9月の出来事など③

9月23日、天龍中学校で第52回譲葉祭が開催されましたので出席しました。今年のテーマは「Only one 最高の笑顔をもう一度」。少ない人数の中、全校で力を合わせて楽しみながら一生懸命準備を重ねてきたという遠山楓実行委員長のあいさつのとおり、それぞれが協力しながら全力を出し切った思い出深い譲葉祭になったと思います。この場所での譲葉祭は近い将来できなくなるかもしれませんが、譲り葉のようにこの伝統ある譲葉祭を後輩に引き継いでいってほしいと思います。

同日、台風15号の影響により、天龍村に夜遅く大雨洪水警報が発令されました。警報は翌朝未明に解除されましたが、村道天竜川線と林道虫川新野峠線で法面崩落の災害が発生しました。これにより、鶯巣宇連地区への通行ができなくなるほか停電、電話・CATV不通となり3世帯4名の皆さんが不自由な生活を余儀なくされました。
災害復旧に早急に取り組みたいと思います。

9月26日、被災した災害現場を視察しました。村道天竜川線は応急的に通行が確保できるよう崩土の除去をしました。林道虫川新野峠線は2か所で被災、災害査定を受けるための準備を進めていきたいと思います。林道の1か所は今年3月に災害復旧工事が終えたばかりでの再度災害なのでショックは大きいです。

9月27日、安倍元首相の国葬式が行われ、役場で半旗を掲揚させていただきました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。

同日、阿南交通安全協会天龍支部による交通安全運動街頭指導が行われましたので参加しました。最近、工事に伴う大型車両の通行も増えてきましたので、より一層交通安全には注意していただきたいと思います。また、役場では10月1日より「飲酒運転を根絶するためのアルコール検査」を義務化することにしました。

9月28日、令和4年度天龍村敬老大会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催でしたが、依然として収束が見えないコロナ禍にあり、規模を縮小しての開催とさせていただきました。今年度、節目の年を迎えられます皆さんは、米寿の方が34名、白寿の方が4名、100歳以上の方が8名いらっしゃいます。本当におめでとうございます。
長年、それぞれのお立場で社会に尽くされ、今の私たちが笑顔で豊かな生活を送ることができるのは、皆様が築き上げてくださった礎あってのことだと思っております。その行動力と創造力に深く感謝を申し上げます。引き続き、いつまでもご壮健で心豊かな人生を過ごされますことをご祈念申し上げます。

また、今年100歳を迎える長島宇連の寺平安一さんを訪ね、内閣総理大臣および長野県知事からのお祝いの賞状等を伝達させていただきました。長寿の秘訣は何かと尋ねましたところ、ご本人からは特に返答はございませんでしたが、息子さん曰く「自然の中でのんびり暮らしていることがいいのでは」と申されていました。これからもお元気でお過ごしください。

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同日、天竜川橋の安全祈願祭が行われました。できるだけ早期に完成することを期待します。

9月の出来事など②

9月7日、南信州観光公社の高橋社長ほか役員の方が来庁され、信南交通(株)が撤退した天竜舟下り事業を新たに分社型分割方式で「南信州リゾート株式会社」を設立し、事業を受け継いでいきたいとの説明をいただきました。併せて、新会社への出資について検討をお願いしたいとの要望もございました。村としましては、趣旨は理解できるが当事業による天龍村へのメリットを明確にしてもらわない限り出資は難しいとのお話をさせていただきました。

9月8日、法政大学のSJ国内研修として髙柳教授が7名の学生さんを連れて来村され、村内にある平岡ダムや慰霊碑などを視察研修していかれました。このSJ国内研修はコロナの影響で中止した年もありますが毎年実施されており、これまで多くの学生さんが当地域の歴史や文化等を学ばれております。今年は13日までの日程で飯田下伊那地域を回られるそうです。

9月10日、ていざなす組合の皆さんと一緒に豊橋市のサンヨネさんにお邪魔して、ていざなすを扱ってもらえないか商談に行ってきました。三浦社長はじめ社員の皆さんに温かく迎えてもらい、よい方向で話が進みそうです。販路拡大につながることを期待します。

9月12日、阿南町ナピカの杉本社長と満島屋の町田社長が来庁し、先週、コロナ関係で数日間、店を休業したことについてお詫びと説明に来てくださいました。非常事態とはいえ、何日も休業することは村民の皆さんも困ってしまいますことから、応援体制を整えていただくなどの検討をお願いいたしました。

9月15日、令和4年度第3回天龍村議会定例会最終日でした。一般質問は2名の議員からあり、ご提案いただいたご意見等はしっかり対応していきたいと思います。また、今議会は令和3年度一般会計他の決算認定を行っていただく議会でもあります。いくつかご指摘等もございましたが、真摯に受け止め、引き続き健全財政に努めていきたいと思います。なお、上程した議案は全て原案どおり可決いただきました。

9月16日、町村会、南信州広域連合会議が開催されましたので出席しました。この中で、地方版図柄入りご当地ナンバープレートの導入検討について議題となり、事前に行ったアンケート調査の結果、賛成またはどちらかというと賛成という回答が全体の7割を超えていましたので、導入の方向で今後取り組んでいくことに決定しました。今後、(仮称)ナンバー創設推進協議会を創設したり、住民向けの説明会等を開催したりしながら、地域住民の合意形成を図っていくことになります。順調に進めば、今年11月までに地方運輸局へ要望し、来年3月末ごろ正式な申込が行われるとのことです。さらに新しいナンバープレートの交付開始は、令和7年5月頃になるとのことであります。

9月20日、台風14号による災害等が心配されましたので、昨日の明るいうちに避難所の開設等を行いましたが、幸い累積雨量も少なく、大きな被害はありませんでした。ただし、村道で1か所法面崩落があったほか、風の影響で道路に倒木や落葉等が散乱しておりました。被災した箇所は今後災害復旧工事で対応していきます。
台風一過となった本日の夕方、役場から見える西の空がきれいだったので思わず写真を撮りました。

