5月16日(日)、新型コロナウイルス感染症対策として天龍中学校体育館でワクチン集団接種を行いました。今回は、天龍村の65歳以上の村民の皆様のうち約半数にあたる364人の方が対象となります。当日は混雑を防ぐため、居住地区単位で接種時間を割り振りしたため、混乱等もなく予定どおり進めることができました。
接種を終えた皆さんは「これで安心できる」とか「早く接種できてありがたい」、「注射自体は痛くはなかったが2回目の方が副反応があると聞くので心配だ」などの声がありました。今日接種いただいた皆さんは6月6日に2回目の接種をいただくことになります。次回も順調にいくよう準備を進めていきたいと思います。
なお、今回の集団接種に当たり、天龍村診療所の水谷先生始め診療所の皆様、飯田下伊那薬剤師会(木下会長)の皆様、天龍村社会福祉協議会及び役場職員の皆様には早朝よりご協力いただき、感謝申し上げます。
なお、キャンセル等で余ったワクチンの取り扱いについて、天龍村では私を含め接種希望の役場職員に接種するようにしています。
理由として、➀厚労省の予防接種の手引きにはキャンセルで余ったワクチンについて「別の者に接種できる方法を各自治体が検討する」と記されており、自治体に委ねられていること。➁河野ワクチン担当大臣からは「キャンセルなどでワクチンが余った場合も廃棄せず、現場で柔軟に対応し、ワクチンを有効に活用するよう」求められていること。➂天龍村の場合、65歳以上の接種を希望する皆様のワクチンは確保できており、さらに接種日も既に予定されていること。➃危機管理などの公益性の観点を重視したため。➄役場職員は集団接種などの業務等に携わるため感染リスクを軽減するため。などであります。
私も以上の方針のもと5月10日に高齢者福祉施設で実施した際、キャンセルが発生したため1回目の接種を行っております。ご理解をいただきますようお願い申し上げます。