令和6年度地区懇談会を開催

6月26日から7月21日までの間、村内12会場で令和6年度地区懇談会を開催しました。
この地区懇談会は、村政運営にあたり村民の皆様から多くの声をお聞きかせいただきたいとの思いで、例年この時期に開催しているものです。
懇談内容(テーマ)についても、各地区が抱える課題や要望等が違いますので、それぞれの地区の事情に応じたテーマとさせていただいています。

それぞれの会場にご参加いただいた皆様、更には貴重なご意見等をいただいた皆様、心より感謝申し上げます。

以下、それぞれの会場で出された意見や要望の一部を紹介します。

6月26日、ふれあいプラザ(中央、余野)
・どんぐり向方学園について
・空き家、空き地対策について
・保育所周辺の維持補修要望について

6月26日、戸口集会所(戸口)
・水道施設の整備及び草刈り管理などについて
・ケーブルテレビ移行について(住民説明会の有無など)
・国道改良整備にあたっての要望について(福島トンネルの信号機の待ち時間短縮など)
・非常用物品等の戸別配布について
・人口減少問題への心配(村の存続、村職員の確保など)について
・昨年度ウクライナ支援としてヒマワリを育てたが継続しているか

6月30日、向方老人憩いの家(向方、峠山、梨畑、見遠)
・どんぐり向方学園について
・教員住宅の解体について(旧役場はどうなるのか)
・おきよめの湯30周年記念事業について
・村行事の日程調整について
・安協の会議通知について(開催日直前では困る)
・国道418号、支障木の伐採等視認性の確保について(おきよめの郷タンク周辺)
・村道の維持管理について
・林道大久那線の道路補修(舗装修繕)について

6月30日、大久那集会施設(大久那、合戸)
・村道の維持管理、補修、落石処理等について
・カーブミラーの修繕について
・有害鳥獣対策についてについて(わなへの補助)
・災害復旧工事の工期延長理由について
・定時放送の内容について(申請文と違うため正確に放送をしてほしい)
・村や観光協会のイベントなどの情報提供について
・ていざなす、十久保南蛮の連作障害対策について

7月1日、松島集会施設(松島、松島中電、長島宇連)
・介護保険料の値上げ理由について
・県道の雨量規制における周知方法等について
・職員のコミュニケーション不足について
・村道16号線の災害について
・地域おこし協力隊の定着について
・企業誘致など若者の働く場の確保について
・道路に係る支障木の伐採等について

7月1日、鶯巣活性化施設(鶯巣、十久保、下山、福島、倉の平)
・災害時の備蓄品の保管場所等について
・ラジオの難視聴対策について
・ゴミの分別について
・カーブミラーの修繕について
・道路標識、案内板の適切な設置について
・自動車等のスピード減速について(工事車両やJR関係者にも伝えてほしい)
・国道の管理について(石積みが下がっている、舗装が痛んでいる)
・トンキラ沢の改良について
・村ホームページから「うぐす梅園」を削除してほしい
・介護保険料の増額について

7月4日、原集会施設(折立、清水、東原A、東原B、西原)
・村道の工事実施日について(休工時の周知徹底など)
・有害鳥獣対策について(捕獲補助金額の増額、熊対策、猟友会員の勧誘など)
・空き家対策について
・保育士の確保について
・ケーブルテレビ移行後の自主放送について
・児童公園整備について(再工事の理由)
・龍泉閣の営業時間について
・農地荒廃化防止について
・地域貢献活動の説明について

7月5日、中井侍集会施設(中井侍、途中上平、鶯巣宇連)
・村民体育館の跡利用について
・旧天龍中学校校舎の跡利用について
・福島トンネル整備について
・村道天竜川線の維持管理(支障木伐採、側溝の泥かきなど)について
・道路の舗装修繕について
・側溝などの道路管理について

7月9日、大河内多目的集会施設(大河内)
・農地荒廃化防止について
・空き家対策について
・通行止めについて村行事と重なる場合がある。役場内で調整はできないか
・河川敷の支障木(桜など)の伐採について
・国土調査の進捗状況について