同日、令和4年度いきいき活動支援金選定委員会を開催し、申請のあった2件についてご意見等をいただきました。この事業はそもそも、村民の皆さんが自らの知恵や工夫によって地域の特性等を活かした自主的かつ主体的に取り組む活動に対して支援しようというもので、平成21年度からスタートしたものです。
過疎化や少子高齢化が進む中で、こうした自主的な活動は村の元気を生み出す源だと思っております。今後も多くの皆さんに波及することを期待します。

9月21日、秋の全国交通安全運動が今月末日まで行われています。初日の今日は、阿南交通安全協会天龍支部の皆さんと一緒に龍泉閣前に交通指導所を開設し、運転手の皆さんに啓発活動を行いました。

9月22日、定例の課長会議を開催し、その中で安倍元首相の国葬に関する村の対応について、長野県の対応に準じ天龍村役場庁舎のみに半旗を掲揚することとし、職員等へ黙とうなどの要請はしないことを決定しました。併せて、小中学校など教育機関に対しては、一切同様の行為等は求めないこととしました。半旗掲揚の理由としては、長野県が実施するということと国葬を政府が閣議決定した以上、自治体が弔意を示すのは自然と考えるためであります。いろんなご意見等があろうかと思いますが、ご理解をお願いします。

9月の出来事など①

9月期の報告をする前に、天龍村での「平和の種プロジェクト」の状況をお伝えします。6月29日に撒いた種は8月24日現在見事にきれいな花を咲かせています。

9月1日、地震総合防災訓練を実施しました。新型コロナウイルス感染症も心配されたところですが、災害はいつやってくるかわからないということもあり、感染予防対策をしっかり行いながら、防災の日である9月1日に開催した次第です。今回の訓練は南海トラフ地震を想定した避難訓練などを中心に行いましたが、近年では地震のみならず大雨等による大規模な自然災害が多く発生していることから、そうした事態も想定した総合的な訓練としました。平日開催ということや生憎の天候ということもありましたが、大勢の村民の皆さんにご参加ご協力をいただき、予定どおり実施することができました。村民の皆様には、この訓練を機に改めて有事の際に自分がどのような行動を取ったらよいのか、あるいは取るべきかを今一度確認していただきたいと思っております。また、村でも今後もこうした機会を設けながら村民の皆様に身の安全の確保徹底や防災への備えなどをお願いしていきたいと考えます。

9月5日、令和4年第3回天龍村議会定例会を開会しました。私から今定例会に提出しました案件は、人事案件1件、条例案件1件、予算案件5件、決算認定7件、報告1件、その他案件1件です。このうち、任期満了に伴う天龍村教育委員会委員の任命について、松下清治氏の再任をお願いしましたところ全員意義なくご同意いただきました。議会の会期は9月15日までの11日間です。

9月6日、国道418号整備促進期成同盟会及び愛知・長野県境域開発協議会による要望活動等を長野県建設部並びに県議会に対し行ってきました。国道418号も主要地方道飯田富山佐久間線も天龍村にとっては重要な路線でありますので、1日も早い改良整備をお願いしたいことを強く訴えてきました。

8月後半の出来事など

8月16日、早稲田大学のOBで現在映画監督などで活躍されている太田信吾さんが、文化庁事業として記録映画「秘境駅清掃人」を製作することになり、撮影を兼ね来村されました。今回の映画は、天龍村の景色に惹かれ無人駅をキックボードで回りながら清掃をする20代の青年、高橋さんを主人公に追いかける記録映画で、2023年公開予定で制作を進められているそうです。
高橋さんは毎週のように愛知県から天龍村に訪れ、秘境駅の清掃に励んでおられるとのことです。なかなかできないことで頭が下がります。素敵な記録映画ができることを期待します。

8月18日、天龍村社会就労センターあり方検討委員会を開催しました。この施設は、村内唯一の授産施設として昭和37年に設置され、それ以降場所の移設や名称の変更等もありましたが、現在の場所に昭和51年11月に移設し運営を続けています。
現在、この社会就労センターには建物の老朽化対策と利用者の減少等の課題がありますことから、将来の社会就労センターのあり方について有識者の皆様のご意見を賜りたいと思い開催したものです。年度内には答申をいただけるものと思います。

8月19日、天龍村監査委員から令和3年度決算審査の講評をいただきました。総体的には概ね適正な財政運営をしているとの評価をいただきましたが、滞納額も高額で推移しておりますし、細部におきましても今回の決算審査以外の例月出納検査等でその都度、ご指摘をいただいている事案もまだまだございますので、こうしたご指摘を真摯に受け止め、今後、適正な事務執行に努めてまいりたいと思います。

同日、決算審査講評に引き続き例月出納検査を実施していただきました。

8月20日、町村会スポーツ大会が松川町、大鹿村を会場に行われました。天龍村からは野球とマレットゴルフに参加し、職員の皆さんがそれぞれ一生懸命頑張っていました。私も野球の応援に駆け付けましたが、久しぶりの町村職員同士のスポーツ交流は改めていいものだと感じました。

8月22日、南信州広域連合臨時議会が開催されましたので出席しました、専決処分の報告や補正予算の審議がなされ全て原案どおり承認されました。

8月23日、長野県町村会政務調査会(建設部会)が富士見町で開催されましたので出席しました。今回の部会では、国や県に要望する事項を協議し、道路整備を始め砂防、河川など国土強靭化のために真に町村にとって必要な事業を提案・要望することを決定しました。その後、富士見町町内を名取町長にご案内いただき、カゴメ野菜生活ファーム、「真澄」の酒蔵、宮坂醸造富士見蔵を見学させていただきました。カゴメはふるさと納税の返礼品として人気があるとのこと。真澄も低アルコール度やスパークリングなど時代に合った製品開発を進めているとことなどを教えていただきました。標高700~1200mの富士見町。高原の涼しい気候や八ヶ岳山麓からの湧水など、それぞれの企業に適した環境にあることを感じました。

8月24日、課長会議を開催し、来月の行事等の確認と7月に行った地区懇談会でいただいたご意見やご提案に対する検討を行いました。

8月25日、愛知・長野県境域開発協議会による愛知県要望並びに中部地方整備局要望を行いました。天龍村の道路整備に直接関係するわけではありませんが、飯田富山佐久間線については豊根村との行き来に利用している方が多い路線のため、現在行われている災害復旧工事が早期に完成するよう私からもお願いしてきました。

