1月15日、天龍中学校開校60周年記念式典とシンポジウム(オンライン)が開催されましたので出席しました。
天龍中学校は、昭和34年9月に、平岡中学校と福島中学校が統合し創設されました。しかし、新校舎が建設されるまでの間は、天龍中学校平岡部校、福島部校としてそれぞれ別の校舎で継続されたため、実質的に天龍中学校生徒として同じ学び舎で授業を受けることになったのは昭和36年4月からのことでありました。その後、体育館やプール、寄宿舎などが次々と建設され、昭和48年4月に向方中学校が統合されたことにより、村内で唯一の中学校として現在に至っています。
シンポジウム(オンライン)では「ふるさとを大切にするってどういうことだろう」をテーマに小学校児童代表の山崎君、中学校生徒代表の板倉さん、天龍中学校OBの宮澤拓真さん、至学館大学学長の谷岡様にパネラーとして参加いただき、それぞれの想いをお話しいただきました。
私からは、かつて平成の大合併で天龍村は自立の選択をしたことやこれからも天龍村を残していかなければならないこと、人口減少時代にあってみんなで持続可能な村づくりを進めていくことなどをお話させていただき、ふるさと天龍村を大切にするということについては、「天龍村の豊かな自然であったり、歴史や文化であったり、風土や伝統、または食べ物であったり、人情であったり、田舎にしかない景色や空気、ゆっくりと流れる時間、田舎でなければ体験できないもの、そうしたものを大事にし、あるいは磨きをかけながら、後世にしっかり引き継ぎ、ふるさと天龍村を守り続けることだ」とお話させていただきました。
さらに、「皆さんは、将来天龍村から出るかもしれませんが、その時に心のよりどころとなるのが、子供の頃の経験や思い出だと思います。従って、今という時を大事にして少しでも多く天龍村のことを知ったり、勉強したりしてもらうとともに、授業やいろんな活動を通じて素晴らしい思い出を作っていただきたいと思います。そして、皆さんが将来どこにいたとしても天龍村で経験したことや「村の良さ」を誇りに思うことだと思います。」と話させていただきました。
そして最後に「皆さんが夢や目標のために一度村を離れたとしても、「いずれは村で頑張るんだ」という想いを持ち続けてもらいたい」ということをお願いしました。
天龍中学校は、少子高齢化、過疎化の中、近い将来、小中併設校として、新たな歩みを始めることになりますが、少人数の強みを生かした教育を推進することにより、更なる飛躍を成し遂げることを期待いたします。
投稿者: tsoncho
1月前半の出来事
1月7日、PTA役員の皆さんとの懇談会を開催しました。今年度は、新型コロナウイルスの影響による休校もあったので、私からその時の学校やお子さんの様子をお伺いしたり、逆に、保護者の皆さんから村に対する要望を伺ったりしました。できることから対応したいと思っております。
1月8日、保育所新年会が行われましたので出席しました。私から「お正月に何を食べましたか?」の質問をしましたところ、子供たちからは「お餅」「僕は白い餅」「わたしは草餅」に続き、「僕、ラーメン」という返事があり、思わず笑ってしまいました。子供は正直でいいです。式の後は歌やゲームで楽しんでいました。
1月12日、南岸低気圧が日本列島を通過し、その影響で天龍村でも朝から雪が降りました(役場で5センチほどの積雪)。交通等には特に影響もなく一安心です。
1月13日、天龍中学校3年生による模擬議会を行いました。3年生には、高校受験を目前に控え大変な時期ではありましたが、昨年12月の村議会定例会の傍聴などを通じ議会の役割や行政の仕組みなどを勉強してくれた上で、本日の模擬議会に臨んでくれました。
一般質問では、「自然災害や新型コロナウイルスへの備え」「人口1000人を保つための対策」「村営住宅や雇用対策」「ゴミ問題や空き家問題」「高齢者対策」「景観対策」など多岐にわたり村の現状や課題に対する質問を全員の皆さんから受けました。
短い期間で、村に関するいろんな現状や課題等を学んだことは、生徒の皆さんにとっては村を知るよい機会になったかと思います。
中学校生活もあと2か月です。新型コロナウイルスの影響で大変な1年間でしたが、最後まで思い出に残る中学校生活を送ってもらいたいと思います。とりあえず、高校受験、頑張れ!!
