天龍村総合体育施設しゅん工式を挙行

3月25日、宮下一郎衆議院議員始め県議会議員、南信教育事務所長ほか大勢のご来賓の皆様のご臨席をいただく中で、天龍村総合体育施設のしゅん工式を行いました。
この総合体育施設建設工事は、耐震化がなされていなかった天龍小学校体育館と村民体育館のあり方について、平成28年より検討委員会を立ち上げ、PTAや公民館をはじめ関係する皆様のご意見をお伺いする中で議論を重ね、さらに、それを引き継いだ「総合体育施設建設検討委員会」において、細部についてご検討をいただいてきたものです。その結果、新しい総合体育施設は、学校教育施設、社会教育施設、災害避難施設のそれぞれの機能を備えた複合型施設が望ましいとし、小学校の敷地内の安全な場所に建設するよう答申をいただいたところです。
村では、この答申を尊重しながら建設に向けての準備を進める一方で、児童・生徒数の減少に伴う「小中学校のあり方」についても同時期に検討を重ねてきたところ、将来的には小中併設校にて学校運営を行っていくことが最良との結論に至ったため、小学校校舎の増改築整備と合わせた一体的な事業として推進していくことといたしました。
こうして進めてきました総合体育施設建設工事も、無事しゅん工式を迎えることができましたのもひとえに、ご来賓の皆様はじめ、施設の建設にご理解をいただきました地元地区の皆様、設計業者様並びに施工業者様など、関係する全ての皆様のご理解とご協力の賜と、心より感謝申し上げる次第であります。
当施設は、村の木材をふんだんに使用しており、かつての小学校の木造体育館を彷彿させる天井の梁や一階ロビーに設置したヒノキ柱のモニュメントは、村の誇りとして後世まで引き継がれることと思います。また、東京オリンピック・パラリンピックのレガシーとしてオリンピック関連施設で使用された木材も再利用しておりますし、根羽村と川上村と共同で製作したベンチも備え付けております。さらには、当施設のために飯田美術博物館館長の滝沢具幸様から貴重な絵画「月沼」をご寄贈いただき、1階の玄関正面に飾らせていただいております。誠にありがとうございました。
今後、村としましては、更に太陽光発電設備を整備し、蓄電施設を備えた防災拠点として有事の際には有効活用を図ってまいりたいと考えています。また、この施設が村のランドマークとして、学校教育活動のみならず地域の活動やスポーツ振興を図るため、多くの村民の皆様にご利用いただけるよう努めてまいりますとともに、来年度整備予定の校舎棟との一体性を図りながら、それぞれの機能が十分発揮できるよう努めてまいりたいと考えているところです。

施設の概要は、鉄筋コンクリート造 2階建て 床面積1階1,153.49㎡ 2階194.32㎡
1階:アリーナ(バスケットボール2面、バレーボール2面、バドミントン3面、テニス1面、フットサル1面)ほか
2階:会議・学習室、多目的ホール、倉庫
設計監理業者:(株)鈴木建築設計事務所
施工業者:神稲建設(株)
事業費:建設工事 641,982千円、備品整備 6,292千円、設計監理委託 22,770千円、地質調査委託 1,155千円、旧施設解体関係費用 38,940千円 合計 711,139千円
財源内訳:学校施設環境改善交付金 114,898千円、過疎対策事業債 585,300千円、一般財源 10,941千円

3月中旬の出来事など

3月16日、長野大学の相川先生、滋賀県立大学の丸山先生、高梨先生による「都市と農山村のつながりに関する研究」成果報告会が行われました。相川先生、丸山先生は山村福祉研究会・南信班として2014年から天龍村に入り、アンケートなどを通じて調査研究を進めてこられました。
調査の目的は、高齢化と人口減少が進行する中、農山村の高齢住民の生活環境をどのように維持していくのかが大きな課題となっている状況で、都市に出た子や兄弟が農山村に残った家族と保っている「つながり」を始め、都市との様々な関係性などを調べること。また、進学や就職で地元を離れ、都市部で暮らす方々(他出家族)が故郷で暮らす家族や親せきとどのような関係性を保っているのか、さらには役場職員へのアンケートを実施し村職員がどのような想いをもっているのかなどを調べることでした。
調査の結果、他出家族は頻繁に帰郷しており、また村への愛着が強いことがなどから村民と外に暮らす方々との「つながり」は天龍村にとって大きな財産になり、これを今後どう活かすかが重要だなどの報告がありました。
今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

