5月後半の出来事など 小・中学校通常登校に

5月21日、国民健康保険運営協議会を開催し、国保税の見直し等についてご協議いただきました。将来、長野県の統一した税率に見直されるため、その水準に徐々に近づけるための改定が必要であるとの結論に至ったようです。6月の定例村議会へ上程し審議いただく予定です。

5月25日、天龍小学校、天龍中学校ともに学校が再開しました。新型コロナウイルスの影響により、4月13日から臨時休校となっておりましたが、約1ケ月半ぶりに通常登校となりました。

5月26日、天龍小学校で伝統行事の「天龍ピカピカ大作戦」が行われました。
役場前で行われたはじめの会で、私から児童に皆さんに「活動を継続してくれていること、村をきれいにしたいという思いを皆さんが持ってくれていること」に対し感謝申し上げました。同時に、「ゴミを拾うということはゴミを捨てる人がいるということなので、皆さんは捨てる人にならないように」とお願いしました。
併せて、昨年阿南町境の和知野川付近に設置した看板「天龍ピカピカ未来へつなげ」のようにいつまでもきれいな村であり続けられるよう、これからも協力をお願いしたいとお話させていただきました。
「ゴミゼロの日」を前にありがたい活動です。

同日、天龍中学校ではプール開きが行われました。県下で最も早く行われるこの学校行事は天龍中学校の伝統行事でもあります。今年は新型コロナウイルスの影響で学校や部活動の再開が心配されていましたが、約1月遅れの実施となったようです。当日の気温は22・5度、水温は24・5度だったようです。各自目標を持って練習に励んでもらいたいと思います。

同日、天龍農林業公社の定時総会が行われました。今期は、これまで行ってきた加工販売部門を分社化したため、遊休荒廃地の防止に関する事業に専念してまいりましたが、財政的には村からの補助がないと非常に厳しい結果となってしまいました。しかし、遊休荒廃地の防止や農林地保全、自然景観の維持、就労の場の確保などには必要な会社でもありますので、今年度も村民の皆さんに信頼いただける会社を目指して社員一同努めてまいります。

5月27日、今年度各地区からご要望をいただいた現場を視察しました。内容的には長年ご要望いただいているのもから新規でいただいたもの、多額の費用を要するものなど多岐にわたっています。緊急性や地域バランス等を勘案し順次整備していきますのでご理解願います。

同日、議会全員協議会を開催し、新型コロナウイルス感染症対策に係る第2弾の経済支援についてご協議いただき、ご承認いただきました。関連予算は、5月29日付けで専決させてもらいます。主な内容は以下の通りです。

5月28日、国道418号的瀬から早木戸間の大規模な法面崩落に関し、早期に復旧いただくよう、併せてトンネル化を含めた抜本的な改良をご検討いただくよう、国土交通省道路局長並びに国土政策局長に直接要望してきました。直接といいましても、東京にはいけませんのでオンラインにてテレビ画面越しにお願いをしてきました。村の現状をご理解いただき前向きにご検討いただけるとの回答をいただきました。早期に実現できるようさらに要望活動等を続けてまいります。

同日、龍泉閣の取締役会を開催しました。従業員不足等から営業日数が減ったため、売上高も大きく落ち込んでしまいました。その結果村からの補助金をいただいてなんとか収支を合わせることができたところです。龍泉閣は村民の憩いの場、雇用や経済循環のためにも必要な会社でもありますので、皆さんの期待に応えられるよう今年度も努力いたします。

5月29日、広域連合議会臨時会が行われましたので出席しました。

緊急事態宣言解除後の対応について

5月14日、政府は長野県を含む39県の緊急事態宣言を解除し、これを受け長野県では5月16日以降の対応について、基本的対処方針等を決定しました。

村では、5月15日に新型コロナウイルス感染症天龍村本部会議を開催し、これまで同様、国や県の対処方針等に準じ対応することにしました。
具体的には以下のとおりです。
皆さんのご協力をお願いします。

5月前半の行事等

5月7日、天龍村債権管理情報連絡会を開催し、滞納整理に向けた対応等を協議しました。村税始め各種使用料等につきましては、村の重要な財源でもありますので、村の債権については的確に把握し、法令及び条例の規定に基づき適正に徴収しなければなりません。今年度は新型コロナウイルスの影響による徴収猶予の特例制度もありますが、引き続き公平公正な徴収等に努めてまいります。