2021年(令和3年)が始動
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は新型コロナウイルスや7月豪雨災害など大変な1年でしたが、今年はどうか穏やかな年であってほしいと願っております。
今年も村長ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
できる限り更新回数を増やしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
1月1日、年末寒波が日本列島を襲い日本海側を中心に大雪となりましたが、幸い天龍村では心配したほどの被害や混乱等もなく新年を迎えることができました。平岡地区の元日の朝は曇り空、雪がチラチラ舞う程度。路面には雪はありません。大河内地区では約15センチほどの積雪があったとのことです。
同日、平岡郵便局で行われました「年賀郵便元旦配達出発式」に出席してきました。私から職員の皆様に対し、早朝からのご出勤と日頃から郵便配達を通じて村民の見守りや道路情報の提供等を行っていただいていることに感謝申し上げました。それとともに、年々減少している年賀状数も今年はコロナの影響等により昨年より7.75%多いとのお話をお聞きしましたので、「是非いろんな想いのこもった年賀状を確実にお届けいただきたい」とお願いいたしました。
1月2日、天龍温泉おきよめの湯が営業を開始しました。昨年4月リニューアルし、休憩室や宴会場も増改築しました。コロナ対策もしっかり行っておりますので、皆様のご利用を心よりお待ちしております。
1月3日、龍泉閣が営業を開始しました。昨年は新型コロナやJR飯田線の運休等の影響で宿泊客が大幅にダウン。加えて歓送迎会や忘・新年会等が激減したりGoToキャンペーンの見直し等があり、さらに追い打ちをかけられています。1日も早い収束等を願うとともに、今年は龍泉閣オープン20周年となりますので、これを機に飛躍の年にしたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
同日、国の重要無形民俗文化財に指定されています『天龍村の霜月神楽』が始まり、初日の今日は「向方のお潔めまつり」が行われました。新型コロナの影響で、地元の皆様だけの参加、見学だったので、例年より少し寂しい感じがしましたが、こんな時だからこそといって、悪疫退散の願いを込めた舞が行われていました。
1月4日、役場の仕事始めです。年頭に当たり私から職員の皆さんにいくつかのお願いをしました。一つは、今年は第6次天龍村総合計画、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略のスタート元年に当たるので、計画に計上した事業等を確実に実行していきましょうということ。二つ目は、新しいことに積極的にチャレンジし、村の元気を創出していきましょうということ。三つ目は、過疎化が進みいくつもの大きな課題があるが、同じ過疎でも「にぎやかな過疎」を創りましょうということなどです。
今年一年が天龍村にとってまた、職員にとって、素晴らしい一年になることを心から願っています。
同日、「坂部の冬まつり」が関係者のみで行われました。例年参拝を兼ね神社へ行っておりましたが、今年は地区の皆さんからの申し出もありご無礼させていただきました。
1月5日、「大河内池大神社例祭」が行われましたので参拝に行ってきました。やはり新型コロナウイルスの影響により、舞のほとんどを省略されたとのことです。
12月後半の出来事(2020年最後の報告)
12月16日、第6次天龍村総合計画策定審議会を開催しました。これまで村民アンケートや地区懇談会等でいただいたご意見やご提案を策定員会や専門部会で検討し、それらをまとめた素案についてご審議いただきました。
12月17日、町村会及び広域連合会議がありましたので出席しました。会の冒頭、第58回技能五輪全国大会で銀賞を受賞された橋都さんと敢闘賞を受賞された本島さんから受賞の報告がありました。おめでとうございます。
同日、地元選出の県議会議員の皆さんとの意見交換が開催されました。懇談項目は、「新型コロナウイルス感染症対策について」と「リニア中央新幹線について」でありました。私からは、「リニアに関して我々南部町村と北部町村とでは温度差がある。少しでもその差を埋めるには、長野県駅までの距離(アクセス)をよくすることが必要。県議にも力を貸してほしい。」とお願いしました。
