成人式が行われました

8月15日、恒例の「天龍村成人式」(天龍村公民館主催)が行われました。
今年の対象者は9名。皆さん、それぞれ学生や社会人として立派に成長されておられました。
私からは、村の現状をお話させていただくと共に、今の人口減少時代、地方創生には皆さんのような若いエネルギーが不可欠なので、「ふるさと天龍村」に誇りと愛着を持って、新しい時代を築いてほしいとお願いしました。
新成人として、自覚と責任を持ち、将来の夢や希望を叶えるため、今後、益々ご活躍されますことをご祈念申し上げます。

アトラクションでは、天龍村出身の森田梅泉さんによるコンサートが行われました。
フルートや篠笛等を使っての演奏でしたが、心にしみる音色で感動的でした。

台風5号通過、大きな被害なし

台風5号の影響で、8月7日昼頃から降り始めた雨も、8日朝方には小降りになり、累積雨量は平岡で144.2mmを記録しました。
また、昨夜(7日)は、洪水警報が発令されたため、役場も災害警戒体制をとり、職員を招集し情報収集にあたらせたり、宿直者を増員したりしました。
村内一部で停電や落石、倒木等がありましたが、お陰様で、大きな被害もなく済みそうです。


(今朝の平岡ダム)


(職員による倒木除去作業)

また、昨日午後1時から片側交互通行が可能となりました、主要地方道飯田富山佐久間線、羽衣崎上の災害現場。私も飯田からの出張帰り、久しぶりに県道1号線を通ってみましたが、道中、懐かしい風景に感激しました。
11月頃まで片側交互通行とのことですが、引き続き1日も早い完全復旧を県等に要望してまいります。

橘君、リトルで全国へ! 天龍みどりの少年団が県知事表彰受賞

8月2日、天龍小6年の橘慶司郎君が、今月18~20日にかけて宮崎県都城市で行われる「全国選抜リトルリーグ野球大会」に飯田リトルのメンバーとして出場するため、表敬訪問に来てくれました。
天龍村出身の子供が全国の舞台へ行くというのは、何十年ぶりかと思われます。どうか普段の練習の成果を存分に発揮し、優勝旗を持ち帰って来てもらいたいと思います。
頑張れ!


(橘君は左から2人目)

8月1日、天龍みどりの少年団が、県の自然保護活動等功労者知事表彰を受賞しましたので、その報告に来てくれました。
県の天然記念物で、村の村鳥であるブッポウソウの巣箱作りを始めとした保護活動を長年続けてきた功績が認められたものです。
ブッポウソウが毎年、天龍村に飛来してくるのは、こうした皆さんの努力があるからだと思います。
おめでとう!

飯田富山佐久間線、8月7日から片側通行可能に

主要地方道飯田佐久間線の通行止めに関しまして、昨日、長野県飯田建設事務所より連絡があり、8月7日(月)17時から、片側交互通行を開始する旨の連絡がありました。
3月21日に大規模な法面崩落が発生してから、4ヶ月余。通院や通勤、通学、買い物、観光等、村民生活に大きな影響が生じておりましたので、ひとまず、ほっとしております。また、お盆を控え、帰省される皆さんにとりましても、大変ありがたいことだと思っております。
土日返上で、かつ作業時間も延長しながら、復旧作業にあたっていただいた下伊那南部建設事務所始め関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
完全復旧までは、まだ数ヶ月かかるとの事です。1日も早い復旧を引き続き要望してまいりたいと思っております。
hagoromopress


(崩落直後の様子)

第30回「反核平和の火リレー」がスタート

7月18日、今年で30回目を迎えた「反核平和の火リレー」が、飯田市役所を皮切りにスタートしました。

この「反核平和の火リレー」は、「語り継ごう、走る続けようヒロシマ・ナガサキの心を」をスローガンに、被爆地広島で始められたものです。長野県では県内各地を走り継ぎ、本日から8月10日まで行われ、最終は木曽地区でゴールを迎える予定だそうです。

天龍村役場にも本日、下伊那地区平和友好祭実行委員会のメンバーが来村し、若手職員からトーチによる「平和の火」をもらい、それを次走者に渡しました。また、要請書もいただきました。

戦後72年が経過し、戦争経験者等が高齢化する中で、戦争や原爆の記憶が少しずつ薄れつつあります。平和の尊さ、命の大切さをこの「反核平和の火リレー」行動によって是非語り続けていってほしいと願います。

