11月の出来事など

11月1日、長野県町村会の政務調査会・建設部会が長野市で開催され、県建設部への要望を行いました。町村会として全県的な要望に加え、個々の町村からの発言を許されましたので、私からは災害復旧はじめ県事業が着実に実施されていることに対するお礼と向方、戸口地区にみられる地すべり対策について、規模が大きいため県での施工をお願いしたい旨を要望しました。

11月2日、令和4年度第2回天龍村議会臨時議会を開会しました。今議会では物価高騰対策等に係る補正予算をご審議いただき、原案通り可決いただきました。燃料高騰対策として一人1万円の灯油等購入券の発行、事業者支援として電気代等の高騰対策などを盛り込みました。

同日、天龍村租税教育推進協議会総会を開催しました。令和4年度事業報告及び会計報告、令和5年度事業計画及び予算案を全会一致でご承認いただきました。総会終了後は、令和4年度税に関するポスター・作文コンクールの表彰式を行いました。小中学校の児童生徒もポスターや作文の制作を通じ、少しは税に対する関心を持ってくれたかと思います。

同日、第3回昇龍まつり実行委員会を開催し、内容の最終確認をいただきました。新型コロナの感染拡大が心配されますので、最終的な開催の可否については、正副実行委員長に委ねてもらうことになりました。

11月3日、宮下一郎飯伊市町村議員連盟臨時総会・自民党フォーラムが飯田市で行われましたので出席しました。特別講演として元防衛大臣の小野寺五典先生がご講演され、最近の軍事・防衛をめぐる国際情勢について詳しく話してくれました。

同日、おきよめ観光協議会の皆さんが、おきよめの湯で餅の販売を行ってくれました。当初は来館者と一緒に餅つきを行う予定でしたが、コロナ禍ということで、予定を変更し店頭販売に切り替えたものです。

11月4日、長野区の松下清治さんに対し、教育委員会委員の任命書交付をさせていただきました。松下さんには11月5日より3期目の教育委員をお願いするものです。今、村の教育は変革期に来ていますので重要案件も多い中、大変頼りになる委員さんです。どうかよろしくお願いします。

同日、阿南町役場において南部地区医療提供体制についての意見交換会が行われました。医師不足が叫ばれている中、5年後、10年後のこの地域の医療体制をどのように構築していくのかを今から検討していくというものです。

11月6日、美和ダムストックヤード完成式が伊那市で行われましたので出席しました。ダムに溜まった砂等を排砂するためにストックヤードを設けたもので、他に例のない先進的な施設であります。

11月7日、SKKの皆さんが役場職員にいも汁を提供してくださいました。暦の上では立冬を迎えましたし、朝晩の冷え込みが増す中、心も体もあったまるいも汁でした。ありがとうございました。

11月8日、長野県道路整備期成同盟会臨時会・講演会が東京で行われましたので出席しました。講師は国交省道路局国道技術課長(元長野県建設部長)の長谷川さんでした。

同日、GIGAスクールのオンライン研修会が天龍中学校を会場に行われました。1人1台のパソコンと高速ネットワークを活用しての授業は、天龍村のような小規模学校にとっては大変有意義なものだと思っています。先生方の準備等が大変だと思いますが、試行錯誤を繰り返しながらよりよいものにしていただけたらありがたいと思います。

11月9日、参議院議員の足立敏之先生の事務所にお邪魔し、下伊那南部地域の建設行政についてお力添えをお願いしてきました。

同日、安全・安心の道づくりを求める全国大会が東京で行われましたのでに出席しました。

11月11日、下伊那南部総合事務組合理事者会・定例議会が阿南町で行われましたので出席しました。

11月15日、全国治水砂防促進大会が東京で行われましたので出席しました。

同日、全国過疎地域連盟総会が行われましたので出席しました。

11月16日、愛知・長野県境域開発協議会による国交省・財務省・国会議員への要望活動が行われましたので参加しました。

同日、治水事業促進全国大会が行われましたので出席しました。

同日、令和4年度治山・林道コンクールの表彰式があり、天龍村の林道虫川新野峠線が維持管理部門で最高賞の農林大臣表彰に選ばれましたので、出席し受賞してきました。

同日、宮下一郎先生の励ます会が東京で行われましたので出席しました。応援弁士として多くの国会議員が参加されました。

11月17日、昨日に引き続き、県境域開発協議会による関東地方整備局への要望を行うためさいたま新都心へ行ってきました。

同日、全国町村長大会がホテルニューオータニで行われましたので、出席しました。

同日、災害復旧促進全国大会が砂防会館で行われましたので出席しました。

11月18日、町村会・広域連合会議が飯田市で開催されましたので出席しました。引き続き、ご当地ナンバー創設推進協議会が行われ全会一致で導入に向け取り組んでいくことになりました。

