12月後半の出来事(2020年最後の報告)

12月16日、第6次天龍村総合計画策定審議会を開催しました。これまで村民アンケートや地区懇談会等でいただいたご意見やご提案を策定員会や専門部会で検討し、それらをまとめた素案についてご審議いただきました。

12月17日、町村会及び広域連合会議がありましたので出席しました。会の冒頭、第58回技能五輪全国大会で銀賞を受賞された橋都さんと敢闘賞を受賞された本島さんから受賞の報告がありました。おめでとうございます。

同日、地元選出の県議会議員の皆さんとの意見交換が開催されました。懇談項目は、「新型コロナウイルス感染症対策について」と「リニア中央新幹線について」でありました。私からは、「リニアに関して我々南部町村と北部町村とでは温度差がある。少しでもその差を埋めるには、長野県駅までの距離(アクセス)をよくすることが必要。県議にも力を貸してほしい。」とお願いしました。

12月21日、天龍村社会就労センターの忘年会があり出席しました。コロナ禍でいろんな制約がある中、昼食時間を利用しての会食忘年会で短時間で終えました。

12月22日、林業振興地域育成協議会総会がございましたので出席しました。冒頭、会長あいさつの中で人材確保についてのお願いをいただきました。関係機関と連携しながらそうしたことについて進めてまいりたいと思います。私からは、向方里山整備利用推進協議会の皆さんが今年行った移住者との交流会や松茸山復活を目指した山林整備をしたことについてお話させていただき、こうした活動が村の活気にもつながるので是非皆さんにも承知いただきたいことや他でもこうした活動をしてもらうとありがたいとお願いしました。

同日、天龍村空家等対策協議会を開催しました。今年度、専門部会によって調査していただいた「特定空家」を認定していただくとともに、昨年度まで認定いただいた「特定空家」について事務の進捗状況を確認いただきました。

12月24日、新しい村営バスが納車されました。天龍村の大河内~向方~平岡を結ぶ重要な地域の足です。新型コロナや7月豪雨災害等により、通常路線の運行ができていませんが、多くの皆様にご利用いただけるよう努めてまいります。

同日、年末の交通安全運動として、阿南安協天龍支部の皆様による街頭指導が行われましたので一緒に参加させていただきました。「運転はみんな笑顔で柚子里愛(ゆずりあい)」のスローガンが入った柚子をドライバーに渡しながら安全運転を啓発させていただきました。

12月25日、役場の大掃除が行われました。2020年の埃や汚れを落とし、きれいな状態で新年を迎えたいと思います。

12月28日、仕事納めです。今年もこのブログをご覧いただきありがとうございました。来年は、なるべく更新回数を増やす努力をしたいと思いますので、引き続きご覧いただければありがたいと思います。

皆さん、良いお年をお迎えください。

新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されました

本日(12/27)、長野県より「天龍村で新型コロナウイルス感染症の陽性者(1名)が確認された」と発表がありました。

飯田保健福祉事務所によりますと、「感染者は、12月26日にPCR検査を受け陽性が判明。無症状病原体保有者で、現在入院治療中であるが、早期に発見されたことから、他者への感染リスクは低いだろう」とのことです。
感染された方には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。

村民の皆様におかれましては、感染者やご家族に対する誹謗中傷、差別的言動等は絶対に控えていただくようお願い申し上げます。
また、改めて手洗い、マスクの着用、人との距離の確保などの感染防止対策の徹底をしていただくようお願いしたいと思います。

年末年始を控え、帰省される方もいらっしゃり、人と接する機会が多くなると思いますが、それぞれの皆様が、引き続き冷静な行動をとっていただき、穏やかな新年が迎えられることを願っています。

12月前半の出来事

12月3日から11日までの9日間、令和2年第4回天龍村議会定例会を開催しました。今議会に村から上程した議案等は、承認案件1件、条例案件3件、予算案件5件で、全て原案どおり可決しました。
なお、今議会には初日と最終日に中学3年生が傍聴に来てくれました。議会の役割や行政の仕組み、政治への関心を持っていただき、より身近に感じていただきたいとの思いで、議会の皆様が中学校に話を持ち掛けて実現されたとお聞きしました。次世代を担う子供たちが少しでも議会や行政に関心を持ってくれれば大変結構なことだと思います。

