1月後半の出来事など

1月15日、アメリカ大リーグドジャーズの大谷翔平選手からグローブが3個(右利き用2個、左利き用1個)村に届きましたので、早速小学校へ行き校長先生にお渡ししました。この日の始業前の時間を使い、校長先生から子供たちにグローブが披露され、みんな大変興味深そうに見つめていました。このグローブには大谷選手のサインがプリントされてして「野球しようぜ」のメッセージカードも同封されていました。かつて、村内には少年野球チームもあり野球に夢中になる子供たちも多くいましたが、このグローブを通じて野球やスポーツに少しでも興味を抱いてくれる子供たちがいれば、大谷選手の思いも届くのではないかと思います。

同日、天龍村小中併設校に整備する備品の入札を行いました。

1月16日、例月出納検査がありました。検査に先だち坂部地区の熊谷清治氏に監査委員の選任書をお渡しさせていただきました。この件につきましては、前任の後藤富平監査委員が昨年12月31日で任期満了を迎えたため、後任として先の12月議会定例会において議会の同意をいただいていたものです。
任期は4年間。村の財務処理等についてご指導ご鞭撻をお願いしたいと思います。

同日、町村会、広域連合会議、下伊那自治センター組合議会、下伊那郡町村総合事務組合議会などが行われましたので出席しました。広域連合会議には信州大学の中村学長も同席され、国の支援をもらいながら飯田市座光寺のエスバードを拠点に水資源や水素の活用研究を進めていくとの説明がありました。今後、さらに信州大学との連携を深めながら研究機関や関連企業の誘致につながればよいと思っています。

1月17日、保育所の新年会がありましたので出席しました。
私から子供たちに今年やってみたいことを聞いたところ、年長さんからは1年生になって勉強を頑張りたいなど希望に満ちた返事が返ってきました。辰年なので、いつもの年より頑張ってほしいと思います。
式の後、紙芝居や龍のお絵描きに挑戦していました。

1月19日、令和6年第1回議会臨時会を開催しました。今議会に提出した案件は、予算案件1件、その他案件3件で、その他案件については全て請負契約等において村条例で定められた金額以上の金額で契約することになったため、議会の同意をお願いしたものです。また、予算については、児童公園整備の工事費や龍泉閣の補助金などの追加をお願いしました。全議案とも原案どおり可決いただきました。

同日、長野県地方自治政策課題研修会が長野市で行われました。現地で聴講することができませんでしたので、ウェブにて参加させていただきました。

同日、天龍村商工会の令和6年新年会並びに安全祈願祭が行われましたので出席しました。
冒頭、能登半島地震で犠牲となられた皆様に黙とうを捧げました。今年は地震や航空機事故などつらい出来事でスタートしましたが、辰年でもありますので、村が少しでも元気になるような事業を皆さんと一緒になって実施できればと思います。

1月23日、天竜川上流河川事務所(天上)の吉田所長ほか職員の皆さんが来庁され、現在行っている天竜川中流地区直轄地すべり対策事業について、概要説明と村が要望しています事業について調整会議を行いました。
天上からは、これまで実施した事業とこれからの予定を説明いただき、村からは天龍クリーンセンターの利活用についてお願いするとともに、平岡地区内の村道等の改修などを計画的に実施していただきたい旨のお願いをしました。
また、中井侍地区の早期着手についてもお願いしました。

1月24日、天龍中学校でふるさとタイム報告会が行われましたので参加しました。1年間それぞれの生徒がテーマを決め、自らの考えで調査・研究を進めてきたもので、皆さんよく頑張ったなあという印象を受けました。
その後、村長との懇談という時間を設けていただき、生徒の皆さんから「村の魅力づくりに取り組んでほしい」とか「村内に中学生向けの学習塾を開いてほしい」、「災害時に安心して避難できる施設の整備を」などの要望や提案をいただきました。少しでも皆さんの要望や提案が実現できるよう検討していきたいと思います。

1月25日、26日、岡山県で国産コーヒーを栽培しているやまこうファームさんを訪ね、施設等の視察や事業の説明を聞かせていただきました。
今後、農林業公社において、新しい作物として研究を進められたらと思っています。

1月27日、早川大地長野県議会議員の新年総会が飯田市で行われましたので出席しました。
その後、宮下一郎衆議院議員後援会の新年総会が同じく飯田市で行われましたので出席しました。

1月30日、下伊那南部地域公共交通対策協議会臨時総会がありましたので出席しました。
南部公共バスの停留所の位置変更、停留所の名称変更、便数の変更などについて協議を行いましたが、原案どおり承認されました。

同日、下伊那南部地区議員交流会が泰阜村で行われ、親睦を深めるため囲碁ボールを行いました。

1月前半の出来事など

1月1日、「年賀郵便元旦配達出発式」が平岡郵便局で行われましたので出席させていただきました。
郵便局の職員の皆さんには、日頃より郵便を通じて村民の見守りや道路の損傷個所の報告などを行っていただいており改めて感謝申し上げたいと思います。
出発式では松岡平岡郵便局長や熊谷神原郵便局長のあいさつ等があり、その後、栄養ドリンクで乾杯し、それぞれの担当地区に向け出発して行かれました。
今年の年賀状は、昨年比約83.3%と大きく減少したとのお話をお聞きしました。インターネットの普及等で年賀じまいをされる方が多くなったとのことです。
私からは「年賀状は日本古来からの元旦の風物詩でもあり、そうした意味で心のこもった年賀状も沢山あるかと思いますので、交通安全には十分気を付けていただきながら、どうか確実にお届けいただきたい」とお願いしました。

同日、天龍村診療所が休日当番医となっていたため水谷医師が勤務されていましたので、新年のごあいさつをさせていただきました。

1月2日、おきよめの湯が令和6年の営業をスタートしました。
昨年は、「ゆらん」という雑誌で総合1位に選んでいただけるなど大勢の皆様にご来館いただきました。
本年は、開業30周年となりますので、記念行事を行いたいと考えています。どうか引き続きよろしくお願いします。

1月3日、龍泉閣が本年の営業を開始しました。
本年も皆様に喜んでいただけるよう努めてまいりますので、ご利用のほどよろしくお願いします。

同日、天龍村霜月神楽の一つ、向方おきよめ祭りが行われました。
雪ではなく小雨が降る中、地元の皆さんと都市部から応援に来てくれた皆さんでそれぞれの舞を舞っていました。こうした皆さんの支えのもと伝統芸能が継続されていることはありがたいことだと思います。

