7月15日、長引く大雨で大規模な法面崩落が発生した国道418号戸口~足瀬間の現場に、国総研(国土交通省国土技術政策総合研究所)の専門家の皆様が現地調査に来られました。
県によりますと、今回の被災箇所は、高さ約290m、幅約52m、土砂量は約2万㎥と推計されます。さらに、ドローンで上空から見ますと尾根の反対側にも大規模な法面崩落の状況が見られ、そちらの対応も必要となっています。
国総研の皆さんによると、「現場の状況をみると、上部と下部の2つに分けた対策を考えないといけない」それにはまず「しっかりした調査、データ解析をし、全容を把握しなければならない」と話されていました。
なお、今回国総研のメンバーとして来村いただいた中に、天竜川中流地区直轄地すべり対策事業を最初にご提案くださった中谷土砂災害研究室長もおり、当村の実情をよくご存じの方がいてくれて大変心強く感じました。
現場は崩落が続いており、地元建設会社の資材置き場も土砂で埋まってしまいました。