8月後半の出来事など

8月15日、公民館主催による「二十歳のつどい」が行われ、来賓としてご招待いただきましたので出席しました。
今年の対象者は7名(うちミャンマー出身者1名)。式典に参加した方は2名でした。
私から「それぞれの場で活躍して欲しいことと、ふるさと天龍村と何らかの関係を持ち続けてもらいたい」旨をお話しさせていただきました。二十歳の代表者からは「夢に向かって頑張る」との力強い言葉が聞かれました。改めて、二十歳の成人誠におめでとうございます。
式典の後には、マジックショーが行われた他、当日は戦後8回目の終戦記念日ということもありミドルベリー大学が製作した「天龍村の歴史」と題した第二次世界大戦中に国策として行われた平岡ダムに纏わる映画の上映会が行われました。

同日、おきよめ観光協議会主催による「魚つかみどり大会」がおきよめの湯で行われました。
帰省客や温泉に来たお客さんなどで賑わいました。

同日、第40回ふるさと夏まつりを開催しました。
天候にも恵まれ、大勢の皆さんにご来場いただきました。
子供たち向けのキャンディーシャワーに始まり、リューズシンフォニージャズバンドの皆さんによる演奏、お楽しみ抽選会、盆踊り大会、煙火大会と全てが賑やかにできました。特に盆踊りは中高生の参加により二重の輪ができ、伝統行事が継承できそうな思いを感じとることができましたし、煙火も煙が立ち込めることなく全てきれいに見ることができました。スターマインは諏訪湖花火に負けないくらい見事でした。
そもそもこのふるさと夏まつりは、お盆を利用して帰省された皆さんと村民の皆さんが交流する場として長い間続けてきたイベントです。今年はそうした意味で十分に目的が果たせたのではないかと思っています。
ふるさと夏まつりにご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

8月16日、公民館主催の盆野球大会が開催されご招待いただきましたので出席しました。
お盆で帰省した元野球小僧たちが集まり、若い頃を思い出しながら白球を追いかける姿が見られました。
また、開会式で平松公民館長がアカペラで「栄冠は君に輝く」を熱唱し、大会を盛り上げてくれたことが印象的でした。

8月18日、飯伊森林組合理事会が開催されましたので出席しました。
経営改革推進委員会を設け、組合の経営に関し検討していくことになりました。

同日、町村会、下伊那総合事務組合議会、下伊那自治センター組合議会、広域連合会議が行われました。その後、飯田医師会役員との懇談会が行われ、「医師不足における課題と対策について」「分散治療体制(地域内トリアージ)について」をテーマに意見交換をさせていただきました。

8月19日~20日、長野県町村会政務調査会の建設部会が南佐久郡佐久穂町で行われましたので出席しました。
部会では、今年度国や県に対して行う提案や要望事項の内容について確認をし、道路、河川、砂防などの他、災害に備えた公共事業の推進について強く訴えていくこととしました。
部会後には、佐久穂町の施設をご案内いただきました。役場は約5年前に竣工したばかりで、綺麗なのはもちろんですが、USBの保管管理などセキュリティの完備まで施されていたのは驚きでした。また、道の駅八千穂高原も出来たばかりの施設で、地元産の野菜などが並べられており大変賑わっていました。

8月21日、例月出納検査が行われ、その後村監査委員による令和6年度決算審査の講評が行われました。
審査結果は概ね良好とのご意見でしたが、滞納整理の推進や繰越事業の抑制など一層の努力を求められました。

同日、阿南高等学校協力会の総会が阿南町で行われましたので出席しました。
前年度の事業報告及び決算報告、本年度の事業計画案及び予算案が原案どおり承認されました。
その後「阿南高等学校と地域の発展を考えるシンポジウム」が開催され、同窓会や協力会始め大勢の皆さんが参加しました。
前半の基調講演では、兵庫県村岡高校の今井典夫先生と鳥取大学地域学部の筒井一伸教授が講演され、後半では阿南町長や阿南高校学校長などのパネリストによるパネルディスカッションが行われました。
人口減少下、県の高校再編の議論が進む中、地域の高校として阿南高校を存続するよう関係機関が一体となって連携していくことが重要だと考えます。

8月22日、広域連合議会が飯田市で開催されましたので出席しました。
同日、消防団、日赤奉仕団合同の救護訓練が行われましたので出席しました。
来る総合防災訓練に向け、基本的な救護等の知識を習得するために行われたもので大勢の団員の皆さんにご参加いただきました。
AEDの取り扱いについては、飯田広域消防署の職員にご指導いただきました。

