12月前半の出来事など

12月1日、民生児童委員の委嘱状伝達式が行われ、厚生労働大臣に代わり私が委嘱状を伝達させていただきました。
今年は3年に1度の一斉改選の年であり、10名の皆さんが新たに委嘱されました。民生委員に課せられた役割は非常に重要かと思います。村民の皆さんもコロナ禍で今まで以上に民生委員の皆さんに期待を寄せております。村と村民とのパイプ役として向こう3年間よろしくお願いします。

12月2日、天龍村商工会において「令和4年度天龍村商工業振興懇談会」が行われました。事前に商工会から寄せられたご意見やご質問、ご提案をもとに、時間が足りないくらいしっかり懇談させていただきました。大変有意義な会だったかと思います。お寄せいただいたご意見等については、よく検討させていただき、可能なものは対応していきたいと思います。

12月5日、令和4年度天龍村議会第4回定例会が開会しました。
私から条例案件5件、予算案件6件を上程させていただき、14日までの会期でご審議いただきます。

同日、職員の不適正な事務処理についてマスコミ等に公表させていただきました。
今回発覚した非違行為は2件あり、ともに介護保険事務におきまして職員の不適正な事務処理により多くの村民の皆様に多大なご迷惑をおかけした事案であります。
内容につきましては、まず「介護保険の高額介護サービス費」における事務処理であります。サービスをご利用いただいた方の自己負担額については、所得区分に応じた限度額を超える額を負担する場合、村が払い戻しを行う制度があります。今回誤って過去にお支払いした分を二重に支払ってしまい、これにより返納していただく手間等を取らせてしまったという事案です。
2件目は、同じく介護保険において「限度額認定証の発行」に係る事務処理で誤りが発覚いたしました。施設に入所された方の食事代等をご負担していただく額については、所得等の状況に応じて負担段階があるわけですが、当時の担当者が所得等の確認事務を怠ったために負担の低い額の段階を認定してしまいました。この方がたまたま他市町村の施設をご利用いただくことになり、その施設で確認事務を行ったところ、天龍村での認定が誤っていたということが判明し、該当する皆様には追加負担をいただかなければならなくなったという事案であります。
関係される皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、村民の皆様にも信頼を大きく損ねる行為が再び発生してしまいましたことに対し深くお詫び申し上げる次第でございます。
今回の不適正な事務処理の原因は、職員個人の業務に対する勉強不足に加え、担当者一人だけに任せきりになってしまった牽制体制の不備や引継ぎ事務におけるコミュニケーションの欠如など役場内の根本的な体質の問題でもあると思っております。併せまして、これまでの非違行為に対する反省が全く活かされていないことなどにあると考えています。
私は、これまで非違行為が行われるたびに職員に対し細かく指導等してきたつもりでしたが、今回またこのような不適正な事務処理が発生しましたことは、誠に遺憾であり全て監督責任者である私の不徳の致すところであります。
改めて村民の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、今後は再発防止に向け職員の意識改革や牽制体制等の徹底、職員同士の意思疎通の強化や職員のコンプライアンス研修等を重ねるなどにより更なる綱紀粛正に努めてまいります。
誠に申し訳ございませんでした。

12月6日、飯伊森林組合理事会が行われましたので出席しました。今年の松茸は順調だったとの報告がありました。

同日、第9回天龍寄席実行委員会がありました。来年1月15日に開催することで決定し、今後、演者の調整を行っていくことを確認いただきました。なお、新型コロナウイルスの感染状況により開催の可否を決定させていただくことも承諾いただきました。

12月7日、天龍小学校で「おやす・しめなわ・もちつき大会」が行われ、ご招待いただきましたので参加しました。今年は6年生が不在なため、5年生がお米作りからこの会の進行などを務めていました。5年生が一生懸命につくったお米でついたお餅はとてもおいしかったです。

同日、改選後初めての天龍村選挙管理委員会が行われましたので出席しました。私から投票率向上に向け、移動投票所の運営など新たな試みを是非検討いただきたいとお願いしました。

12月8日、天龍村空家対策協議会専門部会が行われましたので出席しました。村内にある約300戸の空家について調査をお願いしているところですが、1年で30戸ペースで調査しても10年はかかってしまい、しかもその間に空家は増える可能性もあるため、専門部会の皆さんにはペースアップも含めてご尽力いただきたい旨をお願いしました。

同日、今年9月に被災した林道虫川新野峠線の災害査定が行われました。私からは度重なる災害で村民の皆さんも多大な支障を受けているので、早期の完成を目指し事業が進められるよう格別のご高配をお願いしたいと伝えました。

同日、小学校3・4年生が天龍村の木材で作った机を社協に寄付したいとして、現在、製作中だということを聞いたので、作業の様子を見させていただきました。地元の大工さんに作り方を教えてもらっており、皆さん真剣に取り組んでいました。設計図どおりの完成することを期待しています。

同日、天龍村消防団の忘年会があり、招待いただきましたので出席しました。ここ数年、無火災が続いておりますのも、消防団の皆さんの日頃からの啓蒙活動等があってこそだと思っております。引き続き年末警戒等もありますのでご協力をお願いします。

12月9日、美術品等購入専門委員会が行われましたので出席しました。天龍村に縁のある作家等の作品もあり何点か購入することにいたしました。

同日、保育所保護者会の皆様との懇談会があり出席しました。最近、他県で保育所における児童への虐待が明るみに出ました。あってはならないことだと思っております。天龍保育所ではそのようなことは決してございませんが、引き続き子供たちの安全を見守り、安心して預けていただける環境を整えてまいりたいと思います。

12月14日、12月議会定例会最終日でした。追加議案含め上程した案件、全て原案どおり可決いただきました。また、一般質問が行われ4名の議員からご提案等をいただきました。中学生の傍聴もありました。