10月1日、村会議員と一緒に国土交通省、財務省、国会議員への国・県道の整備に関する要望活動を行いました。
今回は、宮下代議士のはからいで国交省の沓掛道路局長、財務省の山川主計官に直接面会でき、村の窮状を訴えながら早期の道路改良整備をお願いすることができました。
印象的には両省とも村の状況をご理解いただけたかと思いますし、出来る限りの支援をいただけるとの感触を持ちました。
要望活動の最後には、宮下一郎代議士のもとにお邪魔し道路始め水道などのインフラ整備に始まり、最近の諸課題について懇談させていただきました。
10月2日、G72BOXを提供いただいているガーディアン有馬社長の事務所を訪問し、「首長が語るリレー対談」の取材を受けました。
同日、長野県南部国道連絡会による提言活動で財務省を訪問し、その後地元国会議員との意見交換会、上下伊那関係市町村長との情報交換会が行われましたので出席しました。
10月3日、国道153号飯田南バイパス整備促進期成同盟会による国土交通省への要望活動が行われましたので出席しました。
10月4日、飯田市南信濃の道の駅遠山郷及びかぐらの湯のグランドオープン記念式典が行われ、ご招待をいただきましたので出席しました。
当施設は、三遠南信自動車道における南信州の玄関口にもなるので、天龍村としても共に発展できるよう連携を図っていきたいと思います。
10月6日、三遠南信サミット2025in南信州が飯田市で開催されましたので出席しました。
今回のテーマは「人口減少時代の広域連携 持続的に成長する地域の創生」でした。
開会式後、3つの分科会に分かれて意見発表を行いましたが、私は第1分科会で「人口減少時代における生活・社会インフラの活用について」をテーマに意見交換を行わせていただきました。
私からは、三遠南信自動車道の開通に伴う期待と効果について産業面での期待を発言させていただきました。
併せて、国道151号沿線の通行量減少に伴う空洞化が心配されるため、愛知・長野県境域開発協議会で「県境域ビジョン」を策定したことなども発言しました。
また、特別講演として(株)日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員による「人口減少時代の三遠南信地域 切り開く未来」と題した講演が行われました。
10月7日~8日、広島県竹原市で実証している家庭用水循環システム「WOTA Unit」を視察してきました。
この「WOTA Unit」は、雨水を飲用できるレベルまで浄水して再利用する分散型の水循環システムです。
これまで水道といえば管路を整備して配水する形(集約型)が主流でしたが、今回のシステムは、各住宅ごとに「WOTA Unit」を設置(分散型)することで行政コストの削減や施設管理の省力化など人口減少時代におけるインフラ整備のモデルになると思っています。
今回訪問させていただいた広島県竹原市小梨地区は約30戸の集落。そのうち10戸にこの「WOTA Unit」が設置されており、住民の皆さんも「何の問題もなく快適な生活を過ごしている」との言葉を聞かせていただきました。
水道施設の老朽化が進む我が天龍村でも前向きに検討していきたいと思っています。
10月9日、天竜川上流河川事務所の企画で管内の天竜川沿川をヘリコプター上空から視察させていただいたました。
ヘリコプター(「まんなか号」)は、今年5月から運行を始めたばかりの新車。
天候も良く、街並みや天竜川沿いの山肌、砂防施設や河川改修の様子、さらにはアルプスの山並みも見ることができました。
伊那市三峰川上流やリニア建設予定地、飯田市内もキレイに見えました。もちろん平岡の街も良く見えましたよ。
10月10日、天龍村の秋祭りシーズン到来!
今日は、先陣を切って松島十五社の秋祭りが行われました。
伝統行事を維持していくことは大変で、十五社でもかつて獅子舞が行われていたようですが、今では祭りの時に飾るのが精いっぱいのようです。
「後継者不足でお祭りの準備も年寄りばかり、伝統行事を守っていくのも大変だ」と地元の重鎮がおっしゃってました。
同日、令和7年度下伊那南部保健医療協議会総会が阿南町で行われました。
前年度の事業報告及び決算報告、今年度の事業計画案及び予算案などが原案どおり承認されました。
また、総会終了後には大阪歯科大学の小野高裕特任教授による「よく噛むことから始める健康づくり」と題した講演がありました。
1口30回は噛むように意識することが大事だそうです。(早食いの私には難しい課題です)
10月11日~12日、満島神社の秋祭りが行われました。
初日の宵祭りは、小雨が降り一部縮小にて行われましたが、2日目は秋空の中、予定どおり開催されました。
満島神社のお祭りは、御神体を率いた行列が二日かけて渡御するという大変珍しいお祭りです。
初日は原のお宮から行列一行が出発し、村の様子や氏子の生活を見ながら南の森と呼ばれるお宮を目がけて練り歩いて行きます。そして南の森で一泊します。2日目は、逆に南の森から原のお宮に向け帰るというものです。
行列は、子供たちの幟旗から始まり、氏子青年の太鼓、神楽団の獅子、壮年層の宿入れ、御神体、老年層の温故団と続きます。
老若男女が集い、賑やかに行われました。
同日、奉納煙火大会及びおみこしコンクールが行われました。
煙火は、霧や煙が充満し折角の花火が見えにくい状態でしたが、おみこしは、保育所、小学校低学年、高学年、中学校、社会福祉協議会の5基が出場し、「わっしょい わっしょい」の掛け声とともに、元気いっぱいにぎやかに担いでくれました。おみこしは、今年話題のミャクミャクや龍のモニュメント、伝統野菜のていざなすをモチーフにしたものが繰り出されました。審査には大変苦労しましたが、厳正なる審査の結果、社協のおみこし(ていざなすのこだわった)が最優秀賞を受賞しました。
来年も是非、多くのおみこしの参加を期待します。
10月13日、大安吉日。
大阪では大阪・関西万博が184日間の幕を閉じ、多くの感動や思い出などを残しました。
その様な中、我が天龍村では、現在地域おこし協力隊員として活動しているお二人の結婚披露宴が向方天照大神社で行われました。
神奈川県と北海道出身のお二人が、こうして天龍村民として向方の地で挙式したことに強い縁を感じます。
向方地区では、お嫁さんを迎えたのは20数年ぶりだそうです。また、向方天照大神社で挙式を行ったのは初めてだそうです。お二人の思い出になりましたし、記録にも記憶にも残った結婚式でした。
式の後の披露宴には、地元向方地区の皆さんや地域おこし協力隊の皆さん、お二人の指導役を担っているお師匠の皆さんなどが集まり、また料理は皆さんの手作りで、地区をあげてお二人を祝福している様子はとても暖かく心を和ませてくれました。
村としては、彼らに続く新たな村民を迎えられるよう努めてまいりたいと思います。
10月15日、全国山村振興連盟理事会が東京都内で開催されましたので出席しました。
11月に開催予定の総会に提出する要望事項案と決議案を承認しました。また、今年度からスタートした新山村振興法の確実な実行を確認しあいました。