8月23日〜24日、東京品川区大井町駅前で「大井どんたく夏まつり」が開催されました。天龍村からは、観光協会長に上京いただき。、ていざなすなどの特産品の販売や村のPRを行ってくださいました。両日とも非常に暑い日でしたが、お祭り参加者も多く、暑さを忘れるくらい大変賑わっていました。

8月24日、文京区の傳通院境内で「文京区思い出横丁」が行われ、天龍村からていざなすやお茶、キノコの販売等を行いました。
そもそも、このイベントに参加させていただいているのは、(株)ボノ様との協定がきっかけで、すでに4年近くになります。
また、当日は郁文館グローバル高校の生徒の皆さんにもご協力いただき、より活発なPRができました。ありがとうございました。

8月25日、安曇野市にある「社会福祉法人北アルプスの風」にお邪魔して天龍村の今後の福祉施設のあり方などについてご相談させていただきました。
神谷理事長からは、いろいろなアイディアやご助言などをいただくことができました。また、北アルプスの風が管理運営する各施設を視察させていただきましたが、どの施設もコンセプトを持った内装となっており、入所者はもちろん働く職員の皆さんも明るい気持ちになるだろうなと感じました。
神谷理事長始め、ご対応いただいた職員の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

8月26日、NTTユーザ協会主催の電話応対コンクールが駒ヶ根市で行われましたので、同協会副会長の立場で出席しました。
コンクールは、事前に与えられた課題に適切に対応できるかどうかを競うもので、天龍村からは職員が2名エントリーしました。
結果はともかく、こうした機会を通じて接遇や電話応対を学んでいただきたいと思います。

同日、第3期まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会を開催しました。
令和8年度から始まる向こう5年間の計画策定にあたりご意見を伺う目的で村内の有識者の皆さんに委嘱をさせていただきました。
人口減少が少しでも鈍化するよう奇譚のないご意見をお願いいたします。

8月27日、林務委員会が開催されました。
キノコ採りシーズンを迎える前に村有林の入山手数料等についてご意見をお伺いいたしました。

同日、3件の入札を行ったほか、課長会議を開催し来月の行事等について確認し合いました。

8月28日、令和7年度全国山村振興連盟関東ブロック支部長会議が天龍村で初めて行われました。
そもそも山村振興地域は、山村振興法に基づいて指定された市町村で、全国で734あり、うち長野県には49あります。
東京一極集中が進行する中、山村地域は、国土の約5割を占め、一方人口は3%に過ぎませんが、地域住民はそこに住み、地域社会を守り、森林や農地を管理することによって、災害の防止などの国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保全、国民の憩いの場、更には地域の伝統や文化の維持継承といった多面的・公益的な機能を果たしてきております。
今回、関東ブロック7県の支部長(代表)の皆さんが天龍村がお見えになり、各市町村の取り組み状況などを発表してくださいました。また、天龍村の施設等を視察いただきました。遠路お越しくださいました皆様に感謝申し上げます。特に、群馬県嬬恋村の熊川村長、埼玉県横瀬町の富田町長には貴重なお話を聞かせていただき深く感謝申し上げます。
来年度は茨城県の日立市が開催地となります。山村の振興に向け引き続きよろしくお願いしたいと思います。

8月29日、長野県道路整備期成同盟会総会が長野市で行われましたので出席しました。
総会後には、国土交通省関東地方整備局の小澤道路企画官による「道路行政を取り巻く最近の情勢」と題した講演会が行われました。

8月30日、原地区納涼大会が行われご招待をいただきましたので参加しました。
このイベントは、原地区の恒例行事として毎年地区外からも多くの皆さんが参加して賑やかに行われています。

8月31日、令和7年度天龍村地震総合防災訓練を実施しました。
9月1日の防災の日に合わせ毎年実施していますが、なるべく多くの方が参加しやすいようにと今年は防災の日前日の日曜日開催としました。
このところ、毎日のように暑い日が続いていますが、そのような中、各避難地では大勢の皆さんにご参加をいただき各種訓練が実施されました。
南海トラフ地震の発生が危惧されるほか、最近では大雨による甚大な被害が全国あちらこちらで発生しています。
有事への備えを平時に確認等行うことは重要なことで、改めて「自分の命は自分で守る」ことを基本に、この防災訓練をきっかけに今一度防災意識を高めていただけるとありがたいと思います。