12月21日、天龍村社会就労センターの忘年会があり出席しました。コロナ禍でいろんな制約がある中、昼食時間を利用しての会食忘年会で短時間で終えました。
12月22日、林業振興地域育成協議会総会がございましたので出席しました。冒頭、会長あいさつの中で人材確保についてのお願いをいただきました。関係機関と連携しながらそうしたことについて進めてまいりたいと思います。私からは、向方里山整備利用推進協議会の皆さんが今年行った移住者との交流会や松茸山復活を目指した山林整備をしたことについてお話させていただき、こうした活動が村の活気にもつながるので是非皆さんにも承知いただきたいことや他でもこうした活動をしてもらうとありがたいとお願いしました。
同日、天龍村空家等対策協議会を開催しました。今年度、専門部会によって調査していただいた「特定空家」を認定していただくとともに、昨年度まで認定いただいた「特定空家」について事務の進捗状況を確認いただきました。
12月24日、新しい村営バスが納車されました。天龍村の大河内~向方~平岡を結ぶ重要な地域の足です。新型コロナや7月豪雨災害等により、通常路線の運行ができていませんが、多くの皆様にご利用いただけるよう努めてまいります。
同日、年末の交通安全運動として、阿南安協天龍支部の皆様による街頭指導が行われましたので一緒に参加させていただきました。「運転はみんな笑顔で柚子里愛(ゆずりあい)」のスローガンが入った柚子をドライバーに渡しながら安全運転を啓発させていただきました。
12月25日、役場の大掃除が行われました。2020年の埃や汚れを落とし、きれいな状態で新年を迎えたいと思います。
12月28日、仕事納めです。今年もこのブログをご覧いただきありがとうございました。来年は、なるべく更新回数を増やす努力をしたいと思いますので、引き続きご覧いただければありがたいと思います。
皆さん、良いお年をお迎えください。
新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されました
本日(12/27)、長野県より「天龍村で新型コロナウイルス感染症の陽性者(1名)が確認された」と発表がありました。
飯田保健福祉事務所によりますと、「感染者は、12月26日にPCR検査を受け陽性が判明。無症状病原体保有者で、現在入院治療中であるが、早期に発見されたことから、他者への感染リスクは低いだろう」とのことです。
感染された方には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。
村民の皆様におかれましては、感染者やご家族に対する誹謗中傷、差別的言動等は絶対に控えていただくようお願い申し上げます。
また、改めて手洗い、マスクの着用、人との距離の確保などの感染防止対策の徹底をしていただくようお願いしたいと思います。
年末年始を控え、帰省される方もいらっしゃり、人と接する機会が多くなると思いますが、それぞれの皆様が、引き続き冷静な行動をとっていただき、穏やかな新年が迎えられることを願っています。
12月前半の出来事
12月3日から11日までの9日間、令和2年第4回天龍村議会定例会を開催しました。今議会に村から上程した議案等は、承認案件1件、条例案件3件、予算案件5件で、全て原案どおり可決しました。
なお、今議会には初日と最終日に中学3年生が傍聴に来てくれました。議会の役割や行政の仕組み、政治への関心を持っていただき、より身近に感じていただきたいとの思いで、議会の皆様が中学校に話を持ち掛けて実現されたとお聞きしました。次世代を担う子供たちが少しでも議会や行政に関心を持ってくれれば大変結構なことだと思います。
12月4日、薪によるエネルギーの地消地産推進事業の一環として導入した薪割り機の納品式を行いました。今後、森林(里山)の整備等で生ずる伐採木を薪に加工し、地域内で流通する仕組みづくりを行っていきたいと思います。
同日、天龍村商工会の皆様と「商工業振興懇談会」を開催しました。買物弱者対策や新型コロナウイルス感染症対策などの「商業振興対策」や村発注工事に対する要望など「工業振興対策」、リニア中央新幹線開業に向けた今後の誘客対策など「観光振興対策」などについて意見交換をさせていただきました。
12月5日、夕方5時半頃「火災発生」の報が村内に流れました。場所は松島集会所付近で建物火災とのこと。しかし、火の気も煙も見当たりません。松島地区の皆さん始め多くの村民が心配する中、原因は中電発電所内の火災警報器が誤作動したとのこと。しかし、誤報確認のためには発電所内に入る必要がありましたが、中電職員は誰もいないため、発電所内に入ることすらできませんでした。確認できないまま時間ばかりが経過。消防団始め、消防署(伊賀良からも出動)、警察署の皆さんが集まり一時騒然としましたが、何もできないままでした。実際の火災だったらどうなっていたのかと思わされました。中電の組織改編やスリム化などにより人員削減や無人化等がなされても、危機管理だけはしっかりとやっていただきたいと思います。
