8月16日、早稲田大学のOBで現在映画監督などで活躍されている太田信吾さんが、文化庁事業として記録映画「秘境駅清掃人」を製作することになり、撮影を兼ね来村されました。今回の映画は、天龍村の景色に惹かれ無人駅をキックボードで回りながら清掃をする20代の青年、高橋さんを主人公に追いかける記録映画で、2023年公開予定で制作を進められているそうです。
高橋さんは毎週のように愛知県から天龍村に訪れ、秘境駅の清掃に励んでおられるとのことです。なかなかできないことで頭が下がります。素敵な記録映画ができることを期待します。
8月18日、天龍村社会就労センターあり方検討委員会を開催しました。この施設は、村内唯一の授産施設として昭和37年に設置され、それ以降場所の移設や名称の変更等もありましたが、現在の場所に昭和51年11月に移設し運営を続けています。
現在、この社会就労センターには建物の老朽化対策と利用者の減少等の課題がありますことから、将来の社会就労センターのあり方について有識者の皆様のご意見を賜りたいと思い開催したものです。年度内には答申をいただけるものと思います。
8月19日、天龍村監査委員から令和3年度決算審査の講評をいただきました。総体的には概ね適正な財政運営をしているとの評価をいただきましたが、滞納額も高額で推移しておりますし、細部におきましても今回の決算審査以外の例月出納検査等でその都度、ご指摘をいただいている事案もまだまだございますので、こうしたご指摘を真摯に受け止め、今後、適正な事務執行に努めてまいりたいと思います。
同日、決算審査講評に引き続き例月出納検査を実施していただきました。
8月20日、町村会スポーツ大会が松川町、大鹿村を会場に行われました。天龍村からは野球とマレットゴルフに参加し、職員の皆さんがそれぞれ一生懸命頑張っていました。私も野球の応援に駆け付けましたが、久しぶりの町村職員同士のスポーツ交流は改めていいものだと感じました。
8月22日、南信州広域連合臨時議会が開催されましたので出席しました、専決処分の報告や補正予算の審議がなされ全て原案どおり承認されました。
8月23日、長野県町村会政務調査会(建設部会)が富士見町で開催されましたので出席しました。今回の部会では、国や県に要望する事項を協議し、道路整備を始め砂防、河川など国土強靭化のために真に町村にとって必要な事業を提案・要望することを決定しました。その後、富士見町町内を名取町長にご案内いただき、カゴメ野菜生活ファーム、「真澄」の酒蔵、宮坂醸造富士見蔵を見学させていただきました。カゴメはふるさと納税の返礼品として人気があるとのこと。真澄も低アルコール度やスパークリングなど時代に合った製品開発を進めているとことなどを教えていただきました。標高700~1200mの富士見町。高原の涼しい気候や八ヶ岳山麓からの湧水など、それぞれの企業に適した環境にあることを感じました。
8月24日、課長会議を開催し、来月の行事等の確認と7月に行った地区懇談会でいただいたご意見やご提案に対する検討を行いました。
8月25日、愛知・長野県境域開発協議会による愛知県要望並びに中部地方整備局要望を行いました。天龍村の道路整備に直接関係するわけではありませんが、飯田富山佐久間線については豊根村との行き来に利用している方が多い路線のため、現在行われている災害復旧工事が早期に完成するよう私からもお願いしてきました。
8月27日、町村会スポーツ大会、ゴルフ大会が飯田カントリーで開催されました。私も参加する予定でしたが、残念ながら急遽不参加となってしまいました。天龍村からは1名の職員が参加し、見事ドラコン賞を獲得したそうです。
8月29日、林務委員会を開催し、谷京の入山等についてご審議いただきました。併せて森林環境譲与税の使途や森林整備に係る村単独補助(上乗せ補助)についてのご意見もお伺いしました。
同日、長野県茶の共進会褒章授与式が上村振興センターで行われましたので出席しました。今年度は24点の応募があり、その中から長野県知事賞等を決定したところですが、今年は天候にも影響され、生育の前進とその後の低温により適期の摘採が難しく、品質の低下が見られたようです。しかしながら、茶は長野県南部地域の貴重な特産品であり、長野県茶協議会としましても関係機関や団体等と連携して、茶の振興をこれまで以上に図ってまいりますので、生産者の皆様におかれましては、引き続き茶の生産にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
8月30日、長野県河川協会総会並びに長野県治水砂防協会総会が長野市で行われましたので出席しました。昨今、大規模な自然災害が頻発する中、減災・防災・国土強靭化が重要となってきます。治水・砂防等引き続き関係機関等と連携しながら取り組んでいきたいと思います。
8月31日、県立阿南病院の医師確保に係る要望活動を県健康福祉部長に行いました。併せて県立病院機構にもお邪魔し阿南病院の医師充実についてお願いしてきました。県立阿南病院は、当下伊那南部地域の医療を担う中核病院であり、小規模の診療所が点在する当地域にとっては、地域住民に大きな安心感を与えてくれる存在でもあります。今後においても引き続き、医師の偏在を解消して、県立阿南病院の医師確保並びに増員を強くお願いしたいと思います。
同日、下伊那南部地区飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会による長野県建設部長及び長野県議会への要望活動を行いました。リニア中央新幹線長野県駅までの下伊那南部地域からのアクセス道路として重要でありますし、唯一の生活路線でもありますので1日も早い改良整備が実施されるようお願いしてまいりました。