3月17日、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。会議の途中で南信州ご当地ナンバー創設推進協議会が開催され、2回目の住民アンケートの結果、「南信州」ナンバーを導入することが決定しました。今後は図柄の選定などを行い、国などへ申請する予定です。

同日、長土連下伊那支部協議会が開催され出席しました。令和4年度事業報告などが承認されました。

3月18日、地域おこし協力隊、集落支援員による令和4年度の活動報告が行われました。それぞれの隊員がコロナ禍ではありましたが、目的意識をもって活動してくれた様子が大変良く伺えました。来年度も今年度以上の活躍を期待します。

3月19日、小池清県議の南部地区決起集会が阿南町で行われましたので出席しました。
来る県議選には、是非頑張っていただいて6選を果たしていただきたいと思います。

3月20日、中学生海外研修の出発式が行われました。コロナの影響で3年ぶりになるこの事業、中学生全員と中学生時代参加できなかった高校1年生も参加し、24日までのプログラムでグアムへ行ってきます。語学研修、平和学習、異文化学習など様々な経験をしてきてもらいたいと思います。

3月22日、えごま講習会が開かれ、生産者の皆さんや地域の皆さんなど大勢の方が参加されました。
4年以上続く天龍村のえごまプロジェクトですが、年々生産者や収穫量も増え、村の特産品にもなりつつあります。えごまが健康に良いこと、えごま栽培によって遊休荒廃地の防止につながること、生産者同士の交流が深まることなど、このプロジェクトによって非常に良い効果を生み出しています。ちなみに、令和4年度全国えごまサミットで天龍村のえごまが粒の部門で優勝、油の部門で3位を受賞したそうです。
今後も品質の良いえごまを栽培していただくことをお願いしたいと思います。

3月23日、産業振興に係る調査研究プロジェクト報告会が行われました。
4年目を迎えるこのプロジェクト、農産物継承、森林資源活用、観光ブランディング、福祉の4つをテーマとして村職員がそれぞれに分かれ研究してきたものを発表していただきました。村職員として、村が抱える課題を真剣に考え研究を深めてきたことに対し感謝申し上げたいと思います。また、チームによっては実際に事業化したものもあり、それなりの成果が伺うことができました。引き続いて調査研究を深めてくれることを期待します。

同日、天龍みどりの少年団育成会総会が行われました。令和4年度事業などが審議され全て承認されました。新型コロナの影響で飯伊地区の交流集会が中止となったり、天候の影響で間伐体験ができませんでしたが、恒例のブッポウソウの保護活動や田植え、お茶摘みなどは予定どおり行うことができました。指導員他関係の皆様方のご協力に感謝申し上げます。

3月24日、天龍保育園の卒園式を行いました。今年度は4名が卒園となり、4月からは小学1年生になります。卒園生からは小学校に行ったら「算数を頑張る」「音楽を頑張る」「体育を頑張る」など元気いっぱいに目標を話してくれました。
皆さん頑張ってください。

3月前半の出来事など

3月1日、「竜峡会」(飯田下伊那出身の県職員の皆様方で組織する会)が長野市で開催され、ご招待いただきましたので出席しました。
現在の会長は、私の高校時代の同級生で、県産業労働部長をお務めになっている林部長です。私が職員時代から大変お世話になっている方です。大変楽しい時間をありがとうございました。
飯伊出身の県職員の皆さんの益々のご活躍をご祈念申し上げます。

3月3日、令和5年天龍村議会第1回定例会を開会し、13日までの11日間の会期で各議案等の審議を行っていただきます。
私からは、条例案件9件、令和4年度補正予算案件5件、令和5年度当初予算案件7件、人事案件1件、その他案件1件の議案等を提出いたしました。

3月4日、小池清長野県議会議員の後援会事務所開きが行われ、ご案内をいただきましたので出席しました。4月に行われる選挙には、地元のベテラン議員として是非頑張っていただきたいと思います。

3月5日、早川大地後援会の飯田下伊那の未来をひらく会が行われ、ご案内をいただきましたので出席しました。4月行われる選挙では若い力で是非頑張っていただきたいと思います。

