4月後半の出来事など

4月11日、天龍みどりの少年団によるブッポウソウの巣箱かけが行われました。
この巣箱かけは、絶滅危惧種でもあり県の天然記念物でもある村鳥ブッポウソウを保護しようと25年以上続く保護活動です。
今回、子どもたちを中心にブッポウソウを守る会の皆さんはじめ大勢の皆さんのご協力のもと、天竜川にかかる橋や建物の屋上などに約30個の巣箱を設置しました。
毎年、5月連休には姿を見せますので、今年も同時期に飛来すると思いますし、1組でも多く営巣し、みんなを喜ばせてほしいと思います。

4月12日、ガーディアン72株式会社の有馬社長が来村され、過日配備いただいたG72BOXの入れ替え作業を行ってくれました。能登半島地震の状況を見ますと、このG72BOXが大変有効であることがわかります。

4月15日、中部電力との行政懇談会を開催しました。今回の懇談会は、コロナの影響もあり5年ぶりの開催となりました。
中電からはパワーグリッドの林飯田支社長、飯田水力センターの伊藤所長ほか幹部の皆様が、村からは議会議員と役場課長職員が参加し、各種事業に関して意見交換などを行いました。
私からは、自然災害が多い昨今、有事の際には迅速な対応をお願いしたいことや電気の安定供給に尽力願いたいことなどをお願いしました。

同日、国道418号足瀬地籍からおきよめの湯間(足瀬トンネルから新野方面に向かって約800m地点)で、法面崩落が発生し通行止めとなりました。
被災状況は、延長15m、SL10m、土量約40㎥。人的被害はありませんでした。
これから5月連休を迎えますので、早速、下伊那南部建設事務所に行き、早期開通をお願いしてきました。

4月16日、天龍村社会就労センターの取引先を訪問し、取引いただいていますお礼とともに就労センターの6月閉鎖についてご理解をお願いしてきました。

長野県企画振興部の清水部長さんが来庁され、村づくり等についての懇談をさせていただきました。地域おこし協力隊制度やDXの推進など具合的なお話も聞かせていただきました。

同日、天竜川上流水防連絡会があり、WEBにて参加しました。
また例月出納検査を実施しました。
さらに午後には、早川県議が国道418号の災害現場を視察されました。早期開通と抜本的な改良整備についてお力添えをお願いしたい旨を伝えました。

4月17日、旭松食品の小原さんと十久保南蛮生産者組合の板倉組合長さんが来庁され、信州の伝統野菜に選定された「十久保南蛮」の今後の製品化等に向けた話し合いを行いました。
生産者の皆さんの生産意欲も盛り上がっていますので、商品化や販売戦力などいろんな事柄をなるべく早期に詰めていきたいと思います。

同日、阿南地区農業改良普及協議会総会が下條村で行われましたので出席しました。総会に先立ち下條村そば乾燥調製所を視察させていただきました。

4月18日、左閑辺屋組合の皆さんが来庁され、坂部地区にある左閑辺屋を簡易宿泊施設として活用したいとの要望をいただきました。県にも相談しながら検討していきたいと思います。

4月19日、町村会、広域連合会議が開催されましたので出席しました。
保健師の合同採用試験を実施することが決まり、天龍村でも参加することにしました。
また、介護保険の広域化について提案させていただきました。

4月20日、第25回天龍村長杯パターゴルフ大会を開催しました。
天候にも恵まれ、大勢の皆さんのご参加をいただき、わきあいあいの中プレーを楽しんでいただきました。

4月22日、地籍調査推進委員会を開催しました。
今年度からいよいよ長島地区に入ります。当初計画より14年以上も遅れてしまっていますが、様々な行政需要にこたえるためにも地籍調査などの基盤を整えておくことは重要でありますので、早期完了に向け努力してまいります。

同日、令和6年度区長会を開催しました。
区長の皆様には地区の取りまとめ役として、また役場とのパイプ役として1年間お世話になりますがよろしくお願いしたいと思います。また、区長会時に出されたご意見等は、しっかり対応させていただきます。

同日、天龍村総合教育会議を開催しました。
教育大綱の修正や家族留学について意見交換させていただきました。今年度から小中併設として新たな学校運営がスタートしましたので、その点についても子供や先生方、また地域の様子などを見守ってもらいたいとお伝えしました。

4月23日、長野県町村会政務調査会合同部会が長野市で行われましたので出席しました。
新年度ということもあり、県の各部署から事業説明をいただきました。併せて、関副知事と地震防災対策強化アクションプラン(仮称)及び人口減少社会への適応について意見交換させていただきました。

4月24日、各地区から要望のあった箇所の視察を行いました。危険性のある場所、早期対応が必要な場所など確認させていただきましたので、早速対応していきたいと思います。

同日、天龍村婦人会の総会が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。また、総会終了後には車座集会を行わせていただきました。今回いただいたテーマは、天龍中学校の跡利用ややまびこデリの実績、阿南病院までのバス運行計画、防災に対する取り組みなど多岐にわたっていました。それぞれ貴重なご意見をいただきましたので、村政に反映してまいりたいと思います。

4月25日、職員提案検討実践委員会を開催しました。職員から提案された意見等を肉付けし、さらにその提案を実践ことを目的にした委員会ですので、良い提案が生まれるよう知恵を出し合っていただきたいと思います。

同日、天龍村シニアクラブの総会があり、ご案内いただきましたので出席しました。
お年寄りの皆さんが安心して生活できるよう、引き続き支援等を行ってまいります。

4月26日、能登半島地震における災害派遣職員の活動報告会を開催しました。
村からは3月に2回に分け3名の職員を石川県輪島市に派遣しました。
街並みや避難所などの様子を見ますとまだまだ支援の手が必要だと感じました。村として引き続きできる限りの支援をしたいと思います。

同日、正午より国道418号、足瀬地籍先での通行止めが解除されました。

同日、天龍学校PTAの総会及び歓迎会が行われ、ご案内いただきましたので出席しました。

4月27日、旧福島小学校区のおいでなんしょ運動会が行われました。
地区の皆さん中心に毎年行われている運動会です。

4月28日、天龍村赤十字奉仕団総会が行われましたので出席しました。
能登半島地震や四国での地震など昨今頻繁に地震が発生しております。南海トラフ沖地震が心配される中、災害への備えが重要だと感じておりますので、日赤の皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

