天流(アメノナガレ)の完成披露会ほか

11月4日、天龍村地域おこし協力隊の前田美沙さんが開発した、石臼挽緑茶「天流(アメノナガレ)」の完成披露会が下諏訪町宿本陣 岩波家で行われましたので出席してきました。
この「天流(アメノナガレ)」は、天龍村の中井侍銘茶を抹茶ほど細かくなるまで石臼で挽いたもので、諏訪市の茶人、二村宗邦様が前田さんに声掛けしたことにより商品化されたものです。
会場となった岩波家第28代当主、岩波太佐衛門尚宏様と二村様とのご関係もあり、岩波様が主唱して今回の完成披露会という運びになりました。
記者発表のあと設けられたお茶会の席には、金子諏訪市長、今井岡谷市長、青木下諏訪町長、宮坂八剱神社宮司も同席され、二村様が点てられた「天流(アメノナガレ)」を美味しく頂戴いたしました。
金子市長も「すっきりした味わいで、朝、出勤前に飲むといい」との感想も述べられていました。
諏訪湖を源流とした天竜川の下流で栽培されたお茶がこうした形で商品化されたことは大変意義深いものがありますし、今回岩波家をお借りしての完成披露会は天竜川を通じたご縁を強く感じるものです。
こうした機会を設けていただいた、岩波様、二村様には改めて感謝申し上げます。
また、興味のある方は是非「天流(アメノナガレ)」をお買い求めください。11月21日よりSUWAガラスの里、天龍村地域おこし協力隊前田さんにて販売するようです。(貴重なものですので、数に限りがあるそうです。)

11月5日、阿南高校協力会総会が阿南町役場で行われましたので出席しました。生徒数の減少により、現在の募集定員は80名となっております。今後においても飯田下伊那地域全体で中学校卒業予定者数が減少する見込み(令和10年には令和2年より約200名減)のため、学校側も魅力ある高校づくりに向けていろんな工夫をしているとの説明がありました。地域の高校として存続できるようできる限りの支援をしていきたいと考えております。

11月6日、天龍小学校で給食試食会(親御さん対象)が行われ、ご案内いただきましたので参加してきました。
今日のメニューは「天龍中華まん」「トックたっぷりキムチ鍋」「子大豆もやしのナムル」「みかん入り杏仁豆腐」「牛乳」でした。
全て調理員さんによる手作りだそうで、特に中華まんは肉汁たっぷりでボリューム満点、お腹一杯になりました。とても美味しかったです。
ちなみに、給食費は1食280円ですが、子供の分は全額村が負担しています。また、食材もほとんど地元産で、ご近所の農家さんからも沢山差し入れがあるようです。感謝いたします。
毎日こんな給食を食べられ、子供たちは幸せだと思います。残さず食べて、心も身体も大きく育ってほしいと思います。

同日、阿南病院運営懇談会が行われましたので出席しました。病院側からは、新型コロナウイルスの対応で感染者を受け入れたことやそれに伴い上半期の業績が減収になったことなどの説明がありました。また、今年4月から訪問看護ステーション「さくら」を設置したことや天龍村診療所への巡回診療を始めたこと、さらには12月より地域包括ケア病床を開設することなどの説明もありました。高齢者の多いこの地域にとって、地域医療の中核として阿南病院の存在は重要であります。医師確保に向けた要望活動など行政としてできる限りに対応をしていきたいと考えます。

11月7日、第18回天龍村長杯パターゴルフ大会を開催しました。例年春と秋の2回開催していましたが、新型コロナウイルスの影響で今年は秋の1回だけの開催となりました。当日は天候が心配されましたが、大勢の皆さんにご参加いただき盛大に開催できました。

11月8日、天龍村移住者交流会が向方地区で行われましたので参加しました。今回は、IターンやUターンなどで天龍村に移住してきた皆さんと向方地区の皆さんと一緒に落ち葉かきなどの里山整備をしたり、きのこ汁を食べながら談笑するなどの交流を行いました。天候にも恵まれ子供からお年寄りまで楽しいひと時を過ごすことができました。

同日、法政大学の高柳教授が来村されましたので面会してきました。向方から平岡駅に向かう途中、おきよめの湯に寄りましたところ、紅葉が見ごろを迎えていました。

11月9日、下伊那南部総合事務組合理事者会及び議会定例会がありましたので出席しました。前年度の決算認定及び補正予算の審議を行いました。

11月11日、信州大学伏木先生が来庁され、村の教育に関して意見交換をさせていただきました。小規模学校の特色を活かした教育の重要性や可能性について大変参考になるお話を聞かせていただきました。

11月12日、松岡飯田保健福祉事務所長を講師としてお招きし、新型コロナウイルス感染症予防対策講演会を開催しました。最近、都市部を中心に感染者が増加していますし、また、年末年始を控え帰省者の対応について判断するため、新型コロナウイルに関しての正しい知識を勉強したいと思い行いました。