7月10日、老人福祉センター(為栗、北、本町、岡本、長野、長野町、南上、南中、栄町、南下)
・街灯の修繕について
・ゴミ収集車の導入について
・保育所に設置した小水力発電の実績について
・旧天龍中学校校舎、テニスコートの跡利用について
・犬猫の去勢補助について
・満島屋への指導・助言について
・龍泉閣のメニューについて(味の低下)
・和知野川キャンプ場への支援について

7月21日、中組集会施設(中組)
・ケーブルテレビの移行関連について
・村道の舗装について
・土捨て場の管理について
・天竜川の堆砂問題について

7月21日、坂部活性化施設(坂部)
・防犯カメラの設置について
・神社の防犯支援について
・水道施設の草刈り管理について
・地区要望の状況について
・県道の側溝整備について
・迂回路として指定された村道の維持管理について
・国・県道の工事に関する信号待ちについて

それぞれの会場でいただきましたご意見・ご要望につきましては真摯に対応させていただきます。
また、このほかにも村政に関するご意見やご提案等がございましたら、遠慮なくお寄せください。

7月前半の出来事など

7月1日、天龍村の観光拠点の一つ和知野川キャンプ場が本日より指定管理者による管理に切り替わりました。
指定管理者は「合同会社純晴天」の松川さんです。
これからハイシーズンを迎えますので、より多くの方が和知野川キャンプ場に来てくれるようしっかり管理やPR等していただければとありがたいと思います。
皆さんも是非和知野川キャンプ場へお越しください。

7月2日、下條村長選挙の告示日で金田村長の出陣式が行われましたので出席しました。
同日、無投票にて3選が決まりました。南信州発展のためご尽力をお願いしたいと思います。

7月3日、天龍村交通死亡事故ゼロの日が連続10,000日を達成しました。
この件に関しては別掲していますのでご覧ください。

同日、全国山村振興連盟理事会が東京都で行われましたので出席しました。
理事会には宮下一郎代議士も出席され祝辞を述べられましたが、各理事からは法律の改正に向け、様々な提案が出されました。

7月4日、天竜川クリーン作戦を実施しました。
7月は、河川愛護月間です。誰もが安心して親しめる河川の環境を維持するため、国交省はじめ県や村民の皆様にご協力いただき河川清掃を行いました。短い時間ではありましたが、大量のごみが収集できました。当日ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

同日、今月5日に阿南町新野に新規開店するローソンのオープンセレモニーが行われ、ご招待をいただきましたので出席しました。阿南町も天龍村同様買い物ができる店舗が少なくなる中で、こうしたコンビニがオープンすることは大変喜ばしいことです。天龍村の神原地区からも近い場所にありますので、村民の皆さんも大いに利用されることでしょう。

7月5日、三遠南信道路整備促進期成同盟会及び国道153号飯田南バイパス整備促進期成同盟会による中部地方整備局への要望活動が行われましたので出席しました。
1日も早い完成を強くお願いしてきました。

7月7日、七夕。
ひらくプロジェクトの皆さんが企画する「おきよめの神の物語」公演が文化センターなんでも館で開催されました。
天龍村霜月神楽の一つである、向方おきよめ祭りを題材にした創作物語りを3年前に制作し、それを県の支援をいただき、村のPR動画やデジタル絵本としてまとめました。今回は、そのPR動画に出演いただいた有名な演奏家の皆さんにより、創作した物語りを舞台の上で演奏や舞をご披露いただきました。
この日の天龍村の気温は午後1時現在で36.7度。まさに熱中症が心配されましたが、会場はほぼ満席の状態で、多くの皆さんにご来場いただき、公演を楽しんでいただきました。
出演していただいた皆さん、スタッフの皆さんほかご協力いただきました全てのみなさんに感謝申し上げます。
今後も公演の予定があるとのことですので、是非頑張っていただきたいと思います。