3月6日、天龍みどりの少年団総会が行われましたので出席しました。
今年度はブッポウソウの保護活動や米作り、天ピカ活動など多くの活動をしてきました。式中には5年生から4年生以下の後輩への団旗が引き渡される場面もあり、活動も次の世代へ交代していくことになります。少ない団員数ですが頑張ってください。

3月7日、長野財務事務所長が来庁され、懇談をさせていただきました。
主に、今年度村が実施している事業について説明をさせていただきました。

3月8日、議会全員協議会を開催し、来年度当初予算の説明を行いました。例年、本議会のみの審議であったため、私の方から議長に「議会改革の一歩としても、こういう予算の説明を聞く機会を設けたらいかがですか」と打診したところ、議会でも早速お願いしたいということになり実現したものです。

3月9日、天龍村空家対策協議会を開催しました。今年度、専門部会において30件の空き家調査を行ったところ、危険度大と判定されたのが1件、危険度中が1件、小が28件でした。危険度大と診断された物件は早速「特定空き家」として認定され、所定の手続きをとることになりました。

3月13日、令和5年天龍村議会第1回定例会が再開され、村側が提出した議案等について全て原案どおり可決いただきました。小中併設に向けた整備事業など大きな予算を伴うものもあります。予定どおり完了するよう、今から準備を進めてまいりたいと思います。

3月14日、保育所のお別れ給食会が行われました。
年長児は4名で、4月からは小学1年生です。結構なボリュームでしたが、みんな元気で残さず食べていました。

同日、国保運営協議会と介護保険懇話会を開催しました。高齢化が進む中、それぞれの運営が厳しくなり財政的にも大変な状況になってきています。委員の皆さんから貴重なご意見等をいただき安定運営に心がけていきたいと思います。

同日、天龍村総合体育施設整備事業のしゅん工検査を行いました。資材調達や作業員確保など大変ご苦労をされながら、予定どおり完成させていただいた業者の皆さんに改めて感謝申し上げます。
しゅん工式を3月25日、翌26日に一般内覧会を開催します。よろしかったら、ご来館ください。

3月15日、天龍中学校の卒業式が行われました。
雲一つない晴天に恵まれ、校庭のソメイヨシノもつぼみが膨らみかけ、春の訪れを感じる日となりました。
そのような中、今年度は6名の卒業生が巣立っていきました。
この学年は、入学時からコロナ禍に翻弄され、各種学校行事があたりあえに行うことができず、やるせない思いが多く募った学年でもありました。
しかし、卒業生それぞれからは、コロナ禍でもくじけずに活動できたことは、両親、家族、先生、仲間、地域の皆さんに支えられたからだという話があり、今日を迎えることができたことへの感謝の言葉が多く聞かれ、すごい子供たちだなあと関心させられました。
私からは、Adoさんの「新時代」という歌の歌詞にある”この世とメタモルフォーゼ(変身)しようぜ”を引用し、「新しい生活が始まる卒業生がメタモルフォーゼすることを期待しています」とエールを送りました。
ご卒業おめでとうございました。

ただ、残念なことに今年度小学校の卒業生がいないことから、小学校では卒業式が行われませんでした。
天龍村の歴史の中で初めての事です。

2月後半の出来事など

2月17日、天龍村特別職報酬等審議会からの答申をいただきました。
この審議会は、村長他特別職の給料と議会議員の報酬額について適正かどうかご意見をいただいているもので、村長の諮問機関でもあります。特に喫緊の課題として議員等のなり手不足解消に報酬額の見直しが話題にもなっているところでございます。
今回の答申の内容については、村長については引き上げ、その他の特別職、議員については据え置きという結果でありました。私に対して過分なる評価をいただき感謝申し上げます。しかし、ここ数年、大型事業も続き村の財政も多額の支出が続いていることから、折角いただいた答申ではありますが、現状のまま据え置かせていただくことにいたしました。
委員の皆様にはご審議にご理解ご協力いただき感謝申し上げます。