8月27日、町村会スポーツ大会、ゴルフ大会が飯田カントリーで開催されました。私も参加する予定でしたが、残念ながら急遽不参加となってしまいました。天龍村からは1名の職員が参加し、見事ドラコン賞を獲得したそうです。

8月29日、林務委員会を開催し、谷京の入山等についてご審議いただきました。併せて森林環境譲与税の使途や森林整備に係る村単独補助(上乗せ補助)についてのご意見もお伺いしました。

同日、長野県茶の共進会褒章授与式が上村振興センターで行われましたので出席しました。今年度は24点の応募があり、その中から長野県知事賞等を決定したところですが、今年は天候にも影響され、生育の前進とその後の低温により適期の摘採が難しく、品質の低下が見られたようです。しかしながら、茶は長野県南部地域の貴重な特産品であり、長野県茶協議会としましても関係機関や団体等と連携して、茶の振興をこれまで以上に図ってまいりますので、生産者の皆様におかれましては、引き続き茶の生産にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

8月30日、長野県河川協会総会並びに長野県治水砂防協会総会が長野市で行われましたので出席しました。昨今、大規模な自然災害が頻発する中、減災・防災・国土強靭化が重要となってきます。治水・砂防等引き続き関係機関等と連携しながら取り組んでいきたいと思います。

8月31日、県立阿南病院の医師確保に係る要望活動を県健康福祉部長に行いました。併せて県立病院機構にもお邪魔し阿南病院の医師充実についてお願いしてきました。県立阿南病院は、当下伊那南部地域の医療を担う中核病院であり、小規模の診療所が点在する当地域にとっては、地域住民に大きな安心感を与えてくれる存在でもあります。今後においても引き続き、医師の偏在を解消して、県立阿南病院の医師確保並びに増員を強くお願いしたいと思います。

同日、下伊那南部地区飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会による長野県建設部長及び長野県議会への要望活動を行いました。リニア中央新幹線長野県駅までの下伊那南部地域からのアクセス道路として重要でありますし、唯一の生活路線でもありますので1日も早い改良整備が実施されるようお願いしてまいりました。

8月前半の出来事など

8月1日、連日の猛暑の中、現在建設中の天龍村総合体育施設の様子を見させていただきました。この日は基礎工事が進められておりましたが、当初心配された部材調達も問題なく、かつ工程も順調とのお話でした。ただ、職人さんの確保に苦労されているとのお話をお聞きしました。安全に工事を進捗することをお願いしてきました。

8月2日、天龍村では38.2℃を記録しました。同日、泰阜村長選挙の告示日で、日頃お世話になっている横前村長さんが2期目の立候補をされましたので、他の南部地区の町村長とともに応援に駆けつけました。泰阜村も天龍村と同じような課題を抱えていますので、互いに協力・連携しあい地域全体の発展につなげていければと思います。なお、当日無投票での再選が決定しました。ご当選おめでとうございます。

同日、村・日赤奉仕団・消防団との三者懇談を開催し、今年度の地震総合防災訓練について協力のお願いをしました。昨今、地震のみならず大雨による大規模災害が多発しており、これまで村でも避難指示等を発出した事例もありますので、大雨や大雪による避難も含めた防災訓練を9月1日の防災の日に実施することにしました。コロナ禍ということもありますが、より実践的な訓練になればと思っています。大勢の皆さんのご協力をお願いします。

8月3日、東京都内で新商品・新規事業の開発支援や地域支援(まちづくり支援)など幅広く手掛けられているボノ株式会社様との「地域資源を活用した都市農村交流への取り組みに関する協定」の締結を行いました。
村では、これまで少子高齢化対策の一環として移住定住政策を進める中で、昨今注目を集めています関係(つながり)人口の創出事業に取り組んでおり、都市部在住の皆さんの力をお借りしながら、地域活動を維持しています。そのような中、ボノ株式会社様のご協力のもと、天龍村に興味のある都市部の皆さんを集めたイベントを2019年より定期的に行わせていただいており、これまで、多くの方にご参加いただき、新たな関係を深めることができました。また、天龍村のていざなすや中井侍のお茶のPRにもご協力いただいてきました。
今回の連携協定では、交流のみならず地域資源を活用したブランドづくりや人口減少社会における諸課題への対応、持続可能なむらづくりを推進する人材育成など幅広い分野の内容となっています。どうかボノ株式会社様と更なる連携を深めながら、ともに地域を盛り上げるパートナーとして天龍村の活性化のためにご協力いただくことを改めてお願い申し上げます。

8月4日、飯伊森林組合の理事会が行われましたので出席しました。

同日、佐川急便株式会社信越支店様と「災害時における支援物資等の受入及び配送等に関する協定書」の締結を行いました。
協定の内容につきましては、災害が発生した場合において支援物資の受入や管理、必要箇所への配送等の業務を佐川急便株式会社様にお願いするというものです。佐川急便様が得意とする物流ソリューションを最大限に発揮しながら、被災者に対して食料や生活必需品等を安定的に供給するができ、被災者の生活を守ることができるものと期待します。

8月5日、田中県建設部長が来村され、現在施工中の県事業の進捗状況等をご視察されました。特に国道418号において相次いで発生した災害復旧対策として施工中の福島トンネルや足瀬地籍のバイパス工事などをご確認いただくとともに、完成時期が遅れている天竜川橋の進捗状況等を県の担当職員から熱心に聞いておられました。いずれも、村にとりましては重要な事業でありますので、1日も早い完成を改めてお願いしました。

同日、ふるさと夏まつり実行委員会の正副委員長の皆さんにご意見をお伺いし、15日に予定している夏まつりの開催の可否をご決定いただきました。残念ながら県の警戒レベルが依然5のままの状態であること、村内に感染者が発表されていることなど総合的に判断して、中止と決定しました。楽しみにされていた皆さんには大変申し訳なく思いますが、ご理解をいただきたいと思います。なお、花火だけでも打ち上げてほしいとのご要望もございましたが、打ち上げ場所が1か所に限定され(複数個所での打ち上げは花火師や消防団員等の人員確保や打ち上げ場所の準備などから困難)、一部地域の村民しか楽しめないとのご意見もあり、これもやむなく中止と決定いたしました。来年はコロナが収束していることを願います。

