1月後半の出来事など

1月15日、保育所の園児たちの新年会行事がありましたので参加しました。
今年の干支やお正月にやったこと、食べたものなど私から質問したところ、みんな元気な声で答えてくれとてもかわいかったです。
新年会では歌を披露してくれたり、みんなでコマを作ったり福笑いをして遊びました。
今年も元気に登園してくれることを望みます。

同日、令和7年第1回天龍村議会臨時会を開会しました。
昨年末、人事院勧告に伴う法令が成立したことに伴い、関係条例等の改正を行うとともに関係予算の審議をしてもらいました。
原案どおり可決いただきました。

同日、議会の皆さんとの懇談会に出席しました。
主に、議会側から私に対しての要望でしたが、内容は「報酬審議会委員の選任にあたって議会活動を理解していただいている方を選任してもらいたいこと」「定例会における村長挨拶を簡略化したらどうかということ」でした。いずれも「検討させていただきます」と回答させていただきました。

同日、役場職員の新年会を開催しました。
かつては、仕事納めの日に忘年会という形で開催していましたが、働き方改革等で年末は早く自宅に帰りたいとの意見が多くあり、昨年から新年会に切り替えています。
インフルエンザや新型コロナウイルスも流行していますので、健康には留意して今年も1年、村及び村民のためにご尽力いただくことをお願いしたいと思います。

1月16日、南信州開発㈱の社長さんが来庁され新年のご挨拶などをいただきました。
おきよめの湯の来場者もコロナ禍前の状況に戻っており、それ以上の集客に向けともに連携協力していただくことをお願いしました。

同日、日本赤十字奉仕団天龍分区の役員の皆様の新年会にお招きいただきましたので出席しました。
日赤の皆様の日頃よりの活動に感謝申し上げつつ、今年も村と共同しながら地域防災力の向上に努めていただきたい旨をお願い申し上げました。

1月17日、例月出納検査を実施しました。今年初めての検査でもありましたので、改めて監査委員の皆さんに新年のご挨拶をさせていただきました。

同日、下伊那自治センター組合議会定例会、下伊那郡町村総合事務組合議会定例会、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。

1月19日、早川大地県議会議員の後援会新年総会が飯田市で開催されましたので出席しました。
日頃より当地域の課題等について県政に届けていただいており感謝申し上げます。
道路整備や産業振興、地域医療など、まだまだ難題が多くありますので、引き続きお力添えをお願いしたいと思います。

同日、宮下一郎後援会新年総会が飯田市で行われましたので出席しました。
少数与党での国会運営は困難を極めますが、地方自治体の運営が滞ることのないようお願いしたいと思います。

1月20日、地域おこし協力隊及び集落支援員として活動していただいている皆さんと懇談させていただきました。
これまでの活動内容をお聞きするとともに、来年度に向けての要望等を聞かせてもらいました。
それぞれのミッションを計画どおり進めることができるよう村としても出来る限りの支援は行っていきたいと思います。
また、新たな協力隊員や支援員も募集しておりますので、ぜひご応募ください。

1月21日〜22日、天龍村議会の皆様の研修旅行が行われ、私も同行させていただきました。
行き先は、神戸・大阪方面でした。神戸は30年前、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けましたので、その復興の様子などを見学させていただきましたが、災害の面影もないほど元気な街並みで、インバウンドであふれていました。

1月23日、下伊那南部地域公共交通対策協議会臨時総会が阿南町で開催されましたので出席しました。
売木発着のバス時刻を変更することなど原案どおり承認されました。

同日、天龍村農業委員会の新年会にご招待されましたので出席しました。
昨今の、資材費や燃料費などの高騰で農家の皆さんも大変な状況にあると思います。一方、消費者側も野菜価格の高騰などで家計も大きな影響を受けています。国レベルでの対応を図っていただきたいと思いますし、村としましても国などの動向を注視しながら適時適切に支援等を講じてまいりたいと思います。

1月24日、昨年10月に諮問した「定住促進事業検討会議」からの答申を受けました。
答申内容は「事業の継続」と「助成内容の見直し」であります。
委員としてご参加いただいた皆様に感謝申し上げますとともに、答申内容を尊重して内容等を検討させていただきたいと思います。

同日、天龍村シニアクラブの新年会が行われご招待をいただきましたので出席しました。
会員数の減少が一番の悩みだというお話をお聞きしました。
シニアクラブへの勧誘等、村としても協力していきたいと思います。

同日、天龍村商工会の安全祈願祭並びに新年会が行われましたので出席しました。
過疎化、少子高齢化などにより消費者が減少するとともに、会員の減少や後継者不足など、課題が多いと思いますが、熊谷会長を中心に村経済界のリーダーとして村に元気を生んでいただくことを期待します。

