東京2020オリ・パラ関連施設への提供木材出発式

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け、関連施設の建設が着々と進められていますが、その中に「選手村ビレッジプラザ」という選手の皆さんだけが大会期間中に利用する施設があります。大会組織委員会では、オリンピックを盛り上げようと「日本の木材活用リレー」と題して、その「選手村ビレッジプラザ」の建築に必要な木材提供を全国に呼びかけるとともに、大会終了後は、各自治体に返却し、レガシー(遺産)として残してほしいと企画。そして、その呼びかけに全国63の自治体が協力することになりました。
長野県からは、天龍村(ヒノキ)のほかに、根羽村(杉)と川上村(カラマツ)が木材を提供します。

9月20日、その木材を納品するための「出発式」を根羽村森林組合で行いました。村からは、私のほかに議会議員にも参加していただきました。

今回、世界中のアスリートの皆さんが利用する施設に村の木材が使用されていることは、村にとって誇りでもありますし、また、これを機会に村の木が見直されることを期待しています。東京2020オリンピック・パラリンピックの成功をご祈念いたします。

9月中旬の行事など

9月12日、国道418号整備促進期成同盟会及び愛知・長野県境域開発協議会による長野県建設部要望と長野県議会への陳情が行われました。それぞれの早期改良促進について強く要望してまいりました。

9月13日、JA南信州竜峡地区の女性部の皆さんが、天龍農林業公社の研修視察にお見えになりました。私からは歓迎のあいさつに続き、村の紹介と特産品の宣伝をさせていただきました。

9月17日、主要地方道飯田富山佐久間線改良促進期成同盟会による長野県建設部要望を行いました。要望時間は全体で約15分。天龍村に割り当てられたのが、そのうち約3分。この3分間に村民の願いや想いを伝えなければと、片道3時間かけて県庁に行ってきました。少しでも通じてくれればよいのですが。

9月18日、第3回議会定例会が再開され、上程した議案(承認案件1件、条例案件6件、予算案件5件、決算認定6件、報告2件)を全て原案通り可決いただきました。各条例及び予算の適正な執行に努めてまいります。

9月19日、町村会、南信州広域連合会議が行われましたので出席しました。

MGC、村澤明伸選手などの応援に

9月15日、MGC(マラソングランドチャンピョンシップ)があり、日清食品グループ の村澤明伸選手、佐藤悠基選手を応援するため、朝3時に天龍村を出発し東京に行ってきました。村からは、中学生を始め、ハンガー作りを応援して下さっている村民の皆さんも参加してくれました。
MGCには、村澤、佐藤選手の他にも長野県関係で大迫傑選手(NIKE)、宮脇千博選手(トヨタ自動車、天龍梅花駅伝経験者)も参加しており、応援にも熱が入りました。10㎞、20㎞、28㎞付近の3ヵ所で応援しましたが、選手はあっという間に通りすぎ、一流選手のスピードに驚かされました。
ゴール地点で、走り終えた村澤選手と会うことができ、労いの言葉をかけたところ、我々の応援がわかり、励みになったと言ってくれ応援の甲斐があったと感じたところです。
なお、今回、我々を引率してくれたのは、元オリンピックマラソン選手の実井謙二郎さんでした。大変お世話になりました。
沿道はとにかくすごい人だかり。来年のオリンピックは更にすごいことになるのではと感じた次第です。

天龍村大運動会、秋晴れの下盛大に開催

9月14日、絶好の天候に恵まれ、令和最初の「第17回天龍村大運動会」が、保育園児から小学生、中学生、大人まで大勢の皆さんの参加をいただき、盛大に開催されました。
子どもたちは、皆、夏休み明けから練習してきた成果を存分に発揮できたと思います。大人の皆さんも子どもたちの頑張りに大きな拍手を送っていました。とても良い運動会になったと思います。ご協力いただいた皆さんに心から感謝申し上げます。
なお、お昼は、婦人会の皆さんのご協力により、カレーライスが参加者全員に振る舞われました。とても美味しかったです。ありがとうございました。

令和最初の「天龍村敬老大会」

9月11日、令和初の「天龍村敬老大会」を行いました。残暑厳しい暑い日となりましたが、村内各地から100名を超す皆さんにご参加いただき、盛大に開催できました。
今年は、米寿の方が14名、白寿の方が9名、100歳以上の方が5名いらっしゃり、村からお祝い品を贈呈させていただきました。また、75歳以上の407名の方には「敬老祝金」を贈呈させてもらいました。
長年、それぞれのお立場で社会に尽くされ、今の私たちが笑顔で豊かな生活を送ることができるのは、皆様が築き上げてくださった礎あってのことだと思っております。本当におめでとうございます。
式典終了後、天龍保育所の園児、平岡民謡クラブ、あすなろ民謡の皆さんによる踊りなどを披露していただき、その後、東京ロマンチカ宮内ひろしさんの歌謡ショーを行いました。大いに盛り上がりました。