4月30日、本年1月に完成した天龍村総合体育施設太陽光発電設備工事の完成記念式典を施工業者である(株)リックス様と新井電気工事(株)様が主催となって行われました。
今回の太陽光システムは、発電した電気を売電等するのではなく、蓄電池に蓄電する方法をとっており、その蓄電池にはEV自動車のリユースバッテリーを使用している点で、全国初の取り組みだそうです。
村としましても、総合体育施設は、学校施設として、社会教育施設としてまた災害時の避難施設にもなる防災拠点として整備してきましたので、今回の太陽光発電システムが完成したことにより安心して避難等できる施設が完成しました。
(株)リックス様及び新井電気工事(株)様のお陰で、他にも誇れる施設が整備できましたこと、心より感謝申し上げます。

同日、天龍村ていざなす組合の総会が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。
村の特産品として組合員の皆さんが丁寧の栽培しているこのていざなすを、さらに生産や販売を拡大できるよう、村として今年度も支援していきたいと思います。
昨年度は、収穫祭やていざなすを利用した商品の開発など新たな取り組みを行いました。今年度も南信州伝統野菜協議会の皆さんとの連携イベントや東京農業大学の学生さんとの新たな商品の共同開発などいろんな事業を計画しているとのこと。是非、頑張っていただきたいと思います。

同日、村職員の歓送迎会を行いました。
天気予報に反し、良い天気の中、良い交流ができたと思います。

4月前半の出来事など

4月1日、令和6年度のスタートです。

まずは、今年度より新たに天龍村教育長に就任した高山和夫教育長に辞令を交付しました。
天龍村教育の発展にご尽力いただきたいと思います。

つづいて、小中学校に着任される先生方の紹介を行いました。私から役場を代表し歓迎のあいさつをさせていただきました。
小中併設校として新たなスタートをきる年でもあるので先生方にも是非ご協力をお願いしたい旨を伝えました。

つづいて、人異動に伴う職員への辞令を交付しました。新たな部署でそれぞれの力を存分に発揮していただきたいと思います。

つづいて、新年度にあたり職員への訓示を行いました。

同日、天龍村小中併設校開校記念式典を開催しました。詳細は別投稿にてご確認ください。

4月3日、天龍保育所の入園式を行いました。
新たに4名の子供さんが入園してきてくれました。みんな元気よく登園してもらいたいと思います。

4月4日、天龍中学校、天龍小学校の入学式が行われましたので出席しました。
今年度の入学生は小学校が5名、中学校が4名です。なお、龍の子留学制度により新たに小学校に3名、中学校に1名の転校生を迎えました。
新しい校舎での学校生活が始まります。それぞれ目標に向かって頑張ってほしいと思います。

なお、新入生に対し村から入学祝い品を贈呈させていただきました。併せて小学1年生には苗木をプレゼントしました。

4月8日、春の交通安全運動として街頭指導及び交通指導所が開設されました。
新たに着任された秋山阿南警察署長さんや細川阿南交通安全協会長さんにもご参加いただき、例年になく引き締まった交通指導所となりました。

同日、飯伊森林組合理事会が開催されましたので出席しました。

同日、天龍村消防団新入団員任命式が行われましたので出席しました。
新入団員の皆さんには、村民の生命と財産を守るためご尽力いただきたいと思います。
団員数の減少により、団の運営は大変だと思いますが恩澤団長中心に一致団結して消防団活動にあたっていただきたいと思います。

天龍村小中併設校がスタート

4月1日、令和6年度が今日から始まりました。

本日、村では今年度からスタートする天龍村小中併設校の記念式典を挙行しました。
年度始めの大変ご多用の中、衆議院議員宮下一郎様はじめ日頃より格別のご高配をいただいておりますご来賓の皆様のご臨席を賜り、盛大に開催できましたこと心より感謝申し上げます。

この小中併設校の整備事業にあたりましては、児童・生徒数の減少に伴い将来の学校運営などについて、できるだけ早期にその方向性や学校のあり方などを検討する必要があるということから、平成30年度に保育所保護者会並びに小中PTAの皆様を中心とした「天龍村の教育を考える会」を立ち上げ、子育て真っ只中の皆様の生の声を聴かせていただきながら、将来の学校教育について議論を深めてまいりました。
また、児童・生徒数を確保するための一つの手段として山村留学制度を検討するための「教育講座」を開講し、村民の皆様とともに天龍村にふさわしい教育とは何かについても勉強してまいりました。
さらに、こうした流れを踏まえ、小中学校のあり方に重きを置いた検討委員会を令和元年度に立ち上げ、教育委員会やPTAの皆様はじめ多くの皆様のご協力をいただく中で検討を進めてきたところであります。
その結果、現在の小学校校舎を活用して中学校を移設し「小中併設校」とするよう答申をいただいたところであります。
村ではこの答申を尊重し、中学校を移設するための整備工事を進めることを決定するとともに、同時期に検討を進めてまいりました総合体育施設と一体的な事業として推進していくこととした次第です。

今回の小中併設につきましては、村にとりましては、学校教育における有史以来の大転換であり、後の村史にも間違いなく取り扱われる重要な事柄でもありますので、将来にわたり間違いのない選択だったと自信を持って伝え続けられるよう、今後しっかり学校運営を行っていく所存でありますし、また関係機関の引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。

この度の小中併設校整備工事に関しましては、大きなトラブルもなく予定どおりしゅん工することができました。
これもひとえに、ご来賓の皆様はじめ施設の建設にご理解をいただきました地元地区の皆様、設計業者様並びに施工業者様など、関係する全ての皆様のご理解とご協力の賜と、心より感謝申し上げる次第です。
特に、設計監理業務を担っていただきました株式会社鈴木建築設計事務所様並びに施工業者である神稲建設株式会社様、備品整備にご尽力いただきました株式会社正木様におかれましては、資材の搬入や作業員の確保など施工中は大変なご苦労があったかと思いますが、皆様方の卓越した技術や指導監督のもと立派な施設や備品を予定どおり整備いただくことができ、改めて深く感謝申し上げる次第です。
また、正面玄関に掲げてございます校名板は、天龍村のご出身で書象会審査会員などをお務めになられておられます金田成仁様にご揮毫いただきました。大変ご多用の中、制作にあたっていただきましたこと、この場をお借りしまして心より厚く御礼申し上げます。