12月6日、愛知長野県境域開発協議会の要望活動のため、宮下一郎先生の飯伊事務所にお邪魔しました。私からは国道418号福島~的瀬間のトンネル化や7月豪雨災害で被災した戸口~足瀬間の復旧対策についてのお礼と今後の道路整備について要望をさせていただきました。
12月7日、杉尾秀哉参議院議員が来庁され懇談させていただきました。私からは主に7月豪雨災害により被災した国道418号の早期復旧についてお力添えをお願いしたい旨をお話させていただきました。
同日、第2期天龍村まち・ひと・しごと創生総合戦略本部会議と同審議会を開催しました。村の総合計画と合せ素案作りの終盤になってまいりました。
12月8日、長野県茶の共進会褒章授与式が南木曽町JA南木曽で行われましたので、長野県茶振興協議会長の立場で出席しました。天龍村から出品されたお茶は2等賞に柿下忠雄さん、3等賞に天龍農林業公社と羽田野七郎平さんが受賞しました。
同日、第8回天龍寄席実行委員会を開催しました。新型コロナウイルスの新規感染者がこのところ全国的に増加しておりますし、高齢者の多い天龍村で感染リスクを減らす対策を講じることは大変だということで、残念ではありますが、来年1月予定の第8回天龍寄席は中止とさせていただくことにしました。楽しみにされていた皆様には大変申し訳なく思いますが、ご理解をお願いします。
12月12日、村長杯マレットゴルフ大会が開催されましたので参加してきました。マレットクラブの皆さんを中心に大勢の皆さんが参加されプレーを楽しんでおられました。少し寒い日ではありましたが、ラウンド終了後にはほんのり汗も出るくらい、いい運動ができました。
12月14日、JR東海幹部との意見交換会が飯田市で行われましたので出席しました。2027年開業に向け事業を進めておりますが、静岡県工区で問題があり、予定の2027年には開業が困難であると宇野副社長からあいさつがありました。それぞれが目標(予定年)に向けて準備していますので、開業目途がたてばできるだけ早期に公表していただきたいと思います。
11月後半の出来事
11月15日、天龍村公民館主催の「第39回天龍村文化祭」が開催されました。小・中学生から公民館クラブの皆さんまでの舞台発表や作品展示等が、新型コロナウイルス感染症予防対策が徹底される中行われ、文化・芸術の秋にふさわしい1日となりました。
また、当日は、村表彰規則に基づく表彰式も行わせていただき、今年度は、長年、天龍村診療所長として地域医療等にご尽力いただきました川西政幸さん、民生児童委員としてご尽力いただきました坂本芳子さん、大平宮正さん、村の木材を利用してハンガーを作成し、世界中のアスリートに届ける活動をしたハンガープロジェクトの皆さんにそれぞれ村表彰を、また、貴重な美術品をご寄贈いただきました遠山明徳さんや毎年ボランティアとして天龍梅花駅伝の準備を手伝ってくださっている宇津恵万司女さんなど10名の皆様に感謝状を贈呈させていただきました。併せて、国民健康保険の健康家庭表彰として6世帯の皆様に対し表彰をさせていただきました。さらには、「令和2年度天龍村租税教育推進協議会、税に関する作文」の表彰授与式も行ない、17名の皆様に表彰させていただきました。
同日、昨年10月にご逝去されました前自民党参議院議員幹事長吉田博美先生の後援会の解散式が飯田で行われましたので、出席してきました。地域の発展はもとより国土の発展にご尽力された功績は大であり、私どもも大変お世話になりました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
11月16日、国道153号飯田南バイパス整備促進期成同盟会による中部地方整備局への要望活動が行われましたので出席しました。天龍村と直接かかわりがあるわけではありませんが、近隣町村も一緒になって整備を進めるということは意義あることかと思います。慢性的な渋滞解消のため、早期の事業化を期待します。
同日、国会議員の先生及び国土交通省に行き国道418号足瀬の災害復旧等(トンネルと橋)について強くお願いをしてまいりました。
11月17日、簡易水道整備促進全国大会が砂防会館で行われましたので参加しました。大会終了後には国会議員への要望活動も行ってきました。