2月19日、第52回天龍梅花駅伝を開催しました。
生憎の天候ではありましたが、村内外から大勢のチームにご参加いただき、盛大に開催することができました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。また、招待チームとして現役の高校生最強クラスの佐久長聖高校駅伝部にご参加いただき、大会に華を添えていただきました。
結果は、佐久長聖高校がダントツの優勝でした。高見沢監督始め選手の皆さん、ありがとうございました。
今回は新型コロナの影響で、3年ぶりの開催ということもあり、コロナ対策もしっかり行いながら、安全には気をつけて運営しました。お陰様で、事故や怪我等もなく終えることができました。伝統あるこの大会を開催できますのも、村民の皆様始め大勢の皆様のご協力があってからこそだと思っています。本当にありがとうございました。
来年も今年以上に盛大に開催したいと思っていますので、よろしくお願いします。
なお、我が役場チームも若手職員が良く頑張り、ゴールしてくれました。お疲れ様でした。

2月20日、天龍村警察官駐在所連絡協議会が3年ぶりに開催されました。
阿南警察署から板倉交通課長さんがお見えになり、溝口駐在所長さんとともに阿南署管内を含めた長野県内の最近の治安状況等についてご説明いただきました。その後、委員の皆さんからご意見やご要望が数多く出され有意義な会議となりました。
ただ、今年度末の異動により阿南警察署長、次長、総務課長、交通課長のトップ4が退職又は交代されるそうです。それぞれの皆さんには大変お世話になりました。

2月21日、南信州東部軸道路整備促進期成同盟会設立総会が行われましたので出席しました。
この同盟会は、南信州広域連合が策定した「広域的な幹線道路網構想及び計画」の中で東部軸に位置付けられた県道など5つの路線を一体的に整備促進するために発足したものであります。これに伴い、既存の同盟会については、休会又は解散することになり、天龍村が関係する主要地方道飯田富山佐久間線改良促進期成同盟会及び県道上飯田線改良促進期成同盟会につきましては解散する予定であります。また、下伊那南部地区主要地方道飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会につきましては、今後会議を開催して決定していきたいと考えております。
いずれにしましても、組織は大きくなりましても、要望内容には変わりはございません。むしろ、より多くのメンバーで要望することによって効果が表れることを期待したいと思います。どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。

2月22日、保育所の卒園記念写真撮影会が行われました。
来年度小学1年生になる松組さんは、とても元気で仲が良く礼儀も正しく、下級生の見本として動いていました。思い出に残る記念写真になると思います。

同日、NTTユーザ協会南信ブロック懇話会が飯田市で行われましたので出席しました。
前半はNTTグループの茂谷NTT東日本長野支店長と佐々木NTTドコモ長野支店長との意見交換会があり、各支店長から今後に向けての講話等を聴かせていただきました。後半は、フリーアナウンサーの八木早希さんの「言葉は心をつなぐもの」と題した講演があり聴講させていただきました。

2月24日、下伊那南部総合事務組合理事者会及び定例議会が阿南町で開催されましたので出席しました。来年度予算などが審議され、原案どおり可決されました。

2月27日、セイノーホールディングス株式会社様及び株式会社エアロネクスト様などのご協力をいただく中で、新スマート物流の構築に向けたドローンによる日用品、支援物資搬送実証実験出発式を行いました。
この実証実験は、村が実施しております買い物支援対策に興味を持っていただいたセイノーホールディングス株式会社様からご提案いただいたもので、起伏が激しく集落が散在する天龍村の地形において、平時における買い物支援策として有効であると考えますし、災害など有事の際の支援物資の搬送にも大変期待できるものと考えます。セイノーホールディングス株式会社によりますと、このようなドローンによる物資の搬送は、すでに山梨県小菅村など全国5か所で実施しておりますし、実証実験は長野県では天龍村が初めてで、全国でも20件目だとのことでございます。今後は、こうした実証実験を重ねながら、実用化に向けた検討を行ってまいりたいと考えています。

同日、多子世帯支援給付金贈呈式を開催しました。
この事業は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などにより家計に大きな影響を及ぼしている現状の中、特に多子世帯の皆さんを支援したいとして村単独で実施したものです。
村内の3人以上のお子さん(18歳未満)がいらっしゃる9世帯の皆さんに給付金を贈呈させていただきました。
子育てにお役立ていただければと思います。

2月28日、広域連合議会が飯田市で開催されましたので出席しました。令和5年度予算などが原案どおり可決されました。

2月前半の出来事など

2月1日、令和5年第1回天龍村議会臨時会を開催しました。
今回提出した案件は、「令和4年度天龍村総合体育施設建設工事の変更請負契約」についてで、工事の請負金額が50,000千円以上となることから議会の議決をいただきました。併せて、電気料金などの高騰に伴い公共施設の光熱費に不足が見込まれるため予算の追加をお願いするものでした。全て原案どおり可決いただきました。

