6月後半の出来事

6月17日、下伊那土木振興会による長野県建設部への要望活動が行われましたので出席しました。天龍村として昨年7月の豪雨災害等への県の対応や新規事業の採択などに対するお礼申し上げるとともに、国・県道の早期整備をお願いしてきました。しかし、私の割当時間はたった2分でしたので、詳細について話すことはできませんでした。機会を見て再度要望にお伺いしたと思っています。

6月18日、役場屋上の巣箱で営巣しているブッポウソウの卵が全て(3個)孵化しました。これから親鳥が頻繁に餌を運ぶ姿が見られると思います。ちなみに、村では新型コロナの影響も鑑み、昨年度同様SNS等によるブッポウソウに関する情報発信は控えていますが、週末には他県等から大勢のファンが来られています。

6月21日、南信州地域交通問題協議会総会が行われましたので出席しました。今年度新たな南信州地域公共交通計画が策定され、向こう5年間はこの計画に沿った事業が展開されることになります。天龍村の村営バス路線(神原線)や南信濃に向かうバス路線もこの計画に入っていますので、利便性の向上に向け一層努めてまいります。

6月23日、第2回天龍村議会定例会最終日でした。村が上程しました案件は全て原案どおり可決いただきました。特に補正予算に計上しました事業につきましては遅滞ないよう取り組んでいきたいと思います。また、改選後初の定例会ということもあり、役場玄関前で記念写真を撮りました。

6月24日、㈲龍泉閣及び㈲天龍農林業公社では、慢性的な従業員不足を解消するため、外国人技能実習生の受け入れをこれまで検討してきました。本日はこれに係る希望者の面接を行いましたが、どの方も真面目で仕事への意欲を感じられました。

6月29日、下伊那南部地域公共交通対策協議会総会が行われましたので出席しました。令和2年度事業報告及び決算報告と令和3年度事業計画及び予算案などについて協議されましたが、全て承認されました。

6月30日、令和3年度第3回天龍村農業委員会が開催され、その席上で新らたに農業委員となられた中井侍区の宮澤盛孝さんに対し任命書の交付をさせていただきました。村の農業を取り巻く課題等は山積していますが、少しでも明るい兆しが見られるようお力添えをお願いしたいと思います。

64歳以下の皆様への新型コロナワクチン接種について

新型コロナウイルス感染症対策の切り札とも言われていますワクチン接種につきましては、国の方針に従い65歳以上の皆様から優先して実施してきたところでございます。お陰様で5月10日から集団接種、訪問接種、個別接種などの方法により始めました接種も今月22日をもって希望される全ての皆様(624名)の2回の接種が終了いたしました。

64歳以下(12歳以上)の皆様の接種につきましては、当初65歳以上の皆様が終了した後、基礎疾患を有しておられる皆様及び60歳から64歳までの皆様を優先的に接種し、それ以外の方は最後にと考えておりましたが、64歳以下の対象者が415名ということもあり、ワクチンの供給が潤沢に行われれば区分けせずに接種することも可能となりますので、村としてはそのような対応をとることとしました。

従いまして、6月25日に「接種券」や「予診票」などを対象者の皆様宛に配送いたします。接種方法は、65歳以上の皆様と同じ方法で「集団接種」を基本としたいと考えており、第1回目の接種日は、7月11日(日)又は15日(木)のいずれかを選択し、予約していただくことになります。予約の受付は6月28日(月)からとします。役場までご連絡ください。なお、両日とも都合の悪い方は役場までご相談ください。

大変お待たせして申し訳ございませんが、皆様が少しでも安心してお盆を迎えられるよう、お盆前までには2回目の接種が終了するよう努めてまいりたいと考えます。どうかご理解ご協力をお願いいたします。

6月前半の出来事

6月1日、2021昇龍まつりの第1回実行委員会を開催しました。開催日は11月中旬を予定していますが、コロナの状況も不透明な中、開催の可否について非常に悩むところです。当日は、各種団体の皆さんにご意見をお聞きしましたが、「子供たちや各クラブの皆さんの発表の場を設けてやりたい」ですとか「この状況では中止の方が良い」ですとかいろんなご意見が出され、結局、結論は持ち越しとなり、最終的判断はもう少し後にすることで同意いただきました。

6月2日、今月から村鳥であるブッポウソウの保護をより一層呼びかけるとともに、村内外の皆様へのPR効果の促進を図るため、毎週水曜日をブッポウソウポロシャツデーと位置づけることといたしました。役場職員は毎週水曜日にはカラフルな色のポロシャツを着て仕事をしていますので、よろしくお願いします。

6月3日、天龍村国民健康保険運営協議会を開催し、国保料の見直し等についてご協議いただきました。結果として、天龍村では昨年度見直しを行ったため、今年度においては「据え置き」ということになりました。

6月4日、村議会の村内視察が行われました。令和2年度に行われた工事関係を中心に午前中は主に机上にて説明を、午後は現場にて説明をさせていただきました。

6月10日、令和3年度第2回議会定例会を開会し、私から承認案件1件、条例案件1件、令和3年度補正予算案件4件、同意案件1件、報告2件の議案を上程しました。会期は23日までの14日間です。

6月11日、下伊那南部建設事務所と議会との行政懇談会が開催されました。県で行う今年度の事業説明を受け、その後に議会及び村側から質問や要望を行いました。議員からは天竜川橋の架け替えに関する質問や要望が多く出され、私からは特に災害復旧対策等に対する迅速なご対応や全般的な建設行政に対するお礼を申し上げるとともに、国・県道における沿道景観整備や未改良区間の概略構想の策定等を要望させていただきました。

6月14日、下伊那総合事務組合議会、自治センター組合議会、下伊那土木技術センター組合臨時議会、町村会、広域連合会議等が開催されましたので出席しました。

6月16日、国道418号仮称神原トンネルの安全祈願祭が、施工業者である岡谷組・小池建設特定建設工事共同企業体の主催により執り行われ、地元村長としてご案内をいただきましたので出席しました。この工事は、昨年1月に的瀬~早木戸間で発生した大規模な法面崩落の災害復旧対策としてトンネル工(延長759m、幅員6m)が採択されたもので、県発注により令和2年12月から令和4年8月までの工期で施工されるものです。
当日は、飯田建設事務所長始め県職員の皆様、岡谷組社長始め施工業者の皆様など大勢の関係者が参列し、地元満島神社の遠山宮司による祭事等が行われました。安全で予定どおりの工期内で完成することを祈念いたします。