ご案内の様に新たに整備された校舎は、昨年度完成した総合体育施設と同様、村の木材をふんだんに使用しており、各教室はいずれも暖かみのある明るく落ち着いた空間が確保されております。私もこのような環境で勉強できていればと、うらやましい気持ちで一杯であります。

今後、村としましては、この小中併設となりました学校を大切に管理・運営しながら、子どもたちの最良の学びの場として活用していくとともに、地域のランドマークとして、学校教育のみならず地域の皆様や多くの村民の皆様がお気軽にお立ち寄りいただけるコミュニテーの場としても活用できるよう努めてまいりたいと思います。さらに総合体育施設との連携を図りながら、有事の際には防災機能が十分発揮できるよう有効に活用してまいりたいと考えているところでございます。

今年2024年は、辰(龍)年です。もっと言えば、60年に一度の甲辰の年です。この小中併設のスタートが、天龍村の龍にちなんだ年に行われるというのは、正に因縁だと思っております。昇龍のごとく天龍村の子供たちがこの学校での学びを通して一層飛躍することをご期待申し上げますとともに、本日ご列席賜りましたご来賓の皆様はじめ村民の皆様の益々のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

3月後半の出来事など

3月19日、戦没者慰霊祭が行われました。
世界各国では依然として地域紛争やテロなどが絶えない中、大戦から78年以上が経過し、私を含め日本には戦争を知らない世代が多くなりました。併せて戦争の犠牲となったご本人やご家族も高齢化が進み、戦争や原爆の記憶が少しずつ薄れつつあります。改めて、戦争の悲惨さを深く心に刻み、再び悲しみの歴史を繰り返さない決意を新たにしたいと思います。

3月22日、令和6年第1回議会定例会最終日でした。上程した案件は全て原案どおり可決いただきました。
今議会は、来年度予算をご審議いただいた議会でもあり、可決いただいたことにより新年度に向けた各事業の準備も進められることになりました。
また、一般質問では、能登半島地震に関連したご質問やご提案が多く出されました。村として今回被災した地域の状況や対応などを踏まえ、可能な限りの対策を講じてまいりたいと思います。

なお、今議会をもって村澤資憲教育長が退任されます。
村澤教育長には、これまで2年半という短い期間ではありましたが、様々な教育課題についてご対応いただいてきました。
特に、保育所の所管を教育委員会に移すことやなんでも館常設展示場の整備、運動会の春開催など、これまで私が何度も教育委員会にお願いしてもなかなか動かなかったこれらの案件が、村澤教育長に代わって即座に実行していただくことができました。これによりまして、保・小・中の一貫した教育体制の充実が図られたり、なんでも館の利活用などが改善されたりしたところです。
また、小中併設校の開校までの大事な仕上げの部分を担ってもらうこともできましたし、親子留学制度といった新たな事業もスタートすることもできました。さらには、どんぐり向方学園の問題も前へ進めることができました。
このように、いろんな問題や課題において、積極的に取り組んでいただき、天龍村の教育行政に多大なご貢献をいただきました。これまでの村澤教育長のご尽力に対し改めて敬意と感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

4月から新たに高山和夫教育長が就任することが決定しました。
高山新教育長は、天龍村のご出身で3月まで飯田市立高陵中学校長をお務めになられていました。併せて下伊那校長会長や下伊那教育会長も歴任されていました。教員経験が豊富で、学校現場に明るく大変有能で高潔な方でいらっしゃいます。小中併設という新しい形の学校運営が始まるこの機に、即戦力として手腕を発揮していただける方だと期待しています。
なお、任期は令和6年4月1日から前教育長の残任期間である本年9月30日までです。

3月25日、長野町区の澤田景夫さんに村表彰を授与させていただきました。
澤田さんは、実家でもあります「東京堂」の経営者として、50年以上にわたり商業一筋で商工業の振興発展に寄与されてこられました。
3月31日をもって「東京堂」が閉店となるため、表彰審査委員会の決定により本日、表彰伝達を行うことになりました。
「東京堂」は大正8年に先々代が創業したもので(当初は澤田商店として開業)、埼玉県の方から天龍村に来たということもあり、店名を覚えやすくするために「東京堂」にしたということです。
105年という長い歴史に幕を引かれるということは、澤田さんにとりましては断腸の思いだったかと思います。
私も幼いころから利用させていただいたお店だっただけに感慨深いものがあります。
村表彰の受賞誠におめでとうございます。またお疲れさまでした。

同日、天龍保育所の卒園式を行いました。
卒園する年長児は6名で、大きくなったら「警察隊になる」、「大工になる」、「アイドルになる」などみんな元気よく抱負を語ってくれました。4月からは1年生です。小学校にも元気よく通ってきてください。

3月26日、産業振興に係る調査研究プロジェクトの報告会を行いました。
令和元年7月からスタートしたこのプロジェクト、「農産物継承」「森林資源活用」「観光ブランディング」「福祉」の4つに分け、若手職員を中心に5年間、地域の皆様のご協力をいただきながら研究や実践を重ねてきたものです。
村職員として、村の課題について部署を越えて真剣に考え、取り組んでいただいたこと大変良かったと思っています。
このプロジェクトの経験を活かしてさらに村のために尽力いただくことを期待します。

3月27日、桜(ソメイヨシノ)の開花宣言を行いました。
このところ雨が降ったり、寒かったりと春と呼ぶには遠い天気が続いていましたが、今日は快晴。松島さくら公園の桜が一気に開花しました。
昨年より8日遅い開花です。

