4/12、長野県より「天龍村で新型コロナウイルス感染症の陽性者が1名確認された」と発表がありました。
感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。
飯田保健福祉事務所によりますと、今回公表のあった方は、4月10日に医療機関においてPCR検査を受け、陽性が確認されたそうで、現在、医療機関に入院中とのことです。濃厚接触者等については、この方と村民の皆さんとの接触は、ほぼないだろうとのことですので、村民の皆さんには、冷静に行動していただきますようお願いいたします。
3月以降、年度の変わり目や飯田お練りまつりといった大きな行事があり、人の移動や触れ合う機会が多い中、飯田下伊那地域でも感染が収まらない状況が続いています。私たち一人一人が改めて基礎的な感染防止対策を今一度徹底する必要がございます。特に、次の点についてご留意くださいますようお願い申し上げます。
1.マスクの着用、できれば不織布のマスクを正しく着用する
2.マスクなしでの会話はしない
3.手洗いと手・指の消毒を徹底する
4.換気を頻繁に行う
5.密の状態を作らない などです。
また、無症状でも感染している例が数多く確認されております。もし、風邪のような症状がある場合には、外出・出勤を控えるとともに、事前に連絡の上、医療機関を受診していただきますようお願いいたします。
さらに、感染の不安がある場合は、村で配布している簡易検査キットなどを利用して、検査をしていただきますようお願いします。もし、簡易検査キットで陽性反応が出た場合には、天龍村国保診療所や阿南病院などの診療・検査医療機関へ速やかにご相談いただきますようお願いいたします。
さらに、ワクチン接種につきましても未接種の方はなるべく接種いただくようご検討をお願いいたします。
今は、誰が、いつ、どこで感染してもおかしくないという状況です。感染した方を責めるようなことのないように、差別や誹謗中傷は行わず、お一人お一人が「思いやり」の心を持ち「支え合い」の輪を広げていただきますようお願いいたします。
最後に、村民の皆様一人一人の行動が、感染拡大を抑え、命を守り、暮らしを守ることができるかどうかの分かれ目となります。どうか皆様方の一層のご理解とご協力を心からお願いいたします。