11月18日、天龍梅花駅伝大会の大会本部会議を開催し、来年2月21日予定の第52回大会の開催有無を協議しました。
協議の結果、「新型コロナウイルスの収束が見えない中、ここにきて第3波ともいえる感染拡大が全国的に広がっている状況にあること。」
「主催者として感染リスクを下げ、ランナーや運営スタッフ等の安全を確保することが困難なこと。」
「天龍梅花駅伝大会の運営スタッフの殆どが村民であり、その村民の皆さんがコロナ下の大会開催に相当な不安を抱いていること。」などの理由により、大変残念ではありますが、第52回大会は中止させていただくことになりました。
毎年、ご参加いただき楽しみされていた皆さんには本当に申し訳なく思っております。どうかご理解をお願いいたします。
また、コロナが収束しましたら、必ず実施しますので、その時は是非ご参加願います。
11月19日、全国治水砂防促進大会が東京砂防会館で行われましたので出席しました。現在、事業実施されている天竜川中流地区の直轄地すべり対策事業もこの大会で提言され、天龍村にとっては大変意義ある大会だと思っています。コロナ禍の中、全国から大勢の市町村長が集まり、大変活気にあふれていました。
11月20日、朝7時45分から中部直轄河川治水懇談会が行われましたので出席しました。朝早い時間帯での懇談会でしたが、中部5県の各市町村長や国会議員の先生方、国土交通省の幹部の皆様が大勢参加し、災害対策や事前防災等、それぞれ意見交換が行われました。
同日午後、港区にあるメルパルク東京で、全国過疎地域自立促進連盟総会と新過疎法制定実現総決起大会が行われましたので出席しました。来年3月までの時限立法のため、引き続き過疎法を継続してもらうための大会でした。天龍村もこの法律の恩恵に預かっていますので、是非とも新過疎法の実現を期待しています。参加者全員が新過疎法制定実現のスローガン入りのフェイスマスクをして、ガンバローコールで盛り上がりました。この会場も全国からきた市町村長で一杯でした。
11月22日、阿南町新野の道の駅千石平で「温泉まつり」と題して、近隣町村の日帰り温泉施設のPR活動を行いました。当日は天龍村のおきよめの湯が当番ということで、私も応援に行ってきました。金田社長とも話をさせていただきました。
コロナ禍ではありますが、道の駅は県外ナンバーの車がひっきりなしに入れ替わっています。少しでもおきよめの湯に来てくれるとありがたいです。
11月24日、阿南ショッピングセンター協業組合様と施設及び運営に向けて連携、協力していくことを定めた「買物拠点施設に関する協定書」の調印式を行いました。
同日、施設の設計監理業務を担ってもらう設計会社を選定するためのプロポーザル(事業提案)審査会を開催しました。
11月25日、愛知・長野県境域開発協議会による関東地方整備局への要望活動が行われましたので参加しました。長野県へ交付金を配分していただいており、村の国県道の改良にはこの交付金が財源となっています。ご対応いただいた高松道路部長様も昨年まで和歌山県にいたということで、似たような道路事情はよくわかっていると言っておられました。
天流(アメノナガレ)の完成披露会ほか
11月4日、天龍村地域おこし協力隊の前田美沙さんが開発した、石臼挽緑茶「天流(アメノナガレ)」の完成披露会が下諏訪町宿本陣 岩波家で行われましたので出席してきました。
この「天流(アメノナガレ)」は、天龍村の中井侍銘茶を抹茶ほど細かくなるまで石臼で挽いたもので、諏訪市の茶人、二村宗邦様が前田さんに声掛けしたことにより商品化されたものです。
会場となった岩波家第28代当主、岩波太佐衛門尚宏様と二村様とのご関係もあり、岩波様が主唱して今回の完成披露会という運びになりました。
記者発表のあと設けられたお茶会の席には、金子諏訪市長、今井岡谷市長、青木下諏訪町長、宮坂八剱神社宮司も同席され、二村様が点てられた「天流(アメノナガレ)」を美味しく頂戴いたしました。
金子市長も「すっきりした味わいで、朝、出勤前に飲むといい」との感想も述べられていました。
諏訪湖を源流とした天竜川の下流で栽培されたお茶がこうした形で商品化されたことは大変意義深いものがありますし、今回岩波家をお借りしての完成披露会は天竜川を通じたご縁を強く感じるものです。
こうした機会を設けていただいた、岩波様、二村様には改めて感謝申し上げます。
また、興味のある方は是非「天流(アメノナガレ)」をお買い求めください。11月21日よりSUWAガラスの里、天龍村地域おこし協力隊前田さんにて販売するようです。(貴重なものですので、数に限りがあるそうです。)