同日、村が買い物弱者対策として進めてきました移動販売車「やまびこデリ」の出発式を行いました。
過疎化、少子高齢化により買い物に困っている皆さんの手助けとして平成29年度から本格的に検討をしてきた事業で、令和2年度には商工会青年部が行っていた御用聞き事業を継承した「宅配」を。令和4年には買物の拠点となる「満島屋」の整備を。併せてデマンド方式による「送迎」を。そして本日スタートした「移動販売」と。
ようやく買い物支援として考えてきた4本柱を揃えることができました。
本日まで、商工会、社会福祉協議会、ナピカ様はじめ多くの皆様にご理解とご協力をいただいてきましたこと心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
車などがなく買い物に行けない方でも「やまびこデリ」の車がお近くまで行きますので、どうかお気軽に声をかけてみてください。

3月29日、令和5年度最後の勤務日。ご本人のご都合や任期満了等により31日付けで退職等される皆さんへ辞令交付を行わせていただきました。勤務の長短ございますが、天龍村のためにご尽力いただきましたこと感謝申し上げます。新しい場所に行かれましても、天龍村の事を思い出しながらまた遊びに来ていただければありがたいと思います。

同日、辰(龍)年記念事業の一環として、JR飯田線伊那小沢駅周辺に桜の植樹を行いました。
「信州に春をつげる村」として、毎年長野県で一番初めに梅や桜の開花の便りを届けているのが、わが天龍村です。
特に、桜の便りはJR飯田線伊那小沢駅構内にあるカンザクラが最初に咲き、その後に河津桜やソメイヨシノなどが次々に咲き続けます。テレビや新聞などで報道されると遠方よりわざわざ観に来てくれる方がいるほど、多くの皆さんが気にかけている場所でもあります。
今回、駅周辺の桜が経年により元気がなくなってきていますので、新たに植え替えたいと思い、JR飯田駅長や文吾林造園(株)様はじめ関係する皆様にご相談させていただきながら進めてきました。
辰(龍)年ということもあり、記念事業として植樹しましたので、今後、末永く多くの皆さんに喜んでいただけるよう沢山の花をつけていってほしいと願っています。

同日、天龍村消防団の任免命式が行われました。
今年度末をもって退団される皆様には、これまで消防団活動にご尽力いただいてきましたこと心より感謝申し上げます。
今後におきましても、協力員などとしてご協力いただくことをお願いいたします。

3月30日、飯田市美術博物館の滝沢館長が今月末をもってご勇退されるということで、お礼のご挨拶に行ってきました。
滝沢館長は、村総合体育施設の建設にあたり貴重な絵画をご寄贈いただいた方でもあります。退任後におかれましてもお身体にご留意され益々ご活躍されますことをご祈念申し上げます。

3月31日、前参議院議員の宮島喜文さん(泰阜村在住)の旭日中綬章受賞祝賀式が行われましたので出席しました。
現役の参議院議員時代には村の要望活動にご対応いただくなど、大変お世話になった方であります。
この度の受賞、誠におめでとうございます。

3月前半の出来事など

3月1日、阿南高等学校の卒業式が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。
今年度の卒業生は60名。卒業生代表のあいさつでは「なりたい自分になるため頑張る」との強い決意が聞かれました。

同日、令和5年度天龍村小中学校併設校整備工事のしゅん工検査を行いました。家庭科室や美術・図工室など新たに増築した部屋は村の木材をふんだんに使用し、明るい暖かみのある教室となりました。また、職員室やランチルームなど増改築した部屋はゆとりのある落ち着いた教室となりました。また、総合体育施設との連絡路も整備され有事の際の避難路としても活用できるようになりました。施工に携わっていただいた業者の皆様並びに工事にご協力いただきました地元地区の皆様に感謝申し上げます。

3月4日、元参議院議員の宮島喜文さんの叙勲祝賀式発起人会が泰阜村で行われましたので出席しました。3月31日に祝賀会を行う予定で、そのための準備会議でした。

3月7日、令和6年第1回天龍村議会定例会を開会しました。私から今定例会に提出した議案は、承認案件1件、条例案件17件、令和5年度補正予算案件5件、令和6年度当初予算案件7件、人事案件2件、報告1件、その他案件1件でした。
最終日は22日の予定で、一般質問も22日行う予定です。

3月8日、令和6年4月採用予定の集落支援員の面接試験を行いました。今回募集した集落支援員の任務は、買い物支援です。

3月11日、議会全員協議会を開催し、令和6年度当初予算案及び今年度改定した地域防災計画について説明を行いました。
同日は、東日本大震災から13年目を迎えるということもあり、会議を中断し全員で黙とうを捧げるとともに役場で半旗を掲揚いたしました。

3月12日、東京農業大学の学生さんが来庁され、この度信州の伝統野菜に選定された「十久保(とくぼ)南蛮」をテーマに研究したいとの報告をいただきました。これから発展する可能性がある十久保南蛮でありますので、若い学生さんの知恵や行動力をお借りしながら、認知度等高めていけたらよいかと思います。

同日、国保運営協議会並びに介護保険懇話会を開催しました。特に介護保険に関しましては、高齢化の進行により新たに認定を受けられた方やサービスを受けられる方が増加しています。このため財政運営は厳しい状況にあり、村民の皆さんのご負担をお願いしなければなりません。どうかご理解をお願いしたいと思います。

同日、天龍みどりの少年団育成会総会を行いました。昨年5月からはコロナ前のような活動ができるようになり、ブッポウソウの保護活動や農業体験、林業体験などを年間通じて行ってきました。次年度も指導員の皆様を中心に村民の皆さんのご協力をいただきながら、活発に行っていければと思っています。

3月13日、保育所のお別れ給食会が行われましたので出席しました。食事中の様子を見ていると年長児の皆さんは、姿勢も良くかつ好き嫌いをせず全て食べ、年中児以下の皆さんの見本となっていました。さすがでした。

3月14日、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。
同日、長野県土地改良事業団下伊那支部協議会も行われましたので出席しました。

3月15日、午前中に天龍小学校卒業式が、午後から天龍中学校卒業式が行われました。
共に卒業生の人数は少ないですが、小規模校ならではの大変心のこもった立派な式典でした。
また、特に中学校は現校舎、体育館で行われる最後の卒業式ということもあり、例年以上に感慨深いものがありました。
皆さん、夢や目標に向かって頑張っていただきたいと思います。