5月8日、村道大河内線の改良に伴い、隣接の豊根村に改良計画の説明と協力についてお願いしてきました。また、新型コロナウイルス対策として愛知県の状況等をお伺いしましたが、茶臼山の芝桜観光の大打撃を受けたようで大変そうでしたし、学校の夏休みもかなり縮小されるようです。まだまだ収束が見えない中、県が違うとはいえ、お隣同士でありますので温泉などの各種施設の再開やイベントの開催状況等は足並みをそろえた方が感染拡大防止につながるのではないかと感じたところです。

5月9日、特別定額給付金の受付をするため臨時の窓口を役場と南支所に設けました。大勢の皆さんが来庁され手続きを行っていきました。9日までに申請された方は、12日にご指定の口座に振り込まさせていただきます。12日の給付は飯田下伊那の市町村の中では2番目に早い対応です。

5月11日、国道418号福島~的瀬間における大規模な法面崩落の早期復旧について、大平村議会議長とともに長野県建設部長のところに要望活動に行ってきました。今回は密を避けるため2人だけでの要望活動でしたが、内容的には抜本的な道路整備をお願いしたいということで、福島から的瀬までのトンネル化をお願いしてきました。県としても1日も早い復旧に向け努力するとのお約束をいただきましたし、併せてトンネル化についても一緒に考えていただけるとのご回答をいただきました。
なお、アポをとってなかったわけですが、太田副知事にも面会できましたので、同様の要望をしてきました。

5月13日、愛知・長野県境域開発協議会の総会が根羽村で行われましたので出席しました。新型コロナウイルスの影響で例年通りの事業は行えませんが、できる限りの努力はしていきたいと考えます。

5月18日、町村会及び広域連合会議等が行われましたので出席しました。毎回、合同庁舎で行っていましたが、今回は「地域外来・検査センター」の視察も兼ね旧地場産業センターで行われました。

天龍村診療所の出張診療について

以前にもご報告させていただきましたが、天龍村診療所は川西先生のご勇退に伴い本年4月より毎週木曜日の午前中、阿南病院の関先生にご足労いただき診察をしていただいております。関先生は大変丁寧に診てくださるそうで、皆さん喜んでいますが、毎回30名前後の患者さんがお見えになることもあり、診察終了時刻は午前中では終わらず午後3時頃までかかっております。
また、薬につきましても阿南病院から運ばれていますので、受け渡しまで相応の時間を要しており、待合室ではそうした診察を待つ人や薬を待つ人などで常に満室の状態で、診療所を利用されている皆さんには大変ご迷惑をおかけし、申し訳なく思っております。
今後、阿南病院と運営方法等につきまして協議をしながら改善できるところは改善してまいりたいと思いますので、どうかご理解をお願い申し上げます。
また、医師の確保につきましても、鋭意努力しておりますのでその点につきましてもご理解をお願いいたします。

5月5日付けの信濃毎日新聞に関先生の記事が掲載されていましたのでご紹介します。

特別定額給付金について

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環として、令和2年4月27日時点で、天龍村の住民基本台帳に登録されている方に1人10万円が給付されます。
村では、5月7日に申請に必要な関係書類を発送させていただきましたので、明日(5月8日)から順次受付をし、最速で5月12日に指定口座に振り込まさせていただきます。
申請期間は8月31日までとなりますので、忘れずに申請してください。

「緊急事態宣言」の期間延長を受けた村の対応について

5月4日、政府は5月31日までの緊急事態宣言の期間延長を決定し、これを受け長野県では5月7日から5月15日までの対応と5月16日以降5月31日(緊急事態宣言終了)までの間の対応に分けて対策を進めることを決定しました。
村では、5月6日に新型コロナウイルス感染症天龍村本部会議を開催し、これまで同様、国や県の対処方針等に準じ対応することにしました。
具体的には以下のとおりです。
皆さんのご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染症対策に係る経済支援策について