12月4日、薪によるエネルギーの地消地産推進事業の一環として導入した薪割り機の納品式を行いました。今後、森林(里山)の整備等で生ずる伐採木を薪に加工し、地域内で流通する仕組みづくりを行っていきたいと思います。

同日、天龍村商工会の皆様と「商工業振興懇談会」を開催しました。買物弱者対策や新型コロナウイルス感染症対策などの「商業振興対策」や村発注工事に対する要望など「工業振興対策」、リニア中央新幹線開業に向けた今後の誘客対策など「観光振興対策」などについて意見交換をさせていただきました。

12月5日、夕方5時半頃「火災発生」の報が村内に流れました。場所は松島集会所付近で建物火災とのこと。しかし、火の気も煙も見当たりません。松島地区の皆さん始め多くの村民が心配する中、原因は中電発電所内の火災警報器が誤作動したとのこと。しかし、誤報確認のためには発電所内に入る必要がありましたが、中電職員は誰もいないため、発電所内に入ることすらできませんでした。確認できないまま時間ばかりが経過。消防団始め、消防署(伊賀良からも出動)、警察署の皆さんが集まり一時騒然としましたが、何もできないままでした。実際の火災だったらどうなっていたのかと思わされました。中電の組織改編やスリム化などにより人員削減や無人化等がなされても、危機管理だけはしっかりとやっていただきたいと思います。

12月6日、愛知長野県境域開発協議会の要望活動のため、宮下一郎先生の飯伊事務所にお邪魔しました。私からは国道418号福島~的瀬間のトンネル化や7月豪雨災害で被災した戸口~足瀬間の復旧対策についてのお礼と今後の道路整備について要望をさせていただきました。

12月7日、杉尾秀哉参議院議員が来庁され懇談させていただきました。私からは主に7月豪雨災害により被災した国道418号の早期復旧についてお力添えをお願いしたい旨をお話させていただきました。

同日、第2期天龍村まち・ひと・しごと創生総合戦略本部会議と同審議会を開催しました。村の総合計画と合せ素案作りの終盤になってまいりました。

12月8日、長野県茶の共進会褒章授与式が南木曽町JA南木曽で行われましたので、長野県茶振興協議会長の立場で出席しました。天龍村から出品されたお茶は2等賞に柿下忠雄さん、3等賞に天龍農林業公社と羽田野七郎平さんが受賞しました。

同日、第8回天龍寄席実行委員会を開催しました。新型コロナウイルスの新規感染者がこのところ全国的に増加しておりますし、高齢者の多い天龍村で感染リスクを減らす対策を講じることは大変だということで、残念ではありますが、来年1月予定の第8回天龍寄席は中止とさせていただくことにしました。楽しみにされていた皆様には大変申し訳なく思いますが、ご理解をお願いします。

12月12日、村長杯マレットゴルフ大会が開催されましたので参加してきました。マレットクラブの皆さんを中心に大勢の皆さんが参加されプレーを楽しんでおられました。少し寒い日ではありましたが、ラウンド終了後にはほんのり汗も出るくらい、いい運動ができました。

12月14日、JR東海幹部との意見交換会が飯田市で行われましたので出席しました。2027年開業に向け事業を進めておりますが、静岡県工区で問題があり、予定の2027年には開業が困難であると宇野副社長からあいさつがありました。それぞれが目標(予定年)に向けて準備していますので、開業目途がたてばできるだけ早期に公表していただきたいと思います。

11月後半の出来事

11月15日、天龍村公民館主催の「第39回天龍村文化祭」が開催されました。小・中学生から公民館クラブの皆さんまでの舞台発表や作品展示等が、新型コロナウイルス感染症予防対策が徹底される中行われ、文化・芸術の秋にふさわしい1日となりました。
また、当日は、村表彰規則に基づく表彰式も行わせていただき、今年度は、長年、天龍村診療所長として地域医療等にご尽力いただきました川西政幸さん、民生児童委員としてご尽力いただきました坂本芳子さん、大平宮正さん、村の木材を利用してハンガーを作成し、世界中のアスリートに届ける活動をしたハンガープロジェクトの皆さんにそれぞれ村表彰を、また、貴重な美術品をご寄贈いただきました遠山明徳さんや毎年ボランティアとして天龍梅花駅伝の準備を手伝ってくださっている宇津恵万司女さんなど10名の皆様に感謝状を贈呈させていただきました。併せて、国民健康保険の健康家庭表彰として6世帯の皆様に対し表彰をさせていただきました。さらには、「令和2年度天龍村租税教育推進協議会、税に関する作文」の表彰授与式も行ない、17名の皆様に表彰させていただきました。