同日、十久保南蛮生産者組合の設立総会が行われました。当面、10名の組合員でスタートし、徐々に生産者の皆さんを増やしていこうということになりました。また、2000本を定植する事業計画も全会一致で承認されました。
私も来賓としてご招待いただきましたので、「辰(龍)年にこうした新たな組合が設立されることは大変喜ばしいこと。ていざなすに続き生産者の皆さんが少しでも儲かるよう、村としても応援したい」とお話させていただきました。

3月16日、地域おこし協力隊、集落支援員の活動報告会がおきよめの湯で行われましたので参加しました。
現在、地域おこし協力隊員が7名、集落支援員が4名いますが、それぞれ別々のミッションにあたり(時には一緒に行うこともありますが)村内外で活躍してくれています。
村議会などで彼らのご批判をいただくことがありますが、彼らのお陰で村や村民が元気になっていることもあります。もう少し温かな気持ちで見てもらえるとありがたいと思います。
今年度をもって退任する協力隊員もいますので、新たな隊員を募集してまいりたいと思いますし、来年度も引き続き精力的に活動してもらえるよう期待します。

同日、どんぐり向方学園の卒業式が行われましたので出席しました。
今年度の卒業生は、小学生が4名、中学生が4名、高校生が1名でした。
それぞれ出身地も入学時期も違い、さらに天龍村や寮生活という慣れない環境の中で大変な事も沢山あったかと思いますが、晴れて卒業式を迎えられ本当におめでとうございます。

同日、PTAの送別会があり、ご招待をいただきましたので出席しました。
今年度末の人事異動で転任される先生は、小学校1名、中学校6名でした。勤務の長短はございますが、天龍村の子供たちのため、また天龍村の教育のためにご尽力いただきましたこと深く感謝申し上げます。
それぞれの任地でさらにご活躍されますことをご祈念いたします。

3月18日、能登半島地震の人的支援として2名の職員が輪島市に向かいました。主な任務は避難所の運営支援ということです。
被災者に寄り添った支援をお願いするとともに、被災地の様子をしっかり見てきて、みんなに伝えてほしいと思います。
当日の出発時間が早かったため、出発式は先週末に行いました。今週は2名、来週は1名が派遣されます。

2月後半の出来事など

2月18日、第53回天龍梅花駅伝を開催しました。
心配した天気も終日を通し大きく崩れることなく、また事故等もなく盛会裏に終えることができました。
今回は招待チームの佐久長聖高校駅伝部の皆さんはじめ、村内外から113チームの皆さんにご参加いただき、大変賑やかな大会となりました。
それぞれのチームが想いのこもった襷の受け渡しができたのではないかと思います。
また、グラウンド内では、辰年記念として小学生の太鼓が披露されたり、開閉会式会場内のテントでは小学生の大豆販売や中学生のチョコ販売、地元のお母さん方が心を込めて作ってくれた食事などが並べられ、どのブースも大変盛況でした。
大会運営にご協力いただきました村民の皆様、阿南警察署、阿南消防署はじめ全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
来年の第54回大会も今年に負けないよう盛大に開催したいと思いますので、どうか、引き続きのご協力をお願いします。あわせて、選手の皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

2月19日、天龍村くらし安心ICTネットワーク事業運営協議会を開催し、現在実施しているタブレットによる見守り事業の検証と新たなシステムについてNTTドコモから提案ありましたので、それらについてご検討いただきました。
人口が減少し高齢者が増加する中で、今まで以上にきめ細かい見守りが必要となってきています。
村民の皆様が安心して生活できるよう時代に合わせた施策を引き続き積極的に実施していきたいと思います。

同日、下伊那南部建設事務所において、国・県道の改良整備について意見交換会が行われました。
現在、災害復旧事業を含め鋭意、改良整備を実施していただいていますが、各工事が完成した後の改良整備についても今から計画的に実施していただきたいと要望してきました。

2月20日、天龍村地域公共交通会議を開催しました。
昨年度の村営バスの1便あたりの乗車人員が2人未満でありましたので、国からの補助金がいただけなくなったことのご報告と、国の許可を得て行っています少量貨物の輸送について許可期限が近づいているため、再申請に必要な承認をいただくために開催したものです。

同日、課長会議を開催し来月の日程等について情報共有しました。

2月21日、森林・山村対策に関する懇談会が東京都で行われましたので出席しました。令和6年度の国の施策について、各省庁の職員から説明を受けました。天龍村でも活用できそうなメニューがありましたので、財源確保の意味でも前向きに検討していきたいと思います。

2月22日、全国山村振興連盟理事会が東京都で行われましたので出席しました。
今年度から長野県代表の理事に任命され、今回から全国会議に出席することになりました。山村が抱える課題が多い中、国に対して手厚い支援をいただけるよう要望など努めてまいります。

2月26日、天龍村防災会議を開催しました。
現行の防災計画改定に向け、長い期間ご協議いただいてきましたが、この度最終案としてご承認いただくことができました。
国や県の計画との整合性を図りながら、天龍村ならではの計画内容となっています。計画は完全なものはありませんので、適時見直しを行いながら有事の際には適切な対応、対策が図られるよう努めてまいります。

同日、愛知・長野県境域開発協議会議員研修会が阿南町で行われましたので出席しました。
三遠南信自動車道開通を見据え、当県境地域の空洞化が心配される中、10年後の当地域が目指す姿を示したビジョン策定に当たり、アドバイザーを務めていただいている愛知大学三遠南信地域連携研究センターの岩崎教授からこれまでの策定作業の状況などをご説明いただき、つづいて特別講演として同じく愛知大学三遠南信地域連携研究センター長の戸田教授から「三遠南信地域を展望して県境地域を考える」と題して「軽トラ市」などの提案をいただきました。
共通課題の多い圏域でもありますので、今後とも連携して各活動を推進していきたいと思います。

2月27日、天龍保育所で卒園記念写真の撮影会がありました。年長児さんはみんな先生の言うことを聞いて撮影に臨んでいました。思い出に残る写真になると思います。

同日、飯伊地域木材利用促進連絡協議会が天龍村で行われました。
地元村長として歓迎のあいさつを申し上げましたが、森林環境譲与税始め国の施策もあり木材の利用について関心が高まっていますので、公共施設を始め地域材がさらに活用されるよう、また、林業に係る課題解決に向け皆さんのお力をお願いしたいとお話しさせていただきました。