2月2日、天龍梅花駅伝開催に当たりご協力をお願いする近隣自治体や各種機関、事業所などにお邪魔させていただき協力依頼をさせていただきました。いずれも快く引き受けてくださいました。成功裏に終えることができますようよろしくお願いします。

同日、満島屋に関して社長さんと懇談をさせていただきました。経営的には厳しい面もあるとのお話もいただき、今後村からの支援も必要となってくるかと思います。

2月6日、天龍村特別職報酬等審議会を開催し、村長ほか3役の給料と議会議員の報酬等についてご協議いただきました。

2月7日、長野県茶振興協議会総会が南木曽町で行われましたので出席しました。
主に令和4年度の事業報告や令和5年度の事業計画をご協議いただきました。また、従来の取り組みに加え、新たに茶文化の継承と茶畑の景観維持を支援する事業も進めていくことが確認されました。

2月8日、天龍村社会就労センターあり方検討委員会(村松克一委員長)からの答申がありました。
昨年8月に開催してから4回の会議を重ね検討してきていただき、最終的には利用者が大幅に減少していることや建物の老朽化が進行していることなどから、現状のまま維持していくのは困難とし、近隣市町村に受け入れについて依頼するよう提案をいただきました。村としましては、この答申を踏まえ、今一度検討し道筋をつけたいと考えています。

2月9日、飯伊森林組合理事会が行われましたので出席しました。

2月10日、三遠南信道路建設促進南信地域期成同盟会及びリニア中央新幹線建設促進飯伊地区同盟会の総会が飯田市で行われましたので出席しました。

同日、新型コロナウイルス感染症に関し、長野県の医療特別警報が解除されました。
また、南岸低気圧の影響により全国的に大雪となり役場でも十数センチの積雪を記録し、駅伝の開催が心配されました。

2月11日、公明党時局講演会が飯田市でありご案内をいただきましたので出席しました。前国土交通大臣石井啓一先生もお見えになりご挨拶をさせていただきました。

2月13日、地域公共交通会議及び福祉有償運送協議会を開催しました。
かねてから村民の皆様からご要望のありました阿南病院までのバス運行について、令和5年5月頃から実証実験を行うことにしました。その後、利用状況等を見ながら本格運用するかどうか検討していきたいと考えています。

同日、郵便局とのまちづくり協議会が行われましたので出席しました。郵便局からは平岡、神原両局長、地方創生推進責任者の長澤旦開郵便局長、信越支社澤柳調整役が参加され、包括連携協定に関する取り組みについて説明や事例紹介等がなされました。村からは私と会計管理者、総務課長が参加し、郵便局の職員の皆様に対する日頃からの活動に対してのお礼と現在村が行っている各種事業等に対して協力をお願いしたい旨をお伝えいたしました。

2月14日、阿南病院を訪問し、来年度からの天龍村国保診療所の診療体制について協力依頼をしてきました。田中院長からは特に問題等なくご理解いただけました。

2月15日、長野県町村会定期総会が長野市で行われましたので出席しました。来年度の事業計画等について協議しました。総会終了後、阿部知事がお見えになり次年度の県の事業について若干の説明がありました。

その後、南信地域町村交通災害共済組合定例議会が行われ、次年度の事業計画等が原案どおり可決されました。

また、その後において、下伊那山林協会として長野県林務部吉澤部長に対し提言活動を行いました。

2月16日、町村会、広域連合会議が行われましたので出席しました。
特に広域連合会議ではご当地ナンバープレート導入に関してのアンケート調査結果がまとまりつつあるとのことで、導入に賛成の意見が多いため、その方向で進めていくことが確認されました。

また同日、下伊那郡土木技術センター組合議会と下伊那土木振興会総会が行われましたので出席しました。

2月17日、小池建設鶯巣社長様から福島トンネルの貫通石をいただきました。縁起の良い石として大事にさせていただきます。ありがとうございました。

1月後半の出来事

1月19日、天龍保育所の新年会が行われましたので出席しました。新年あいさつを求められましたので、私から子供たちに向け「お正月に何をしましたか?何が楽しかったですか?」などの質問をしましたところ『お餅をたくさん食べてよかった』『お年玉をたくさんもらった』などの回答がありました。とても微笑ましく感じました。今年も元気で登園してくれることを願います。

