国道418号被害拡大。1月中旬の出来事など

1月14日に崩落した国道418号早木戸~的瀬間の法面崩落、その崩落エリアが1週間で約3倍に拡大しました。下伊那南部建設事務所によりますと今回の崩落は長さ約100m、高さ約75mまで達し、土量は約22,000㎥と推定され、さらに拡大する恐れがあるとのことです。崩落した土砂は国道下を流れる早木戸川まで達しており、河川の半分くらいを埋め尽くしています。また、3年前(平成29年3月)主要地方道飯田富山佐久間線、羽衣崎上で崩落した災害より大きく、復旧には相当の日数が必要とのことです。関係機関には早期復旧をお願いしてまいりたいと思いますし、一方で福島から的瀬までのトンネル化など抜本的な改良整備をお願いしてまいります。


(1月15日撮影)


(下伊那南部建設事務所提供 1月21日撮影)

1月16日、長野県町村会主催の町村長会議が東京で行われましたので出席しました。当日は、京都の妙徳山華厳寺(鈴虫寺)の桂紹寿住職の「現在の寺院経営」と題した講演と総務省自治財政局の内藤尚志局長の「地方財政対策の現状と課題」と題した来年度の地方財政計画等の説明を聴きました。令和2年度事業の参考にしたいと思います。

1月17日、現在村が実施しています「防災行政無線のデジタル化整備工事」の工場立会検査のため担当職員とともに東京・小平市に行ってきました。一部工期が遅れてしまうものもございますが、その他は順調に進捗していました。同じ工場内には、天龍村以外にも鉄道関係、テレビ関係、電力関係など多くの発注を受けておりその製造ラインも見せていただきました。品質のよい製品を確実に整備していただけるようお願いしてましりました。

同日午後、新たな過疎対策法制定に関する要望活動のため、宮島喜文参議院議員を訪問しました。令和3年以降も新過疎法が存続するよう今後も関係機関へお願いしてまいります。

1月19日、新春恒例の「第7回天龍寄席」を開催しました。今回は、テレビ等でも活躍されているおなじみの三代目林家正蔵師匠と昨年ドラマ「ノーサイド・ゲーム」にも出演されていた林家たま平さんをお招きしての新春初笑い寄席でした。
当日は、大変厳しい寒さの中ではありましたが、村内はもちろん村外からも多くの皆さんにご来場いただき、盛大に開催できました。
「笑いは健康によい」と言われております。天龍村にとりまして、また村民の皆さんにとりまして笑いの絶えない、そして縁起のよい1年になることを期待したいと思います。

1月21日JAみなみ信州主催の下伊那地区行政・JA関係者新年懇談会がありましたので出席しました。前段、日本協同組合連携機構の西井さんから「農を基軸とする地域協同組合を目指して」と題した記念講演があり、JAが果たす役割等についての話がなされました。経営状況が厳しい状況の中、組織等の見直しが必要になっているかと思います。組合員の皆さんの意見をよく聞いたうえでの最良の判断を期待します。

1月22日、天龍村老人クラブ連合会の新年会と民生児童委員の一斉改選に伴う退職者への感謝状伝達式がありましたので、それぞれ出席しました。老人クラブ連合会ではとにかく生きがいを持って健康で長生きしていただくことをお願いし、民生児童委員会ではこれまで長年にわたってご尽力いただいた退職者の皆さんに感謝の意をお伝えしました。

1月23日、天龍村日赤奉仕団の新年会に出席しました。団員数の減少等ご苦労されていることが多々あろうかと思いますが、平時のボランティア活動や緊急時の救護活動など村民の皆さんの安心を支えている団体でもあります。今年もいろんな場面でご活躍いただくことをお願いします。

1月24日、天龍村商工会の新年会が行われましたので出席しました。商工会は、村の経済団体の核としてそして村に元気を生み出すリーダーとして期待されています。福士会長を中心として益々結束を強くされ、更なるご発展をなされますことと会員の皆様方の益々のご健勝ご多幸をご祈念申し上げます。