1月4日、役場仕事始めでした。
詳細は別掲していますのでご覧ください。

同日、坂部の冬まつりが行われました。
一般客の参観を許可して開催するのは4年ぶりだそうです。

1月5日、社会就労センターの仕事始めでした。
今年も1年間、健康で通所いただきたいことをお願いしました。

同日、大河内池大神社例祭が行われました。
地元の皆さんに加え、伊那市の田楽座の皆さんも舞い手等として参加され、にぎやかに行われました。

1月6日、天龍村消防団の出初式が行われました。
宮下一郎衆議院議員始め多くのご来賓のご臨席をいただき、厳粛かつ盛大に行うことができました。
団員数は年々減少していますが、ここ数年、無火災で来ています。団員の日頃からの予防活動のお陰だと思っています。
引き続き村民の生命、財産を守るためご尽力いただきたいと思います。

1月9日、天龍農林業公社の仕事始めでした。
村の遊休荒廃地を防止するため、今年も精一杯頑張っていただきたいとお願いしました。

同日、令和5年度から始めた村独自の親子留学制度に応募いただいた方との面談を行いました。
親御さんは田舎での生活に不安を感じているように見えましたが、子供さんたちからは、天龍村での勉強や遊びを楽しみにしている様子が伺えました。
順調にいけば今年4月からの入学となります。

1月11日、長野県町村会町村長会議が東京で行われましたので出席しました。
会議では、総務省の大沢自治財政局長さんより「令和6年度地方財政対策について」お話いただいた後、国土交通省の長谷川大臣官房審議官より「これからの日本の道路政策について」ご説明をいただきました。さらに、「スポーツを通じた社会開発」と題し参議院議員の橋本聖子先生からご講演をいただきました。

1月12日、WOODコレクション2024が東京ビックサイトで行われましたので参加しました。
村の課題となっている山林の活用と遊休公共施設の有効活用方法について、林業に関係する6社の皆さんとビジネスマッチング(懇談)させていただきました。大変参考になるお話もいただけましたので、これからしっかりと考えていきたいと思います。

1月13日、地域おこし協力隊の篠田君が「中井侍茶畑オーナー募集」のイベントを銀座NAGANOで開催しましたので、応援に行ってきました。生産者の高齢化や後継者不足により放棄農園が増えつつある中、今回の企画がその対策につながることを期待します。

1月14日、第10回天龍寄席を開催しました。
一年の始まりを笑いでスタートしましょうということで始まったこの寄席も恒例となり、今回で10回目の節目の開催となりました。当日は、三遊亭歌る多さん、柳亭こみちさん、古今亭雛菊さんの落語とニックスさんの漫才、のだゆきさんの音楽パフォーマンスと多彩な内容でした。しかも全員が女性。
この寄席の企画をお手伝してくださったのは、飯田市ご出身の橘家圓十郎さんでした。会場も笑いに包まれ楽しい時間過ごすことができました。

新年あけましておめでとうございます

1月4日、本日より令和6年(2024年)の役場業務がスタートしました。
今年も、職員と一緒になって村のため、村民の皆様のためにしっかりとした行政運営を行っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

本日行いました仕事始めの式で、職員の皆さんに対し私から次のようなお話させていただきました。
「まずは、元旦早々に発生しました石川県能登半島を中心とした震度7の大地震により被災されました皆様に心よりお悔やみ申し上げますとともにお見舞いを申し上げます。まだ行方不明の方もいらっしゃるそうなので一刻も早く救助されることをお祈り申し上げます。併せて被災地の1日も早い復旧復興をお祈りいたします。村としましてもできる限りの支援はしたいと考えております。
(中略)
今年は辰(龍)年。干支は「甲辰(きのえたつ)」です。
12年に一度のドラゴンの年でもあります。
今年の干支「辰」という字には、「振」や「震」、「娠」などの漢字にもみられるように、本来「大きく動く」という意味がございますので、そうした意味でも今年は、村が元気づくような大きな動きを商工会や観光協会などの皆様と連携しながら、積極的に実施してまいりたいと考えております。
どうか、これらに関する事業が円滑に展開できますよう皆さんの絶大なるご協力をお願い申し上げます。
(中略)
リニア・三遠南信の時代を迎え、大きく様変わりすることが見込まれる時代でもありますし、そうした中、持続可能な村づくりへの不変の思いをもって、自らの知恵や工夫で、この人口減少時代という最大の難局を突破していかなければならないと思っております。
それには、村の先頭となって引っ張る職員の皆さんのお力が絶対的に必要になってまいります。どうか、そういう気概をみんなで持って今年は取り組んでまいりましょう。」という内容でした。

村民の皆様にとりまして、素晴らしい1年(龍年)になることをご祈念申し上げます。

なお、石川県能登半島地震で被災した皆様へ支援を行うため、本日、役場とおきよめの湯に義援金募金箱を設置しました。
皆様の温かなご支援をお願いします。

12月後半の出来事など

12月18日、年末の交通安全運動の一環として阿南安全協会天龍支部で交通指導所を開設し、ドライバーの皆さんに交通安全を呼びかけました。
今回は、阿南警察署交通課長さんを始め、細川阿南交通安全協会長さんにもご参加いただき「運転は みんな笑顔で 柚子里愛」のメッセージが入った柚子などをプレゼントしました。

12月19日、南信州東部軸道路整備期成同盟会による長野県建設部への要望活動を行いました。
天龍村からは、特に主要地方道飯田富山佐久間線の改良促進について、計画した事業が進捗するようお願いをしてきました。

同日、元農林水産大臣、元環境大臣を歴任されました故若林正俊先生の合同葬儀が長野市で行われましたので参列させていただきました。息子さんの若林健太先生にも普段からお世話になっており、改めてご冥福をお祈りいたします。