同日、PTAの皆さんとの懇談会を行いました。「コロナ禍で制約が多い中、学校側もタブレットを有効に活用しての家庭学習を行うなど、工夫をしながら勉強してくれている様子が伺え感謝している。」とか「学校行事が計画どおり開催できることを願っている。」などのご意見をいただきました。また、PTA作業に関する要望や家庭学習でのwi-fi環境の助成などの要望をいただきました。検討したいと思います。

1月20日、天龍村商工会新年会が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。商工会の皆様には、今年も村の経済活動の中心として益々ご活躍されますことをお願い申し上げます。

1月25日、中学校でふるさとタイム報告会が開催され、その後村長との懇談会が行われました。報告会では中学生それぞれが1年間学習してきた成果を発表してくれました。村の伝統文化を継承していくことの大切さや観光により多くの人を村に呼び込むこと、ごみを減らすための提案など様々な角度から報告がなされました。私からは感想として「1年間かけて村の事をよく勉強したことに感謝申し上げ、さらにやる気が出るには皆さんからの提案等が現実のものになることだと思う。」として「それぞれの提案ができるかどうか検討してみたい」と回答させてもらいました。
その後の懇談会では「村内に公園を整備してもらいたい」「併設後の現中学校や村民体育館の後利用についての提案」「お祭り、行事のPR」「道路整備」などのご意見やご提案をいただきました。私からはそれぞれの意見等についてできるだけわかりやすく回答させていただきました。
中学生の村を思う気持ちが伝わってきたとても有意義な時間でした。

同日、向方地区に建設する予定の定住促進単身用住宅建設事業のプロポーザル審査会が行われました。業者の皆さんから素晴らしい提案をいただきましたので、早期完成できるよう努めてまいりたいと思います。

1月26日、下伊那西南部地区議員研修会が阿南町で行われましたので出席しました。研修会の前に「県立阿智高校と阿南高校の存続について」議員提案があり、地域校の存続として両校ともが存続できるよう連携を強めていくことが確認されました。その後の研修会では南信州地域振興局の内田副局長による「三遠南信自動車道・リニア開通を見据えた観光振興について」と題した講演がありました。

1月27日、今年初めての農業委員会が開催されましたので、今年も農業振興のためにご尽力をお願いしたいとをごあいさつさせていただきました。

1月25日からつづく今季最強寒波の影響により、村内各地で水道管の凍結等が発生し、断水となっている地域がでました。早期復旧に向け全力で取り組みます。

1月前半の出来事

1月1日、「年賀郵便元旦配達出発式」が平岡郵便局で行われましたので出席させていただきました。郵便局の職員の皆さんには、日頃より郵便を通じて村民の見守りや道路の損傷個所の報告などを行っていただいており改めて感謝申し上げたいと思います。
出発式では松岡平岡郵便局長や熊谷神原郵便局長のあいさつ等があり、その後、栄養ドリンクで乾杯し、それぞれの担当地区に向け出発して行かれました。
今年の年賀状は、昨年比約94.2%だそうで、少し減少したとのお話をお聞きしました。インターネットの普及等が原因ではないかとのことですが、年賀状は日本古来からの元旦の風物詩でもあります。そうした意味で心のこもった年賀状も沢山あるかと思いますので、交通安全には十分気を付けていただきながら、どうか確実にお届けいただきたいとお願いしました。

1月2日、天龍温泉おきよめの湯が令和5年の営業を開始しました。
今年の正月は比較的穏やかな天候に恵まれており、降雪の心配も今のところございません。職員一同皆様のご来館を心よりお待ちしております。

1月3日、龍泉閣の営業がスタートしました。
今月から月曜日も営業しますのでどうぞご利用願います。本年もよろしくお願いいたします。

同日、天龍村の霜月神楽の一つ「向方おきよめ祭り」が行われました。
今年は比較的穏やかな天候に恵まれたせいもあって、大勢の皆さんが神社に集まっていました。
また、後継者不足からこうした伝統芸能を継承することが困難になっている中、この向方おきよめ祭りはこの地域とのつながりを持った都会の皆さんが大勢ご協力くださり、舞手や裏方等として参加しておりました。今年のおきよめ祭りは例年以上ににぎやかさを感じました。