令和2年天龍村消防団出初式挙行

1月7日~10日にかけて、地域おこし協力隊の皆さんと集落支援員の皆さんとの懇談をさせていただきました。現在の活動状況を聞かせてもらったり、村への要望等を聞かせてもらったりしました。天龍村が元気になるよう今年も頑張っていただきたいと思います。

1月8日、お隣の勝野阿南町長とともに、中部地方整備局勢田局長、天竜川上流河川事務所伊藤所長、駒ケ根市役所杉本市長を訪ね、新年のご挨拶をしてきました。どこに行っても共通の話題は、「今年は災害のない年になるといいですね。」でした。


(中部地方整備局長室にて)


(天竜川上流河川事務所長室にて)

1月9日、天龍学校PTAの皆さんとの懇談会を行いました。「中学校の制服や運動着、上履きなどの準備に苦労されている」とのご意見をいただきました。学校や教育委員会など関係機関とよく検討したいと思います。

1月10日、保育所の新年会がありました。日頃から大変お世話になっている地域の皆さんをお招きしての新年会で毎年実施しています。子供は地域の宝、村の宝でもあります。今年も子供たちの見守り含め保育所の諸行事へのご協力、よろしくお願いします。

1月11日、新春を飾る恒例の天龍村消防団の出初式がなんでも館で行われました。宮下一郎内閣府副大臣始め大勢のご来賓のご臨席をいただき、厳粛かつ盛大に行うことができました。団員数が減少する中、大変ではありますが、村民の安心安全を維持するためにも消防団の一層の活躍をお願いします。

1月14日、町村会、広域連合会議、JR東海幹部との意見交換会、三団体新春懇談会等が飯田市で行われましたので出席しました。

帰りの電車の中で、国道418号早木戸~的瀬間が崩落で通行止めになっていると知りました。村民の皆さんが利用する生活路線でもありますので、県に対し早期の復旧をお願いしてまいります。

1月15日、天龍村監査委員として再任いただいた後藤富平さんに選任通知書を交付させていただきました。任期は令和2年1月1日から4年間です。後藤さんは、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する方で、昨年12月議会で同意をいただきました。村の健全財政のため引き続きご指導等お願いしたいと思います。

新年あけましておめでとうございます

令和2年の年頭に当たり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
皆様には、新たな希望と夢を抱きながらの新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、昨年は村政各般にわたりまして、格段のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

1月2日、天龍温泉おきよめの湯が営業開始しました。ただ今、休憩室等の増改築工事を行っており、皆様にはご迷惑をおかけしております。また、3月には約1ケ月間休業させていただくことになりますが、ご理解をお願いいたします。

1月3日、龍泉閣が営業開始しました。おきよめの湯同様、多くの皆さんのご利用をお願いいたします。
同日、国の重要無形民俗文化財に指定されています「天龍村霜月神楽」が始まりました。この日は、向方のお潔めまつりが行われましたが、信州つなぐラボでご縁をいただいた皆さんが大勢見学に来られ、例年に増して非常ににぎやかでした。

1月4日、宮下一郎先生の後援会の新年総会及び内閣府副大臣就任祝いが飯田市で行われご招待をいただきましたので出席してきました。「伊那谷を理想郷に」「伊那谷から日本を元気に」をキーワードに今後も益々ご活躍いただきたいと思います。

同日、坂部の冬まつりが行われました。若干小雨が混じる中ではありましたが、大勢の見学者でにぎわっていました。

1月5日、大河内の池大神社例祭が行われました。20年以上も前から伊那市の田楽座の皆さんにご協力をいただいているとのお話をお聞きしました。こうした伝統芸能を保存継承するための一つの先駆的な取り組みだと思っております。

1月6日、役場の仕事始めにあたり、私から職員の皆さんに2つのお願いを申し上げました。一つは「思いやりの心を大切にしてほしい」ということ、もう一つは「広い視野で物事を考えられる職員になってほしい」ということです。高齢者の多い天龍村だからこそ、人を気遣い、目を合わせ、笑顔で会話できる心優しい役場や職員であってほしいと思います。