7月前半の出来事

7月1日、第19回天龍村大運動会の第1回目の実行委員会を開催しました。委員の皆さんには、昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響による運営方法や競技内容等を大きく変更しなければならない状況や場合によっては中止や延期の判断をしなければならない場合もあろうかと思うので、コロナ対策をしっかりし、安全な大会運営ができるようしっかり計画を練ってほしいとお願いしました。

7月2日から令和3年度の地区懇談会が始まりました。詳細については別ページで投稿してありますのでご覧ください。

7月5日、飯田市南信濃出身の画家、故北島新平先生の作品をご家族よりご寄贈いただきました。
北島新平先生は、昭和19年に木沢小学校に赴任したのち、伊那谷の中学校で教鞭をとりながら、各地の祭りのスケッチや童話の挿絵などを描いてきた方です。
今回ご寄贈いただいた作品は、額や軸等に表装された大変貴重な作品ばかりです。心より感謝申し上げますとともに大切に保管させていただきます。また、機会を見ながら展示会を開催したいと考えます。

7月7日、国際基督教大学(ICU)の学生5名が、サービスラーニンングプログラムの一環で本日から21日までの15日間、村内に滞在し各種の活動を行うことになりました。この事業は大学との包括協定に基づいて実施しており、村としては学生の視点で天龍村の新たな魅力を発見し、また提言してくれることを期待し、数年前から受け入れをしている事業です。短い期間ですが、皆さんの活躍に期待します。

7月7日、今日は五節句の一つ七夕(笹の節句)です。村内のSKKという女性グループの皆様が、役場職員を中心に昼食にカレーライスを料理してくださいました。昨年は新型コロナウイルスの影響もあり中止となりましたが、それまでは毎年催していただいており、1年に1回の昼食会は、まさに、織姫(SKK)と彦星(職員)の出会いのようです。
独身で自炊をしている職員も多く、こうしたボリューム満点のカレーは何よりもありがたいプレゼントだと感じています。大変おいしくいただきました。
SKKの皆様には心より感謝申し上げます。

7月11日、64歳以下の皆様の1回目の新型コロナウイルスワクチン接種を行いました。本日と15日の2日に分け集団接種の方法で行います。希望される全ての皆様の2回目の接種が8月お盆前までには終了するよう努めてまいります。

7月12日、下伊那南部地区主要地方道飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会の長野県要望を行いました。今回は下伊那南部5町村の町村長と議会議長のほか、飯田市中山間地域連絡協議会竜東部会の代表者の皆さんも一緒に同行いただき、リニア中央新幹線長野県駅までのアクセス道路として、また地域住民の命の道としてこの県道1号線の重要性を強く訴え、未整備区間の早期改良整備について長野県建設部及び長野県議会へお願いをしてまいりました。

7月15日、長野県議会危機管理建設委員会の皆様による現地調査が飯田下伊那地域で行われましたので、南信州広域連合及び下伊那土木振興会としてこの機会に道路関係等の要望活動を行いました。私からは昨年7月の豪雨災害等を経験し、県建設事務所に砂防等の専門的な人材を配置していただき、土砂災害の発生時には、砂防的見地から適切な判断やアドバイスをする体制づくりを図っていただきたいことと職員の拡充について特段の配意をお願いしたいことをお伝えしてまいりました。

同日、64歳以下の希望される方の新型コロナウイルスのワクチン接種が行われました。11日と合わせ約76%の方が接種されました。

同日、デジタル行政を推進するため今年度導入予定の「文書管理機能」や「会議機能」を備えた文書共有システムの講習会が行われました。今後、議員にもタブレットを携帯いただき、村側と文書を共有しながら、定例議会等で活用していきたいと思っています。ペーパーレスにもつながり、SDGsにも貢献できると考えます。

地区懇談会②

7月9日、折立、清水、東原A、東原B、西原地区を対象とした地区懇談会を原集会施設で実施しました。
林道の維持管理整備、防災行政無線に関する質問、職員の非違行為に関するご意見、天龍小学校既存施設の解体に関する質問、駅前活性化住宅に関するご意見、農地荒廃化防止に関するご意見、井水に関する要望、通学路の安全確認、地すべり対策に関する質問など多岐にわたるご意見等をいただきました。

7月13日、中央、余野地区を対象とした地区懇談会をふれあいプラザで行いました。
通学路の除草、下水道施設周辺の陥没対策、タクシー券・地元店舗商品券に係る釣銭に関するご意見、手すりの修繕要望、買い物拠点施設等事業説明など貴重なご意見をいただきました。