8月6日、広島原爆投下の日であります。平和を祈念して黙とうをいたしました。

8月7日、長野県知事選挙の投開票日でした。開票の結果、阿部知事が4選を果たせられました。県政において、いろんな課題があろうかと思いますが、当村のような小規模町村にも一層のお力添えをお願いしたいと思います。
今回、気になったのがやはり投票率であります。県全体で40.94%と過去最低。天龍村でも59.05%と前回を(63.69%)大きく下回りました。7月の参議院議員通常選挙も低調でありましたので、今後、選挙管理委員会とも協議する中で移動投票所の開設など新たな形を模索しなければならないかと考えます。

8月8日、買い物弱者支援の一環として取り組んでいる移動販売車が納車されました。小型の軽自動車を改造し、商品棚や冷蔵庫等を搭載いたしました。今後は満島屋の商品を積み込み、村内あちらこちらに運んでいきたいと思います。許認可が必要となりますので、実際の運行は9月以降になると思います。併せて移動販売車と一目でわかるようなラッピングも行いたいと思います。

同日、阿南町ご出身の彫刻家城田孝一郎先生のご子息で佐久市議会議員の城田領さんがなんでも館に来館され、城田先生の作品についてお願いやら協議をさせていただきました。

同日、新型コロナウイルス感染症の長期化、物価や原油の高騰等により村民生活(家計)に大きな支障をきたしています。村ではその対策の一環として住民票のある村民一人当たり3万円の「生活支援商品券」を配布させていただきました。使用期限は来年1月末までとしましたので、有効にご使用いただければと思います。

8月9日、昨日、県が医療非常事態宣言を発出し全県の警戒レベルを6に引き上げたことに伴い、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。基本的には県の対応に準じ、医療への負荷を軽減するための対応や感染拡大防止のための対応をしていくことを確認し、村民の皆さんにもご協力をお願いするよう周知することを決定しました。

同日、長崎原爆投下の日でしたので、平和を祈念して役場職員全員で黙とうをしました。

同日、岡本地区の村澤正勝さんのお孫さんで安曇野市にお住いの神谷知玖君(小6)が役場に訪ねてきてくれ、「子供新聞」を作成するにあたってのインタビューを受けました。インタビューの内容は、天龍村の皆さんが困っていることを事前に聞き取り、それを村としてどう対応するのかなど鋭い質問でした。本格的な取材で、すごいなあと感心しました。立派な「子供新聞」ができることを期待します。頑張ってください。

同日、県の次期5か年計画策定に向けた南部5町村の事前協議が行われましたので出席しました。南部で共通する課題や要望等を取りまとめました。

8月10日、町村会、広域連合会議等が開催されましたので出席しました。また、終了後は飯田医師会の役員の皆様との懇談会があり、飯田医師会から提案のあった2件のテーマに沿ったご説明等をお伺いしました。その2件は、HPVワクチンのキャッチアップ接種についてと介護福祉施設への新型コロナウイルス感染症対策についてでありました。2件とも自治体としてしっかり対応しなければならないと感じました。

8月12日、課長会議を開催し、7月に12会場で行わせていただきました地区懇談会の検討を行いました。地区懇談会でいただきましたご意見やご提案等の中ですぐに対応するもの、今後検討が必要なもの等を1件ずつ確認し、即実行するものは遅滞なく行うよう指示等いたしました。地区懇談会にご協力いただきました全ての皆様に改めて感謝申し上げます。また、さらにご意見等ございましたら遠慮なくご提案やらお問い合わせいただければと思います。

同日、阿南町役場において長野県次期5か年計画策定に係るブロック別会議が行われましたので出席しました。医療分野では医師の確保や遠隔診療の推進、産業分野では林業や観光の振興、お茶や伝統野菜など地域特産品の継承、基盤整備としては道路交通整備などの意見を述べさせていただきました。是非、計画に反映させていただきたいと思いますし、絵に描いた餅にならないよう実行に移していただけますようお願いしたいと思います。

8月13日、公民館主催の盆野球大会が中止となりました。新型コロナ等の理由によりやむを得ない判断だったと思われます。

同日、なんでも館において「北島新平先生遺作展」が始まりました。昨年、北島先生のご遺族から200点を超す作品をご寄贈いただきましたので、今回はその一部を展示させていただくことになりました。会場内は郷土の風景、郷土の祭り、天龍河童、吉兆福神の4つのテーマに分け展示しておりまして、それぞれ素晴らしい作品ばかりであります。今月31日まで一般公開(無料)しておりますので、多くの皆様にご来館いただければと思います。

8月15日、公民館主催による「二十歳の集い」が行われました。今年度も新型コロナウイルス感染症の影響でこの時期の開催が心配されましたが、鎌倉公民館長始め公民館の皆さんのご協力のもと心のこもった素晴らしい式典となりました。今年は対象者9名中8名の皆さんが参加されましたが、それぞれが夢や目標に向かって頑張っている様子が伺え、とてもたくましく思えました。村としましては、変化の大きい時代でもありますので、これからの天龍村には皆さんのような若い力が絶対的に必要になってくることを訴えながら、「ふるさと天龍村」に誇りと愛着を持ち、天龍村の将来のためにできる限りのお力添えをいただきたいとお願いをしました。

式典終了後のアトラクションでは、天龍村出身の和太鼓演奏者宮澤昂平君率いる「響奏TRIGGER」の皆さんによる和太鼓演奏が行われ、二十歳の集いを盛り上げてくれました。