12月20日、天龍村林業地域振興協議会総会が行われました。
任期により、新しいメンバーで2年間お世話になりますがよろしくお願いしたいと思います。

同日、民生委員・児童委員として長年ご尽力いただいております村松三子さんと平松喜子さんに対し長野県民生委員児童委員協議会連合会から永年勤続民生委員児童委員表彰(在任期間10年以上)が授与されましたので、会長に代わって私が伝達させていただきました。
栄えある表彰の栄に浴されましたお二人には、心よりお祝いを申し上げますとともに、今後におきましても、引き続きご尽力いただきますようお願い申し上げます。

12月21日、リニア関係市町村長とJR東海幹部との意見交換会が飯田市でありましたので出席しました。
市町村側からは、リニア開業時期が明確にならない状況では地域振興も行えないことを伝え、早期完成を目指して努力してもらいたいなどの意見が多く出されました。

12月22日、社会就労センターの忘年会があり出席しました。利用者の皆様の1年間のご労苦に感謝申し上げました。
同日、国際ソロプチミスト飯田の熊谷様が来庁され、心温まるご寄付をいただきました。ご寄付は毎年いただいており、大変ありがたく思っております。社会福祉などの事業に大事に使わせていただきたいと思います。

同日、保育所保護者の皆様との懇談会・忘年会が行われましたので出席しました。
村への要望については、真摯に対応したいと考えています。

12月24日、第74回全国高等学校駅伝競走大会が行われ、長野県代表の佐久長聖高校が見事大会新記録で優勝しました。
おめでとうございます。
来年2月18日開催予定の第53回天龍梅花駅伝にもご招待していますので、皆さんも是非ご参加いただき、佐久長聖高校の皆さんと一緒に継走してみませんか。

12月25日、愛知県の江口副知事が来村され、懇談させていただきました。
江口副知事は、大変気さくなお方で会話も弾み、とても楽しい有意義な時間を過ごさせていただきました。
三遠南信のつながりが今以上に深くなると良いかと思います。

同日、村民の方が今年もまた役場玄関に門松などを設置してくださいました。誠にありがとうございます。
来年も良い年が迎えられそうです。

12月26日、下伊那南部地域医療連携推進法人設立に係る関係町村長会議が阿南町で行われましたので出席しました。
来年2月に開催予定の県の医療審議会に申請すべく事務を進めることを確認しあいました。

12月27日、役場の大掃除を行いました。

同日、八幡屋礒五郎の室賀社長様はじめ社員の皆様が来村されました。
来年、辰(龍)年を迎えることから、村ではそれにちなんだ事業を考えていることをお伝えし、八幡屋さんにお手伝いしてもらえるかどうかお伺いしました。また、八幡屋さんの商品であるゆず七味の原料として天龍村の柚子を提供している関係から、柚子の圃場を見学したり、合同会社ゆずすけを訪問して社長はじめ社員の皆さんと懇談したりしました。

同日、天龍村消防団の年末警戒が行われましたので、督励を行いました。
村民の皆さんが笑顔で越年できるよう、ご尽力いただきたいことをお伝えしました。

12月28日、役場ほか、公官庁などの仕事納めの日です。
午前から天龍農林業公社、下伊那南部建設事務所などに出向き1年間のお礼のあいさつをさせていただきました。
夕方からは、職員に向けあいさつをさせていただきました。

村民の皆様には、今年1年間、村政運営にあたりご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
また、このブログをご覧いただいています皆様にもご愛顧いただき誠にありがとうございました。

寒い日が続きますので、どうかご自愛いただき、皆さんが良い年を迎えられますことをご祈念申し上げます。

12月前半の出来事など

12月1日、天龍村商工業振興懇談会が行われましたので出席しました。
商工会の皆様から様々なご提案やご要望をお伺いし、村からはそれらに対する村の考え方や対応等について回答させていただきました。
村の過疎化に加え、会員の高齢化や会員数の減少により商工会も大変な面が多々あるかと思いますが、村の経済団体の中核でもありますので、村に活気があふれるよう一層のご尽力をお願いいたします。

12月2日、下伊那南部地区議員連盟による小池清県議会議員の県政報告会が開催されましたので出席しました。
今年4月に改選され、県政発展のためにご尽力いただいている小池議員でありますが、道路整備や医療・福祉、産業の振興など飯田下伊那の課題は非常に多くありますので、より一層のお力添えをお願いしたいと要望させていただきました。

12月4日、令和5年第4回天龍村議会定例会を開会しました。
私からは、条例案件9件、予算案件6件、同意案件1件、その他案件1件の議案を提出しました。会期は13日までの10日間、一般質問は13日に行われます。
なお、今議会におきまして長年のご功績により板倉幸正議員に長野県町村議会議長会の特別表彰が、また村松小司郎議員、大平正長議員、村松克一議員、熊谷美沙子議員に功労賞が授与されました。誠におめでとうございます。引き続き、村政発展のためにご尽力いただくとともに各般にわたりご指導賜りますようお願い申し上げます。
なお、任期満了による監査委員に坂部区の熊谷清治さんを選任することをご同意いただきました。任期は来年1月1日から4年間です。

同日、天龍村消防団の役員会及び忘年会があり、ご招待いただきましたので出席しました。
私から、「今年も1年間無火災で過ぎようとしているが、その陰には消防団の皆さんの地道な予防活動などがあると思っており大変感謝しています」とお伝えさせていただき、さらに「年末には年末警戒が行われるが村民が安心して越年できるよう一層のご尽力いただきたい」とお願いしました。

12月5日、飯伊森林組合理事会が行われましたので出席しました。

12月6日、JR飯田駅の大坂駅長に伊那小沢駅の桜の植え替えについてご相談させていただきました。
伊那小沢の桜は、長野県で一番早く咲く桜として毎年メディアに取り上げられ、その後多くの皆様が見学にきてくれていますが、老木のものや災害等で倒れて木もあるため、最近は少し残念な思いをされて帰られる方が見受けられます。そこで、JR敷地内でもありますので、是非植え替えをさせていただきたいとお願いしました。

同日、長野県企業局の皆さんが来村され、水力発電施設の可能性があるかどうか候補地の調査を行いたいとのお話をいただきました。天竜川を含め支流も沢山ありますので、しっかり調査を行っていただきたいとお願いしました。