11月19日、20日、2022昇龍まつりを開催しました。コロナ禍での開催となりましたが、感染予防対策を徹底しながら行ったこともあり、事故等もなく無事終了することができました。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。2日間とも多くの皆さんにご来場いただき笑顔があふれるイベントとなりました。
初日には、村表彰授与式等を行うほか、各種の展示やステージ発表がありました。また2日目には至学館大学の谷岡学長の講演が行われ、その中で学長は「夢を追うこと、あきらめないことが大事。また、天龍村の小中学校を至学館大学の付属のように思って応援する」とのお話がありました。大変ありがたいことだと思います。

11月22日、簡易水道整備促進全国大会が東京で行われましたので出席しました。併せて、長野県選出の国会議員の先生に対し要望活動を行ってきました。

11月24日、村単独の要望活動として、村議会、商工会にもご協力いただき、長野県建設部及び県議会に行ってきました。

同日、午後には関東地方整備局へ行き、国道418号への交付金等の配分について格段のご高配をいただきたと要望してきました。

また、宮下一郎先生とも懇談させていただき村の振興についてご支援をお願いしてきました。

11月25日、宮下一郎先生の宮下秘書さんにお世話になり、国土交通省、財務省などへ要望活動を行ってきました。丹羽道路局長さんや三上砂防部長さんにも面会でき、直接支援のお願いをすることができました。

11月28日、下伊那砂防講演会が飯田市で行われましたので出席しました。国交省の三上砂防部長、全国治水砂防協会の大野理事長、林県砂防課長の講演があり、命と暮らしを守るためには砂防施設の整備が必要であることをわかりやすく説明いただきました。

11月30日南信州広域連合議会定例会が行われましたので出席しました。

10月後半の出来事など

10月13日、下伊那南部保健医療協議会定期総会が阿南町で行われましたので出席しました。
令和3年度事業報告及び会計報告、令和4年度事業計画及び予算など審議し、全て原案どおり決定しました。
なお、総会終了後、講話会として長野県立病院機構の本田理事長とみやじま歯科医院の宮島先生による講演があり、大変ためになるお話を聞かせていただきました。

10月14日、例月出納検査が行われました。
同日、天龍村議会全員協議会を開催し、新型コロナウイルス緊急経済対策に関する補正予算についてご意見をいただきました。

10月15日、村と向方地区及びどんぐり向方学園との懇談会を開催しました。
令和7年3月までどんぐり向方学園に指定管理していただいています旧向方小学校、正式には「天龍村自然体験型交流施設」に関し、契約期間満了後の管理運営について、関係する皆さんのご意見をお聞きしながら判断したいと思い、第1回目となる懇談会を開催いたしました。議会の皆様や教育委員会の皆様にもオブザーバーとして参加いただきました。
参加された皆様からは様々なご意見が出されましたが、総体的にはどんぐり向方学園と地区との関係性が現状良好な状態に保たれていないのではないかと感じました。今後、改善に向けた取り組みをそれぞれが前向きに行っていくということで散会したところです。この懇談会については、今後、時機を見ながら継続して開催していきたいと考えています。

10月17日、南信交通災害共済組合議会が長野市で行われましたので出席しました。
令和3年度事業報告など審議され、原案どおり承認されました。

同日、長野県町村会定期総会が長野市で行われました。
その中で、長年地方自治に功労のあった町村長さん方に表彰がありました。近隣では売木村の清水村長さんが受賞されました。
南部地区の仲間として引き続きご指導をお願いしたいと思います。

10月18日、町村会、広域連合会議が行われました。
一年に一度、構成市町村を順番に訪問して開催され、今年度は豊丘村が当番でした。
村内視察では、リニア中央新幹線の工事関係個所のうち、中電の下伊那変電所や坂島非常口のトンネル工事、本山の発生土置き場などを見学させていただきました。静岡県知事の動向で開通のめどが見通せない状況ではありますが、着実に事業が進められていることがわかりました。

