3月前半の出来事など

3月1日、阿南高等学校の卒業式が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。
今年度の卒業生は60名。卒業生代表のあいさつでは「なりたい自分になるため頑張る」との強い決意が聞かれました。

同日、令和5年度天龍村小中学校併設校整備工事のしゅん工検査を行いました。家庭科室や美術・図工室など新たに増築した部屋は村の木材をふんだんに使用し、明るい暖かみのある教室となりました。また、職員室やランチルームなど増改築した部屋はゆとりのある落ち着いた教室となりました。また、総合体育施設との連絡路も整備され有事の際の避難路としても活用できるようになりました。施工に携わっていただいた業者の皆様並びに工事にご協力いただきました地元地区の皆様に感謝申し上げます。

3月4日、元参議院議員の宮島喜文さんの叙勲祝賀式発起人会が泰阜村で行われましたので出席しました。3月31日に祝賀会を行う予定で、そのための準備会議でした。

3月7日、令和6年第1回天龍村議会定例会を開会しました。私から今定例会に提出した議案は、承認案件1件、条例案件17件、令和5年度補正予算案件5件、令和6年度当初予算案件7件、人事案件2件、報告1件、その他案件1件でした。
最終日は22日の予定で、一般質問も22日行う予定です。

3月8日、令和6年4月採用予定の集落支援員の面接試験を行いました。今回募集した集落支援員の任務は、買い物支援です。

3月11日、議会全員協議会を開催し、令和6年度当初予算案及び今年度改定した地域防災計画について説明を行いました。
同日は、東日本大震災から13年目を迎えるということもあり、会議を中断し全員で黙とうを捧げるとともに役場で半旗を掲揚いたしました。

3月12日、東京農業大学の学生さんが来庁され、この度信州の伝統野菜に選定された「十久保(とくぼ)南蛮」をテーマに研究したいとの報告をいただきました。これから発展する可能性がある十久保南蛮でありますので、若い学生さんの知恵や行動力をお借りしながら、認知度等高めていけたらよいかと思います。

同日、国保運営協議会並びに介護保険懇話会を開催しました。特に介護保険に関しましては、高齢化の進行により新たに認定を受けられた方やサービスを受けられる方が増加しています。このため財政運営は厳しい状況にあり、村民の皆さんのご負担をお願いしなければなりません。どうかご理解をお願いしたいと思います。

同日、天龍みどりの少年団育成会総会を行いました。昨年5月からはコロナ前のような活動ができるようになり、ブッポウソウの保護活動や農業体験、林業体験などを年間通じて行ってきました。次年度も指導員の皆様を中心に村民の皆さんのご協力をいただきながら、活発に行っていければと思っています。

3月13日、保育所のお別れ給食会が行われましたので出席しました。食事中の様子を見ていると年長児の皆さんは、姿勢も良くかつ好き嫌いをせず全て食べ、年中児以下の皆さんの見本となっていました。さすがでした。

3月14日、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。
同日、長野県土地改良事業団下伊那支部協議会も行われましたので出席しました。

3月15日、午前中に天龍小学校卒業式が、午後から天龍中学校卒業式が行われました。
共に卒業生の人数は少ないですが、小規模校ならではの大変心のこもった立派な式典でした。
また、特に中学校は現校舎、体育館で行われる最後の卒業式ということもあり、例年以上に感慨深いものがありました。
皆さん、夢や目標に向かって頑張っていただきたいと思います。

同日、十久保南蛮生産者組合の設立総会が行われました。当面、10名の組合員でスタートし、徐々に生産者の皆さんを増やしていこうということになりました。また、2000本を定植する事業計画も全会一致で承認されました。
私も来賓としてご招待いただきましたので、「辰(龍)年にこうした新たな組合が設立されることは大変喜ばしいこと。ていざなすに続き生産者の皆さんが少しでも儲かるよう、村としても応援したい」とお話させていただきました。

3月16日、地域おこし協力隊、集落支援員の活動報告会がおきよめの湯で行われましたので参加しました。
現在、地域おこし協力隊員が7名、集落支援員が4名いますが、それぞれ別々のミッションにあたり(時には一緒に行うこともありますが)村内外で活躍してくれています。
村議会などで彼らのご批判をいただくことがありますが、彼らのお陰で村や村民が元気になっていることもあります。もう少し温かな気持ちで見てもらえるとありがたいと思います。
今年度をもって退任する協力隊員もいますので、新たな隊員を募集してまいりたいと思いますし、来年度も引き続き精力的に活動してもらえるよう期待します。

同日、どんぐり向方学園の卒業式が行われましたので出席しました。
今年度の卒業生は、小学生が4名、中学生が4名、高校生が1名でした。
それぞれ出身地も入学時期も違い、さらに天龍村や寮生活という慣れない環境の中で大変な事も沢山あったかと思いますが、晴れて卒業式を迎えられ本当におめでとうございます。

同日、PTAの送別会があり、ご招待をいただきましたので出席しました。
今年度末の人事異動で転任される先生は、小学校1名、中学校6名でした。勤務の長短はございますが、天龍村の子供たちのため、また天龍村の教育のためにご尽力いただきましたこと深く感謝申し上げます。
それぞれの任地でさらにご活躍されますことをご祈念いたします。

3月18日、能登半島地震の人的支援として2名の職員が輪島市に向かいました。主な任務は避難所の運営支援ということです。
被災者に寄り添った支援をお願いするとともに、被災地の様子をしっかり見てきて、みんなに伝えてほしいと思います。
当日の出発時間が早かったため、出発式は先週末に行いました。今週は2名、来週は1名が派遣されます。