同日、午後6時半から鶯巣、十久保、下山、福島、倉の平地区を対象とした地区懇談会を鶯巣梅の里ふれあい館で行いました。
村道の法面崩落に伴う通行止めの早期復旧及び代替路線の検討、村道の草刈り等の管理、駅前活性化住宅等の建設における適正な事業執行、村観光協会が作成したカレンダーの継続作成、ワクチンの接種状況及び供給量の見込み、残土処理(盛り土)の対応、有害鳥獣対策(サル)、野良猫対策(避妊補助など)、福島地区の地すべり対策など様々なご意見をいただきました。

7月14日、松島、松島中電、長沼、長島宇連地区を対象とした地区懇談会を行いました。
避難する場所の考え方の確認、ゴミ等の野焼きについて、村事業の内容説明、おきよめの湯休憩室入口の段差解消についての要望、職員の不祥事に関する村役場幹部の今後の対応姿勢の確認、有害鳥獣対策(サル、ハクビシン)、村道の維持管理、空き家対策に関する質問など多くのご意見等をいただきました。

同日、午後6時半からは中井侍集会施設で、中井侍、途中上平、鶯巣宇連地区の皆さんとの地区懇談会を行いました。
この地区では昨年7月の豪雨災害により村道があちらこちらで被災しており、それらの対応についての要望や水道の安定供給、国道のトンネル化に伴う県道1号線の未改良区間の整備促進、村道天竜川の先線が静岡県につながっているが通行止めの状態が続いている件、通行止め看板の見直しなどいただきましたが、やはり生活に直結した道路や水道などのインフラ整備に対するご意見等が多く出されました。

7月15日、老人福祉センターにおいて為栗、北、本町、岡本、長野、長野町、南上、南中、南下、栄町の皆さんとの地区懇談会を行いました。
この地区からは、村道の維持管理、緊急車両が侵入できない村道について、河川内の樹木等の伐採作業について、回覧文書の見直し、ごみ袋の改善及びシールの検討、村外者に対する新型コロナウイルスの対応状況、中井侍地区の村道の災害復旧対策の状況、熱海市の災害を受けての村の対応状況、雨量の積算方法の確認及び村ホームページ等での公開など多岐にわたるご意見等をいただきました。

7月25日、坂部活性化施設で坂部地区の皆さんとの懇談会を行いました。
村民の皆さんからは、光回線整備事業へのお礼をいただいたほか、WiFi整備など情報系のご質問をいただきました。また、合併処理浄化槽に関する補助金の請求方法やいきいき活動支援金の申請などについてのご質問もいただきました。さらには、地区要望の対応状況やワクチンの接種状況についてのご質問、伝統芸能の維持継承についての支援、停電時の情報提供など各種のご要望等をいただきました。

令和3年度地区懇談会始まる

毎年、お茶摘み等の農作業がひと段落するこの時期に実施しています「地区懇談会」を今年度も7月2日から始めました。この地区懇談会は、村民の皆様のご意見等をなるべく多く賜りたいとの思いから、会場や日時等を事前に各区長さんとご相談の上決めさせせていただき、本年度は村内10会場で行うことになりました。懇談内容は、単に役場からのお知らせに留まるのではなく、地区ごとの課題等に沿った意見交換をさせていただきたいと思い、これも事前に区長さんを通じて決めさせていただいています。

初日の7月2日は戸口、中組地区の皆さんとの懇談でした。この地区は特に昨年7月の豪雨で大規模な崩落が発生し、国道の通行止め等によって地区が分断したり、通院や通勤など日常生活に大きな支障をきたしている地区です。地区の皆さんからは、国道の災害復旧対策に関連したことや水道施設の維持管理、村道の改良、空き家対策など様々なご意見等をいただきました。

7月4日、午前中に向方、峠山、大河内、梨畑、見遠地区の皆さんとの懇談会を行いました。皆さんからは国道418号の災害に関連したこれまでの村の対応についてのご意見やご要望、光回線整備に関する業者への要望や村民への説明強化、村職員の教育、移住対策としての住環境の整備、地区要望事項の推進、有害鳥獣駆除対策、新規事業の推進など多くのご意見をいただきました。

同日午後には、大久那、合戸地区の皆さんとの懇談会を行いました。同地区の皆さんからは、足瀬地籍の災害復旧対策(トンネル化等)の説明、ごみの収集場所の周知、集会施設の修繕、村道の改良・維持補修、大規模事業の実施に伴う村内商店等との連携強化などのご意見をいただきました。