1月後半の行事等

1月18日、町村会及び広域連合会議がありましたので出席しました。コロナ禍で警戒レベル5(飯田市)の状況の中、オンライン会議も検討されたようですが、大鹿村と平谷村の村長の出席が今回で最後となるため、あえての会議招集となったようです。両村長には公私にわたり大変お世話になりました。ありがとうございました。今後におきましても健康には十分ご留意いただきお過ごしいただきたいと思います。

1月21日、信州大学の平松教授(農学博士)が来村され、国道418号戸口~足瀬間の災害現場を視察調査されました。現在、全面通行止めとなっている同区間ですが、県建設事務所によりますと「安全性が確認されないと解放等は困難だ」とのことで、そのために専門的な立場からのご意見をお聞きし、通行止め解除の時期を判断したいとのことです。
調査後、平松先生は「大規模な崩落の割には崩落箇所に不安定な土砂が少なく、当初思っていたほど危険ではなかった」と述べられ、仮設道路の通行については「崩落箇所が再度崩落する可能性はある」ものの、「雨量による規制を設け、監視体制をしっかりすれば通行は大丈夫」との見解を示されました。また、芝沢に流入した土砂については「不安定にたまっている土砂を撤去するには膨大な時間と費用がかかるので、固定してしまうのがいいのではないか」と職員に提案されました。
現在、法面の落石防止ネットの設置工事を行っており、今後仮設防護柵や仮設道路のかさ上げを行う予定だそうです。できれば、4月中にも、一般車両が日中通行できるようにしたいとのことです。
今しばらくご不便をおかけしますがご理解ご協力をお願いします。

1月22日、令和3年度当初予算の重点ヒアリングを行いました。令和3年度は第6次総合計画の初年度に当たり、計画に掲げられた事業を確実に実施していかなければなりません。また、駅前活性化事業(村営住宅兼買い物拠点施設)や総合体育施設などの大きなプロジェクトも実施しなければならず、財源確保が重要となります。PDCAやスクラップアンドビルド等による事業の見直しなどを行い、少ない財源で最大限の効果が生み出せるよう努めてまいります。

1月25日、第3回天龍村総合教育会議を開催しました。今回の議題は「教育大綱について」であります。教育大綱については、法律で村長が策定することされており、また、対象期間は4~5年のスパンということが文科省から示されています。
そこで、天龍村では村長選挙が行われた次の年度から新たな大綱がスタートできるよう4年に1度策定することとしております。3月末までに教育委員の皆さんのご意見をお伺いしながら、次代を見据えた新大綱を策定していきたいと思っています。

新型コロナウイルス感染症につきましては、1月31日現在、飯伊地域の新規感染者の数が減少しつつあります。従って飯田市内に出されていた飲食店への時短要請は解除されました。しかし、警戒レベルは依然高い(レベル5)ままで、まだまだ気の緩めない状況が続いています。
村では現在、第6弾となる新型コロナウイルス対策予算を検討中で、今月中旬に開催予定の臨時議会に上程する予定です。少しでも村民生活の支援になればと思っています。