2月後半の出来事など

2月19日、今年度実施している食文化ストーリー創出・発信モデル事業に係る「柚餅子シンポジウム」を左閑辺屋で開催しました。
この事業は、特色ある食文化の継承・振興に取り組むモデル地域等に対し、その文化的価値を伝える「食文化ストーリー」の構築・発信等を支援することにより、文化振興とともに地域活性化に資することを目的とした文化庁の補助事業で、村ではこの補助事業を活用して、村に古くから伝わる「柚餅子」について調査研究を行い、村の代表的特産品・農産物加工品の価値や魅力を広く知ってもらうことや今後も食文化として継承されることなどを目的とし、専門業者に委託して実施しました。
今回実施したシンポジウムの中では、調査研究の報告を行ってもらったり、生産者の皆さんとの座談会を行ったりしました。
「柚餅子」は全国的に普及されてはいますが、多種多様でありその歴史的背景や柚餅子の中身なども様々です。
今回の調査を通じ、多くの皆さんに関心を持っていただいたこともあり、今後におきましても、こうした調査研究を継続的に実施できたらよいかと思っています。

同日、「ふだんの買い物に関する調査報告会」が天龍村老人福祉センターで開催されました。
この調査は、滋賀県立大学の丸山教授、長野大学の相川教授、東京国際大の酒井教授が、昨年1、2月に15歳以上の村民を対象に行ったもので、今回はその調査結果についてご報告をいただきました。
令和元年度に村が行った調査に比べ、村内商店で買い物をする割合が10ポイント増えたとのことで、その要因としては満島屋の開業ややまびこデリなどこれまで村が進めてきた買い物弱者対策の効果の表れでないかとの報告がありました。良い評価をいただけたことは大変うれしいことであります。
一方、品ぞろえの充実を望む村民の声もあったことなど課題もあり、今後、村としては運営委託会社と相談等しながら利用者の利便性の向上に努めてまいりたいと思います。

2月20日、全国山村振興連盟理事会が東京都内で開催されましたので出席しました。
現在開会されている通常国会で新たな山村振興法について審議されていますが、速やかな成立がなされるよう期待します。
なお、会議では地元選出の宮下一郎代議士も出席されていましたのでご挨拶させていただきました。

2月21日、飯田商工会議所遠山郷支部の新春講演会にお招きいただきましたので出席しました。
この中で、三遠南信自動車道開通を見据え、遠山郷をハブとして天龍村、大鹿村が連携して地域振興を図っていくことがこれからは重要だとして、3市村の首長と南信州新聞社の河原氏によるパネルディスカッションを行いました。
私からは、三遠南信自動車道の開通は天龍村にとってリニア開通より大きな効果が期待できる。東海方面へのアクセスが格段に良くなり、人や物の交流が盛んになるため、3市村が連携して産業や観光などPRしていくことが重要だということなどをお話しさせていただきました。

2月25日、JAみなみ信州農業振興大会が飯田市で開催されましたので出席しました。

2月26日、下伊那南部総合事務組合理事会並びに議会定例会が阿南町で行われましたので出席しました。
令和7年度予算など原案どおり承認されました。

同日、天龍村の子育て支援の一環として、今春小学校1年生になる子供さんに、入学祝いとして天龍村オリジナルのランドセルをプレゼントしました。
昨今、ラン活と言われ一年前からランドセルの注文が行われていたり、価格も高く経済的負担が大きくなったりしています。
村ではそうした子育て世代の皆さんの声を聞く中で、軽さ、容量など十分検討した結果、mont-bell社のランドセルをベースに村鳥ブッポウソウのデザインをあしらったオリジナルランドセルを希望者に贈呈することにし、本日、贈呈式を行った次第です。
子供たちは、皆、嬉しそうに背負っていました。入学式が楽しみです。

同日、ブッポウソウを守る会総会が総合体育施設で行われましたので出席しました。
小学校から今年度の巣箱の状況(営巣箇所)について報告があり、小学生が設置した巣箱では10つがいの営巣が確認されたとのことです。
個体数が増えるよう、村としても守る会の皆さんと協力し合いながら、引き続きできる限りの支援等をしていきたいと思います。

2月27日、天龍保育所において卒園記念写真の撮影が行われました。

2月28日、南信州広域連合議会が飯田市で開催されましたので出席しました。
令和7年度予算など原案どおり承認されました。

第54回天龍梅花駅伝大会が盛会に行われる

2月16日、第54回天龍梅花駅伝大会を開催しました。
1週間前までの天気予報では16日だけ雨か雪。しかも午前9時から午後3時まで降水確率が高い状態でした。ところが、当日は選手やスタッフの皆さんの願いや思いが伝わったせいなのか、青空が広がり、しかも暖かな絶好の駅伝日和となりました。
村内外から111チーム(招待した佐久長聖高校含む)の参加をいただき大いに盛り上がりました。

