2022年(壬寅)の幕開け

新年明けましておめでとうございます。
皆様には健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
また、本年が皆様にとりまして幸多き年になりますようご祈念申し上げます。

1月1日、令和4年がスタートしました。
年越し寒波の影響で非常に寒い元旦を迎え、降雪や水道管等の凍結などが心配されましたが、幸い大きなトラブル等もなく越年できました。
そんな元日の朝、平岡郵便局で行われました「年賀郵便元旦配達出発式」に出席させていただきました。郵便局の職員の皆さんには、日頃より郵便を通じて村民の見守りや道路の損傷個所の報告などを行っていただいており改めて感謝申し上げたいと思います。
出発式では松岡平岡郵便局長や熊谷神原郵便局長のあいさつ等があり、その後、栄養ドリンクで乾杯し、それぞれの担当地区に向け出発して行かれました。
今年の年賀状は、昨年より約4000通減少したとのお話をお聞きしました。インターネットの普及等が原因ではないかとのことですが、年賀状は日本古来からの元旦の風物詩でもあります。そうした意味で心のこもった年賀状も沢山あるかと思いますので、交通安全には十分気を付けていただきながら、どうか確実にお届けいただきたいと思います。

1月2日、天龍村公民館主催による「天龍村成人式」が行われました。
新型コロナウイル感染症や災害等の影響により2年間延期となっておりましたが、昨今における新型コロナの感染状況が比較的落ち着いているということと正月を利用して帰省している対象者の方が多いということで本日の開催となりました。
天龍村では例年8月のお盆の時期に開催していますので、正月開催はひょっとしたら初めてのことかもしれません。まずは、成人者のためにこうした心のこもった式典を開催していただいた鎌倉公民館長始め公民館の皆さんに感謝申し上げます。
今回は一昨年開催予定の対象者と昨年開催予定の対象者との2学年合同での式となりましたが、成人者にとりましては一生に一度のことでもありますので、記憶に残る成人式になったのではないかと思います。
成人された皆さんには、それぞれの夢や目標に向かって頑張っていただきたいと思いますし、ふるさと天龍村に対しそれぞれの立場でお力添えを賜ればありがたいと思います。

同日、天龍温泉おきよめの湯が令和4年の営業をスタートしました。
開店と同時に大勢の皆様にご来館いただき、にぎやかな初日となりました。県外ナンバーの車が多く見受けられましたが、路面が凍っているところもございますので、来館の際は交通安全に留意してきてください。
本年もどうぞご贔屓のほどよろしくお願いいたします。

1月3日、龍泉閣の営業がスタートしました。
昨年は開業20周年ということで節目の年を迎えました。これまで多くの皆様にご愛顧いただき感謝申し上げます。
引き続き職員一同皆様のお越しをお待ちしておりますので、本年もよろしくお願いいたします。

同日、天龍村の霜月神楽の一つ「向方おきよめ祭り」が行われましたので見学させていただきました。
今年は比較的穏やかな天候に恵まれたせいもあって、大勢の皆さんが神社に集まっていました。
また、後継者不足からこうした伝統芸能を継承することが困難になっている中、この向方おきよめ祭りはこの地域とのつながりを持った都市部の皆さんが大勢ご協力くださり、舞手等として参加し、いつも通りのお祭りが行われました。
「不易流行」という言葉のとおり、変わらないものあるいは変えてはならないものは維持し、時代の変化とともに変えるべきところは変えていきながら、こうした伝統文化を守っていってほしいと思います。

なお、坂部の冬まつり、大河内池大神社例祭については、昨年同様、新型コロナウイルス等の影響により神事のみ行うとのことです。1日も早く収束し、例年通りのお祭りができることを願うばかりです。

1月4日、役場の仕事始めです。
私から職員の皆さんに今年行いたいと思うこととして次の事をお話させていただきました。
・新型コロナウイルスのワクチン接種や子育て支援及び生活困窮者への給付金事業、さらには経済対策などを間断なく行い、村民生活の不安を少しでも早く払しょくできるよう努めること
・災害復旧対策について、1日も早い復旧・復興を目指し、関係機関とも連携しながら進めること
・買い物弱者対策等として進めています「平岡駅前活性化施設及び住宅建設」について、予定どおり3月までには完成させるとともに、5月ゴールデンウィーク前には店舗がオープンできるよう進めること。
・総合体育施設の建設について、村民の皆様のご理解をいただきながら安全に工事が進捗するよう努めること
・小中学校の併設について、天龍村の後世に残る一大教育改革となるので、慎重・丁寧に、かつこれまでの過程を大事にしながら確実に進めていくこと
・その他にも、過疎化、少子高齢化対策として福祉施策や移住定住施策を積極的に取り組むことや、子育て支援、産業振興、防災対策、道路・水道などの住民生活に直結したインフラ整備などについても村民の安心・安全の構築のために推進してまいることなどであります。
村民の皆様にも是非ご理解とご協力をお願い申し上げます。