9月前半の出来事など

9月2日、国道418号整備促進期成同盟会による長野県議会への陳情及び長野県建設部への要望活動を行いました。
国道418号は、国道151号、153号、152号を東西に結ぶ横軸として、産業経済の発展、観光の振興、生活文化の向上等に大変重要な役割を果たす道路であります。しかしながら、県境の急峻な山間地帯を通過する区間が多いため、未改良区間が多く残されており一般車両同士のすれ違いも難渋しています。加えて法面崩落等の災害も頻繁に発生し、そのたびに通行止めを余儀なくされています。近年、災害復旧対策として「福島トンネル」や「足瀬バイパス」等の工事を進めていただきてきましたが、まだまだ安心安全な道路とは言えない状況です。
天龍村としては、未改良区間の特に福島トンネルから足瀬までの間、足瀬からおきよめの湯までの間の抜本的な改良整備について特に強く要望してきました。

併せて、愛知・長野県境域開発協議会による陳情・要望活動も行いました。
天龍村からは、国道418号の改良整備と主要地方道飯田富山佐久間線の改良整備について要望してきました。

9月4日、令和7年第3回天龍村議会定例会を招集し、予算案や条例案件についてご審議をいただきました。
会期は9月11日までの8日間です。今回上程した案件は、人事案件1件、承認案件1件、条例案件1件、予算案件6件、決算認定7件、報告1件、その他案件1件です。一般質問は11日で、3名の議員から通告がありました。

同日、天龍村国保診療所水谷医師と懇談しました。

9月7日、宮下一郎衆議院議員のお母様のお別れ会が行われましたので参列してきました。

9月8日、法政大学SJ(Study Japan)国内研修が天龍村をフィールドに行われました。
このプログラムは、法大国際文化学部の高柳教授が中心となり毎年実施されているもので、その目的は、留学生が日本の中山間地域での生活を体験することにより、日本を東京にみならず、地方の視点も入れて多面的・複合的に把握することとしています。
天龍村には、毎年訪問してくれており、第2次大戦中の国策として建設された平岡ダムに関する事や飯田線の歴史などについて勉強してくれています。
今年度は中国と韓国からの3名の学生さんがお見えになりました。勉強以外に良い交流もできたかと思います。

同日、下伊那山林協会通常総会が飯田市で開催されましたので出席しました。
前年度の事業報告・決算報告、今年度の事業計画案・予算案、役員改選など原案どおり承認されました。

9月9日、暦の上では、重陽の節句(菊の節句)。
天龍小学校恒例の「天龍ピカピカ大作戦」が行われました。全校児童による美化清掃(沿道のゴミ拾い)です。
この行事は24年前に始まった行事で、今では天龍小学校の伝統行事にもなっています。県道1号線和知野川キャンプ場付近の沿道には「天龍ピカピカ未来につなぐ!」という看板も設置されており、子供も含め村民皆んなで「ごみゼロ」に心がけています。
当日も児童代表が「村をキレイにするぞ」と張り切って出発して行きました。

9月10日、ウィーン楽友協会によるおでかけコンサートが天龍小中学校体育館で行われました。
このコンサートは、長野市のホクト文化ホールが姉妹提携を結んでいるというご縁で、毎年県内のどこかの会場で行われているそうで、今年は長野市から一番遠い天龍村が選ばれました。
一流の演奏家による生の演奏は最高でした。

同日、天竜川ダム再編工事事務所の村田事務所長が来庁され、佐久間ダムの堆砂対策についての説明をいただきました。

9月11日、令和7年第3回天龍村議会定例会最終日でした。
村が上程した案件等について全て可決いただきました。併せて令和6年度決算についても全て認定いただきました。

9月12日、飯伊森林組合経営改善推進委員会全体会議が行われましたので出席しました。
飯伊森林組合の経営を根本的に見なおそうと3つの分科会が設けられました。

同日、町村会、下伊那郡土木技術センター組合議会定例会、下伊那土木振興会、広域連合会議が開催されました。

9月13日、村が主催して小・中学生の希望者を対象に「大阪・関西万博見学ツアー」を実施しました。
何十年に一度国内で開催される万国博覧会、折角の機会なので子供たちに体験してもらおうと企画しました。
日帰り旅行という強行ツアーではありましたが、子供たちは貴重な体験とともにそれなりに楽しんできたようです。

9月14日、個人的な話ですが、長野県とアダプト協定を締結している「うるとら軽微隊」の恒例行事となっている主要地方道飯田富山佐久間線(県道1号)の草刈り作業を行いました。隊長命令で、お彼岸前とキノコシーズン前にということ、さらに、残暑が厳しい日が続いているからということで、午前7時からのスタートでした。
少しはキレイになったかと思います。