1月25日、下伊那西南部地区及び豊根村の議員研修会及び職員研修会が下條村で開催されました。
今回の研修会は、 G72代表の有馬氏、石巻市の会計管理者鈴木氏、南三陸町南三陸311メモリアルホール顧問の高橋氏、G72事務局チーフの秋山氏による防災研修会〜東日本大震災現場職員の経験を今後に活かす課題と具体的な解決方法〜と題してご講演いただきました。
東日本大震災を経験された生の体験談を聞き、防災への意識をより高める機会となり、大変参考になりました。

1月27日、三遠南信サミット2025in東三河が豊橋市で開催されましたので出席しました。
今回のサミットテーマは「地域の強靭化を考える〜連携の再認識〜」と題し、3つの分科会で意見交換をしました。
私は、多様な主体で取り組む「広域的な共助」について話し合う分科会に割り当てられ、その中で村の現状から共助自体が困難な地域や家庭もあり、どうしても公助が欠かせないこと。更に、自治体同士の共助も大事だが民間企業などとの共助も重要だという趣旨の発言をさせていただきました。
ちなみに、会場で法政大学の高柳教授にお行き会いすることができましたし、日本防災士会長野県支部南信ブロック長の上野さん(天龍村にご縁のあります)とも面会させていただきました。

1月29日、定例の課長会議を開催しました。
同日、飯田信用金庫の林常務さんらが来庁され、南信濃支店へのグループ制度導入について説明をいただきました。
4月から南信濃支店が、現行の阿南支店グループに加わることになるそうで、天龍支店の営業体制は変わらないということでした。

同日、下伊那南部地域の医療について、岩本飯田保健福祉事務所長、県立病院機構本田理事長、田中阿南病院長、南部5町村長と懇談をさせていただきました。
この地域の将来にわたっての医療提供体制について意見交換させていただきましたが、大事なのは互いにミュニケーションを取り合いながら話し合いを続けることが重要だと感じました。

同日、天龍学校PTAの保護者の皆様と懇談をさせていただきました。
学校施設の環境整備に関すること、サマータイムのプログラムに関することなどのご要望をお聞きしました。
改善できる点があれば改善するよう教育委員会とよく協議をし、結論を出したいと思います。

1月30日、下伊那南部建設事務所にお願いし、現在施工中の国道418号天竜川橋の橋脚工事現場を視察させてもらいました。
今年度からニューマチックケーソン工法という工法により施工が行われていますが、どのような工法なのか現場にて施工業者の北野建設㈱さんから丁寧に教えていただきました。
この工法は、水の侵入を空気の圧力によって防ぐ原理を応用しており、天竜川の水量や流れにも関係なく施工できる工法であることを理解いたしました。
ちなみに、橋脚の長さ(地中のみ)は約24.3m。地上部分は約13mだそうです。事業費は約8億円。令和8年7月の完成を目指しているとのことです。
安全に工事が進むことを期待します。

同日、天竜川上流河川事務所長との意見交換会が下條村で行われましたので出席しました。

1月31日、令和7年度当初予算の査定を行いました。
限られた財源の中、村民の皆様とお約束してきた事業を確実に実施するとともに、無駄を省きより効果が生まれる予算となるよう編成していきたいと思います。

1月前半の出来事など

1月1日、「年賀郵便元旦配達出発式」が平岡郵便局で行われましたので出席させていただきました。
郵便局の職員の皆さんには、日頃より郵便を通じて村民の見守りや道路の損傷個所の報告などを行っていただいており改めて感謝申し上げたいと思います。
出発式では松岡平岡郵便局長や熊谷神原郵便局長のあいさつ等があり、その後、栄養ドリンクで乾杯し、それぞれの担当地区に向け出発しました。
今年の年賀状は、昨年比約68%だそうで、大きく減少したとのお話をお聞きしました。
郵便料金の値上がりやインターネットの普及等が原因ではないかとのことですが、年賀状は日本古来からの元旦の風物詩でもあります。そうした意味で心のこもった年賀状も沢山あるかと思いますので、交通安全には十分気を付けていただきながら、どうか確実にお届けいただきたいとお願いしました。

1月2日、天龍温泉おきよめの湯が令和7年の営業をスタートしました。
皆様のご愛顧いただき、昨年11月に30周年を迎えたおきよめの湯は、日帰り温泉ランキングでも昨年1位をいただいた温泉であります。
泉質もツルツルで身体の芯から温まるとの評判をいただいてもいます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月3日、令和7年の龍泉閣の営業が始まりました。
龍泉閣は、JR飯田線平岡駅に併設されたステーションホテルで、お風呂のお湯はおきよめの湯から運んでいます。
また、村内に数少ない宿泊施設でもあり、食事処でもあります。
今日は、今年初めての職員会が行われ、私から職員の皆さんに今年も健全経営に向けご尽力いただきたいことをお願いしました。
皆様におかれましても、本年もどうぞよろしくお願い申し上げますとともに、引き続きのご愛顧をお願いいたします。