12月7日~8日、下伊那山林協会及び分収造林協議会の合同による視察研修会が行われましたので参加しました。
視察先は、徳島県大豊町にある株式会社とされいほくさんと徳島県上勝町にある株式会社いろどりさんで、とされいほくさんでは架線集材をメインとした森林整備を、いろどりさんではハッパビジネスやKINOFの取り組みについて勉強させてもらいました。
どちらの町も、天龍村と似たような地形や環境にありますが、地域の皆さんが自信と誇りを持って活動されていました。自分たちももっともっと頑張らねばと感じた次第です。

12月13日、天龍村議会定例会最終日、上程した案件すべて可決いただきました。
また、天龍中学校の3年生が傍聴にきてくれ、村議会の様子を勉強していってくれました。

12月14日、天竜川上流直轄砂防事業促進期成同盟会総会、意見交換会、勉強会が駒ケ根市で行われましたので出席しました。
天龍村では、平岡地区と中井侍地区で令和元年度から天竜川中流地区直轄地すべり対策事業を実施していただいており、将来に向けた安全で強靭な対策を講じていただいております。私からこのことへのお礼と天竜川の支流である早木戸川の砂防について、令和2年度の災害を事例に取り上げ、是非、事業化していただきたいことをお願いしました。

12月15日、例月出納検査が行われました。
2期8年の長きにわたりご尽力いただきました後藤富平監査員が任期満了により今月で退任されます。識見監査委員として大所高所からご指導をいただき、今日まで健全な財政運営を行うことができました。心より感謝申し上げます。引き続き、ご指導ご協力をお願い申し上げます。

同日、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。
会議の冒頭、第61回技能五輪全国大会(時計修理職種の部)で見事、銀賞を受賞されましたシチズンマニュファクチャリング(株)の小林さんが受賞報告に訪れてくれました。心よりお祝い申し上げます。

12月16日、国道151号粒良脇トンネルの開通式が行われましたので出席しました。
下條村村民にとりまして長年の悲願でありましたこのトンネルが開通したことは、この道路を利用する私たちにとりましても大変喜ばしいことであります。金田村長さんも「先人の皆さんが要望を始めてから40年の歳月を経てようやく今日の日を迎えられ、本当にうれしい」とおっしゃっていました。
天龍村でも国道418号の整備が進められていますが、1日も早い完成を期待するところです。

11月後半の出来事など

11月17日、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。
引き続き、南信州ご当地ナンバー創設推進協議会が行われ、南信州広域連合が住民投票を行っていました南信州ナンバーの図柄決定について承認いただき、優秀者に対し表彰を行いました。
なお、南信州ご当地ナンバープレートに選ばれた図柄は、飯田市上郷黒田在住のデザイナー遠山康幸さんのもので、水引きをイメージした青と緑の曲線で、天竜川と南アルプスなどを表現したそうです。
このナンバープレートは、これから国に申請し、早ければ2025年5月以降に購入した車などに交付されることになります。(ただし残念ながらこれまでの松本ナンバーは選べなくなります。)
実は、デザイナーの遠山さんは、天龍村のご出身であります。従いまして、私も自分のことのように嬉しい気持ちです。おめでとうございます。
正式に交付されるようになったら、皆さんも是非、図柄入りナンバーをつけて走って下さい。

11月18日~19日、2023昇龍まつりを開催しました。
秋空の下、大勢の皆さんにご参加いただき、盛大に開催することができました。まさに芸術、文化の秋にふさわしいイベントとなりました。
屋外では、婦人会や商工会の皆さんを始め、各種団体等の皆さんによる物販等が行われましたし、屋内では中電さんなどのご協力により体験型の展示物を並べていただいたり、各種クラブなどの作品が展示されました。
ステージでは、保育所から小中学校、公民館クラブの皆さんによる発表のほかに、村表彰、国保健康家庭表彰などが行われました。
なお、18日のメインイベントとして、バルセロナオリンピック200m平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子さんによる「泳縁 金メダル獲得後の挫折と学び」と題した経験に基づく貴重なお話を聞くことができました。
19日のメインイベントは、現在の飯田線の測量などを担った川村カネト氏の半生を劇にした合唱劇を行っていただきました。この合唱劇には地元の小中学生も参加させていただき大変すばらしいステージとなりました。さらに、川村カネトさんのお孫さんがわざわざ北海道から駆けつけて来てくださり、華を添えてくださいました。
ご協力いただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。

11月18日、2023昇龍まつりの開催に先駆けて今年度事業として天龍村文化センターなんでも館2階に整備してきました「天龍村郷土美術館」のオープンセレモニーを行いました。
天龍村の村民憲章には「教育を重んじ、伝統ある文化のかおる村をつくります」と謳われています。国の重要無形文化財である霜月神楽を始め長年大切に守られてきた芸能文化や村史にも特質事項として掲載されている天竜川の通運により村内に運ばれ大事に保管されている貴重な美術品などが多く残されています。これをきっかけに「天龍美術館構想」も生まれ、昭和初期には実際に天龍美術館が開設されたこともありました。しかし、当時の時勢の中で長続きすることはなく閉館となってしまいました。
一方、平成4年に完成したなんでも館の利活用も課題となっており、観光で訪れた皆さんから「どこか、見学する場所はないか」と聞かれることが多くあり、そうした施設整備の必要性も感じていたところです。
今回、この二つの課題を解決する方策として、専門委員会を立ち上げ検討を重ね、そして、多くの皆様のご理解とご協力により整備することといたしました。また、展示する美術品も多くの方からご寄贈いただくことができ、充実した作品を並べることもできました。ご寄贈いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。
今後は、この天龍村郷土美術館が村の誇りとして末永く皆様に愛される施設になるよう、管理をしっかり行いながら更なる美術品の充実などを図ってまいりたいと思いますので、引き続きのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

11月21日、簡易水道整備促進全国大会が東京で行われましたので出席しました。来年度から所管が国土交通省になるということもあり、次年度の予算確保に向けた要望を行ってきました。併せて国会議員にも要望活動を行いました。

同日、天龍村と都市農村交流に関する協定を締結しているボノ株式会社様と東京都文京区にある我楽田工房にて「都市から森を考える交流会」を開催しました。
当日は、一般で参加いただいた方の他に森林について学んでいる郁文館グローバル高校まちづくりゼミの皆さんにもご参加いただき、村の状況や森林に携わっている若手林業従事者の話しを聞いてもらいました。皆さん真剣にお聞きいただき、森や山林について関心を深めていただくことができたのではないかと思います。こうした機会をサポートいただいたボノ株式会社様には、改めて感謝申し上げます。
今回の交流会を通して感じたのことは、もう少し高校生と林業従事者との対話の時間が設けられたらよかったかなと思いました。次回には是非そうした時間を多く持てるといいかなと思います。