同日、南信州地域戦略会議も行われ、県の次期総合5か年計画の地域計画について意見交換しました。

10月19日、中部地方治水大会長野大会が諏訪市で行われましたので出席しました。

10月21日、国土交通省國友砂防計画課長が来村され、村内で行われている直轄地すべり対策事業や県の砂防施設等を視察されました。また、県が実施している福島地区の地すべり対策事業の説明も受けられました。
安全・安心な国土を守るためにも、国土強靭化を今後とも一層推進していただくことをお願いしました。

同日、天龍村シルバー人材センターの皆さんによるボランティア活動として、中組の草刈りを行っていただきました。大勢の皆様にご参加いただき感謝いたします。

10月24日、三遠南信サミット㏌南信州が飯田市で行われましたので出席しました。
サミットでは、タレントの峰隆太さんの講演や3つの分科会に分かれての意見交換会などが行われました。
私は「どうする三遠南信 歴史資料のリブランディング」という分科会で、地域の伝統文化、伝統芸能において今一番の課題となっている担い手不足に関して、つながり人口により関係性を持った都市部の皆さんに協力いただき、16年ぶりに地域の「かけ踊り」が復活した事例を発表させていただきながら、三遠南信地域は伝統芸能の宝庫なので、互いに連携しあいながら伝統芸能を三遠南信地域の観光資源に発展させてはどうかという提案をさせていただきました。

10月25日、第52回天龍梅花駅伝運営委員会を開催しました。新型コロナウイルスの影響で2年連続で中止となっていますが、今年度は来年2月19日に開催する予定で準備を進めていただきたいと運営委員の皆さんにお願いしました。
時期がまいりましたら、ご案内しますのでどうか奮ってお申し込みください。

10月26日、公民館主催のハロウィンイベントが行われ、村長室にも仮装をした子供たちがお菓子を求めてやってきてくれました。

10月27日、自衛隊の皆さんが今年度の防衛白書について説明に来てくれました。安全保障・防衛政策、大規模災害への対応など国を守るため日夜献身的にご尽力いただいております自衛官の皆様に敬意と感謝を申し上げます。

同日、南部地区の阿南町、売木村、天龍村3町村長が集まり医療に関する意見交換会を阿南町で行いました。飯田医師会の原会長も同席され、この地域の将来の医療提供体制について、今、真剣に考えてほしいとのお話をいただきました。
県立阿南病院を中心として最新技術を駆使しながら、喫緊の医師不足対策などを検討していくことを確認しあいました。

10月28日、村監査委員による定期監査が終日行われました。書類検査に続き、現地調査の行っていただき概ね良好との講評をいただきました。村民益のためにしっかりと事業を行っていきたいと思います。

同日、長野大学の学生さんが来村し、地域おこし協力隊のOB・OGや地区の皆さんからいろんな聞き取り調査を行ってくれました。

同日、天龍村美術品等購入専門委員会を開催しました。現在村が進めていますなんでも館常設展示室整備に向け、必要な美術品を揃えるための委員会で、当日はいくつかの作品について評価いただきました。

10月30日、天龍村ゴルフ大会が飯田カントリークラブで行われました。
絶好の晴天に恵まれ、思い思いのプレーができたかと思います。

国道418号(仮称)足瀬トンネル貫通式

10月13日、国道418号(仮称)足瀬トンネルの実貫通式が行われました。
このトンネル工事は、令和2年7月豪雨災害の復旧事業として進められており、本年6月に安全祈願祭が行われたところであります。トンネルの概要は、延長319m、幅員5.5mです。(ちなみに福島トンネルは、延長762m、幅員6.0m)
わずか4か月足らずで貫通という大変喜ばしい日を迎えられましたのも、発注者であります長野県建設部はじめ施工業者の皆様方のご尽力、並びに地権者はじめ地元地区の皆様方のご理解ご協力の賜物だと思っております。改めて心より感謝申し上げます。
村にとりましては、国道418号の改良整備促進が村民の長年の悲願でありますので、この(仮称)足瀬トンネルの貫通が災害復旧対策事業とはいえ、天龍村の未来に希望の光を注いでくれた瞬間だったかと思います。
また、当日は天龍小学校の子供たちも参加させていただき、一緒にこの貫通の感動を味わせてもらうことができました。次代を担う子供たちにとりましても、貴重な経験として記憶にずっと残るものと思っております。
今後完成までは、まだまだ時間を要するものと思われますが、工事が安全に進み1日も早く通行が可能となることをご期待申し上げます。