同日、天龍村の霜月神楽の一つ「向方おきよめ祭り」が行われました。
今年は比較的穏やかな天候に恵まれたせいもあって、大勢の皆さんが神社に集まっていました。
人口減少、高齢化等により、こうした伝統行事を守ることすら難しくなっていく中、この向方おきよめ祭りはこの地域とのつながりを持った都会の皆さんが大勢ご協力くださり、舞手や裏方等として参加しておりました。

1月4日、坂部の冬まつりが行われました。
3つの霜月神楽の中でも夜を徹して行われるのは、今はこの坂部だけです。
県内外から多くのファンが見学に来られていました。

1月5日、大河内池大神社例祭が行われました。
この祭りは霜月神楽の最後を飾ります。
お祭りの担い手も少なくなっていく中、この地区では三十数年前から田楽座の皆さんが毎年お手伝いに来られています。

1月6日、役場の仕事始めです。詳細については別に掲載しています。

1月7日、山村留学を希望する家族との面談(web)で行いました。
天龍村では2年前から家族で留学を希望する方、またはお孫さんが留学を希望する方の受け入れを行っており、現在、4家庭6名が天龍村の小中学校で学んでいます。
今回面会したご家族は、来年度から新たに留学を希望される方です。村を気に入って来てくれるとありがたいです。

1月9日、下伊那の町村長が東京大学大学院の瀬田准教授と「リニア新幹線開業に向けた南信州地域の振興について」と題し、意見交換をさせていただきました。
リニア開業が遅れる中で、地域の盛り上がりはいまひとつ。長野県駅周辺の地域づくりもどのように進めていくか大きな課題となっています。

同日、長野県町村会町村長会議が東京都内で行われましたので出席しました。
総務省の大沢自治財政局長の「令和7年度地方財政対策について」、スポーツ庁の大川スポーツ課長の「部活動の地域連携・地域移行と地域スポーツ・文化芸術環境の整備について」、キャノングローバル戦略研究所の瀬口研究主幹の「混沌とした世界秩序と日本人の歴史的使命」と題した施策説明や講演聞かせてもらいました。

1月11日、令和7年天龍村消防団出初式が天龍村文化センターなんでも館で挙行されました。
今季最強の寒波により、非常に寒い一日でしたが、国会議員はじめ多くのご来賓のご臨席をいただく中、厳粛かつ盛大に行われました。
天龍村は、現在5年以上無火災が続いています。今年も消防団の活動などにより、平穏な一年であることを願います。

1月12日、新春恒例の第11回天龍寄席を開催しました。
当日は雪も降る寒い日となりましたが、村内外から多くの皆さんにご来場いただき盛大に開催できました。
今回の噺家さんは、笑点でお馴染みの林家たい平師匠、飯田市出身の橘家圓十郎さん、マジックのカズ・カタヤマさん、たい平師匠のお弟子さんで林家さく平さんの4名でした。たい平師匠は、流石人気落語家さんだけあり、会場内が終始笑いが絶えませんでした。
健康には笑うことが良いと言われていますので、この天龍寄席のように今年一年が笑いが絶えない年となるよう願ってます。

1月14日、来年度採用予定の地域おこし協力隊希望者との面接を行いました。
希望を持って天龍村で活躍されることを期待したいと思います。

同日、天龍村観光協会から竜峡小梅の開花宣言が発出されました。
昨年より3日早い開花となります。
2月開催予定の天龍梅花駅伝大会に花を添えてくれると思います。

2025年(令和7年)の仕事始め

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

1月6日は、役場の仕事始めです。
仕事始めに当たり、令和6年度事業を確実に実施することと令和7年度事業を村民の皆様のためにしっかり取り組んでいくことをお約束させていただきたいと思います。

本年が皆様にとりまして素晴らしい年になることをご祈念申し上げます。

また、仕事始めに際し、職員に皆さんに「これからリニア・三遠南信の時代を迎え大きく様変わりすることが予想される時代でもあり、そうした中持続可能な村づくりへ不変の思いをもって自らの知恵や工夫でこの人口減少時代という最大の難局を突破していかなければなりません。それには、村の先頭となって引っ張る職員の皆さんのお力が絶対的に必要になってまいりますので、どうかそういう思いをみんなで共有して今年は取り組んでまいりましょう。」とお話させていただきました。

最後に、今年1年の天龍村の安寧と村民の皆様のご多幸を祈念してダルマの目入れをしました。