賞されました。おめでとうございます。
今年は、春先からの低温傾向で茶の生育が例年より10日ほど遅く、茶の芽が生育、伸長する4月末から少雨乾燥傾向で推移したこともあり、生産者の皆様にとりましては、ご苦労の多い中での1番茶であったと思います。
今回の受賞を励みに、益々ご活躍いただくことをご祈念申し上げます。

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6月22日、天龍村議会第2回定例会が閉会し、上程しました議案等を原案どおり可決いただきました。
29年度も3ヶ月が経とうとしております。いよいよ各事業が本格的に始動します。村政発展に向け全力で頑張ります。
余談ですが、議会が開催される度、議場に花を届けて下さる村民の方がおられます。緊張した会場の中で心を落ち着かせてくれています。
心より感謝申し上げます。

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火点は前方の標的…

6月7日、関東甲信、東海地方に「梅雨入り」の発表があったにもかかわらず、雨が少なく晴れ間が続いております。また、役場屋上のブッポウソウも順調に成長し、ヒナも順次ふ化しております。
そんな中、昨日(6月11日)、天龍村消防団の操法技術大会が盛大に行われました。
少ない団員数ではありますが、ほぼ全員が出動し、加えて阿南消防署長を始め多くの来賓や団員の家族等が見守る中、選手の皆さんは日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮されたと思います。
「火点は前方の標的、水利はポンプ右側後方防火水槽、手広めによる二重巻きホース、一線延長、定位につけ」
皆さんの規律よい、一生懸命な姿に感動しました。
優勝チームは、7月に行われる飯伊大会に出場するとのことで、優勝目指し、是非、頑張っていただきたいと思います。
若い皆さんが、各自仕事をお持ちであるにもかかわらず、強い使命感を持って消防活動に尽力されておりますことに、改めて感謝申し上げます。

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第43回東京天龍会の「つどい」

6月4日、新宿Y’sエステック店において、第43回東京天龍会の「つどい」が大勢の会員の皆様が参加の下、盛大に開催されました。

村からは、私の他に板倉議会議長、大平副議長、竹田教育長が参加させてもらい、私からは、人口減少等による村の喫緊の諸課題等について近況報告をさせていただくとともに、会員各位の村へのお力添えをお願いしてまいりました。

一方、東京天龍会の皆様からは「会員の維持・拡大に向けみんなで頑張ろう」とのお話があったり、懇親会の中では、かつての賑やかだった頃の懐かしいお話や「久しぶりに帰郷した際の閑散とした街通りが寂しかった」、「村の現状聞くと大変だと思うけど頑張ってくれ」などのお話を沢山お聞きいたしました。改めて、「ふるさと天龍村」を想う会員各位の熱い想いも強く感じさせられました。

東京天龍会の益々のご発展と会員の皆様のご多幸ご健勝をご祈念申し上げます。

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飯田市南信濃の山林火災

ゴールデンウィーク後半、5月5日のこどもの日の夕方、天龍村境に近い飯田市南信濃戸倉山付近で山林火災が発生しました。
天龍村消防団も、5日と本日(8日)応援協定に基づき消火活動に協力。
また、近隣の静岡、愛知、岐阜県の他、東京消防庁、埼玉県からの消防防災航空隊のヘリや陸上自衛隊のヘリが連日にわたり上空から散水しておりますが、なかなか鎮火にいたりません。
原因も不明とのことですが、とにかく一刻でも早く鎮火してもらうことを願います。
消火活動にあたられている皆さんに感謝申し上げます。

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「信州に春をつげる村」の新緑の話題

ゴールデンウィークに入りました。
4月29日、旧福島小学校では、地域の運動会が開催され、私も飛び入り参加させていただきました。
玉入れやパン食い競争、綱引きなど全ての競技に参加。少し筋肉痛です。
新緑のさわやかな風の中、健康的なよい汗をたくさんかくことができました。

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5月1日、役場屋上のアンテナにブッポウソウの姿を発見。その日の午前中、巣箱を設置した「天龍みどりの少年団」の子ども達がお茶の植樹をしていましたので、早速伝えました。これからまた、しばらく楽しめそうです。

5月2日、天龍中学校で「プール開き」が行われました。もちろん長野県で一番早いプール開きです。
皆さん目標に向かって頑張ってほしいと思います。

中井侍のお茶摘みは、例年より1週間から10日遅れで行われるそうです。
新茶を飲めるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

4月28日、議会、商工会、観光協会の皆さんと一緒に主要地方道飯田富山佐久間線の土砂崩落に伴う1日も早い復旧について、県建設部へ要望活動を行ってきました。「県として、全力を尽くして、一日も早く通行を確保できるようにしたい。」との回答をいただきました。
通勤や通学、通院など村民の皆様には、今しばらくご不便をおかけすることになりますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

余談ですが、明日は、職員の結婚式に出席します。最近は葬式にはよく参列させていただいておりますが、結婚式に呼ばれるのは何年かぶりです。
後に続いてくれるとよいのですが…。

祝 信州大学航空機システム共同研究講座開講・国道151号太和金バイパス開通

4月22日、かねてから信州大学と地元企業、南信州広域連合等ですすめてまいりました「信州大学航空機システム共同研究講座」の開講式が旧飯田工業高校で行われました。これは、航空機システム分野を中心とした新たな研究開発を実施するとともに、飯田地域や航空機システム産業界へ高度な人材を輩出することを目的に行われるものです。今後の発展等に大いに期待します。

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4月23日、国道151号、愛知県豊根村と東栄町の境にある「太和金バイパス(トンネル)」の開通式がありました。平成23年8月にトンネル内の天井部分が崩落し、その補修工事によりさらに通行が困難になりましたが、平成25年度にはトンネル本体工事に着手し、平成27年8月にはトンネル貫通式をおこない、このたび開通することとなりました。新しい太和金トンネルは、延長685mの2車線で、LED照明も整備され、とても明るく通りやすくなりました。
開通式には、大村愛知県知事他大勢の来賓が出席され、とても賑やかな式典でした。

(テープカット、くす玉わり)

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(大村愛知県知事)

天龍村議会議員選挙、無投票にて8名決定

任期満了に伴う村議会議員選挙が4月18日に告示されましたが、立候補者が定数と同数の8名でしたので、無投票で新議員が決定しました。
8名の皆様には、心からお祝い申し上げます。
人口減少・少子高齢化を始め、村の課題は山積をしております。議会と行政が車の両輪のごとく一緒になって、持続可能な村づくりを築いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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平成29年度天龍小学校・中学校の入学式

4月5日、天候に恵まれまして、平成29年度天龍小学校の入学式が挙行されました。
村内4小学校が統合して平成10年4月に開校した「天龍小学校」の入学式は、今年で20回目を迎えます。
今年の新1年生は、下井泰珠君1人だけです。
泰珠君は、大勢の人が見守る中での入学式ということで、大変緊張したと思いますが、堂々とした入場姿は、とてもたくましく見えました。明日からの小学校生活、是非頑張ってもらいたいと思います。
村では、1年生が1人だけということもあり、今年度から天龍小学校初の1・2年の複式学級を編成することにしました。
少人数での学校運営は大変な面がございますが、「子どもは村の宝」でありますので、村や学校、地域全体で支え合い、見守っていきたいと思います。
なお、天龍中学校の入学式も同じ日にあり、2名の新入生を迎え、全校14名で29年度がスタートしました。

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