職員の非違行為について(お詫び)

平成27年度、28年度の2か年において、5名の村民の皆様から介護保険料を二重徴収しながら還付処理を行っておらず、今年7月に現担当職員が関係書類の数値が合わないことで発覚した事案が発生してしまいました。5名の皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、村民の皆様にも信頼を大きく損ねる行為が、今年4月(おきよめの湯での非違行為)に続いて再び発生してしまいましたことに対し深くお詫び申し上げる次第です。

今回の不適正な事務処理の原因は、職員の怠慢、牽制体制の不備、システムへの過信、事務引継ぎの欠落等であり、また、こうしたことが慢性的に黙認されてきたことやそれを戒める厳しい対応が行われてこなかったことなどにあると考えています。

私は、村長就任当初から「職員の意識改革」が必要だと思い、そのための職員とのミーティングや職員アンケート等を重ねてまいりました。また、職員のコンプライアンス研修や県・広域連合との交流派遣等を積極的に行い、公務員としての自覚を身につけることや普段の起案文書等の一つひとつにおいても細かく指導等してきました。さらに、近頃では村の喫緊の課題に対応するため、3つのプロジェクトチームを立ち上げ、職員同士が知恵を出し合うことで村づくりを推進していくことも始め、職員のやる気創出にも力を入れてきたところです。

しかしながら、こうした動きとは逆に今回のような不適正な事務処理が度重なることは、誠に遺憾であり、監督者である私の不徳の致すところであります。改めて村民の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に向け更なる綱紀粛正等に努めてまいる所存です。
本当に申しわけございませんでした。