7月8日、国道418号整備促進期成同盟会総会が老人福祉センターで行われました。
令和5年度事業報告、決算報告及び令和6年度事業計画案、予算案など原案どおり承認されました。
総会終了後には、足瀬の災害復旧現場に行き、現地視察を行いました。

同日、南信州東部軸道路整備促進期成同盟総会が喬木村で行われましたので出席しました。
前年度の事業報告や今年度の事業計画などが審議され、原案どおり承認されました。

7月9日、リニア中央新幹線建設促進長野県協議会総会が飯田市で行われましたので出席しました。
2027年開業予定が2034年以降に延長され、リニア駅周辺の整備も先送りされた形となりました。
開業時期がはっきりしないと地域振興が進まないとJRの皆さんに訴えてはいますが、なかなか明確な回答がいただけない状況です。飯田線の活性化を含めJRにはこれからも丁寧な対応をお願いしたいと思います。

7月10日、反核平和の火リレーを実施している一行が天龍村役場に来ました。
長崎、広島と戦争による唯一の被爆国である日本から世界に向け平和を訴え続けていくことは大変意義深いものと思います。
皆さんの想いが各地に届くことを祈ります。

同日、滋賀大学の丸山教授が来庁され、以前、村からお願いしていた「土地所有者へのアンケート調査」の結果について概要を説明いただきました。これからの土地活用政策等に大変参考になるお話もお伺いしましたので、今回の結果が活かせるよう努めてまいりたいと思います。

同日、地域おこし協力隊インターン募集者の面接を行いました。今回、3名の方から応募がありましたが、皆さん大学生で、夏休みを利用して地域おこし協力隊の体験をしたいとのことです。皆さんのご期待に応えられるよう協力したいと思います。

同日、飯田ケーブルテレビの皆さんが来庁され、村が今後実施する光キャストビジョンについての応用的な活用についての説明をしてもらいました。
光キャストへの移行については、これから村民の皆さんに丁寧な説明を行っていきながら、スムーズな移行を目指していきたいと思います。

7月11日、JR飯田線活性化期成同盟会総会が駒ケ根市で行われましたので出席しました。
JRには以前から要望をしておりましたが、今年度新たにサイクルトレインの試験運行を行う予定です。
観光路線として、飯田線が活用できれば、新らたな客層も期待できると思います。

同日、南部国道連絡会総会が伊那市で行われましたので出席しました。
その中で私から、国道418号の整備促進について意見発表をさせていただきました。

7月12日、阿南病院運営懇談会が行われましたので出席しました。
県立阿南病院は、コロナ関連の交付金等がなくなると経営的に大変厳しい運営を行わざるを得ない状況にあるということであります。
私から「町村の立場から支援できることはないか、遠慮なく相談いただきたい」旨をお話させていただきました。

同日、南部地区医療連携推進法人設立に係る打合せ会を阿南町で行いました。
県の医療審議会に上程すべく法人の中身をしっかり創り上げていきたいと思います。

交通死亡事故ゼロの日が連続1万日達成

7月3日、世間では20年ぶりの新紙幣発行で沸いていますが、天龍村では、村内における交通死亡事故ゼロの日が連続10,000日を達成しました。
直近の交通死亡事故は、平成9年(1997年)2月14日で、それから数え実に27年4か月余となります。
これもひとえに、村民の皆様はじめ阿南警察署、安協など多くの皆様のご協力のお陰だと思っています。
改めて、皆様の交通安全への意識の高さと交通事故防止への取り組みに対し、心より感謝申し上げます。

しかしながら、最近、交通死亡事故にまでは至っていないものの、村内で交通事故が多発しているとお聞きしています。
そこで村としましては、さらに2万日、3万日と記録を更新するよう更なる交通安全の啓蒙をしたいと思い、来る8月4日になんでも館において「天龍村交通安全大会」を開催することにしました。
当日は、笠原飯田警察署長(元福島駐在所長)の交通安全講話や県警音楽隊による演奏会も予定しておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。