同日、終戦記念日でした。戦争のない平和な世界(みるくゆ)を願い、戦争で犠牲となられた皆さんに対する黙とうを行いました。

7月の主な出来事など

7月1日、天龍村デマンドバス出発式を行いました。
天龍村では、かねてから村営バスや鉄道などの公共交通機関が通っていない地区の皆様の交通対策について課題となっておりました。また、高齢化とともに、運転免許証を返納する村民の方が増え、通院や買い物などの移動手段の確保も課題となっておりました。またそうした状況に加え、今年4月にオープンしました満島屋の利用促進、村民の皆様の利便性の向上を図るため、平岡商店街までの送迎を検討してまいりました。
この度、そうした課題を解決する一つの手段として、村民の皆様の要求に応じて運行する公共交通として、デマンドバス(日本語で「要求とか需要」という意味があります)の運行を開始することにいたしました。買い物や診療所、郵便局などへの行き来に、是非多くの村民の皆様にご利用いただけたらありがたいと思っております。なお、平岡から遠隔にある地域の皆様に限らず、平岡地区の皆様の中にもご利用いただけますので、是非ご利用ください。

同日、令和4年度地区懇談会が村内12会場で行われ、初日の今日は、戸口地区で行いました。詳細については、別ページに掲載しましたのでご覧ください。

7月4日、ウクライナ支援として3月中旬から役場とおきよめの湯で行っていました募金の一部を、本日高森町の壬生町長にお渡しし、高森町に避難している皆さんのために役立てほしいとお伝えしてきました。

同日、JR飯田線活性化期成同盟会総会が伊那市で行われましたので出席しました。令和3年度事業報告や決算報告等が原案どおり承認されました。

同日、天龍村議会全員協議会を開催し、新型コロナウイルス感染症の経済対策として専決にて補正予算を編成したい旨の説明をさせていただきました。原油及び物価高により家計に影響が出ているため、事業者及び村民を支援するための商品券発行、飼肥料の高騰対策として農業者支援、福祉施設への支援などが主な内容です。なるべく早期に村民の皆様に届くよう準備を進めたいと思います。

7月6日、民生児童委員推薦会を開催しました。今年は、3年に1度の民生児童委員の一斉改選にあたりますことから、関係法令の規程によりましてこの推薦会を開催することになっています。民生委員のなり手も不足気味の中、その役割は重要となっています。適任の方が見つかるようご協力をお願いします。

7月7日、国際ソロプチミスト飯田の創立30周年記念式典が行われましたので出席しました。まずは、30周年誠におめでとうございます。併せて国際ソロプチミスト様からは毎年多額のご寄付をいただいており、子育て支援等に役立たせていただいています。心より感謝申し上げます。国際ソロプチミスト飯田様の益々のご発展をご祈念申し上げます。

7月8日、国際基督教大学の学生が今年度もサービスラーニングのため来村しました。これから約2週間、天龍村での生活で何かを感じとってくれることを期待します。

同日、安倍元総理大臣が奈良県で参議院議員選挙の応援演説中に凶弾に倒れ、お亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。大変ショッキングな事件です。日本でこんなことがあってはなりません。

同日、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者として天龍村で4名の発表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。

7月10日、参議院議員通常選挙が行われました。投票率は57.70%と低迷に終わりました。天龍村でも62.18%と低く、今後の対策が必要となります。

7月11日、阿部長野県知事と語る会が飯田市で行われましたので出席しました。主な内容は、来月行われる県知事選挙に向け県政報告と今後の抱負などが語られました。

7月12日、天龍農林業公社に、外国人技能実習生としてインドネシア出身のシスカ・メラニさんが着任されました。日本の農業を勉強したいとの意気込みを語ってくれました。これから村の伝統野菜ていざなすの収穫が本格的に行われますので、しっかり勉強してくれることを期待します。

同日、青少年健全育成連絡協議会及び防犯指導委員会が行われました。各委員の皆様にはお世話になりますがよろしくお願いします。

同日、2回目のふるさと夏まつり実行委員会を開催しました。今のところコロナ対策を徹底して開催する予定です。

同日、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者として天龍村で1名の発表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。

同日、中学生の職場体験で2年生の熊谷君が役場に来てくれました。将来、村職員として活躍してくれることを期待します。

7月15日、安倍元総理の弔問記帳に飯田へ行ってきました。改めて心よりご冥福をお祈り申し上げます。

同日、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者として天龍村で4名の発表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。

7月18日、19日、60歳以上の皆様を対象に、第4回目の新型コロナウイルワクチン接種が行われました。

7月19日、南部地区議員会総会が阿南町で行われましたので出席しました。国・県道の改良整備を始め12項目について関係機関に要望することを決議されました。

7月20日、令和3年度の決算審査が始まりました。
また、同日、南信州森林認証協議会監査、下伊那山林協会役員会が行われましたので出席しました。併せて町村会、広域連合会議が行われました。

7月21日、前日、新型コロナウイルスの警戒レベルが4に引き上げられたことにより、天龍村新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、国・県に歩調を合わせた感染予防対策の徹底と公共施設の利用制限や各種行事の開催基準について確認しあいました。

同日、長野県知事選挙が告示されました。大事な選挙ですので棄権することなく皆さん投票にいきましょう。

同日、令和4年度国道418号整備促進期成同盟会同会を福祉センターで開催しました。総会終了後は全員で現在行われている事業の視察に出かけました。

同日、令和4年度県道上飯田線改良促進期成同盟会同会が喬木村で行われましたので出席しました。リニア中央新幹線の長野県へ機へのアクセスとして天龍村からも利用が見込まれる路線ですので、一緒になって早期改良を要望してまいります。

同日、阿部県知事の出陣式が飯田市で行われましたので出席しました。奥様も同席されました。

7月22日、阿部候補が天龍村に遊説に来られましたので、応援演説に行ってきました。

同日、2週間以上にわたりにサービスラーニングを行っていたICUの皆さんの活動報告会がありました。今回得た経験を学校に戻っても社会に出ても忘れず、活かしてほしいと思います。今回のプログラムにご協力いただきました村民の皆様に感謝申し上げます。