11月23日、阿智村昼神温泉出湯50周年記念式典が行われ、ご招待をいただきましたので出席しました。旧国鉄中津川線のトンネル掘削で湧出した温泉が今では県内有数の温泉地に発展しました。リニア時代を見据え更に発展することをご祈念申し上げます。

11月24日、下伊那南部保健医療協議会総会が阿南町で行われました。
前年度の事業報告及び決算報告、今年度の事業計画案及び予算案など原案どおり承認されました。
総会に引き続き、岐阜県の県北西部地域医療センター所長の後藤忠雄先生による講演を聞きました。
岐阜県の北西部地区は下伊那南部地域と同様、医師の確保に苦慮されており、その対策として地域医療連携法人を立ち上げて、地域全体で協力し合って医療提供体制を確立しているとのことで、大変参考になるお話をお聞きすることができました。

11月27日、下伊那南部総合事務組合議会が行われましたので出席しました。

11月28日、下伊那地区分収造林協議会設立60周年記念行事が根羽村で行われましたので出席しました。

同日、天龍村警察官駐在所連絡協議会が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。
これまで大きな事件、事故は発生しておりませんが、交通事故は今年だけで17件発生しているそうです。年末を控え交通量も多くなることが予想されますので、交通安全には十分気を付けていただきたいと思います。

11月30日、南信州広域連合議会が行われましたので出席しました。

11月前半の出来事など

11月1日、行政事業評価及び村総合計画の実施計画について課長会議にて検討などを行いました。
総合計画に掲げる目標実現にむけ、事業評価をしっかり行い、限られた財源を有効に活用しながら、村民益につなげていきたいと思います。

同日、天龍村租税教育推進協議会総会と税に関するポスター及び作文コンクールの表彰授与式を行いました。
小学生からポスターを、そして中学生から作文を提出してもらいましたが、それぞれ優秀な作品ばかりでした。
小中学生には、このポスターや作文を作成する過程で税に関することを勉強し、少しでも税について意識してくれたものと思います。

同日、第53回天龍梅花駅伝運営委員会を開催しました。
半世紀を超える伝統ある駅伝大会でありますので、成功裏に大会を運営できるよう関係者の皆さんにご協力をお願いし、運営についてご協議いただきました。
次回大会は、コース上で道路整備工事が行われているため、中継点の変更を余儀なくされます。安全第一でご検討いただきたい旨をお願いしました。

11月2日~3日にかけて職員研修旅行に同行させてもらいました。
新型コロナの影響のあり、今回は4年ぶりの実施になります。行先は、浜松市を中心とした静岡県。
訪問先は、浜岡原発館やスズキ自動車など、観光というより研修の色合いが強かった旅行でしたが、この職員旅行は、もともと元気回復旅行ともいわれておりますので、この旅行を機に明日からまた村のために頑張っていただければありがたいと思います。

11月4日、天龍農林業公社の秋の感謝祭が行われました。
村民はじめ地域の皆様には日頃から公社の運営に当たり深いご理解とご支援をいただいております。このことに感謝しながら、またさらに村民の皆様に信頼される会社になるよう努めてまいりたいと思っています。より一層のご理解とご指導をお願いします。

同日、国道151号新野拡幅竣工祝賀会が阿南町で行われましたので出席しました。
事業着手から50年の歳月を経て、ようやく全線2車線化が完成しました。地元住民はもちろんですが、この路線を利用する皆さんにとりましても大変喜ばしいことです。
418号も同じように改良が進むよう、引き続き要望を続けてまいりたいと思います。

同日、宮下一郎衆議院議員の農林水産大臣ご就任を祝う会が飯田市で行われましたので出席しました。
第1次産業は特に中山間地域にとっては重要な産業でありますので、当地域の状況をよく知っておられる宮下大臣には是非頑張っていただきたいと思います。

11月5日、第24回天龍村長杯パターゴルフ大会を行いました。
晴天にも恵まれ大勢の皆さんにご参加いただくことができました。それぞれの皆さんが、スポーツの秋にふさわしく、さわやかな汗をかいていただくことができたと思います。

11月6日、定期監査を実施しました。
今年度実施中の事業を中心に書類や現地を見ていただきました。概ね良好との好評をいただくことができましたが、甘んじることなく早期完成目指して一層努めてまいりたいと思います。

同日、第2回天龍村防災会議を開催しました。
今回は、関係機関や団体の皆様からお寄せいただいた素案に対するご意見等をご協議いただきました。概ね了解をいただくことができましたので、再度見直しをかけながら成案目指してまいりたいと思います。

11月7日、「地方を守る会」が東京で行われましたので出席しました。
ここでいう「地方」とは、我々のような地域のことではなく、国土交通省の出先機関である「地方整備局」のことを指します。災害など有事の際には技術的にも知見的にも優れている地方整備局のお力が必要となります。行政改革に中で地方整備局が縮小されることのないよう全国の自治体が団結して守っていくことを確認しあいました。

11月8日、売木村長とともに内閣府地方創生推進室を訪問し、最新の情報を説明していただきました。
過疎化に伴う人材不足に悩む天龍村でも活用できる制度やメニューがありますので、積極的に活用していきたいと感じました。

同日、安全・安心の道づくりを求める全国大会が東京で行われましたので出席しました。
全国から900名の市町村長が参加したこともあり、大変盛況でした。どの地域も道路の必要性や重要性を求めていることを再確認できました。

11月9日、中部国道協会促進大会が行われましたので出席しました。
意見発表では、根羽村長が長野県南部地域の国道整備について述べられました。

同日、治水事業促進全国大会が行われましたので出席しました。
昨日の道路の大会同様、大勢の首長の皆さんが参加し盛大に開催されました。

11月10日、災害復旧促進全国大会が行われましたので出席しました。

11月13日、全国過疎地域連盟総会が東京・日本教育会館で行われましたので出席しました。
この会の会長は阿部長野県知事がご就任されており、全国の過疎地の味方でもあります。

