12月前半の出来事

12月3日から11日までの9日間、令和2年第4回天龍村議会定例会を開催しました。今議会に村から上程した議案等は、承認案件1件、条例案件3件、予算案件5件で、全て原案どおり可決しました。
なお、今議会には初日と最終日に中学3年生が傍聴に来てくれました。議会の役割や行政の仕組み、政治への関心を持っていただき、より身近に感じていただきたいとの思いで、議会の皆様が中学校に話を持ち掛けて実現されたとお聞きしました。次世代を担う子供たちが少しでも議会や行政に関心を持ってくれれば大変結構なことだと思います。

12月4日、薪によるエネルギーの地消地産推進事業の一環として導入した薪割り機の納品式を行いました。今後、森林(里山)の整備等で生ずる伐採木を薪に加工し、地域内で流通する仕組みづくりを行っていきたいと思います。

同日、天龍村商工会の皆様と「商工業振興懇談会」を開催しました。買物弱者対策や新型コロナウイルス感染症対策などの「商業振興対策」や村発注工事に対する要望など「工業振興対策」、リニア中央新幹線開業に向けた今後の誘客対策など「観光振興対策」などについて意見交換をさせていただきました。

12月5日、夕方5時半頃「火災発生」の報が村内に流れました。場所は松島集会所付近で建物火災とのこと。しかし、火の気も煙も見当たりません。松島地区の皆さん始め多くの村民が心配する中、原因は中電発電所内の火災警報器が誤作動したとのこと。しかし、誤報確認のためには発電所内に入る必要がありましたが、中電職員は誰もいないため、発電所内に入ることすらできませんでした。確認できないまま時間ばかりが経過。消防団始め、消防署(伊賀良からも出動)、警察署の皆さんが集まり一時騒然としましたが、何もできないままでした。実際の火災だったらどうなっていたのかと思わされました。中電の組織改編やスリム化などにより人員削減や無人化等がなされても、危機管理だけはしっかりとやっていただきたいと思います。

12月6日、愛知長野県境域開発協議会の要望活動のため、宮下一郎先生の飯伊事務所にお邪魔しました。私からは国道418号福島~的瀬間のトンネル化や7月豪雨災害で被災した戸口~足瀬間の復旧対策についてのお礼と今後の道路整備について要望をさせていただきました。

12月7日、杉尾秀哉参議院議員が来庁され懇談させていただきました。私からは主に7月豪雨災害により被災した国道418号の早期復旧についてお力添えをお願いしたい旨をお話させていただきました。

同日、第2期天龍村まち・ひと・しごと創生総合戦略本部会議と同審議会を開催しました。村の総合計画と合せ素案作りの終盤になってまいりました。

12月8日、長野県茶の共進会褒章授与式が南木曽町JA南木曽で行われましたので、長野県茶振興協議会長の立場で出席しました。天龍村から出品されたお茶は2等賞に柿下忠雄さん、3等賞に天龍農林業公社と羽田野七郎平さんが受賞しました。

同日、第8回天龍寄席実行委員会を開催しました。新型コロナウイルスの新規感染者がこのところ全国的に増加しておりますし、高齢者の多い天龍村で感染リスクを減らす対策を講じることは大変だということで、残念ではありますが、来年1月予定の第8回天龍寄席は中止とさせていただくことにしました。楽しみにされていた皆様には大変申し訳なく思いますが、ご理解をお願いします。

12月12日、村長杯マレットゴルフ大会が開催されましたので参加してきました。マレットクラブの皆さんを中心に大勢の皆さんが参加されプレーを楽しんでおられました。少し寒い日ではありましたが、ラウンド終了後にはほんのり汗も出るくらい、いい運動ができました。

12月14日、JR東海幹部との意見交換会が飯田市で行われましたので出席しました。2027年開業に向け事業を進めておりますが、静岡県工区で問題があり、予定の2027年には開業が困難であると宇野副社長からあいさつがありました。それぞれが目標(予定年)に向けて準備していますので、開業目途がたてばできるだけ早期に公表していただきたいと思います。