毎年、お茶摘み等の農作業がひと段落するこの時期に実施しています「地区懇談会」を今年度も7月2日から始めました。この地区懇談会は、村民の皆様のご意見等をなるべく多く賜りたいとの思いから、会場や日時等を事前に各区長さんとご相談の上決めさせせていただき、本年度は村内10会場で行うことになりました。懇談内容は、単に役場からのお知らせに留まるのではなく、地区ごとの課題等に沿った意見交換をさせていただきたいと思い、これも事前に区長さんを通じて決めさせていただいています。
初日の7月2日は戸口、中組地区の皆さんとの懇談でした。この地区は特に昨年7月の豪雨で大規模な崩落が発生し、国道の通行止め等によって地区が分断したり、通院や通勤など日常生活に大きな支障をきたしている地区です。地区の皆さんからは、国道の災害復旧対策に関連したことや水道施設の維持管理、村道の改良、空き家対策など様々なご意見等をいただきました。
7月4日、午前中に向方、峠山、大河内、梨畑、見遠地区の皆さんとの懇談会を行いました。皆さんからは国道418号の災害に関連したこれまでの村の対応についてのご意見やご要望、光回線整備に関する業者への要望や村民への説明強化、村職員の教育、移住対策としての住環境の整備、地区要望事項の推進、有害鳥獣駆除対策、新規事業の推進など多くのご意見をいただきました。
同日午後には、大久那、合戸地区の皆さんとの懇談会を行いました。同地区の皆さんからは、足瀬地籍の災害復旧対策(トンネル化等)の説明、ごみの収集場所の周知、集会施設の修繕、村道の改良・維持補修、大規模事業の実施に伴う村内商店等との連携強化などのご意見をいただきました。