11月5日、阿南高校協力会総会が阿南町役場で行われましたので出席しました。生徒数の減少により、現在の募集定員は80名となっております。今後においても飯田下伊那地域全体で中学校卒業予定者数が減少する見込み(令和10年には令和2年より約200名減)のため、学校側も魅力ある高校づくりに向けていろんな工夫をしているとの説明がありました。地域の高校として存続できるようできる限りの支援をしていきたいと考えております。
11月6日、天龍小学校で給食試食会(親御さん対象)が行われ、ご案内いただきましたので参加してきました。
今日のメニューは「天龍中華まん」「トックたっぷりキムチ鍋」「子大豆もやしのナムル」「みかん入り杏仁豆腐」「牛乳」でした。
全て調理員さんによる手作りだそうで、特に中華まんは肉汁たっぷりでボリューム満点、お腹一杯になりました。とても美味しかったです。
ちなみに、給食費は1食280円ですが、子供の分は全額村が負担しています。また、食材もほとんど地元産で、ご近所の農家さんからも沢山差し入れがあるようです。感謝いたします。
毎日こんな給食を食べられ、子供たちは幸せだと思います。残さず食べて、心も身体も大きく育ってほしいと思います。
同日、阿南病院運営懇談会が行われましたので出席しました。病院側からは、新型コロナウイルスの対応で感染者を受け入れたことやそれに伴い上半期の業績が減収になったことなどの説明がありました。また、今年4月から訪問看護ステーション「さくら」を設置したことや天龍村診療所への巡回診療を始めたこと、さらには12月より地域包括ケア病床を開設することなどの説明もありました。高齢者の多いこの地域にとって、地域医療の中核として阿南病院の存在は重要であります。医師確保に向けた要望活動など行政としてできる限りに対応をしていきたいと考えます。
11月7日、第18回天龍村長杯パターゴルフ大会を開催しました。例年春と秋の2回開催していましたが、新型コロナウイルスの影響で今年は秋の1回だけの開催となりました。当日は天候が心配されましたが、大勢の皆さんにご参加いただき盛大に開催できました。
11月8日、天龍村移住者交流会が向方地区で行われましたので参加しました。今回は、IターンやUターンなどで天龍村に移住してきた皆さんと向方地区の皆さんと一緒に落ち葉かきなどの里山整備をしたり、きのこ汁を食べながら談笑するなどの交流を行いました。天候にも恵まれ子供からお年寄りまで楽しいひと時を過ごすことができました。
同日、法政大学の高柳教授が来村されましたので面会してきました。向方から平岡駅に向かう途中、おきよめの湯に寄りましたところ、紅葉が見ごろを迎えていました。
11月9日、下伊那南部総合事務組合理事者会及び議会定例会がありましたので出席しました。前年度の決算認定及び補正予算の審議を行いました。
11月11日、信州大学伏木先生が来庁され、村の教育に関して意見交換をさせていただきました。小規模学校の特色を活かした教育の重要性や可能性について大変参考になるお話を聞かせていただきました。
11月12日、松岡飯田保健福祉事務所長を講師としてお招きし、新型コロナウイルス感染症予防対策講演会を開催しました。最近、都市部を中心に感染者が増加していますし、また、年末年始を控え帰省者の対応について判断するため、新型コロナウイルに関しての正しい知識を勉強したいと思い行いました。
同日、下伊那南部地区飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会と竜東4地区の合同による小池長野県議会議長との意見交換会を開催しました。7月豪雨災害の影響で7月に予定していました県議会に対しての陳情活動ができなかったので、この機会に改良整備について是非お力添えをいただきたい旨をお願いしてきました。当日は、細川飯田建設事務所長も同席いただき現状の詳しい整備方針等もご説明いただきました。
11月13日、町村会、広域連合会議が行われましたので出席しました。
村長2期目のスタート
11月11日、村長2期目がスタートしました。
当日朝は、今シーズン最も寒い気温となりましたが、空は一面青空が広がり、錦秋に染まった山々が輝く最高の日となりました。
先に行われました村長選挙においてご支援いただきました全ての皆様に改めて感謝申し上げます。また、皆様のご期待にお応えするよう、今後におきましても、誠心誠意努めてまいりますので、一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2期目の初登庁では、役場前で寒い中、全職員が出迎えてくださり、大変ありがたく感じました。また、素敵な花束まで頂戴し、4年前の初登庁の時の感情がよみがえりました。