同日、南部地区農業委員会協議会総会が天龍村で行われました。地元村長として歓迎のご挨拶をさせていただきました。

同日、信州大学新学部誘致推進協議会と各市町村が協同して作成した懸垂幕届き、役場庁舎に掲出しました。4年制大学の誘致に向け、当村も積極的に協力したいと思います。

7月25日、阿南安全協会天龍支部の皆さんと交通安全街頭指導を行いました。村内で大型事業を行っている関係で工事車両が多くなっていますし、これからお盆に向け県外車も多くなると思われます。交通安全には十分注意していただきたいと思います。

同日、第20回天龍村大運動会の実行委員会を開催しました。コロナ禍ではありますが、開催する方向でコロナ対策や競技内容等を検討していただくようお願いしました。

7月26日、長野県南部国道連絡会総会がWEB形式で行われました。総会終了後、各国道に関する意見発表の場があり、国道418号について私が代表して、早期改良整備の必要性について意見を述べさせていただきました。

7月28日、職員並びに議会議員による庁舎他公共施設等の草刈り作業を行いました。猛暑の中、大変ご苦労様でした。お陰様できれいな状態でお盆を迎えられそうです。


(診療所駐車場、作業前)


(診療所駐車場、作業後)


(老人福祉センター前、作業前)


(老人福祉センター前、水垢等除去後)


(老人福祉んたー前、作業前)


(老人福祉センター前、水垢等除去後)

同日、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者として天龍村で1名の発表がありました。感染された方、ご家族をはじめ関係者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈りいたします。

7月29日、前日、新型コロナウイルスの警戒レベルが5に引き上げられたことにより、天龍村新型コロナウイルス対策本部会議を開き、国・県に歩調を合わせた感染予防対策の徹底と公共施設の利用制限や各種行事の開催基準について確認しあいました。
8月開催予定の「ふるさと夏まつり」や「二十歳のつどい(旧成人式)」、「お盆野球」などの行事については、それぞれ実行委員会や公民館の判断により開催の有無が決定されます。

7月31日、天龍村観光協会主催の「和知野川フェスティバル」は、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となりました。

令和4年度地区懇談会を開催

令和4年度地区懇談会を村内12会場で開催しました。
初日の7月1日は、戸口地区を対象に行わせていただきました。
地区の皆様からは、水道の安定供給に関する事、国道418号災害復旧工事に関する事、村道の維持修繕及び改良整備に関する事、芝沢の堰堤工事に関する事、山林内の枯損木に関する事、満島屋の運営状況に関する事、冬期間ににおける除雪等に関する事など多岐にわたりご意見等をいただきました。

7月3日、午前9時から向方老人憩いの家で、向方、峠山、梨畑、見遠地区の皆様を対象に行わさせていただきました。
地区の皆様からは、地区懇談会の在り方に関する事、要望・提案しても実行されていない事、村営住宅に関する事、おきよめの湯に関する事、林道大久那線の維持補修に関する事、村道中河内線の維持補修に関する事、携帯電話の不通話に関する事、村職員募集要件に関する事、林業の担い手育成に関する事、観光に関する事、災害復旧工事に関する事など多岐にわたりご意見等をいただきました。なお、私から「どんぐり向方学園に指定管理をお願いしている旧向方小学校の老朽化に対する今後の在り方について、改めて地区の皆様のご意見をお伺いしたいのでご協力をお願いします」とお願いしました。

同日、午後1時から大久那集会施設において、大久那、合戸地区の皆様を対象に行わせていただきました。
地区の皆様からは、村道等の草刈り作業や支障木伐採に関する事、村道明ヶ島線における防護柵の補修等に関する事、村道において自動車を損傷した場合の対応等について、村道の待避所設置に関する事、ごみ等の不法投棄に関する事、カーブミラーの修繕に関する事、冬期間における除雪に関する事などがご意見としてありました。

7月8日、原集会施設で折立、清水、東原A、東原B、西原地区の皆様を対象に行わせていただきました。
地区の皆様からは、井水の修繕等に関する事、国道418号におけるトンネル工事でのダンプ車両の合図方法の徹底に関する事、避難場所へのWi-Fi整備に関する事、集落内の道路を通行する車両の減速喚起看板設置等について、国事業の状況(情報提供)について、村道等における支障木伐採に関する事、住民票のコンビニ交付に関する事など多岐にわたるご意見をいただきました。

7月11日、大河内多目的集会施設で、大河内地区の皆様を対象に行いました。
地区の皆様からは、高齢化によりできなくなった草刈り作業の事、落石の危険性があるのでその対応について、光ファイバーによるサービス開始について、国土調査の結果に関する事などのご意見をいただきました。

7月13日、ふれあいプラザにて、中央、余野地区の皆様を対象に行いました。
地区の皆様からは、赤線の修繕について、サルの捕獲檻設置に関する事、新型コロナウイルスに関する情報提供について、天竜川橋架け替え工事の進捗状況等についてなどのご意見をいただきました。

同日、夕方、鶯巣活性化施設において、鶯巣、十久保、下山、福島、倉の平地区の皆様を対象に行いました。
地区の皆様からは、治山工事に関する事、役場の窓口対応について、天竜川橋架け替え工事の完成時期について、天龍村国保診療所の診療体制変更について、Wi-Fi整備に関する事、公共工事における工事車両の速度低減について、JRに対する要望について、国・県道における支障木伐採について、村道の修繕についてなど多岐にわたるご意見をいただきました。

7月14日、松島集会施設において、松島、松島中電、長島宇連地区の皆様を対象に行いました。
地区の皆様からは、満島屋へ意見ボックスの設置について、なんでも館常設展示室整備事業に関する事、仮称足瀬トンネルの坑口場所の確認について、天龍村国保診療所の診療体制変更について、県道の雨量規制に関する事、農道修繕について、福祉バスについて、デマンドバスの運行日変更についてなどのご意見をいただきました。

同日、夕方、中井侍集会施設において、中井侍、途中上平、鶯巣宇連地区の皆様を対象に行いました。
地区の皆様からは、国・県道の見通し伐採について、速度減速のための看板設置について、ブロック積の亀裂修繕について、役場前駐車場の入り口修繕について、村道の通行止め期間短縮について、天竜川橋架け替え工事の早期完成について、水源の確保について、ラジオ難聴対策についてなどのご意見をいただきました。

