8月2日、役場朝礼時に育休復帰職員の辞令交付及び地域おこし協力隊員の任命書交付を行いました。
新たに採用した地域おこし協力隊員は、脇元真由美さんです。鹿児島県生まれで和太鼓や篠笛を特技とし、天龍村の霜月神楽など伝統的なお祭りをツールとして村の魅力発信に努めたいと張り切っていただいています。どうかよろしくお願いします。
同日、下伊那南部総合事務組合の理事会及び議会定例会が開催されましたので出席しました。昨年度の事業報告及び決算報告、本年度の事業計画及び予算計画等について原案どおり可決いただきました。
同日、下伊那生コン協同組合様と「災害時における消防水等の供給支援に関する協定」を締結させていただきました。
山間地域の多い当村では、災害時における水利の確保が非常に困難で、過去にも火災現場から遠い河川から給水したり、相当離れた防火水槽等からポンプ中継をしながら水を確保したりして消火活動にあたったことがあります。
今回の協定内容は、下伊那生コンさんが保有する生コン車等で災害現場付近まで水を運搬し、それを消防用水に利用するという点で、有事の際には非常に有効であると考えます。
天龍村のような集落が散在し、かつ消防水利も万全ではない状況の中では大変ありがたい協定だと思っています。
今後、災害等がないことが一番ですが、いざという時にはぜひご協力いただきたいと思います。
なお、本日は同様の内容の協定を下伊那南部5町村が一緒になって締結しました。
同日、村、日赤奉仕団、消防団の三者会議を開催させていただき、今年度の地震総合防災訓練について9月1日の防災の日に実施したい旨をお伝えし、同時に当訓練にご協力いただくことをお願いいたしました。
近年の異常気象に加え、大規模な自然災害がいつ発生するかわからない状況の中、天龍村においても例外ではなく「自分の身は自分で守る」ための行動をそれぞれがとっていただくことが重要となります。今回の地震総合防災訓練は、避難行動始め有事の際の行動等を確認する良い機会だと思います。併せてコロナ禍での避難所運営についても万全を期さなければなりませんので、そうした意味でも日赤奉仕団や消防団の皆さんのご協力をお願いしました。
8月3日、連日熱戦が繰り広げられている「東京2020オリンピック」の女子レスリングの応援をパブリックビューイングで行いました。
女子レスリングの日本代表には、天龍中学校の「手づくりハンガープロジェクト」がきっかけでご縁をいただいた、至学館大学出身の選手が4名出場しており、今日はそのうち土性選手と川井(友)選手の試合が行われました。
会場の老人福祉センターには、中学生と学校関係者等が大勢集り、コロナ禍で声を出しての応援ができないため、バルーンスティックで心を込めて鳴らし続けました。
その後の試合で勝ち続け、3名の選手が金メダルを獲得しました。
天龍村からの熱いエールも届いたかと思います。おめでとうございます。
8月5日、西南部町村のCATVに関する意見交換が行われましたので出席しました。老朽化が進む施設の維持管理等に関しこれまでの枠組みで対応していくのか、村独自で新たなシステムに移行するのか、村としても近い将来結論を出さなくてはなりません。メリット、デメリットそれぞれありますので、村民の皆さんのご意見をいただきながら進めていきたいと考えます。
同日、長野県が主催する「市町村減災トップフォーラム」が伊那市で行われましたので出席しました。東京大学大学院の片田教授の講演では「平成30年7月豪雨災害から避難に対する考え方が大きく変化し、行政の役割はサービスからサポートに変わり、行政主体から地域社会が一体となって避難を行うようになった。つまり、『自らの命は自らが守る』ということを国では言うようになった」とのことでした。お住いの地域によって環境等が違いますので、まずは平時において自分が住んでいる場所の状況をハザードマップ等で今一度ご確認いただきたいと思います。
8月6日、広島原爆投下から76年目の今日、役場でも原爆が投下された8時15分に「みるく世」を祈念し、登庁した職員で黙とうをしました。
8月8日、東京2020オリンピックの閉幕でした。そのような日に、天龍小学校の体育館の建替え工事に伴い、今年度をもって解体する予定の天龍小学校プールで、有志の皆さんが企画した「小学校プール泳ぎ納めの会」が行われ、来賓としてご招待を受けましたので出席しました。
このプールは、天龍小学校統合前の平岡小学校時代、昭和44年に築造され、以来50年余にわたり天龍村の子供たちの教育の場として、また夏休み中の憩いの場等として活用されてきました。
昭和44年の完成時には、1936年(昭和11年)に開催されたベルリンオリンピックの200m平泳ぎで、日本人女性初の金メダルを獲得した「前畑がんばれ!」で有名な兵頭(旧姓前畑)秀子さんが来村され、その泳ぎを披露してくれたこともありました。
そして、その後、昭和40年代後半に赴任されていた、市澤宗雄先生と束原正平先生のご指導の下、「プールは泳ぐ道場」として、平岡の子供たちは水泳を鍛えられ、当時、飯田市民プールで開かれていた「学童泳力テスト」では、毎年優秀な成績を収めるようになり、「水泳平岡」の名を広めるきっかけとなりました。
「泳ぎ納めの会」には、現役の中学生から50代のおじさん方が大勢参加し、各種目を競技方式で泳ぎ切りました。
参加してくれた皆さんは体型こそおじさんでしたが、泳ぎはさすがと思わせるような美しいフォームでした。
8月10日、阿南高校協力会総会が行われましたので出席しました。県の高校再編が進む中、地域の学校として存続できるよう特色ある学校運営を期待します。
8月11日、長野県茶振興協議会主催の長野県茶の共進会褒章授与式が南信濃公民館で行われましたので出席しました。今年は30点の出品があり、天龍村からは2等賞1名、3等賞2名、努力賞1名が受賞されました。おめでとうございます。
また、今年初めて入賞されたお茶の成分分析を行いました。静岡県のお茶と比べても引けを取らない結果でした。
8月12日、町村会、広域連合会議、下伊那総合事務組合議会、下伊那自治センター組合議会がりましたので出席しました。また、その夜には、飯田医師会の理事の皆様との懇談会があり出席しました。もっぱら新型コロナウイルスに関する意見が多く出されましたが、とりわけ、デルタ株が飯田下伊那地域にも拡大し始めており一層の注意が必要だとの進言をいただきました。