9月1日、防災の日に併せ、「天龍村地震総合防災訓練」を実施しました。日曜日にもかかわらず、昨年より多い437名の皆さんにご参加、ご協力をいただき、予定どおり訓練を実施することができました。ご協力に対し、心より感謝申し上げます。
今回の訓練は、南海トラフ地震を想定した訓練ではありましたが、近年では、地震以外に、ゲリラ豪雨や土砂災害、大雪などの大規模な自然災害ですとか、ミサイル発射等の人為的な行為などにより、住民生活を脅かす事象が多く発生をしております。村民の皆様には、そうした有事の際に、自分がどのような行動を取ったらよいのか、あるいは取るべきか、こうした防災訓練等を通じて、今一度確認していただきたいと思っております。
最近、気象庁では「みずからの命はみずからが守るという意識を持って、特別警報の発表を待つことなく早めに避難してほしい」という、これまでにない言い方をしています。誰かに助けを求めるのではなく、そうなる前に自ら行動してほしいと言っております。
そうしたことも踏まえ、村でも、より実践に近い訓練になるようにと、今年度は特に避難することに重点を置き、昨年同様、避難場所を防災計画どおり全て開設したり、村が発令する「5段階の警戒レベル」を説明したり、「要支援者の安否確認訓練」等を実施しました。
また、新たな試みとして、防災マップの活用や民間企業と締結した災害時応援協定により、物資の供給がなされる予定の段ボールベットや発泡スチロールトイレを実際に、各避難所で組み立てていただく訓練なども実施したところです。
今後も、防災マップ等を通じ、避難経路や危険箇所等の確認を行っていただくとともに、身の安全の確保徹底と防災意識の高揚などに一層努めていきたいと考えております。
9月2日、下條村村制130周年記念式典があり、招待を受けましたので参加してきました。当日はこれまで村政発展に功労のあった皆さんに対する表彰があったり、記念講演として青山学院大学陸上部監督の原晋さんの講演などが行われました。
9月3日、飯田下伊那郡区選出の長野県議会議員と市町村長との懇談会が行われ出席してきました。喫緊の課題である南信運転免許センターやリニア時代を見据えた地域づくりの推進、医療情報連携システム等について情報共有をさせていただきました。
9月5日、「下伊那南部訪問看護ステーションさくら」の来年度からの運営体制等について、長野県立病院機構の理事長ほかと協議してきました。「さくら」は看護協会撤退以降、南部5町村で運営してきましたが、4月からは阿南病院にもご協力いただき新事業所としてスタートしたいと考えています。スムーズな移行ができるよう努めてまいります。
同日、長野県道路整備期成同盟会が長野市であり、出席してきました。県内の国県道の道路延長は5,170kmと全国で5位にもかかわらず、道路改良率は66.5%と全国で37位となっております。また市町村道の改良率にいたっては、11.3%と全国で42位の低さです。
9月6日、9月定例議会が18日までの日程で開会しました。村からは、承認案件1件、条例案件6件、予算案件5件、決算認定6件、報告2件を上程しました。
9月7日、「手づくりハンガー」を中日ドラゴンズの選手に届けるため、中学生3人と名古屋ドームに行ってきました。試合前の大変お忙しいところ、与田監督が対応してくださいました。与田監督は肩幅が広い方なので、あらかじめ大きめのハンガーを用意してお渡ししましたところ、大変喜んで「早速、使う」と言ってくれました。
今回、熊谷県議のご紹介で、中日ドラゴンズの岸上さんとのご縁をいただき実現したものです。改めてこうした機会をいただけたことに感謝します。