7月15日、老人福祉センターにおいて、為栗、北、本町、岡本、長野、長野町、南上、南中、栄町、南下地区の皆様を対象に行いました。
地区の皆様からは、村道の幅員狭小区間の解消について、災害時の情報収集・提供に関する事、関係人口等により来村された人と村民とのつながりについて、遊休農地の解消について、空き家対策についてなどのご意見をいただきました。

7月24日、中組集会施設において、中組地区の皆様と懇談しました。
地区の皆様からは、コロナ対策として国のアプリの活用について、天龍村国保診療所の医師について、村道改良について、村外車及び地域おこし協力隊車の速度低減について、空き家対策について、国道トンネルの維持管理についてなどのご意見をいただきました。

同日、坂部活性化施設において、坂部地区の皆様と懇談しました。
地区の皆様からは、農道の維持修繕について、林道の落石危険個所の対応について、停電時の対応について感謝、テレビの映りが悪い事、残土対応について、学校入口の陥没個所の修繕について、林道の舗装修繕について、プール周辺への防草シート設置について、消火栓の筒先変更についてなどのご意見をいただきました。

ご参加いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。
今回の懇談会でいただきましたご意見やご提案等につきましては、再度検討し、早速対応できるものにつきましては遅滞なく実行してまいります。また、建設的なご意見等につきましては、今後の村づくりに活かさせていただきたいと思います。

6月後半の出来事など

6月15日、南信州広域連合会議が行われましたので出席しました。この中で、ご当地ナンバープレートの導入について研究を進めることを決定しました。自動車の登録台数等の条件はクリアしており、今後は地域の合意形成が一番重要となってきます。近い将来「飯田」や「南信州」などのナンバーが見られるかもしれません。

同日、天龍村観光協会の総会がございましたので出席しました。ここ2年ほどは、新型コロナウイルスの影響により村の観光も大きな打撃を受けてはいますが、ここに来て移動制限の緩和や県民割、全国旅行割のようなウイズコロナへの動きも見られていますことから、キャンプ場や温泉、秘境駅など村の観光拠点も賑わいが戻ることを期待します。

同日朝、朝礼前に村民の方から「村長さん、珍しい花が咲いたで、写真を撮りに来て」との電話をいただきました。早速、職員と共にそのお宅をお邪魔させていただきますと、赤い大きな花が2輪咲いており、他にもつぼみがいくつかありました。ご主人曰く月下美人だそうです。(クジャクサボテンかも?)
この月下美人は20数年前にお向かいのお宅のご主人から株分けしていただいたそうで、それ以来大事に育ててきたそうです。
今回お邪魔したお宅はかつて旅館を営んでおられ、著名な文化人や芸術家なども多く宿泊された記録があります。
梅雨時で気分が乗らない中、美しい花を観賞させてもらい今朝はリフレッシュした気持ちになりました。

6月16日、下伊那土木振興会主催による長野県建設部への提言活動がありました。天龍村からは6項目の要望を提出し、早期の改良整備をお願いしてきました。特に国道418号、県道1号、砂防について強くお願いしてきました。

6月17日、下伊那南部建設事務所の皆さんと議会、行政との懇談会を開催し、今年度実施している県事業について現地にてご説明をいただきました。どの事業も精力的に取り組んでいいただいており、ありがたいと思っています。それぞれの工事が安全で早期に完了することをお願いしておきました。

6月20日、土砂災害防止月間中の本日、天龍村老人福祉センターにおいて「令和4年度土砂災害防止功労者の国土交通大臣表彰伝達式」が行われました。
例年、土砂災害防止に関して顕著な功績があったと認められる個人または団体に対して、国土交通大臣表彰がされているところで、この度、天龍村の恩澤龍雄さんが長野県で唯一受賞されました。心よりお祝い申し上げます。
受賞伝達式で恩澤さんは「何も特別なことをしたわけではない。このような表彰をもらえてかえってありがたい。これからも少しでも土砂災害防止等に貢献できればと思っている。」とあいさつされました。改めて、受賞おめでとうございます。今後におきましても引き続きご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。

同日、天龍村コミュニティーセンターの修繕工事及び集会施設へのWi-Fi設置工事の入札を行いました。

同日、信州大学新学部誘致推進協議会総会が行われましたので出席しました。4年制大学がこの飯田下伊那地域にあるのとないのとでは、今後の地域づくりには大きな違いがでますので是非とも実現できるよう天龍村としても協力していきたいと思います。

6月21日、例月出納検査がありました。また、天龍村シニアクラブの総会があり、来賓として出席してきました。コロナ禍ということもありシニアクラブの事業も思うようにできないとのことでしたが、様子を見ながらできることから行っていただければよいかと思います。総会終了後にはマギー遠山さんのマジックショーを見させていただきました。

同日、飯田広域消防署の有賀消防長がお見えになり、現在、天龍村国保診療所の水谷先生が実施してくださっている緊急時の対応について、これまでの実績報告と今後の対応について懇談させていただきました。消防署としても「助かる命が助かっている」事例があり水谷先生には感謝しているとのことでした。7月から診療体制が変わるので、先生不在時の対応について村でもサポート隊のようなものを組織してもらえるとありがたいとの話をいただきました。今後検討したいと思います。

6月22日、衆議院通常選挙の公示日でした。棄権することなく皆さん投票に行きましょう。投票日は7月10日です。投票日に都合に悪い方は期日前投票が6月23日より行っていますので、是非お出かけください。

6月23日、南信州地域交通問題協議会総会が行われましたので出席しました。村営バス等の利用者はコロナの影響もあり伸び悩んではいますが、地域の足として確実に運行しなければならないと考えております。

同日、昇龍まつり実行委員会を開催しました。昨年度実施する予定でしたが、コロナで1年延期したイベントです。大勢の皆さんがご参加いただけるようしっかりと計画を練っていきたいと思います。

6月24日、下伊那山岳遭難防止対策協議会総会が行われましたので出席しました。令和3年度事業及び決算報告と令和4年度事業計画、予算案等について審議され原案どおり決定しました。

