2月後半の出来事など

2月18日、第53回天龍梅花駅伝を開催しました。
心配した天気も終日を通し大きく崩れることなく、また事故等もなく盛会裏に終えることができました。
今回は招待チームの佐久長聖高校駅伝部の皆さんはじめ、村内外から113チームの皆さんにご参加いただき、大変賑やかな大会となりました。
それぞれのチームが想いのこもった襷の受け渡しができたのではないかと思います。
また、グラウンド内では、辰年記念として小学生の太鼓が披露されたり、開閉会式会場内のテントでは小学生の大豆販売や中学生のチョコ販売、地元のお母さん方が心を込めて作ってくれた食事などが並べられ、どのブースも大変盛況でした。
大会運営にご協力いただきました村民の皆様、阿南警察署、阿南消防署はじめ全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
来年の第54回大会も今年に負けないよう盛大に開催したいと思いますので、どうか、引き続きのご協力をお願いします。あわせて、選手の皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

2月19日、天龍村くらし安心ICTネットワーク事業運営協議会を開催し、現在実施しているタブレットによる見守り事業の検証と新たなシステムについてNTTドコモから提案ありましたので、それらについてご検討いただきました。
人口が減少し高齢者が増加する中で、今まで以上にきめ細かい見守りが必要となってきています。
村民の皆様が安心して生活できるよう時代に合わせた施策を引き続き積極的に実施していきたいと思います。

同日、下伊那南部建設事務所において、国・県道の改良整備について意見交換会が行われました。
現在、災害復旧事業を含め鋭意、改良整備を実施していただいていますが、各工事が完成した後の改良整備についても今から計画的に実施していただきたいと要望してきました。

2月20日、天龍村地域公共交通会議を開催しました。
昨年度の村営バスの1便あたりの乗車人員が2人未満でありましたので、国からの補助金がいただけなくなったことのご報告と、国の許可を得て行っています少量貨物の輸送について許可期限が近づいているため、再申請に必要な承認をいただくために開催したものです。

同日、課長会議を開催し来月の日程等について情報共有しました。

2月21日、森林・山村対策に関する懇談会が東京都で行われましたので出席しました。令和6年度の国の施策について、各省庁の職員から説明を受けました。天龍村でも活用できそうなメニューがありましたので、財源確保の意味でも前向きに検討していきたいと思います。

2月22日、全国山村振興連盟理事会が東京都で行われましたので出席しました。
今年度から長野県代表の理事に任命され、今回から全国会議に出席することになりました。山村が抱える課題が多い中、国に対して手厚い支援をいただけるよう要望など努めてまいります。

2月26日、天龍村防災会議を開催しました。
現行の防災計画改定に向け、長い期間ご協議いただいてきましたが、この度最終案としてご承認いただくことができました。
国や県の計画との整合性を図りながら、天龍村ならではの計画内容となっています。計画は完全なものはありませんので、適時見直しを行いながら有事の際には適切な対応、対策が図られるよう努めてまいります。

同日、愛知・長野県境域開発協議会議員研修会が阿南町で行われましたので出席しました。
三遠南信自動車道開通を見据え、当県境地域の空洞化が心配される中、10年後の当地域が目指す姿を示したビジョン策定に当たり、アドバイザーを務めていただいている愛知大学三遠南信地域連携研究センターの岩崎教授からこれまでの策定作業の状況などをご説明いただき、つづいて特別講演として同じく愛知大学三遠南信地域連携研究センター長の戸田教授から「三遠南信地域を展望して県境地域を考える」と題して「軽トラ市」などの提案をいただきました。
共通課題の多い圏域でもありますので、今後とも連携して各活動を推進していきたいと思います。

2月27日、天龍保育所で卒園記念写真の撮影会がありました。年長児さんはみんな先生の言うことを聞いて撮影に臨んでいました。思い出に残る写真になると思います。

同日、飯伊地域木材利用促進連絡協議会が天龍村で行われました。
地元村長として歓迎のあいさつを申し上げましたが、森林環境譲与税始め国の施策もあり木材の利用について関心が高まっていますので、公共施設を始め地域材がさらに活用されるよう、また、林業に係る課題解決に向け皆さんのお力をお願いしたいとお話しさせていただきました。

2月28日、南信州広域連合議会定例会が飯田市で開催されましたので出席しました。令和6年度予算など原案どおり可決されました。

同日、天龍村特別職報酬等審議会から答申をいただきました。
答申内容は特別職の給料を引き上げ、議員の報酬は据え置きというものでした。審議会委員の皆様には慎重審議をいただき感謝申し上げます。答申については重く受け止め検討させていただきたいと思います。

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2月29日、下伊那南部総合事務組合理事者会及び議会定例会が阿南町で行われましたので出席しました。
令和6年度予算など原案どおり可決しました。

同日、天龍村空家等対策協議会を開催しました。今年度の事業報告と来年度の計画案などを審議いただくとともに、国の特別措置法が改正されましたので、それに基づき村の空家対策計画の見直しについて協議いただきました。

2月前半の出来事など

2月1日、今月18日開催予定の第53回天龍梅花駅伝でお世話になる皆様方へのあいさつ回りを行ってきました。今日は主に村外の阿南町役場、泰阜村役場、阿南消防署、御供商店街竜田屋さんなどにお邪魔し、開催にあたってのご協力をお願いしてきました。どの訪問先も快く引き受け入れて下さり、ありがたい限りです。

同日、議会運営委員会がありましたが、前段で全員協議会を開催していただき、能登半島地震で被災した地域への義援金を専決にて予算化したい旨をお願いしました。議員からは異論等なくご承認いただくことができました。明日、予算を決定し、来週早々にも送金したいと思います。