天龍村地震総合防災訓練を実施

9月1日、防災の日に併せ、「天龍村地震総合防災訓練」を実施しました。日曜日にもかかわらず、昨年より多い437名の皆さんにご参加、ご協力をいただき、予定どおり訓練を実施することができました。ご協力に対し、心より感謝申し上げます。
今回の訓練は、南海トラフ地震を想定した訓練ではありましたが、近年では、地震以外に、ゲリラ豪雨や土砂災害、大雪などの大規模な自然災害ですとか、ミサイル発射等の人為的な行為などにより、住民生活を脅かす事象が多く発生をしております。村民の皆様には、そうした有事の際に、自分がどのような行動を取ったらよいのか、あるいは取るべきか、こうした防災訓練等を通じて、今一度確認していただきたいと思っております。
最近、気象庁では「みずからの命はみずからが守るという意識を持って、特別警報の発表を待つことなく早めに避難してほしい」という、これまでにない言い方をしています。誰かに助けを求めるのではなく、そうなる前に自ら行動してほしいと言っております。
そうしたことも踏まえ、村でも、より実践に近い訓練になるようにと、今年度は特に避難することに重点を置き、昨年同様、避難場所を防災計画どおり全て開設したり、村が発令する「5段階の警戒レベル」を説明したり、「要支援者の安否確認訓練」等を実施しました。
また、新たな試みとして、防災マップの活用や民間企業と締結した災害時応援協定により、物資の供給がなされる予定の段ボールベットや発泡スチロールトイレを実際に、各避難所で組み立てていただく訓練なども実施したところです。
今後も、防災マップ等を通じ、避難経路や危険箇所等の確認を行っていただくとともに、身の安全の確保徹底と防災意識の高揚などに一層努めていきたいと考えております。

9月2日、下條村村制130周年記念式典があり、招待を受けましたので参加してきました。当日はこれまで村政発展に功労のあった皆さんに対する表彰があったり、記念講演として青山学院大学陸上部監督の原晋さんの講演などが行われました。

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9月3日、飯田下伊那郡区選出の長野県議会議員と市町村長との懇談会が行われ出席してきました。喫緊の課題である南信運転免許センターやリニア時代を見据えた地域づくりの推進、医療情報連携システム等について情報共有をさせていただきました。

9月5日、「下伊那南部訪問看護ステーションさくら」の来年度からの運営体制等について、長野県立病院機構の理事長ほかと協議してきました。「さくら」は看護協会撤退以降、南部5町村で運営してきましたが、4月からは阿南病院にもご協力いただき新事業所としてスタートしたいと考えています。スムーズな移行ができるよう努めてまいります。

同日、長野県道路整備期成同盟会が長野市であり、出席してきました。県内の国県道の道路延長は5,170kmと全国で5位にもかかわらず、道路改良率は66.5%と全国で37位となっております。また市町村道の改良率にいたっては、11.3%と全国で42位の低さです。

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9月6日、9月定例議会が18日までの日程で開会しました。村からは、承認案件1件、条例案件6件、予算案件5件、決算認定6件、報告2件を上程しました。

9月7日、「手づくりハンガー」を中日ドラゴンズの選手に届けるため、中学生3人と名古屋ドームに行ってきました。試合前の大変お忙しいところ、与田監督が対応してくださいました。与田監督は肩幅が広い方なので、あらかじめ大きめのハンガーを用意してお渡ししましたところ、大変喜んで「早速、使う」と言ってくれました。
今回、熊谷県議のご紹介で、中日ドラゴンズの岸上さんとのご縁をいただき実現したものです。改めてこうした機会をいただけたことに感謝します。

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職員の非違行為について(お詫び)

平成27年度、28年度の2か年において、5名の村民の皆様から介護保険料を二重徴収しながら還付処理を行っておらず、今年7月に現担当職員が関係書類の数値が合わないことで発覚した事案が発生してしまいました。5名の皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、村民の皆様にも信頼を大きく損ねる行為が、今年4月(おきよめの湯での非違行為)に続いて再び発生してしまいましたことに対し深くお詫び申し上げる次第です。

今回の不適正な事務処理の原因は、職員の怠慢、牽制体制の不備、システムへの過信、事務引継ぎの欠落等であり、また、こうしたことが慢性的に黙認されてきたことやそれを戒める厳しい対応が行われてこなかったことなどにあると考えています。

私は、村長就任当初から「職員の意識改革」が必要だと思い、そのための職員とのミーティングや職員アンケート等を重ねてまいりました。また、職員のコンプライアンス研修や県・広域連合との交流派遣等を積極的に行い、公務員としての自覚を身につけることや普段の起案文書等の一つひとつにおいても細かく指導等してきました。さらに、近頃では村の喫緊の課題に対応するため、3つのプロジェクトチームを立ち上げ、職員同士が知恵を出し合うことで村づくりを推進していくことも始め、職員のやる気創出にも力を入れてきたところです。

しかしながら、こうした動きとは逆に今回のような不適正な事務処理が度重なることは、誠に遺憾であり、監督者である私の不徳の致すところであります。改めて村民の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に向け更なる綱紀粛正等に努めてまいる所存です。
本当に申しわけございませんでした。