11月15日、全国町村長大会がNHKホールで行われましたので出席しました。
来賓として岸田首相始め額賀衆議院議長や河野デジタル担当大臣などのご挨拶がありました。
また、法政大学名誉教授の岡崎昌之先生から、町村こそ課題解決の最先端にあるので、「現場に近い、住民に近い、職員が近い」といった3つの優位性を活かして頑張ってほしいとのメッセージがありました。

11月16日、全国山村振興連盟総会が開催されましたので出席しました。

同日、全国治水砂防促進大会が行われましたので出席しました。その後、関係各機関へ要望活動を行いました。
天龍村で現在実施されております「天竜川中流地区直轄地すべり事業」もこの大会を機に事業採択されたものです。
引き続き、治水砂防についても重要と考え要望を続けてまいります。

10月後半の出来事など

10月16日、県議会自由民主党県議団の皆さんとの意見交換会が開催されましたので出席しました。
私からは、道路改良などのインフラ整備や下伊那南部地区の医療提供体制の構築、森林整備に関する支援など要望させていただきました。

同日、長野県町村会定期総会が開催されました。
前年度の事業報告及び決算報告、今年度の事業計画案及び予算案などが審議され、原案どおり承認されました。

10月18日、中部直轄河川治水期成同盟会連合会懇談会が東京で朝7時半からあり出席しました。
私からは、国会議員や国土交通省の皆さんに対し、天竜川上流地区の流域治水について引き続きご支援をお願いするとともに、地すべり対策や砂防対策についても同様に支援いただきたい旨を意見させていただきました。

同日、長野県庁に行き、飯田市長、阿南町長、根羽村長、飯伊森林組合長とともに、阿部知事に対して森林整備に関する要望をしてきました。内容は、主に架線による集材等を行う場合について県の補助をお願いしたいというものです。

10月19日、全国道路利用者会議全国大会が長野市で行われましたので出席しました。特別講演としてタレントで長野県の永久観光大使でもある峰竜太さんの「新たな時代に続くみち」と題した講演もありました。

10月20日、阿南地区農業改良協議会総会が行われましたので出席しました。総会前には先進地視察ということで阿南町新野でイチゴ栽培を行っているハウスを見させていただきました。

同日、公民館主催の女子ソフトバレーボール大会が行われ、ご招待をいただきましたので出席しました。
会場は、今年度新しく完成した総合体育施設を利用していただきました。
新型コロナウイルスの影響で数年ぶりの開催となったわけですが、参加された皆さんはスポーツの秋にふさわしく、さわやかな汗をかきながらプレーを楽しんでおられました。

10月23日、町村会、広域連合会議が阿智村で行われましたので出席しました。この会議は毎月行われていますが、1年に1度は構成町村のいずれかの町村を会場に実施しています。
また、この日は南信州交通災害共済事務組合議会も行われ、上伊那、諏訪地域の町村長も出席されました。併せて講演会も開催されました。

10月24日、三峰川総合開発事業促進期成同盟会が伊那市で行われましたので出席しました。流域治水の推進と天竜川最大の支流である三峰川の安定を図るため、戸草ダム建設に向けた要望を強力に推進していくことを確認しました。

10月25日、村議会と一緒に道路整備に関する国関係機関への要望活動に行ってきました。
朝4時半に出発し、午前中に関東地方整備局、午後からは国土交通省、宮下大臣のいる農林水産省へ行き、夕方からは宮下大臣を囲んでの夕食会を行いました。関東地方整備局では、公務ご多用にもかかわらず藤巻局長、野坂道路部長にご対応いただき、これまでのご支援に感謝申し上げつつ、一層の道路整備促進について要望してきました。
また、国土交通省では丹羽道路局長、岸川次長に面会させていただくことができ、関東地整同様、国道418号の整備促進についてお願いをしてきました。
さらに、農林水産省では、国会開会中のため宮下大臣には会うことはできませんでしたが、宮下秘書さんのお計らいで大臣室にお邪魔させていただくことができました。なお、秘書室には長野県に関係する職員の方が多く在籍されており、何かのご縁を感じました。(天龍村にご縁のある方もいらっしゃいました)
また、夕食会では公務ご多用の中、宮下一郎大臣にお越しいただくことができ、短い時間ではありましたが楽しい時間を過ごさせていただきました。宮下大臣には、益々のご活躍をご祈念申し上げます。
今回の要望活動は、面会いただいた方が最高の方ばかりで、しかも村の窮状もご理解いただけたかと思います。そういう意味では有意義だったと思います。今後もこうした要望活動を継続的に行い、間断のない支援をお願いしていきたいと思います。

10月26日、愛知長野県境域開発協議会による道路要望ため、国土交通省、財務省、国会議員のところに行ってきました。
国交省では吉岡技監に、財務省では神田副大臣に面会させていただくことができました。国会議員は地元の宮下一郎農林水産大臣のほか愛知県選出の今枝先生や藤川先生にも面会でき、当地域の道路整備についてご支援いただけるようお願いをしてまいりました。

なお、宮下一郎農林水産大臣に、PRを兼ね信州の伝統野菜である天龍村の「ていざなす」を届けてきました。
「秋茄子は嫁に食わすな」の言葉もあるように、今が旬の「ていざなす」。大勢の皆さんに食していただければありがたいと思います。

10月27日、昨日に引き続き、愛知長野県境域開発協議会による道路要望のため、関東地方整備局に行ってきました。

同日、下伊那道路講演会が飯田市で行われましたので出席しました。
国土交通省の長谷川審議官(元長野県建設部長)、新田長野県建設部長などの貴重な講演を聞かせていただきました。

10月29日、天龍村ゴルフ大会を飯田カントリークラブで行いました。
天候にも恵まれ、村内外から大勢の皆さんにご参加をいただき、にぎやかに開催できました。

10月30日、三遠南信サミットin遠州が浜松市で行われましたので出席しました。私は第2分科会「人口減少克服に向けた地域間連携」に参加し、人口減少に伴い顕在化してきている主な課題とその対策についての意見を発表させていただきました。
アトラクションとして阿南町和合の念仏踊りが披露されました。

10月31日、長野県町村会政務調査会建設部会が長野市であり、県建設部に対し要望を行ってきました。
私からは、個別の道路要望は村単独や各同盟会を通じてお願いしているので、全体的なこととして「県の幹部の皆さんには是非、現地に足を運んでいただき、地域の状況をご確認いただきたい」ことと「出先機関である建設事務所を是非存続してもらいたい」と発言させてもらいました。