同日、昨年10月にご逝去されました前自民党参議院議員幹事長吉田博美先生の後援会の解散式が飯田で行われましたので、出席してきました。地域の発展はもとより国土の発展にご尽力された功績は大であり、私どもも大変お世話になりました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。

11月16日、国道153号飯田南バイパス整備促進期成同盟会による中部地方整備局への要望活動が行われましたので出席しました。天龍村と直接かかわりがあるわけではありませんが、近隣町村も一緒になって整備を進めるということは意義あることかと思います。慢性的な渋滞解消のため、早期の事業化を期待します。

同日、国会議員の先生及び国土交通省に行き国道418号足瀬の災害復旧等(トンネルと橋)について強くお願いをしてまいりました。

11月17日、簡易水道整備促進全国大会が砂防会館で行われましたので参加しました。大会終了後には国会議員への要望活動も行ってきました。

11月18日、天龍梅花駅伝大会の大会本部会議を開催し、来年2月21日予定の第52回大会の開催有無を協議しました。
協議の結果、「新型コロナウイルスの収束が見えない中、ここにきて第3波ともいえる感染拡大が全国的に広がっている状況にあること。」
「主催者として感染リスクを下げ、ランナーや運営スタッフ等の安全を確保することが困難なこと。」
「天龍梅花駅伝大会の運営スタッフの殆どが村民であり、その村民の皆さんがコロナ下の大会開催に相当な不安を抱いていること。」などの理由により、大変残念ではありますが、第52回大会は中止させていただくことになりました。
毎年、ご参加いただき楽しみされていた皆さんには本当に申し訳なく思っております。どうかご理解をお願いいたします。
また、コロナが収束しましたら、必ず実施しますので、その時は是非ご参加願います。

11月19日、全国治水砂防促進大会が東京砂防会館で行われましたので出席しました。現在、事業実施されている天竜川中流地区の直轄地すべり対策事業もこの大会で提言され、天龍村にとっては大変意義ある大会だと思っています。コロナ禍の中、全国から大勢の市町村長が集まり、大変活気にあふれていました。

11月20日、朝7時45分から中部直轄河川治水懇談会が行われましたので出席しました。朝早い時間帯での懇談会でしたが、中部5県の各市町村長や国会議員の先生方、国土交通省の幹部の皆様が大勢参加し、災害対策や事前防災等、それぞれ意見交換が行われました。

同日午後、港区にあるメルパルク東京で、全国過疎地域自立促進連盟総会と新過疎法制定実現総決起大会が行われましたので出席しました。来年3月までの時限立法のため、引き続き過疎法を継続してもらうための大会でした。天龍村もこの法律の恩恵に預かっていますので、是非とも新過疎法の実現を期待しています。参加者全員が新過疎法制定実現のスローガン入りのフェイスマスクをして、ガンバローコールで盛り上がりました。この会場も全国からきた市町村長で一杯でした。

11月22日、阿南町新野の道の駅千石平で「温泉まつり」と題して、近隣町村の日帰り温泉施設のPR活動を行いました。当日は天龍村のおきよめの湯が当番ということで、私も応援に行ってきました。金田社長とも話をさせていただきました。
コロナ禍ではありますが、道の駅は県外ナンバーの車がひっきりなしに入れ替わっています。少しでもおきよめの湯に来てくれるとありがたいです。

11月24日、阿南ショッピングセンター協業組合様と施設及び運営に向けて連携、協力していくことを定めた「買物拠点施設に関する協定書」の調印式を行いました。

同日、施設の設計監理業務を担ってもらう設計会社を選定するためのプロポーザル(事業提案)審査会を開催しました。

11月25日、愛知・長野県境域開発協議会による関東地方整備局への要望活動が行われましたので参加しました。長野県へ交付金を配分していただいており、村の国県道の改良にはこの交付金が財源となっています。ご対応いただいた高松道路部長様も昨年まで和歌山県にいたということで、似たような道路事情はよくわかっていると言っておられました。