「令和」に改元し早一年が過ぎました。昨年は天皇陛下のご即位等で日本国中が祝賀に包まれ、ちょうどゴールデンウィークとも重なったということもあり、全国各地では大勢の観光客等でにぎわいました。天龍村におきましても、例年ですとお茶摘みやブッポウソウなど季節の話題で大勢の皆さんの心を和ませてきたところですが、今年は、新型コロナウイルスの影響で、折角のゴールデンウィークも日本全体が静まり返った「STAY HOME WEEK」となってしまいました。

そのような中、5月1日、天龍村議会臨時会を開催し、新型コロナウイルス感染症対策に係る経済支援策等をご審議いただきました。
国においては緊急事態宣言を発出し感染拡大防止に努める一方、4/30に、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として地方創生臨時交付金や特別定額給付金、雇用調整助成金、持続化交付金などの各種支援策を盛り込んだ補正予算を成立させ、また、長野県においても28日に行われた県議会臨時会で、検査・医療提供体制の強化、県内経済と県民生活の下支え、遠隔教育環境の整備に重点を置いた補正予算が成立したところです。
村としましては、国や県の緊急経済対策等を最大限活用し、併せて村独自に商工業を始めとした事業者に対する事業継続支援や公共料金の支払い猶予等を行いたいと考えております。
こうした支援策等につきましては、スピード感が重要でありますので、準備が整い次第、村民の皆様に周知したいと思っております。特に、一人当たり一律10万円の給付がある国の特別定額給付金につきましては、申請書の発送を5月7日に行い、早ければ12日から指定口座へ振り込みをしたいと考えております。詳しいことは役場までお問い合わせください。
また、その他、この新型コロナウイルス感染症に関する村独自の対応としましては、役場庁舎への入庁方法を変更、ソーシャルディスタンスを保つため職員の机の間隔拡大、緊急事態宣言を受けて外出自粛等の要請動画を作成しCATVで放映、広報車を使用してのキャラバン活動、コロナ終息後には温泉を大いにご利用いただきたいことから村民保養券を例年の倍数配布、職員の提案により村内業者から弁当を注文などをしています。

また、学校現場において村が所有しているタブレットを活用できないかや折角ある温泉施設も現在休業中でありますので、村民のご要望等をお伺いしながら温泉を提供することができないかなども検討しているところでもあります。
一方、社会福祉協議会におきましても、生活福祉資金貸付制度による緊急小口貸付等の特例貸付を行ったり、コロナの影響で解雇や雇止めとなった方を対象に期限付きで雇用したりしています。また、社協の呼びかけにより布マスクの作成も行っていただいております。
商工会におきましては、ドラゴン商品券の発行を前倒しで実施するよう準備を進めているとのことであります。

なお、緊急事態宣言の期間が延長される場合は、さらに検討しできるだけの支援をしてまいりたいと考えております。
先の見えないトンネルの中にいて不安ばかり募るわけですが、長期にわたるこのウイルスとの闘いに打ち勝つには、全国一丸となって取り組まなければならないと考えておりますので、村民の皆様の一層のご理解とご協力をお願いしたいと思います。

4月後半の出来事

4月18日、主要地方道飯田富山佐久間線の羽衣崎橋付近で法面崩落が発生しました。平成29年(2017年)1月と3月に発生した災害より小規模でしたが、数日間全面通行止めとなりました。現在は建設事務所を始め地元建設業者の皆様のご尽力により、短期間で片側通行での通行が可能となっておりますが、下伊那南部建設事務所によりますと、地質調査の結果、崩落個所から阿南町寄りに同様の崩落の危険があるため、今回併せて施工したいとのことで、完了予定は6月以降になるのではないかとのことです。村としましては、1日も早い完全復旧と命の道として当路線の果たす役割の重要性を改めて関係機関へ訴えながら、抜本的な道路改良等をお願いしていきたいと考えます。


(崩落直後:平岡側)


(片側通行可)


(崩落直後:阿南町側)

新型コロナウイルス感染症拡大防止策の一環として、役場庁舎カウンターに飛沫感染防止用のアクリルパネルを設置しました。ちなみにこのアクリルパネルは職員の手づくりで枠には村の木材を使用しております。

4月23日、例年実施しています「区長会」を新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期しました。区長の皆様には1年間お世話になりますがよろしくお願いします。