10月前半の出来事など

10月2日、長野県南部国道連絡会による提言活動が行われましたので出席しました。
飯田下伊那の市町村長は、主に国土交通省を中心に要望させていただきました。その後、地元選出の国会議員との意見交換会が行われ、その席には、この度農林水産大臣にご就任されました宮下一郎代議士、前経済再生担当大臣の後藤茂之代議士が出席されましたので、地域の実情を踏まえた道路整備の促進などをお願いしました。
その後には、宮下一郎農林水産大臣就任祝賀会が行われ出席してきました。

10月3日、国道153号飯田南バイパスの要望活動に出席し、国土交通省道路局の丹羽局長を訪問させていただきました。
長谷川審議官(元長野県建設部長)からもよく聞いている箇所なので、しっかりやっていくとの心強い回答をいただきました。

10月4日、天龍みどりの少年団によるブッポウソウの巣箱外しが行われる予定でしたが、生憎の天候で延期されました。
同日、村道関係の災害復旧対策事業に係る入札を行いました。村民や利用者の皆さんのためにも1日も早い復旧に努めてまいります。

同日、地域おこし協力隊の面接試験を行いました。
併せて、今年度の村表彰に向けた表彰審査会を実施しました。
さらには、11月に開催予定の昇龍まつり実行委員会を開催しました。数多くのイベントや出店等がございますので、大勢の皆様のご来場をお待ちしています。

10月5日、自衛隊の皆様が来庁し、今年度の防衛白書についてご説明をしていってくださいました。国民の生命財産を守るため献身的にご尽力されています自衛官の皆様に敬意と感謝を申し上げます。
また、自衛官のなり手が不足しているということで、自衛官募集についての協力依頼もございました。村としても広報などできる限りの協力をさせていただきたいと思います。

同日、天龍村観光協会主催のカレンダーフォトコンテスト審査会が開催されましたので出席しました。
毎年、出品数が増えており、関心や注目度合いも増してきた感じがします。どの作品も力作で選ぶのに苦労しましたが、素晴らしい写真が選ばれ、天龍村の季節感を感じる魅力あるカレンダーになるのではないかと期待しています。
また、惜しくも当選しなかった作品や過去の優れた作品なども今後の観光関連の資料やパンフレットなどに活用させていただければありがたいと思います。

10月6日、飯伊森林組合の理事会が開催されましたので出席しました。
今年は、異常気象によりマツタケが不作とのこと。豊丘村の森林組合にも10月初め時点でわずか2本しか出荷されていないとのことでした。

10月8日、村内各地区で秋の道路清掃が行われました。
私の地区からも大量の草木が搬出されました。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

10月10日~11日、全国治水砂防協会主催の砂防現地視察及び討論会が宮城県丸森町、蔵王町で開催されましたので参加しました。
令和元年の台風19号により被災した現場とその復旧状況を見させてもらいましたが、災害によって生活環境などが大きく変わってしまった様子などが伺うことができました。明日は我が身として、防災・減災の重要性を改めて感じてきました。
また、蔵王町では火山噴火を未然に予知するため、監視カメラを設置したとの説明を受けました。天龍村ではそのような心配はございませんが、地域によって防災対象も違うことを感じてきました。

10月12日、長野県茶振興協議会主催による「第50回長野県茶共進会褒賞授与式」が天龍村老人福祉センターで行われました。
今年は50回目の節目を迎えることもあり、最高賞の県知事表彰を是非阿部知事の手から受賞者に渡してもらいたいと思い、今年度になって知事に直接お願いしたところ、「スケジュールがあえばいいですよ」との返事をいただいたものですから、日程調整をさせていただき本日の開催となりました。審査会から3か月ほど経過したことは申し訳なく思っておりますが、知事から直接表彰状をもらった生産者の皆さんは大変喜ばれていました。
長野県のお茶は、色合いや風味など他の府県に負けないほど素晴らしいものがあるとの専門家の皆様のお話もある中で、今後長野県のお茶の魅力発信にも努めていきたいと思います。
今回、受賞されました皆様に心よりお祝いを申し上げます。

同日、阿部長野県知事との県民対話集会が、老人福祉センターで行われました。
高齢化率が62.3%と長野県下一高い村ということもあり「高齢化社会におけるモデル自治体になるためには」をテーマにしました。
事前にお願いした5名の村民の皆さんの意見、提言発表に対し、知事からご意見をいただくという形式で進めましたが、どなたのご意見等も非常に前向きで建設的な意見が多く出されたため、知事も大変喜ばれていました。
77市町村すべてを回ることを公約にスタートしたこの対話集会も、天龍村がラス前の76市町村目だったそうで、締めくくりとしては有意義な会になったのではないかと思います。

10月13日、長野県建設部及び長野県議会に対し、村の道路要望活動等を行ってきました。
今回は、村議会議員と商工会長にも同行いただき、村の現状と課題を説明しながら道路整備の要望を映像を交えながら行ってきました。
地元選出の県会議員の皆様にもご助言いただくことができ、1日も早く、かつ少しでも改良整備が進むことを期待します。

同日、かつて天龍村で交流職員としてお勤めいただいた県職員並びに天龍村出身の県職員の皆様と意見交換を行わせていただきました。
縁あってそれぞれの立場、ポジションで現在ご活躍いただいている県職員の皆さんと当時の思い出話や近況報告などをお伺いし、懐かしさもあり、またたくましさも感じたところであります。大変有意義な会となりましたので、毎年、定期的に開催できるとよいかと思っています。それぞれの皆さんの益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げます。

10月14日~15日、満島神社の秋祭りが行われました。
天候も一日雨で縮小となったようですが、概ね予定どおりの行程で進められたようです。
過疎化の中、こうした伝統文化を継承していくのは大変ですが、氏子の皆さんが協力し合って守っています。
私も地元なので、祭囃子を聞くと自然に心がワクワクします。祭り関係者はじめ安協など協力してくださった皆様、大変お疲れさまでした。