2月2日、定例の課長会議を開催しました。今年初めての課長会議ということもあり、私から「報・連・相の徹底」と「ボトムアップ型の提案を積極的に行ってほしい」旨をお伝えしました。

同日、PTAの皆さんとの懇談会を開催しました。来年度から小中併設校がスタートするのでPTAとしても是非ご協力をお願いしたいとお話させていただきました。保護者の皆さんからは「学校通学路の安全確保」や「中学校の部活動の充実」などの要望をいただいたほか「通勤助成金の経過説明」「コロナワクチン接種補助の継続」「村議会への意見」など、多岐にわたるご意見ご要望ををいただきました。早速、関係部署で検討していきたいと思います。

同日、JR飯田線伊那小沢駅にあるカンザクラが開花し、長野県で一番早く「開花宣言」を行いました。
春が一歩ずつ近づいています。

2月5日、天龍梅花駅伝大会の代表者会議を開催しました。今回の参加チーム数は、招待校の佐久長聖高校を含め113チーム。
コロナ禍前の賑やかさが戻ってきそうです。
役員の皆さんには大変お世話になりますが、安全に大会が運営できますようご協力をお願いしたいと思います。

2月6日、昨日からの雪で朝から除雪作業を行いました。かなり湿ったシャーベットに近い雪でした。根雪になることはないでしょう。

同日、天龍村特別職報酬等審議会を開催しました。今回の審議会では村長、副村長、教育長の給料及び村会議員の報酬についてご意見をお伺いしました。私からは、特段の案(引き上げや据え置きなど)を示さない白紙諮問とさせていただきました。

2月7日、飯伊森林組合理事会がありましたので出席しました。今年度の経営はマツタケの不作もあり厳しい決算となりそうです。

2月8日、高濃度水素酸素ガス吸入(HHO)に係る講演会が富草診療所でありましたので出席しました。
富草診療所の金先生によりますと、富草診療所ではHHOの研究を早くから始めており、活性酸素の除去や細胞の老化予防などにより未病状態を維持するには効果があるとして、実際に令和4年5月から機器を導入しています。
現在、阿南町や近隣町村から月のべ300人以上の方が通われ、1回50分のHHOガスを吸入されているとのことです。
結果として血管の弾力性や骨密度が1年で改善されたり、脳機能(記憶指数)が1年後改善されたとのデータが取れたとのことで、健康寿命を延ばすには効果があるとのお話でした。
また、HHOを研究開発された(株)ファーストエレメントの長谷川社長の説明も聞かせてもらいましたが、スポーツ界でもこのHHO吸入が話題になっているとのことでした。

2月9日、三遠南信道路整備南信地域期成同盟会及びリニア中央新幹線建設促進飯伊地区期成同盟会の総会が飯田市で行われましたので出席しました。総会では事業報告や決算報告、次年度の事業計画案や予算案などが審議され、原案どおり承認されました。引き続き飯田国道事務所や長野県、JR東海などの皆さんから事業の進捗状況などを聞かせてもらいました。先の能登半島地震においても道路が寸断され物資や人的支援が遅れたとの話がある中で、災害に強い道路等の整備は大変重要に感じます。早期の完成を目指しさらに前に進んでいってもらいたいと思います。

2月13日、天龍村シニアクラブ役員会の新年会が開催され、ご招待をいただきましたので出席しました。
私からは、新型コロナウイルスの感染者が昨年末あたりから広まっているので今一度感染予防対策を徹底しながら気を付けていただきたいというお話しと、平均寿命と健康寿命の差をなるべく近づけるよう、村としてこれまで以上に予防対策を強化したいということをお話させていただきました。
シニアクラブからは、「会員が減少傾向にあるので会員募集に村も協力してほしい」とのお願いをいただきました。

同日、天龍村介護保険懇話会が開催されましたので出席しました。
私からは、令和6年度から始まる第9期介護保険事業計画策定にあたり、様々な角度からご意見をいただきたいとお願いをしました。
なお、天龍村の今年1月現在の65歳以上の要介護認定者は134名、要支援認定者は34名で、年々増加傾向にあります。特に、要介護5の方は昨年同期の2倍以上増えている状況です。これに伴い、介護給付費も年々増加しています。

2月14日、長野県茶振興協議会総会が飯田市上村で行われましたので出席しました。
総会では令和6年度事業計画などが承認されたわけですが、お茶の振興発展のためにも生産者の皆様はじめ県、市町村、農協などの関係機関と連携を図りながら、お茶の安定生産や品質向上に向けた技術指導や共進会などを実施していきたいと思いますし、消費拡大に向けた事業や茶文化の次世代への継承を支援する事業に取り組んでまいりたいと考えます。

2月15日、長野県町村会定期総会が長野市で行われましたので出席しました。
県町村会の令和6年度事業計画などが審議され、原案どおり承認されました。

同日、南信地域交通災害共済組合議会が行われました。県町村会と同じく提出された議案は全て原案どおり承認されました。

同日、持続可能なまちづくり講演会と題し、北海道ニセコ町の取組を片山町長から聞かせていただきました。
「何もしないことが美徳の公務社会からの脱却」を目指し、まずは自治体改革を行ったそうです。役場職員の意識を変えることは容易ではなかっとのことですが徹底して行った事例をご紹介いただきました。大変参考になりました。

2月16日、町村会、広域連合会議、下伊那郡土木技術センター組合議会、下伊那土木振興会総会が行われましたので出席しました。町村会終了後には「首長向けDX研修会」が行われ、信州大学不破副学長の講演を聞かせていただきました。大学と連携してDXを推進していく方法など大変参考になりました。