2月28日、南信州広域連合議会定例会が飯田市で開催されましたので出席しました。令和6年度予算など原案どおり可決されました。

同日、天龍村特別職報酬等審議会から答申をいただきました。
答申内容は特別職の給料を引き上げ、議員の報酬は据え置きというものでした。審議会委員の皆様には慎重審議をいただき感謝申し上げます。答申については重く受け止め検討させていただきたいと思います。

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2月29日、下伊那南部総合事務組合理事者会及び議会定例会が阿南町で行われましたので出席しました。
令和6年度予算など原案どおり可決しました。

同日、天龍村空家等対策協議会を開催しました。今年度の事業報告と来年度の計画案などを審議いただくとともに、国の特別措置法が改正されましたので、それに基づき村の空家対策計画の見直しについて協議いただきました。

2月前半の出来事など

2月1日、今月18日開催予定の第53回天龍梅花駅伝でお世話になる皆様方へのあいさつ回りを行ってきました。今日は主に村外の阿南町役場、泰阜村役場、阿南消防署、御供商店街竜田屋さんなどにお邪魔し、開催にあたってのご協力をお願いしてきました。どの訪問先も快く引き受け入れて下さり、ありがたい限りです。

同日、議会運営委員会がありましたが、前段で全員協議会を開催していただき、能登半島地震で被災した地域への義援金を専決にて予算化したい旨をお願いしました。議員からは異論等なくご承認いただくことができました。明日、予算を決定し、来週早々にも送金したいと思います。

2月2日、定例の課長会議を開催しました。今年初めての課長会議ということもあり、私から「報・連・相の徹底」と「ボトムアップ型の提案を積極的に行ってほしい」旨をお伝えしました。

同日、PTAの皆さんとの懇談会を開催しました。来年度から小中併設校がスタートするのでPTAとしても是非ご協力をお願いしたいとお話させていただきました。保護者の皆さんからは「学校通学路の安全確保」や「中学校の部活動の充実」などの要望をいただいたほか「通勤助成金の経過説明」「コロナワクチン接種補助の継続」「村議会への意見」など、多岐にわたるご意見ご要望ををいただきました。早速、関係部署で検討していきたいと思います。

同日、JR飯田線伊那小沢駅にあるカンザクラが開花し、長野県で一番早く「開花宣言」を行いました。
春が一歩ずつ近づいています。

2月5日、天龍梅花駅伝大会の代表者会議を開催しました。今回の参加チーム数は、招待校の佐久長聖高校を含め113チーム。
コロナ禍前の賑やかさが戻ってきそうです。
役員の皆さんには大変お世話になりますが、安全に大会が運営できますようご協力をお願いしたいと思います。

2月6日、昨日からの雪で朝から除雪作業を行いました。かなり湿ったシャーベットに近い雪でした。根雪になることはないでしょう。

同日、天龍村特別職報酬等審議会を開催しました。今回の審議会では村長、副村長、教育長の給料及び村会議員の報酬についてご意見をお伺いしました。私からは、特段の案(引き上げや据え置きなど)を示さない白紙諮問とさせていただきました。

2月7日、飯伊森林組合理事会がありましたので出席しました。今年度の経営はマツタケの不作もあり厳しい決算となりそうです。

2月8日、高濃度水素酸素ガス吸入(HHO)に係る講演会が富草診療所でありましたので出席しました。
富草診療所の金先生によりますと、富草診療所ではHHOの研究を早くから始めており、活性酸素の除去や細胞の老化予防などにより未病状態を維持するには効果があるとして、実際に令和4年5月から機器を導入しています。
現在、阿南町や近隣町村から月のべ300人以上の方が通われ、1回50分のHHOガスを吸入されているとのことです。
結果として血管の弾力性や骨密度が1年で改善されたり、脳機能(記憶指数)が1年後改善されたとのデータが取れたとのことで、健康寿命を延ばすには効果があるとのお話でした。
また、HHOを研究開発された(株)ファーストエレメントの長谷川社長の説明も聞かせてもらいましたが、スポーツ界でもこのHHO吸入が話題になっているとのことでした。

2月9日、三遠南信道路整備南信地域期成同盟会及びリニア中央新幹線建設促進飯伊地区期成同盟会の総会が飯田市で行われましたので出席しました。総会では事業報告や決算報告、次年度の事業計画案や予算案などが審議され、原案どおり承認されました。引き続き飯田国道事務所や長野県、JR東海などの皆さんから事業の進捗状況などを聞かせてもらいました。先の能登半島地震においても道路が寸断され物資や人的支援が遅れたとの話がある中で、災害に強い道路等の整備は大変重要に感じます。早期の完成を目指しさらに前に進んでいってもらいたいと思います。

2月13日、天龍村シニアクラブ役員会の新年会が開催され、ご招待をいただきましたので出席しました。
私からは、新型コロナウイルスの感染者が昨年末あたりから広まっているので今一度感染予防対策を徹底しながら気を付けていただきたいというお話しと、平均寿命と健康寿命の差をなるべく近づけるよう、村としてこれまで以上に予防対策を強化したいということをお話させていただきました。
シニアクラブからは、「会員が減少傾向にあるので会員募集に村も協力してほしい」とのお願いをいただきました。

同日、天龍村介護保険懇話会が開催されましたので出席しました。
私からは、令和6年度から始まる第9期介護保険事業計画策定にあたり、様々な角度からご意見をいただきたいとお願いをしました。
なお、天龍村の今年1月現在の65歳以上の要介護認定者は134名、要支援認定者は34名で、年々増加傾向にあります。特に、要介護5の方は昨年同期の2倍以上増えている状況です。これに伴い、介護給付費も年々増加しています。

2月14日、長野県茶振興協議会総会が飯田市上村で行われましたので出席しました。
総会では令和6年度事業計画などが承認されたわけですが、お茶の振興発展のためにも生産者の皆様はじめ県、市町村、農協などの関係機関と連携を図りながら、お茶の安定生産や品質向上に向けた技術指導や共進会などを実施していきたいと思いますし、消費拡大に向けた事業や茶文化の次世代への継承を支援する事業に取り組んでまいりたいと考えます。