1月4日、仕事始めです。
今年も天龍村が災害のない平穏な1年となるよう祈念したいと思います。
併せて、卯年でもありますので、飛躍する年にしたいと思います。皆様のご協力をお願いいたします。

1月7日、天龍村消防団出初式が行われました。
国会議員始め大勢のご来賓にご臨席いただく中、盛大に開催されました。現在2年以上無火災が続いております。上野団長中心にさらにこの無火災が続くことをお願いいたします。

1月10日、天龍農林業公社の仕事始めでした。遊休荒廃地防止に向け努力したいと思います。

1月12日、県町村会町村長会議が全国町村会館で行われましたので出席しました。
総務省自治財政局長や環境省大臣官房地域脱炭素事業推進課長から国の施策等の説明を受けました。人口減少時代にあって、よりデジタル化を推進していくことの重要性を認識させられたり、地球温暖化防止に向けた取り組みが必要であったりなど、改めて勉強させられました。

1月14日、宮下一郎後援会新年総会のご案内をいただきましたので出席しました。宮下先生には日頃から当伊那谷の発展に向けご尽力をいただいております。引き続きのご支援をお願いしたいと思います。

1月15日、新春恒例の第9回天龍寄席が開催されました。
今年は、橘家圓十郎さん、春風亭柳朝さん、立川志ら門さん、三遊亭楽八さん、ストレート松浦さん、落語家らむ音さんをお招きして落語やジャグリングなどをご披露いただくほか、大喜利を行っていただきました。多くの皆さんにご参加いただき初笑いを楽しむことができました。

1月16日、自治センター組合及び総合事務組合の議会があり出席しました。その後、町村会、広域連合会議もありともに出席しました。

1月17日、例月出納検査がありました。今年初めてということもあり、令和5年も厳しい目で監査をお願いしたいと思います。

同日、JR飯田線の歴史パネル完成式を龍泉閣で開催しました。
この歴史パネルは、飯田線の前身となる三信鉄道が運営していました天竜峡駅から三河川合駅までの区間を写真を交え解説したもので、以前なんでも館で展示していたものをモデルとして、県の元気づくり支援金を活用して作成したものです。
リニア時代を迎えるにあたり、飯田線の利活用も重要となってきますので、そうした意味でもこの歴史を振り返ることができるパネルは新たな観光スポットにもなると思いますし、村の子供たちにも村の誇りとして引き継いでいけるものだと考えています。
どうか天龍村にお越しの際はお立ち寄りください。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません

1月5日、私事ではありますが、新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。

村民の皆様に感染防止対策等をお願いする立場にあって、自分自身の危機管理が徹底できなかったことを深く反省しています。
新年早々、各種行事等が控えている中、大勢の皆様にご迷惑をおかけることになり大変申し訳ございません。

経緯につきましては、年末年始を利用して息子家族が12/29~1/1の間、帰省をしていました。
その後、息子と嫁に発熱があったため4日に県の無料検査キットを使って検査したところ、陽性の反応がありました。
ちょうどお昼頃でした。
息子から連絡が入りましたので、すぐに役場から簡易検査キットをもらい、13時頃、家内とともに検査をしました。この時は2人とも陰性でした。

しかし、私は濃厚接触者にあたるため、午後予定していました新年のあいさつ回りや来庁者の対応を済ませ16時頃早退させていただきました。念のため阿南病院に連絡してPCR検査などの検査をしてもらえないかとお願いをしたところ、当直の医師が、発熱やのどの痛みなどの症状がないのであれば、明日(5日)市販の検査キットを使って検査してみたらどうかとのお奨めがありましたので、そうすることにしました。

5日、10時頃市販の医薬用検査キットを使用して検査したところ、陽性反応が出ました。(この時点でも熱やセキ、のどの痛みなどはありませんでした。)なお、私はワクチン接種を5回実施しています。(接種日は11月7日)また、家内は陰性でした。