同日、下伊那南部地区飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会と竜東4地区の合同による小池長野県議会議長との意見交換会を開催しました。7月豪雨災害の影響で7月に予定していました県議会に対しての陳情活動ができなかったので、この機会に改良整備について是非お力添えをいただきたい旨をお願いしてきました。当日は、細川飯田建設事務所長も同席いただき現状の詳しい整備方針等もご説明いただきました。

11月13日、町村会、広域連合会議が行われましたので出席しました。

村長2期目のスタート

11月11日、村長2期目がスタートしました。

当日朝は、今シーズン最も寒い気温となりましたが、空は一面青空が広がり、錦秋に染まった山々が輝く最高の日となりました。

先に行われました村長選挙においてご支援いただきました全ての皆様に改めて感謝申し上げます。また、皆様のご期待にお応えするよう、今後におきましても、誠心誠意努めてまいりますので、一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2期目の初登庁では、役場前で寒い中、全職員が出迎えてくださり、大変ありがたく感じました。また、素敵な花束まで頂戴し、4年前の初登庁の時の感情がよみがえりました。

就任式では、職員を代表して副村長から心温まるお祝いの言葉をいただき、つづいて私から2期目にあたっての決意と職員の皆様へのお願いをさせていただきました。
課題山積で、大変な時代ではありますが、役場の皆さんの元気が村の元気につながります。私が先導しますので、どうか一緒になってこれからの村づくりに尽力いただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

10月後半のできごと

10月16日、JAみなみ信州元組合長の木下順一さんを偲ぶ会が行われ、ご招待いただきましたので出席してきました。木下さんは昭和47年伊賀良農協理事就任以降、JAの組合長、県連の会長、全農の会長、さらには各種団体の要職を歴任し、協同組合のトップリーダーとして多くの功績を残されました。改めて、謹んでご冥福をお祈りいたします。

10月19日、例月出納検査、飯田国道事務所との意見交換会がありましたが、副村長に代理で出席してもらいました。

10月20日、天龍村長選挙が告示され無投票にて再選させていただくことになりました。ご支援を賜りました皆様に心より感謝申し上げます。
村民の皆様のご期待に応えるよう、また村政発展のため誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

10月23日、南信地域交通災害共済組合議会、町村会、広域連合会議が高森町で行われましたので出席しました。会議の後、高森町の行政視察をさせていただきましたが、川辺から山つきまでいろんな計画がなされ、それぞれの事業が実施されていました。

10月24日、公明党長野県本部の「南信州政策懇談会」が開催されましたので出席しました。当日は石井啓一幹事長代行・衆議院議員(前国土交通大臣)、太田昌孝衆議院議員も来飯され、各団体からの要望を聴きとられました。

10月26日、天龍村長選挙当選証書付与式が行われました。緊張感あふれる中での式で、改めて責任の重さを感じています。2期目の初登庁は、来月11日です。先ずは、1期目の仕事を満了日まで精一杯務めます。

同日、天竜川上流直轄砂防事業意見交換会がありましたので出席しました。天龍村では現在直轄地すべり対策事業が行われておりますが、国交省の皆様の説明等をお聞きし、改めて事前防災の重要性を認識しました。

10月28日、東京都港区が主催する「みなと水と森サミット2020」がオンラインにて行われました。このサミットには、港区と協定を締結した全国81の自治体が加盟しており、天龍村は長野県では4番目で今回から加入させていただくことになりました。今後、村産材を都市部で活用してもらえるようPRに努めてまいりたいと思います。

同日、飯田建設事務所と下伊那南部建設事務所の皆さんがお見えになり、国道418号戸口~足瀬間の通行止めに係る応急工事についての説明がありました。当初、仮設道路を10月末までに開設するとの説明でしたが、雨や埋設物の除去等に時間を要したため、11月中旬以降に延びてしまうとのことです。村民の皆様には大変ご不便、ご迷惑をおかけしますがご理解ご協力をお願いします。

10月29日、定期監査が行われました。午前中に書類検査、午後は現場検査を実施しました。監査結果は、概ね良好との講評をいただきましたが、いくつか指摘された事項がございますので、よく検討し適正な事務に努めてまいります。

10月30日、長野県町村会政務調査会、道路部会が長野市自治会館で行われましたので出席しました。発言の機会がございましたので、私からは「個別要望は改めて行わせていただきたいと思いますが、有事の際に(特に7月豪雨災害)いち早く県職員の皆様にご協力、ご支援いただいたことに感謝申し上げます。今後においてもよろしくお願いします」と申させていただきました。

11月1日、衆議院議員宮下一郎先生の飯伊市町村議員連盟総会・研修会・懇親会が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。研修会では細川飯田建設事務所長から7月豪雨災害に関しての説明があり、天龍村の事を詳細にご説明いただいたとのことです。早期復旧に向け、国・県共に一層のお力添えをお願いします。

11月2日、臨時南信州広域連合会議が行われました。今回の議題は、先に行われた飯田市長選挙において市長が変わられましたので、改めて広域連合長を決めるための選挙を行うものでした。投票の結果、新南信州広域連合長には佐藤飯田市長に決定しました。