2月15日、長野県町村会定期総会が長野市で行われましたので出席しました。
県町村会の令和6年度事業計画などが審議され、原案どおり承認されました。

同日、南信地域交通災害共済組合議会が行われました。県町村会と同じく提出された議案は全て原案どおり承認されました。

同日、持続可能なまちづくり講演会と題し、北海道ニセコ町の取組を片山町長から聞かせていただきました。
「何もしないことが美徳の公務社会からの脱却」を目指し、まずは自治体改革を行ったそうです。役場職員の意識を変えることは容易ではなかっとのことですが徹底して行った事例をご紹介いただきました。大変参考になりました。

2月16日、町村会、広域連合会議、下伊那郡土木技術センター組合議会、下伊那土木振興会総会が行われましたので出席しました。町村会終了後には「首長向けDX研修会」が行われ、信州大学不破副学長の講演を聞かせていただきました。大学と連携してDXを推進していく方法など大変参考になりました。

1月後半の出来事など

1月15日、アメリカ大リーグドジャーズの大谷翔平選手からグローブが3個(右利き用2個、左利き用1個)村に届きましたので、早速小学校へ行き校長先生にお渡ししました。この日の始業前の時間を使い、校長先生から子供たちにグローブが披露され、みんな大変興味深そうに見つめていました。このグローブには大谷選手のサインがプリントされてして「野球しようぜ」のメッセージカードも同封されていました。かつて、村内には少年野球チームもあり野球に夢中になる子供たちも多くいましたが、このグローブを通じて野球やスポーツに少しでも興味を抱いてくれる子供たちがいれば、大谷選手の思いも届くのではないかと思います。

同日、天龍村小中併設校に整備する備品の入札を行いました。

1月16日、例月出納検査がありました。検査に先だち坂部地区の熊谷清治氏に監査委員の選任書をお渡しさせていただきました。この件につきましては、前任の後藤富平監査委員が昨年12月31日で任期満了を迎えたため、後任として先の12月議会定例会において議会の同意をいただいていたものです。
任期は4年間。村の財務処理等についてご指導ご鞭撻をお願いしたいと思います。

同日、町村会、広域連合会議、下伊那自治センター組合議会、下伊那郡町村総合事務組合議会などが行われましたので出席しました。広域連合会議には信州大学の中村学長も同席され、国の支援をもらいながら飯田市座光寺のエスバードを拠点に水資源や水素の活用研究を進めていくとの説明がありました。今後、さらに信州大学との連携を深めながら研究機関や関連企業の誘致につながればよいと思っています。

1月17日、保育所の新年会がありましたので出席しました。
私から子供たちに今年やってみたいことを聞いたところ、年長さんからは1年生になって勉強を頑張りたいなど希望に満ちた返事が返ってきました。辰年なので、いつもの年より頑張ってほしいと思います。
式の後、紙芝居や龍のお絵描きに挑戦していました。

1月19日、令和6年第1回議会臨時会を開催しました。今議会に提出した案件は、予算案件1件、その他案件3件で、その他案件については全て請負契約等において村条例で定められた金額以上の金額で契約することになったため、議会の同意をお願いしたものです。また、予算については、児童公園整備の工事費や龍泉閣の補助金などの追加をお願いしました。全議案とも原案どおり可決いただきました。

同日、長野県地方自治政策課題研修会が長野市で行われました。現地で聴講することができませんでしたので、ウェブにて参加させていただきました。

同日、天龍村商工会の令和6年新年会並びに安全祈願祭が行われましたので出席しました。
冒頭、能登半島地震で犠牲となられた皆様に黙とうを捧げました。今年は地震や航空機事故などつらい出来事でスタートしましたが、辰年でもありますので、村が少しでも元気になるような事業を皆さんと一緒になって実施できればと思います。

1月23日、天竜川上流河川事務所(天上)の吉田所長ほか職員の皆さんが来庁され、現在行っている天竜川中流地区直轄地すべり対策事業について、概要説明と村が要望しています事業について調整会議を行いました。
天上からは、これまで実施した事業とこれからの予定を説明いただき、村からは天龍クリーンセンターの利活用についてお願いするとともに、平岡地区内の村道等の改修などを計画的に実施していただきたい旨のお願いをしました。
また、中井侍地区の早期着手についてもお願いしました。

1月24日、天龍中学校でふるさとタイム報告会が行われましたので参加しました。1年間それぞれの生徒がテーマを決め、自らの考えで調査・研究を進めてきたもので、皆さんよく頑張ったなあという印象を受けました。
その後、村長との懇談という時間を設けていただき、生徒の皆さんから「村の魅力づくりに取り組んでほしい」とか「村内に中学生向けの学習塾を開いてほしい」、「災害時に安心して避難できる施設の整備を」などの要望や提案をいただきました。少しでも皆さんの要望や提案が実現できるよう検討していきたいと思います。

1月25日、26日、岡山県で国産コーヒーを栽培しているやまこうファームさんを訪ね、施設等の視察や事業の説明を聞かせていただきました。
今後、農林業公社において、新しい作物として研究を進められたらと思っています。

1月27日、早川大地長野県議会議員の新年総会が飯田市で行われましたので出席しました。
その後、宮下一郎衆議院議員後援会の新年総会が同じく飯田市で行われましたので出席しました。

1月30日、下伊那南部地域公共交通対策協議会臨時総会がありましたので出席しました。
南部公共バスの停留所の位置変更、停留所の名称変更、便数の変更などについて協議を行いましたが、原案どおり承認されました。

同日、下伊那南部地区議員交流会が泰阜村で行われ、親睦を深めるため囲碁ボールを行いました。

1月前半の出来事など

1月1日、「年賀郵便元旦配達出発式」が平岡郵便局で行われましたので出席させていただきました。
郵便局の職員の皆さんには、日頃より郵便を通じて村民の見守りや道路の損傷個所の報告などを行っていただいており改めて感謝申し上げたいと思います。
出発式では松岡平岡郵便局長や熊谷神原郵便局長のあいさつ等があり、その後、栄養ドリンクで乾杯し、それぞれの担当地区に向け出発して行かれました。
今年の年賀状は、昨年比約83.3%と大きく減少したとのお話をお聞きしました。インターネットの普及等で年賀じまいをされる方が多くなったとのことです。
私からは「年賀状は日本古来からの元旦の風物詩でもあり、そうした意味で心のこもった年賀状も沢山あるかと思いますので、交通安全には十分気を付けていただきながら、どうか確実にお届けいただきたい」とお願いしました。