就任式では、職員を代表して副村長から心温まるお祝いの言葉をいただき、つづいて私から2期目にあたっての決意と職員の皆様へのお願いをさせていただきました。
課題山積で、大変な時代ではありますが、役場の皆さんの元気が村の元気につながります。私が先導しますので、どうか一緒になってこれからの村づくりに尽力いただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
10月後半のできごと
10月16日、JAみなみ信州元組合長の木下順一さんを偲ぶ会が行われ、ご招待いただきましたので出席してきました。木下さんは昭和47年伊賀良農協理事就任以降、JAの組合長、県連の会長、全農の会長、さらには各種団体の要職を歴任し、協同組合のトップリーダーとして多くの功績を残されました。改めて、謹んでご冥福をお祈りいたします。
10月19日、例月出納検査、飯田国道事務所との意見交換会がありましたが、副村長に代理で出席してもらいました。
10月20日、天龍村長選挙が告示され無投票にて再選させていただくことになりました。ご支援を賜りました皆様に心より感謝申し上げます。
村民の皆様のご期待に応えるよう、また村政発展のため誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
10月23日、南信地域交通災害共済組合議会、町村会、広域連合会議が高森町で行われましたので出席しました。会議の後、高森町の行政視察をさせていただきましたが、川辺から山つきまでいろんな計画がなされ、それぞれの事業が実施されていました。
10月24日、公明党長野県本部の「南信州政策懇談会」が開催されましたので出席しました。当日は石井啓一幹事長代行・衆議院議員(前国土交通大臣)、太田昌孝衆議院議員も来飯され、各団体からの要望を聴きとられました。
10月26日、天龍村長選挙当選証書付与式が行われました。緊張感あふれる中での式で、改めて責任の重さを感じています。2期目の初登庁は、来月11日です。先ずは、1期目の仕事を満了日まで精一杯務めます。
同日、天竜川上流直轄砂防事業意見交換会がありましたので出席しました。天龍村では現在直轄地すべり対策事業が行われておりますが、国交省の皆様の説明等をお聞きし、改めて事前防災の重要性を認識しました。
10月28日、東京都港区が主催する「みなと水と森サミット2020」がオンラインにて行われました。このサミットには、港区と協定を締結した全国81の自治体が加盟しており、天龍村は長野県では4番目で今回から加入させていただくことになりました。今後、村産材を都市部で活用してもらえるようPRに努めてまいりたいと思います。
同日、飯田建設事務所と下伊那南部建設事務所の皆さんがお見えになり、国道418号戸口~足瀬間の通行止めに係る応急工事についての説明がありました。当初、仮設道路を10月末までに開設するとの説明でしたが、雨や埋設物の除去等に時間を要したため、11月中旬以降に延びてしまうとのことです。村民の皆様には大変ご不便、ご迷惑をおかけしますがご理解ご協力をお願いします。
10月29日、定期監査が行われました。午前中に書類検査、午後は現場検査を実施しました。監査結果は、概ね良好との講評をいただきましたが、いくつか指摘された事項がございますので、よく検討し適正な事務に努めてまいります。
10月30日、長野県町村会政務調査会、道路部会が長野市自治会館で行われましたので出席しました。発言の機会がございましたので、私からは「個別要望は改めて行わせていただきたいと思いますが、有事の際に(特に7月豪雨災害)いち早く県職員の皆様にご協力、ご支援いただいたことに感謝申し上げます。今後においてもよろしくお願いします」と申させていただきました。
11月1日、衆議院議員宮下一郎先生の飯伊市町村議員連盟総会・研修会・懇親会が行われ、ご招待いただきましたので出席しました。研修会では細川飯田建設事務所長から7月豪雨災害に関しての説明があり、天龍村の事を詳細にご説明いただいたとのことです。早期復旧に向け、国・県共に一層のお力添えをお願いします。
11月2日、臨時南信州広域連合会議が行われました。今回の議題は、先に行われた飯田市長選挙において市長が変わられましたので、改めて広域連合長を決めるための選挙を行うものでした。投票の結果、新南信州広域連合長には佐藤飯田市長に決定しました。