早速、阿南病院や飯田保健所長に連絡させていただき、今後の対応と4日までに私が接触した皆さんへの感染の可能性についてお伺いしました。

今後の対応に関しては、長野県軽症者登録センターに登録をすること。重症化することがなければ、1月11日まで自宅療養をすること。をご指導いただきました。

他者への感染については、私の体内にあるウイルスが増えていない状態での接触なので、まず感染させていることはないだろうとのお話をいただきました。1日から4日にかけて私と接触された皆さんには、ご心配やご迷惑をおかけして申し訳ございません。

なお、5日から11日までの公務に関しましては、電話やメールなどを使って在宅勤務いたします。
年頭の各種行事出席がキャンセルとなり、多くの皆様にご迷惑をおかけすることになり、誠に申し訳ございません。
引き続き療養に専念し、万全の体調で公務復帰を目指してまいります。

2023年(令和5年)の仕事始め

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本日1月4日は、役場の仕事始めです。
仕事始めに当たり、令和4年度事業を確実に実施することと令和5年度事業を村民の皆様のためにしっかり取り組んでいくことをお約束させていただきたいと思います。

本年が皆様にとりまして素晴らしい年になることをご祈念申し上げます。

12月後半の出来事

12月15日、町村会、南信州広域連合会議がありましたので出席しました。広域会議ではリニア中央新幹線長野県駅周辺整備について模型を利用しての整備概要の説明がありました。リニア駅はJR、周辺の道路は県、エリア内は飯田市の負担となります。

12月16日、今年最後の例月出納検査が行われました。

同日、民生児童委員退職者感謝状の伝達式が行われました。今回、改選により2名の方がご退任されました。勤務の長短はありますが、住民と行政とのパイプ役として福祉行政にご尽力いただき感謝申し上げます。

同日、阿南安協天龍支部による年末交通安全運動街頭指導が行われました。恒例となっています「運転はみんな笑顔で柚子里愛」のメッセージが入った柚子を配りながら、交通安全の呼びかけを行いました。事故のない年末年始であるよう願っています。

12月19日、主要地方道飯田富山佐久間線改良促進期成同盟会による長野県建設部要望がありましたので出席しました。村の南北を縦貫する幹線道路で、通勤や通院など村民の皆様にとりましては「命の道」なので、早期の改良整備をお願いしたいと強く訴えてきました。

12月21日、リニア関係沿線市町村長とJR東海幹部との意見交換会がありましたので出席しました。工事の安全性と要対策土の活用、丁寧な住民説明、リニア開業時期などが意見として出されました。気になる開業時期については明確な発言はありませんでした。

同日、村内栄町の熊谷周文さんが役場玄関に立派な門松を飾ってくださいました。良い年が迎えられそうです。

12月22日、中央新幹線長野県駅新設安全祈願祭・起工式が飯田市で行われましたので出席しました。2026年度末までのビックプロジェクトとなります。併せて周辺整備も行われます。リニアによっていろんなことが変わります。

同日、農業委員会がありましたので出席しました。村内の農業行政にご尽力いただいておりますことに感謝申し上げ、引き続き後継者不足問題や遊休荒廃地問題についてお力添えをいただくようお願いしました。

12月23日、社会就労センターにて忘年会を兼ねた昼食会があり出席しました。寒い日が続いていますが元気で通所していただきたいことをお願いしました。

同日、国際ソロプチミスト飯田の皆さんからご寄付をいただきました。毎年ご寄付をいただいており心より感謝申し上げます。いただきましたご寄付は村行政のために役立たせていただきます。

221223150810203

12月27日、役場職員全員で大掃除を実施しました。1年間の汚れをキレイにとって新年を迎える準備ができました。

12月28日、仕事納めの日です。令和4年、今年も新型コロナウイル感染症に翻弄された1年となりました。加えてエネルギー価格や食料品などの物価高騰で家計への打撃も大きかった年でもありました。しかし、村全体では大きな災害や事件、事故等もなく平穏なうちに越年できそうで、なによりです。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。
来年もよい年であることを願います。みなさん良い年をお迎えください。

追伸、本日、岡本区村澤正勝さんのお孫さんが作成した「こども新聞」を届けてくださいました。
お孫さんは、安曇野市豊科北小6年の神谷知玖君で、新聞の名前は「元快集落新聞」です。
実際にこの夏に天龍村に来て取材してくれました。
「長寿に限界はない!」とても勇気づけられます。
天龍村の事を取り上げてくれて、ありがとうございました。