暑さが続きますが、身体には充分ご留意され、関係の皆さんの願いが届くことをご祈念申し上げます。

信州DC、平岡駅からスタート

長野県では7年ぶりとなる「信州デスティネーションキャンペーン」が、7月1日から始まりました。
当日は、県内各地でオープニングセレモニーが開催されましたが、天龍村でも「信州の南の玄関口」としてJR平岡駅で盛大に行われました。
平岡駅ホーム上では、主催者である南信州地域振興局長やJR東海運輸営業部長、遠山キッズ太鼓の皆さんなど多くの皆さんと一緒に「信州DC記念秘境駅号」を出迎えました。また、駅横の広場では天龍村を始め、近隣市町村の特産品等を販売するテントなども設けられ、観光PRを行いました。
今後も「信州DC記念秘境駅号」等の運行が計画されておりますので、皆様もご都合がつけば是非天龍村へお出かけ下さい。
<今後の運行予定>
・急行「飯田線秘境駅号」 9月15日(金)~18日(月・祝)
・急行「飯田線80周年秘境駅号」 8月19日(土)、20日(日)

長野県茶の共進会、県知事賞を受賞

6月25日、第44回長野県茶の共進会褒賞授与式が、飯田市JAみなみちゃんホールにて行われました。
この共進会は、長野県産茶の品質向上と生産振興を目的に毎年実施されており、今年で44回と長い歴史がございます。
この褒賞式に先立ち、6月23日に天龍村老人福祉センターにて審査会が行われたわけですが、今回は、下伊那、木曽地域から30点が出品され、茶の色合いや風味、外観などを総合的に評価した結果、天龍村からは、長野県知事賞に、柿下忠雄さん(中井侍)、1等賞に大平元紀さん(中井侍)、羽田野七郎平さん(中井侍)、大平登さん(中井侍)、2等賞に大平邦芳さん(中井侍)が入賞されました。おめでとうございます。
今年は、春先からの低温傾向で茶の生育が例年より10日ほど遅く、茶の芽が生育、伸長する4月末から少雨乾燥傾向で推移したこともあり、生産者の皆様にとりましては、ご苦労の多い中での1番茶であったと思います。
今回の受賞を励みに、益々ご活躍いただくことをご祈念申し上げます。

DSC_0401

6月22日、天龍村議会第2回定例会が閉会し、上程しました議案等を原案どおり可決いただきました。
29年度も3ヶ月が経とうとしております。いよいよ各事業が本格的に始動します。村政発展に向け全力で頑張ります。
余談ですが、議会が開催される度、議場に花を届けて下さる村民の方がおられます。緊張した会場の中で心を落ち着かせてくれています。
心より感謝申し上げます。

DSC_0398
DSC_0389

火点は前方の標的…

6月7日、関東甲信、東海地方に「梅雨入り」の発表があったにもかかわらず、雨が少なく晴れ間が続いております。また、役場屋上のブッポウソウも順調に成長し、ヒナも順次ふ化しております。
そんな中、昨日(6月11日)、天龍村消防団の操法技術大会が盛大に行われました。
少ない団員数ではありますが、ほぼ全員が出動し、加えて阿南消防署長を始め多くの来賓や団員の家族等が見守る中、選手の皆さんは日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮されたと思います。
「火点は前方の標的、水利はポンプ右側後方防火水槽、手広めによる二重巻きホース、一線延長、定位につけ」
皆さんの規律よい、一生懸命な姿に感動しました。
優勝チームは、7月に行われる飯伊大会に出場するとのことで、優勝目指し、是非、頑張っていただきたいと思います。
若い皆さんが、各自仕事をお持ちであるにもかかわらず、強い使命感を持って消防活動に尽力されておりますことに、改めて感謝申し上げます。

DSC_0385

第43回東京天龍会の「つどい」

6月4日、新宿Y’sエステック店において、第43回東京天龍会の「つどい」が大勢の会員の皆様が参加の下、盛大に開催されました。

村からは、私の他に板倉議会議長、大平副議長、竹田教育長が参加させてもらい、私からは、人口減少等による村の喫緊の諸課題等について近況報告をさせていただくとともに、会員各位の村へのお力添えをお願いしてまいりました。

一方、東京天龍会の皆様からは「会員の維持・拡大に向けみんなで頑張ろう」とのお話があったり、懇親会の中では、かつての賑やかだった頃の懐かしいお話や「久しぶりに帰郷した際の閑散とした街通りが寂しかった」、「村の現状聞くと大変だと思うけど頑張ってくれ」などのお話を沢山お聞きいたしました。改めて、「ふるさと天龍村」を想う会員各位の熱い想いも強く感じさせられました。

東京天龍会の益々のご発展と会員の皆様のご多幸ご健勝をご祈念申し上げます。

DSC_0380

飯田市南信濃の山林火災

ゴールデンウィーク後半、5月5日のこどもの日の夕方、天龍村境に近い飯田市南信濃戸倉山付近で山林火災が発生しました。
天龍村消防団も、5日と本日(8日)応援協定に基づき消火活動に協力。
また、近隣の静岡、愛知、岐阜県の他、東京消防庁、埼玉県からの消防防災航空隊のヘリや陸上自衛隊のヘリが連日にわたり上空から散水しておりますが、なかなか鎮火にいたりません。
原因も不明とのことですが、とにかく一刻でも早く鎮火してもらうことを願います。
消火活動にあたられている皆さんに感謝申し上げます。

DSC_0290

DSC_0288