9月後半の出来事など

9月15日、例月出納検査がありました。その後阿南町長、売木村長とともに長野県庁に行き、下伊那南部地域の地域医療提供体制について懇談やらお願いをしてまいりました。県立阿南病院を含め医師不足が続いている現状を踏まえ、阿南病院の医師確保はもちろんですが、そのほかに地域が連携して医療提供体制を構築していく新たな提案を申し上げ、県として是非協力支援してほしい旨をお願いしてまいりました。我々の提案は長野県では初めての試みになるので慎重かつ前向きに検討していただけるものと感じてきました。

9月17日、長野県消防防災航空隊、飯田広域消防本部、阿南地区班所属の消防団合同の連携訓練が和知野川グラウンドで行われました。
消防団員を始め、早朝から多くの関係者が集まり準備が進められる中、松本から防災ヘリアルプスが到着。約900リットル入るバケットを下ろして、そこに消防団が水を給水。その後、バケットを吊り下げながら離陸し、想定した現場上空にて散水するという一連の流れを繰り返し行いました。
飯田広域消防署管内ではこうした連携訓練は初めてだとのことです。
秋になるとキノコ採りなど山に入る機会が多くなり、有事の際には今回のような訓練が活かされるかと思います。大変有意義な訓練になったと思います。
最後に鎮火の状況を確認するという想定で私もヘリに搭乗させていただきました。

9月19日、町村会、広域連合会議などが行われましたので出席しました。

9月20日、令和5年度敬老大会を実施しました。
新型コロナウイルスの影響により昨年度に引き続き、参加者を限定して行わせていただきました。
本年度は、米寿を迎えられた方が22名、白寿の方が3名、100歳以上の方が9名でした。そのうち今年100歳を迎えられた3名の方には内閣総理大臣および長野県知事から表彰状などが贈られ、私が代わって伝達させていただきました。
ご長寿、誠におめでとうございます。
これからもご自愛いただくとともに、ご壮健で末永く心豊かな人生を過ごされますことをご祈念申し上げます。

同日、都市部の大学に通う大学生との懇談を行いました。各種のイベントやツールを使って天龍村の事を知った学生さんが天龍村に2泊3日のフィールドワークに来てくれました。折角できたご縁ですので再度の来村を期待します。

9月21日、6月の豪雨によって被災した農地などの災害査定が行われました。農家さんのためにも1日も早い復旧を行っていきたいと思います。

同日、千葉県在住の高校生が天龍村の過疎化について話を聞きたいとのことで、オンラインで懇談させてもらいました。村がこれまで行ってきた事業や村の方針などいろんなことを説明させていただきました。遠方の地から天龍村に関心を持っていただいたこと、ありがたいです。

同日、新春恒例となっている「天龍寄席」の実行委員会を開催しました。出演者についてはなるべく早めに決定したいと思いますが、日程は令和6年1月14日(日)に決定しました。来年は第10回目の節目の年にあたりますので、是非大勢の皆さんのご来場をお願いたします。

9月25日、阿南安協天龍支部の皆さんのご協力をいただき、交通安全街頭指導が行われています。
天龍村では、現在交通死亡事故ゼロの日が継続中で9000日を超えています。交通安全には十分気を付けて記録をさらに更新していきましょう。

9月26日、ガーディアン72ボックスの受領式が売木村で行われましたので出席しました。
ガーディアン72ボックスは、災害で被災した際に1人が72時間で必要とする支援物資を詰め込んだ箱のことで、村では2020年7月にガーディアン72さんと協定を締結してきました。
今回贈呈いただいたのは30箱で、以前いただいた10箱と合わせ計40箱いただいたことになります。
箱の中には水や食料、衣類、生理用品、ラジオなどが入っており、これらの支援物資は協賛企業である立花容器(株)様(岡山県)が提供してくださいました。心より感謝申し上げます。

9月27日、天龍小学生による天龍ピカピカ大作戦が行われました。
学校活動として20年以上続くこの天龍ピカピカ大作戦。子供たちのお陰で年々ゴミの量は少なくなってはいますが、いまだに道路わきなどに捨てられています。子供たちの「村をきれいにしたい」の想いに少しでも応えられるよう村としても努力していきたいと思います。

同日、SKKの皆さんと懇談させていただきました。空き家、空き地の管理、猫の飼育指導、公共交通に関する要望など多くのご意見ご要望をいただきました。村として少しでも叶えられるよう努めてまいります。

9月28日、小学校、中学校の校長先生との教育懇談会を開催しました。
現在の学校の様子や課題などを聞かせていただくとともに、来年度から始まる小中併設校開校に向けた基本的方針などを確認させていただきました。

9月29日、天龍中学校「譲葉祭」の1日目が開催されました。
少人数の中、本番を迎えるまでの準備大変だったと思います。思い出に残る譲葉祭にしてほしいと思います。

9月30日、譲葉祭2日目。オープニングから全生徒が全力で企画運営していました。
来賓あいさつを頼まれましたので、私から「青味返り」のエピソードを交え生徒の皆さんにエールを送らせていただきました。
青味返りとは、新茶の時期になぜか古茶に青みが戻り、色づきや味がよくなること言います。
私も天龍中学校の卒業生なので、毎年、譲葉祭に参加させてもらうたびに当時のことが思い出され、青春時代に戻った気持ちにさせてもらえます。まるで青味返ったような感覚になります。今年もたくさんの感動をもらい青味返ることができました。
生徒の皆さん始め先生方、ご協力いただいた地域の皆さん、大変ご苦労様でした。

同日、在日中国人殉難列士慰霊法要が執り行われました。
この慰霊法要は、大戦中、平岡ダム建設にあたり強制的に日本に連行され、過酷な労働に従事させられた中国人の皆様の御霊を慰霊するもので、飯田日中友好協会を始め関係団体が実行委員会を組織して、5年に一度開催しているものです。
当日は天候にも恵れ、中国大使館から聶佳参事官のご臨席を賜るほか、国会議員や県知事を始めとする多くのご来賓の皆様にご出席いただく中、厳粛かつ盛大に行うことができました。
戦後78年が経過し、当時の様子などを語り継げる方が少なくなっていく中、こうした慰霊法要を通じて改めて正しい史実や犠牲となられた皆様やご家族の皆様の想いを確実に後世に伝えて行かなければならないと感じたところです。
また、日中両国が更に友好を深めるとともに恒久平和に努めていかなければならないと感じました。