6月28日、下伊那南部地域公共交通対策協議会総会が行われましたので出席しました。令和4年度事業計画の中で天龍村から阿南病院までの新たな路線を検討してもらえないか要望しておきました。

同日、G72BOX(ガーディアン72ボックス)備蓄受入れ協定に基づく下伊那南部町村合同記者発表が行われました。G72BOXは、災害時において必要なる1人3日間分の物資を1つの箱に入れたものを、G72災害支援プロジェクト(代表:有馬朱美氏)から無償提供いただけるもので、天龍村では令和2年7月に協定を締結させていただきました。
今回は、既に協定を締結している売木村、泰阜村、天龍村にそれぞれ10箱ずつの提供をいただきました。また、阿南町、下條村は新たに協定を締結いたしました。
コロナの影響もあり納品が遅れていましたが、本日ようやく10箱納品いただくことができました。最終的には人口の10%(約110箱)を提供いただける予定となっています。引き続きのご支援よろしくお願いします。改めてG72災害支援プロジェクトの皆様及び物資を提供くださった一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会様(事務局総務課長児玉智氏)に心より感謝申し上げます。

6月29日、ウクライナ支援の一環として平和の種プロジェクトの「ヒマワリの種」を預かりましたので、本日職員とともに、村内の圃場(休耕田をお借りしました)に種まきをしてきました。ヒマワリの花が立派に咲くようしっかり育てたいと思います。
また、村民の皆さんにも無料で苗を配布したいと考えています。村中にヒマワリの花が見られるとよいかと思います。

6月30日、令和2年7月豪雨災害に伴う災害査定再調査が行われましたので、地元村長として早期の整備にお力添えをお願いしたいと要望してきました。

おきよめの湯では、従業員の皆さんが七夕の短冊にウクライナ国旗カラーで作った折り鶴を飾ってくれています。
今年の願いは、コロナの収束と世界平和でしょうか。

村鳥ブッポウソウ、孵化を確認

6月15日に1羽、16日に2羽と2日続けて役場屋上に設置した巣箱で、ブッポウソウが孵化しました。今年の卵は4個ありますので、残りの1羽も孵化間近か。これからは親鳥の行きかう姿が頻繁にみられると思います。

6月前半の出来事など

6月1日、天龍村議会による村内視察が行われました。視察箇所は、主に令和4年度に実施している又は計画している事業を中心にし、その進捗状況等を確認いただきました。

同日、県議会議員の川上先生が来庁され、村の施策等について意見交換をさせていただきました。過日行った知事との懇談でも話題となった医師や保健師などの専門人材の確保について県の力を貸してほしいとお願いしました。

同日、JAみなみの寺澤組合長さん他役員の皆さんがお見えになり、役員改選により新しい体制になったとのご挨拶がございました。天龍村にも大勢の組合員の皆さんがいらっしゃいますので、その皆さんのためにもご尽力いただくことをお願いしたいと思います。

6月2日、阿南高等学校南宮学習塾の開講式が行われましたので、阿南高校協力会という立場で出席しました。魅力ある高校づくりの一環として学力向上を目指し、公設の学習塾がスタートしました。初期の目的が達成できるようみんなで協力し合いたいと思います。

6月4日、宮下一郎後援会飯伊市町村議員連盟総会及び自民党フォーラムが午前中エスバードで、午後は下條村コスモホールで行われましたので出席しました。地方から元気を生み出すことができるよう共に努めてまいりたいと思います。

6月5日、第46回東京天龍会のつどいが行われました。詳細については別に掲載していますので、ご覧ください。

6月6日、令和4年度第2回天龍村議会定例会を招集し、私から条例案件3件、令和4年度補正予算案件3件、報告2件などの議案を上程しました。

同日、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部会議を開催し、令和3年度のKPIについて協議しました。計画目標達成できるよう見直し等も行っていきたいと思います。

同日、TikTokの飯塚さんが来庁され、村のPRツールとしてTikTokを活用していただいたらどうかとのお話がありました。飯塚さんはかつて大学生のころ、天龍村をフィールドに様々な活動をされた方で、特に映画監督としてPFFアワード準グランプリなどの賞を受賞された経験もある方です。今回は若手職員にも聞いてもらったので、バズる動画がUPされることを期待しています。

6月7日、国道418号(仮称)足瀬トンネル工事安全祈願祭が盛大に挙行されました。地元村長として私からは「安全で安心な道路が整備されることは村民にとってこの上ない喜びであるので、工事が安全にかつ早期に完成するようお願いしたい」とあいさつさせていただきました。

6月8日、総合体育施設建設工事の地鎮祭並びに安全祈願祭が行われましたので出席しました。長年検討を重ねてきた事業だけにその完成が期待されます。また、旧小学校体育館は昭和18年建築の木造体育館として思い入れの強い方も多くいらっしゃいますので、そうした思いを大切にしながら天龍村らしい体育館になればと思っています。式典では安全に工事が進むことをお願いしました。

同日、愛知長野県境域開発協議会の令和4年度総会が阿南町で行われましたので出席しました。令和3年度事業報告及び決算報告、令和4年度事業計画及び予算などが原案どおり承認されました。

6月9日、国道153号飯田南バイパス整備促進期成同盟会総会及び主要地方道飯田富山佐久間線改良促進期成同盟会総会が飯田市で行われましたので出席しました。共に初期の目的を達成するために要望活動等を積極的に行うことを決議しました。

6月11日、信毎杯マレットゴルフ大会が行われましたので参加しました。天気予報では雨の予報もありましたが、プレー中は降られることはありませんでした。コースを回ると結構ハード(疲れました)でしたが、参加された皆さんと楽しい時間を共有できました。

6月12日、36災害60年シンポジウムが飯田市で行われましたので出席しました。かつての災害を忘れることなく次代に「伝え」、そしてその教訓を胸に「備え」を万全にすることが大事であります。さらに平時における「学びや考える」ことが有事に役立つと言われていますので、今後の防災訓練等において村民の皆さんに伝えていきたいと考えます。

6月14日、令和4年度第2回議会定例会最終日でした。上程した案件は全て原案どおり可決いただきました。