8月前半の出来事など

8月1日、村内で活動しているNPO法人のツメモガキの皆さんが管理運営するゲストハウス(ワーキングスペース含む)「ORION」が完成し、2日から4日までの3日間見学会を行うとのご案内をいただきました。私は当日都合が悪いため、ひと足早く見学させていただきました。
村内産の木材をふんだんに使用していて温かみのある内装と、ロケーションを楽しむためのワイドなサッシなど、特徴的な建物で皆んなが自然と気軽に集まってくる場所になるだろうと感じたました。

同日、長野県河川協会総会が長野市で開催されましたので出席しました。
提案された議案は全て原案どおり承認されました。

8月4日、下伊那南部地区議員会総会が下條村で行われました。
議事の中で、各町村からの提出議題(全12議題)の審議が行われ、天龍村からは熊谷よし江議員が「一般国道418号の改良整備促進について」、熊谷清治議員が「主要地方道飯田富山佐久間線の改良整備促進について」を提案しました。両議題とも全会一致で承認されました。

8月5日、阿南高等学校協力会の会計監査を行いました。
同日、今年度開催した地区懇談会の検証・検討会議を開催しました。
懇談会でいただいたご質問の内容を再確認すると共に、ご提案いただいたご意見やご要望に対し速やかに対応するよう指示しました。

8月6日、広島原爆投下から80年目の日。
朝8時15分、出勤した役場職員全員で、被爆された皆様始め関係者に対し哀悼の誠を捧げるとともに恒久平和を願い黙祷をしました。

同日、リニア中央新幹線建設促進長野県協議会総会が飯田市で行われましたので出席しました。
各議案は原案どおり承認されましたが、知事に対し、リニア開業時期について明確にするようJR東海に強く要望して欲しい旨の意見等が出されました。

8月7日、阿部長野県知事が南信州執務週間の一環として来村されました。
天龍村では「南信州伝統野菜生産者の皆さんとの意見交換会」と「国道418号足瀬災害現場の視察」のスケジュールが組まれました。
伝統野菜生産者との懇談では、生産者の皆さんから「現状と課題」、「これからの在り方」などについて発言があり、それに対して知事からも発言がありました。
まとめとして、知事からは「3つの宿題をもらったので、県としてしっかり検討する」との心強いお言葉をいただきました。
また、災害復旧現場では、現在の進捗状況などを飯田建設事務所長などから説明を受け、その合間に私から、今回の災害復旧工事に関するお礼を申し上げるとともに、工事箇所前後の未改良区間の早期整備をお願いしました。

同日、郁文館グローバル高校(東京都文京区)の学生さんが来庁され、代表して2名の学生さんから天龍村の地域づくりに関する提案をいただきました。
一人は女性で「コスプレによる活性化」について、もう一人は男性で「未利用資源活用と高齢者のウエルフェアの観点から菌床栽培」についてプレゼンいただきましたが、共によく内容を研究、検討されていてクオリティの高いものでした。
今、天龍村総合計画後期計画を策定している時期ですので、参考にさせていただきたいと思います。

同日、盆踊りの練習会が行われましたので出席しました。
1年に1度の盆踊りなので思い出すまで時間はかかりましたが、15日開催予定の「ふるさと夏まつり」では所作良く踊れるよう頑張りたいと思います。

8月8日、下伊那南部ブロック農業委員会協議会総会が天龍村を会場に開催されましたので、地元村長として皆さんを歓迎させていただきました。
農業を取り巻く環境や様々な問題が山積する中、農業委員会の役割は大きいと思いますので、村を始め関係機関と連携する中でそれぞれ対応していただきたいと思います。

8月9日、長崎原爆投下から80年目の日でした。

8月10日から11日にかけ雨が降りました。
中井侍地区で11日に時間最大雨量28ミリを記録しましたが、長期にならず大きな災害もございませんでした。

8月12日、来庁者が多くありそれぞれ対応させていただきました。

7月後半の出来事など

7月17日、下伊那山林協会役員会が飯田市で行われましたので出席しました。
併せて、南信州森林認証協議会の監査が行われ、会計内容等のチェックを行わせていただきました。
また、その後には、町村会、広域連合会議が行われ、最後に京浜急行電鉄の執行役員の皆さんとの意見交換会に出席しました。
リニア開業を見据えた長野県駅周辺の開発等についてヒントとなるようなお話もいただくことができました。

7月18日、関東甲信越が梅雨明けになったとの発表がありました。平年より1日早く、昨年と同日だそうです。
この日、飯田市在住の吉川哲雄様から天龍村郷土美術館に車いす2台をご寄贈いただきました。
大切に管理すると共に有効に活用させていただきたいと思います。