8月後半の行事ほか

8月17日、養護天龍荘の「地域交流盆踊り大会」が行われ、招待を受けましたので参加してきました。
15日行う予定の「ふるさと夏まつり」が台風10号の影響により中止となりましたので、今年初めての盆踊り大会となりました。
盆踊り保存会の皆さん始め、大勢の皆さんが参加してにぎやかに行われました。
暑い日が続きますが、入所者の皆さんには、健康には留意され元気でお過ごしいただきたいと思います。

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8月19日、町村会、南信州広域連合会議が行われましたので、出席してきました。その後、飯田医師会の役員の皆さんとの懇談会も行われ「事前指示書」と「医療・ケアについての要望書」についてや「ism-Linkの現状と今後の方向性」について意見交換させていただきました。主な内容としては、人生の最終段階における意思を家族会議等にて確認することが大事。行政として啓発等に努めてほしいとの要望がなされたものです。

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8月20日、長野県町村会政務調査会(建設部会)が南佐久郡南相木村で行われましたので出席してきました。天龍村から約3時間、私は初めての南相木村。中島村長さん始め職員の皆さんには大変お世話になりました。
部会では国・県への提案・要望事項等を確認し、その後は南相木村の移住定住促進施設や南相木ダムの視察をしました。
南相木ダムは、東京電力の揚水発電用に建設されたダム(上部ダム)で中央土質遮水壁型フィルダムだそうです。高さ136m、堤頂長444mに積み込まれた石積みは、たった一人だけで積み上げたそうで、本当に見事でした。
人口は、天龍村とさほど変わらない約1000人。しかし、このダムの固定資産税で、村の財政は相当助かっている(不交付団体の時期もあった)ようで、うらやましく聞かせてもらいました。
ちなみに、平昌オリンピックスピードスケート女子チームパシュートで金メダルを獲得した長島(旧姓菊池)彩花さんは、南相木村出身だそうで、村の温泉施設に長島(旧姓菊池)さんのユニフォームやシューズが飾られていました。

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8月23日、議会全員協議会を開催し、当面の懸案事項について協議してもらいました。詳細については改めて9月定例議会で審議されることになります。

8月26日、林務委員会を開催し、今年度の為栗村有林の入山扱い等について審議いただきました。昨年は松茸が豊作だったと聞いています。今年度も是非期待したいと思います。

8月27日、長野県議会危機管理建設委員会の現地視察が行われ、その折に下伊那土木振興会他の陳情を行いました。私からは一昨年3月に発生した主要地方道飯田富山佐久間線の法面崩落に関連して、災害等起きてからの復旧も大事だが、起きる前の「事前防災」の必要性もご理解いただき、道路整備の予算確保に向けお力を貸してもらいたい旨のお願いをしてきました。

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8月27日、NTTユーザ協会主催の電話応対コンクール(第60回飯田・阿南地区大会)が飯田市で行われ、天龍村役場からも2名の職員が選手として参加しましたので、応援してきました。今回のテーマは「聴く力と伝える力で信頼アップ」でした。与えられた設問に対し、丁寧で的確な回答等をすることで相手方に満足いく応対ができるかどうかを競い合うものです。天龍村職員2名とも緊張感あふれる中、普段どおり頑張ってくれました。今後も職員の資質向上のためにも、こうしたコンクール等に積極的に参加していきたいと考えます。

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同日午後からは、「下伊那郡南部地区議員会総会」が天龍村老人福祉センターで行われ、来賓として招待を受けましたので出席しました。総会では前年度の事業報告や会計報告等が行われたほか役員改選や提出議題の審議等が行われ、全て意義なく可決されました。
なお、令和元年度から2年間、天龍村の大平議長が、下伊那郡南部地区議員会の会長に選出されました。

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車いすバスケットボール日本代表へハンガー贈呈

8月31日、車いすバスケットボール男子日本代表の国際強化試合である、「三菱電機WORLD CHALLENGE CUP 2019」が、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われましたので、応援を兼ねて行ってきました。
本当の目的は、中学生の「手づくりハンガー」を日本代表選手の皆さんにお渡しするためです。

今回、天龍村出身で日本障がい者スポーツ協会に勤務されている関口さんの紹介で、日本車いすバスケットボール連盟の小滝さんに繋いでいただいたお陰で、こうした機会が実現しました。お二人には、心より感謝申し上げます。
また、贈呈式には日本車いすバスケットボール連盟の玉川会長もご臨席いただき花を添えていただきました。本当にありがとうございました。

試合は、世界ランク4位のイランでしたが、見事日本の勝利。私も初めて観戦しましたが、すごい迫力で、かつスピード、パワー、チームワークどれもすばらしく、本当に感動しました。

ハンガーは、試合終了後、中学生から直接選手に手渡すことができ、選手の皆さんも大変喜んでくれました。
日本代表の益々のご活躍をご祈念申し上げます。
「頑張れ❗日本❗」

なお、会場には天龍村出身で三菱電機で活躍している川上さんの姿もあり、偶然の出会いに、これまた感動でした。

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