沿道では村民の皆様はじめチーム関係者など多くの皆さんが声援を送ったり、天龍小学校の児童が太鼓演奏で応援したりするなど大変賑やかでした。
また、開会式会場内では村の特産品を販売したり料理を振る舞ったりと、村民の皆様のおもてなしがとても温かく感じました。

大会は、佐久長聖高校が優勝しましたが、事故等もなく終えることができ、どのチームも思い出深い大会になったのではないかと思います。
来年もぜひご参加いただきたいと思います。

最後に、本大会の開催にあたりご協力いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

2月前半の出来事など

2月3日、第54回天龍梅花駅伝大会にあたり、ご協力いただく関係機関にご挨拶に行きました。
特に阿南町、泰阜村、阿南警察署、阿南消防署の皆様には、安全な大会となるよう絶大なるご協力をお願いしたいと思います。

2月4日、早川大地長野県議会議員の県政報告会が村内で開催されましたので出席しました。
早川県議には当選以来、当地域の発展のためのご尽力を頂いており、当村の道路を始めとしたインフラ整備等の要望活動に対しましても真摯にかつ精力的に対応いただきありがたく思っております。
益々のご活躍をご祈念申し上げます。

2月5日、長野県茶振興協議会総会が阿南町で開催されましたので出席しました。
当協議会の令和7年度活動としては、生産者の皆様はじめ県、市町村、農協などの関係機関と連携を図りながら、お茶の安定生産や品質向上に向けた技術指導や共進会などを実施していくほか、消費拡大に向けた事業や茶文化の次世代への継承を支援する事業に取り組んでいく予定です。

2月6日、飯伊森林組合理事会が開催されましたので出席しました。
今年度の経営状況は、松茸が豊作の年だったため一時大きな黒字を見込んでおりましたが、その後、その他の部門で計画どおり進捗できなかったとのことで黒字幅が下方修正されました。
現場で一生懸命頑張っている職員の「やる気」維持のためにも経営の見直し、改善を図る必要があると感じました。

同日、天龍村観光協会の新年会が行われ、ご招待をいただきましたので参加しました。
今年度は、缶バッジやトレーナーなど観光協会独自のグッズを作成・販売し、大変好評だったとのことです。
一方、これまで出していたカレンダーを作製しなかったために残念がる声も多いとお聞きしました。
今後とも村観光事業にご尽力いただくようお願いいたします。

2月7日、リニア中央新幹線建設促進飯伊地区同盟会総会並びに三遠南信道路建設促進南信地域期成同盟会同会が飯田市で行われましたので出席しました。
両同盟会とも、提出された案件は原案どおり承認されました。

同日、第54回天龍梅花駅伝大会代表者会を開催しました。
私からは、とにかく天候に恵まれ安全な大会となるようご協力をお願いしたい旨をお願いしました。

2月8日、宮下一郎代議士との語る会が村内で開催されましたので出席しました。
私から、宮下先生に対する日頃からのお礼と引き続きのご支援をお願いしました。
特に、先日、昨年1年間の人口動態について、東京一極集中が進でいるとの新聞報道があった点について、私から「石破総理も地方創生を大きな柱として掲げておりますので、多極分散型の社会の実現に向け、宮下先生のご活躍を一層期待したい」とお願いしました。

また、語る会終了後は、SKKの皆さんと食事会が設けられており、私も参加させていただきました。
昼食後は、宮下先生が3歳から習っているというマジックを披露してくださいました。お見事でした。

2月10日、職員採用面接を行いました。
また、午後には、飯田広域消防署北沢消防長ほか幹部の皆さんと懇談させていただきました。

2月12日、天龍村地域公共交通会議を開催しました。
議題としては、1つ目は道路運送法の規定により期限切れを迎える自家用有償旅客運送の少量貨物有償運送の認可についてご意見を賜りたいこと、2つ目は村営バスの利用者が少ないことから国の補助金がもらえなくなったため、利用促進のための事業を行う予定でいるということ(お知らせ)、3つ目はかねてから村民要望が多かった阿南病院までの村営バス延伸についてご意見を伺いたいこと、でした。

同日、飯伊森林組合地区総代会が阿南町で行われましたので出席しました。
任期満了により新たに選任された総代の皆様が初めて参加する会議でした。天龍村からは8名選出されました。3年間よろしくお願いしたいと思います。

2月13日、例月出納検査が行われました。
また、同日、長野県町村会定期総会が長野市で行われましたので出席しました。
会議の冒頭、私と下條村長、南木曽町長が全国自治功労表彰を受けました。皆様方のご指導のおかげだと思っており、心より感謝申し上げます。

同日、南信地域交通災害共済組合議会が開催されましたので出席しました。

2月14日、町村会、広域連合会議、下伊那郡土木技術センター組合議会、下伊那土木振興会総会が飯田市で開催されましたので出席しました。

2月15日、天龍梅花駅伝を翌日に控え、村民の皆様のご協力によりボランティアで村道十方峡線の清掃を行っていただきました。