同日、天龍村診療所が休日当番医となっていたため水谷医師が勤務されていましたので、新年のごあいさつをさせていただきました。

1月2日、おきよめの湯が令和6年の営業をスタートしました。
昨年は、「ゆらん」という雑誌で総合1位に選んでいただけるなど大勢の皆様にご来館いただきました。
本年は、開業30周年となりますので、記念行事を行いたいと考えています。どうか引き続きよろしくお願いします。

1月3日、龍泉閣が本年の営業を開始しました。
本年も皆様に喜んでいただけるよう努めてまいりますので、ご利用のほどよろしくお願いします。

同日、天龍村霜月神楽の一つ、向方おきよめ祭りが行われました。
雪ではなく小雨が降る中、地元の皆さんと都市部から応援に来てくれた皆さんでそれぞれの舞を舞っていました。こうした皆さんの支えのもと伝統芸能が継続されていることはありがたいことだと思います。

1月4日、役場仕事始めでした。
詳細は別掲していますのでご覧ください。

同日、坂部の冬まつりが行われました。
一般客の参観を許可して開催するのは4年ぶりだそうです。

1月5日、社会就労センターの仕事始めでした。
今年も1年間、健康で通所いただきたいことをお願いしました。

同日、大河内池大神社例祭が行われました。
地元の皆さんに加え、伊那市の田楽座の皆さんも舞い手等として参加され、にぎやかに行われました。

1月6日、天龍村消防団の出初式が行われました。
宮下一郎衆議院議員始め多くのご来賓のご臨席をいただき、厳粛かつ盛大に行うことができました。
団員数は年々減少していますが、ここ数年、無火災で来ています。団員の日頃からの予防活動のお陰だと思っています。
引き続き村民の生命、財産を守るためご尽力いただきたいと思います。

1月9日、天龍農林業公社の仕事始めでした。
村の遊休荒廃地を防止するため、今年も精一杯頑張っていただきたいとお願いしました。

同日、令和5年度から始めた村独自の親子留学制度に応募いただいた方との面談を行いました。
親御さんは田舎での生活に不安を感じているように見えましたが、子供さんたちからは、天龍村での勉強や遊びを楽しみにしている様子が伺えました。
順調にいけば今年4月からの入学となります。

1月11日、長野県町村会町村長会議が東京で行われましたので出席しました。
会議では、総務省の大沢自治財政局長さんより「令和6年度地方財政対策について」お話いただいた後、国土交通省の長谷川大臣官房審議官より「これからの日本の道路政策について」ご説明をいただきました。さらに、「スポーツを通じた社会開発」と題し参議院議員の橋本聖子先生からご講演をいただきました。

1月12日、WOODコレクション2024が東京ビックサイトで行われましたので参加しました。
村の課題となっている山林の活用と遊休公共施設の有効活用方法について、林業に関係する6社の皆さんとビジネスマッチング(懇談)させていただきました。大変参考になるお話もいただけましたので、これからしっかりと考えていきたいと思います。

1月13日、地域おこし協力隊の篠田君が「中井侍茶畑オーナー募集」のイベントを銀座NAGANOで開催しましたので、応援に行ってきました。生産者の高齢化や後継者不足により放棄農園が増えつつある中、今回の企画がその対策につながることを期待します。

1月14日、第10回天龍寄席を開催しました。
一年の始まりを笑いでスタートしましょうということで始まったこの寄席も恒例となり、今回で10回目の節目の開催となりました。当日は、三遊亭歌る多さん、柳亭こみちさん、古今亭雛菊さんの落語とニックスさんの漫才、のだゆきさんの音楽パフォーマンスと多彩な内容でした。しかも全員が女性。
この寄席の企画をお手伝してくださったのは、飯田市ご出身の橘家圓十郎さんでした。会場も笑いに包まれ楽しい時間過ごすことができました。

新年あけましておめでとうございます

1月4日、本日より令和6年(2024年)の役場業務がスタートしました。
今年も、職員と一緒になって村のため、村民の皆様のためにしっかりとした行政運営を行っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

本日行いました仕事始めの式で、職員の皆さんに対し私から次のようなお話させていただきました。
「まずは、元旦早々に発生しました石川県能登半島を中心とした震度7の大地震により被災されました皆様に心よりお悔やみ申し上げますとともにお見舞いを申し上げます。まだ行方不明の方もいらっしゃるそうなので一刻も早く救助されることをお祈り申し上げます。併せて被災地の1日も早い復旧復興をお祈りいたします。村としましてもできる限りの支援はしたいと考えております。
(中略)
今年は辰(龍)年。干支は「甲辰(きのえたつ)」です。
12年に一度のドラゴンの年でもあります。
今年の干支「辰」という字には、「振」や「震」、「娠」などの漢字にもみられるように、本来「大きく動く」という意味がございますので、そうした意味でも今年は、村が元気づくような大きな動きを商工会や観光協会などの皆様と連携しながら、積極的に実施してまいりたいと考えております。
どうか、これらに関する事業が円滑に展開できますよう皆さんの絶大なるご協力をお願い申し上げます。
(中略)
リニア・三遠南信の時代を迎え、大きく様変わりすることが見込まれる時代でもありますし、そうした中、持続可能な村づくりへの不変の思いをもって、自らの知恵や工夫で、この人口減少時代という最大の難局を突破していかなければならないと思っております。
それには、村の先頭となって引っ張る職員の皆さんのお力が絶対的に必要になってまいります。どうか、そういう気概をみんなで持って今年は取り組んでまいりましょう。」という内容でした。

村民の皆様にとりまして、素晴らしい1年(龍年)になることをご祈念申し上げます。

なお、石川県能登半島地震で被災した皆様へ支援を行うため、本日、役場とおきよめの湯に義援金募金箱を設置しました。
皆様の温かなご支援をお願いします。