3月後半の出来事など

3月17日、令和5年度ケーブルテレビネットワーク光化等による耐災害性強化事業のしゅん工検査を実施しました。
この事業は、将来、飯田ケーブルテレビが運営する光キャストビジョンへ移行するため、これまでNTTにより光ケーブルの整備工事を行ってきましたが、NTTの工事では未整備となっていた地域があったため、今回、村が主体となって未整備地域のケーブルの光化を行ったものです。
当日は、役場庁舎及び南支所にある設備や今回開線できた地域のテレビが実際に見られるかどうかなど確認を行いました。

3月18日、例月出納検査を実施しました。
同日、下伊那郡土木技術センター組合議会臨時会、町村会、広域連合会議、長土連下伊那支部協議会が、はにかむべーす(旧地場産業センター)で行われましたので出席しました。
広域連合では、南信州ナンバープレートがいよいよ受付開始になるとの説明がありました。

3月19日、天龍中学校、天龍小学校の卒業式が行われましたので出席しました。
それぞれ、少人数ではありますが心のこもった暖かな卒業式でした。
中学生は、この体育館で行う初めての卒業式でした。
卒業生の皆さんには、夢や目標に向かってぜひ頑張っていただきたいと思います。

3月21日、戦没者慰霊祭が、南の森で行われ、ご招待をいただきましたので出席しました。
今年は、戦後80年目の節目の年に当たります。私を含め日本には戦争を知らない世代が多くなるとともに、戦争の犠牲となったご本人やご家族も高齢化が進み、戦争や原爆の記憶が少しずつ薄れつつあります。改めて、戦争の悲惨さを深く心に刻み再び悲しみの歴史を繰り返さない決意を新たにいたすものであります。

同日、辰(龍)年記念事業の一環として進めてきました郵便ポストのラッピングがこの度完成しましたので、お披露目式を行いました。併せて、図柄デザインを応募いただき採用となった皆さんへの表彰式も行いました。
ラッピングポストの設置に関しましては、村と郵便局とが毎年1回開催しております「まちづくり協議」の中で郵便局側からご提案いただいたものです。
今回、役場、龍泉閣前、南支所(おきよめの湯)の3箇所のポストにラッピングしましたが、その最終的なデザインは、ブッポウソウやお祭り、ゆず、お茶、ていざなすなど天龍村らしさがふんだんにあしらわれたものになり、村外から訪れた人にも目を引いてもらえるようなものとなりました。
昨今、郵便離れが進んでいるとお聞きします。どうかこのラッピングポストを見ながら、はがきや手紙を投函してみてください。

同日、地域おこし協力隊、集落支援員の令和6年度活動報告会が行われました。
それぞれの皆さんがそれぞれの分野で活躍されている様子を伺うことができました。
なお、当日お聞きになることができなかった皆さんには、定期的に活動の様子がわかるチラシ(回覧文書)が配布されていますので、そちらをご確認いただければありがたいと思います。

3月22日、天龍学校PTAの送別会がありご招待いただきましたので出席しました。
今年度末の人事異動により転職される先生方、またお子さんの卒業とともにPTAを卒業される保護者の皆さん、PTA活動大変お疲れ様でした。
会の冒頭には、天龍学校のPTA活動が評価され文部科学大臣賞を受賞されたとの報告がありました。おめでとうございます。

3月24日、天龍保育所の卒園式が行われました。
卒園児は3名。それぞれ「小学生になったらご飯をいっぱい食べれるようにしたい」「小学校に行ったら勉強を頑張る」や「大きくなったら電車の運転手になる」など元気いっぱいに話してくれました。

同日、天龍村消防団の任免命式がありました。
大船渡市や今治市などで発生した大規模な山火事のニュースが報道される中、天龍村ではここ数年、無火災が続いています。これもひとえに消防団の皆さんのおかげだと思っています。感謝申し上げます。特に、今年度末をもって退団される恩澤団長はじめ旧幹部の皆さん、大変お疲れ様でした。
また、宮下団長はじめ新幹部の皆さん、天龍村消防団の伝統を守りながら地域の安全安心に向け更にご尽力いただくことをお願いいたします。

3月25日、天龍村中学生海外研修事業が29日までの5日間行われます。
行き先は、グアム。本日は、出発式が行われ、私から「目的を忘れずに勉強してきてほしい」ことと「ご両親はじめ村民の皆さんへの感謝の気持ちを忘れないようにしてほしい」ことをお話させていただきました。
英会話学習や平和学習など、各プログラムを楽しんできてもらいたいと思います。

同日、愛知・長野県境域開発協議会運営連絡会及びビジョン策定報告会がオンライン会議にて行われました。
協議内容は、総会に向けたもので全て承認されました。

3月27日、一般社団法人G72官民協働事業推進協議会設立発表会が東京都内で行われましたので出席しました。
かねてから、G72ボックスを贈呈いただいておりますガーディアン72の有馬代表からは、有事の際にお互いが助け合うためにも今後さらに加盟自治体を増やしていきたいとの力強い発言がありました。

3月28日、今年度実施しているDX推進事業のアドバイザーである大松氏による活動報告会が開催されました。
業務の効率化、自動化や電子化、情報インフラの管理など、今年度の活動実績の報告がなされた後、生成AIによる活用体験なども行われ、参加した職員が関心をもって聞いていました。
DXが進んでも人の育成が大事であるということも話されていました。
来年度も引き続きDX推進に向けた事業を行っていきたいと思っています。