7月20日、参議院議員通常選挙の投開票日でした。天龍村の投票率は62.42%、前回(62.18%)より若干増えました。
今回当選された国会議員の皆さんには、ぜひ地方創生、地方分散型社会の創生、国土強靭化など地方への配慮を強く求めたいと思います。

同日、村職員の結婚式がありご招待をいただきましたので出席しました。
コロナなどでこうした式場を利用して行われる結婚式への出席は久しぶりでした。
式場は、古民家を改装して造られたとのことで、大変趣のある会場でした。
新郎新婦は共に公務員であり、お似合いのカップルだと感じました。末永いお幸せをお祈りいたします。

7月22日、村道、林道関係の入札を行いました。
また、下伊那南部建設事務所のお計らいで、現在県で施工いただいている国道418号天龍村足瀬地区の災害復旧事業の工事現場見学会に参加してきました。
今回は橋梁工事の上部工の施工状況の他、めったに入ることができないと言われている橋梁箱桁の内部にも入らさせていただき、施工業者から説明を聞くことができました。暑い日が続く中、工事は順調に進んでいるとのことです。
完成予定は、令和8年3月末だそうです。完成が待ち遠しいわけですが、安全に工事が進むことをお祈りいたします。

同日、介護保険懇話会を開催しました。
第9期の介護保険計画の初年度(6年度)の実績が確定しましたのでその説明をさせていただき、ご意見等をいただきました。

同日、阿南警察署長との懇談をさせていただきました。
交通安全や防犯など地域の安全安心を自治体と共に守っていくことを確認いたしました。

7月23日、公共施設の草刈り作業を村職員と村議会議員との合同で行いました。
本格的な夏を迎える前に伸びきった草や支障木の伐採などを行いました。

同日、飯田短期大学の武分学長、三浦副学長が来庁され着任のご挨拶をいただきました。
また、学生の確保などについて意見交換させていただきました。
村として出来る限りの協力はしたいと思います。

7月24日、長野県治水砂防協会総会が長野市で行われましたので出席しました。
総会終了後には、国土交通省の國友砂防部長、全国治水砂防協会の岡本副会長の講演をお聞きしました。

7月25日、第6次天龍村総合計画(後期計画)の策定に係る専門部会全体会議を開催しました。
私からは、委員の皆さんに人口減少化にあって5年後、10年後を見据えた村の姿を想像しながら、それに対応した施策を是非ご提案いただきたい旨をお願いいたしました。

7月28日、今日から決算審査をお願いしました。
同日、定例の課長会議を開催し、来月の行事日程等を確認しました。

7月29日、愛知・長野県境域開発協議会による愛知県及び中部地方整備局への要望活動を行ってきました。
国道153号及び愛知県豊根村内の道路整備などについて、近隣町村の立場から発言(要望)させていただきました。

7月30日、静岡県天竜高校の皆さんが来庁されました。
毎年、「天竜ラボ」と銘打って天龍村でのフイールドワークを行っています。
今年は6名の生徒と1名のOGが参加してくれ、小学生のサマースクールのお手伝いやていざなすなどの農業体験などをしてくれました。
この交流が、学生さんたちにとって良い経験になることを期待します。

同日、過日天龍村郷土美術館に車いすを寄贈してくださいました飯田市の吉川様をお招きし、車いす寄贈記念セレモニーを開催しました。
車いすは、天龍村郷土美術館の管理運営を行っていく上でも大変ありがたい備品であり、特に、お身体が不自由な方がゆっくり美術品を鑑賞できるツールとして有効にかつ大切に使用させていただきたいと思います。

同日、下伊那南部総合事務組合の理事会及び臨時議会が開催されましたので出席しました。
今回は主に、正副議長選任など議会構成を決めました。

同日、消防団、日赤奉仕団、天龍村災害支援チームの皆さんと村の4者会議を開催し、例年実施している地震総合防災訓練について協議しました。
今年度は、8月31日、日曜日に開催する予定です。多くの皆さんのご参加をお願いします。

7月31日、国道418号整備促進期成同盟会総会が天龍村老人福祉センターで開催されましたので出席しました。
総会では、提案した議案を全て原案どおり承認いただきました。
総会後は、現在県で進めていただいている工事現場を視察させていただきました。

同日、飯田信用金庫の宮島理事長が来庁され、着任のご挨拶などをいただきました。

同日、南信州東部軸道路整備促進期成同盟会総会が喬木村で行われましたので出席しました。
提案された議題は全て原案どおり承認されました。