同日、八幡屋礒五郎の室賀社長さんと一緒に「ゆず」の植樹を行いました。
八幡屋礒五郎さんの商品に「ゆず七味」がありますが、原料のゆずは天龍村産のものが半分以上使用されています。
現在、ゆずの人気が高まり需要が伸びていることや、七味に使用している原材料をなるべく長野県産材にこだわりたいなどの思いから、この度、八幡屋礒五郎さんから苗木を50本ご寄贈いただきました。
ゆずの実がなるには数年かかると思いますが、天龍農林業公社の方で大切に管理しながら、立派なゆずを育て、八幡屋礒五郎さんに提供したいと思います。

3月30日、プレミアムインバウンド事業に係る意見交換会が龍泉閣で行われました。
この事業は、観光庁が海外の富裕層をターゲットに日本の地域産品や伝統工芸品などのモノの消費と一体となった特別体験などに注力した新たなインバウンドツアーを造成したいとするもので、下伊那南部5町村にある潜在的なものや文化等が活用できるかどうかしっかり検討していきたいと思います。

3月31日、今年度末をもって退職する職員への辞令交付を行いました。
勤務の長短はありますが、天龍村のためにご尽力いただいたことに感謝申し上げます。
健康には留意され、益々ご活躍されますことをご祈念申し上げます。

同日、今年度末の人事異動で阿南警察署長に赴任されました山田署長さんが来庁されご挨拶いただきました。

3月前半の出来事など

3月3日、長野県立阿南高等学校の卒業証書授与式が行われ、ご招待をいただきましたので出席しました。
今年の卒業生は43名。生憎の天候ではありましたが、卒業生それぞれが清々しい表情で明るい未来に向かって旅立っていかれました。
夢や目標に向かって頑張ってもらいたいと思います。

3月4日、令和7年天龍村議会第1回定例会が開会され、14日までの11日間、条例案や予算案などについて審議いただく予定です。
今回、上程した案件は、承認案件1件、条例案件13件、令和6年度補正予算案件5件、令和7年度当初予算案件7件、人事案件1件、報告1件、その他案件4件で、一般質問は14日の予定です。

3月6日、天龍村空家等対策協議会を開催しました。
今年度、長野県建築士会飯伊支部に委託し、約330件の空き家調査を実施しましたところ、家屋で15件、付属の小屋等で19件の危険空家が判明しました。
これらを特定空家と認定し、法令に則り粛々と指導監督等の手続きを行っていきたいと思います。

3月10日、村議会全員協議会が開催され、令和7年度当初予算案について説明を行いました。
一般会計においては、人件費、物件費等の増加により、総額が前年度より6.6%の増となりました。

同日、天龍みどりの少年団育成会指導部会並びに総会を開催しました。
今年度も育成会の皆様はじめ村民の皆様のご協力により各種事業を実施することができました。ご協力に対し心より感謝申し上げます。
子供たちの数は少ないわけですが、山林の多い天龍村にとりましては、大変重要な活動の一つであります。
来年度も引き続きご理解ご協力をお願いいたします。

3月11日、国保運営協議会並びに介護保険等懇話会が開催されましたので出席しご挨拶させてもらいました。
国保、介護ともに人口減少に伴い非保険者数が減少しているのと高齢化の進行に伴いサービス等を受けられる方が増加し、医療費や介護給付費が増加しています。
従いまして、その分、加入者の皆様の負担額を増額しなければならない状況が続いています。
両制度とも安定的に運営していくためにもご理解をお願いしたいと思います。

同日、前天龍学校PTA会長と天龍小学校長が来庁され、文部科学大臣から優良PTA表彰を受賞したとの報告がありました。
会員数が減少する中で組織や活動の見直しを行ってきたことが評価されたそうであります。おめでとうございます。
引き続き、学校や子供たちのためにご尽力いただきたいと思います。

3月13日、天龍保育所のお別れ給食会が行われました。
今春、小学校に入学する子供たちを中心に園児全員で昼食をとりました。
皆んな行儀もよく、残さず、時間までに食べきっていて立派でした。4月が楽しみです。

3月14日、令和7年第1回天龍村議会定例会最終日でした。
私どもが提案いたしました諸案件について慎重にご審議いただき、全ての議案をご決定いただきました。
議員の皆様は、来月末をもって任期満了となりますので、今議会が今期最後の定例会となりました。これまで4年間、村政運営に対しご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げたいと思います。また、私共に対し叱咤激励の意味も込めご指導ご鞭撻をいただいてきましたこと厚く御礼申し上げます。
今期を最後に御勇退されます議員の皆様に対し、長年にわたり村政発展のために様々な面でご貢献を賜りましたことに敬意と感謝を申し上げます。どうか健康には十分ご留意され、新たな人生を歩んでいただきますとともに、立場が変わりましても引き続き大所高所から村政にご助言を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
また、引き続いて次期を目指されます議員各位におかれましては、村民の負託を得て、再び村議会議員としてご活躍されますことをお祈り申し上げます。
最後に揃って記念写真を撮りました。

3月15日、どんぐり向方学園の卒業証書授与式が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。
今年度の卒業生は小学生が5名。全員が凛とした姿で卒業証書を受け取った後、それぞれが家族への感謝と今後の抱負などを力強い言葉で語ってくれました。
中学生になっても引き続き頑張っていただき、夢や目標に向けチャレンジしてもらいたいと思います。
式典終了後には雪がちらついていました。