7月前半の出来事など

7月1日、宮下一郎衆議院議員、小池清県議会議員が6月2日の台風2号及び梅雨前線豪雨によりに被災した災害現場(林道虫川新野峠線)の視察に来られました。
この林道は、災害が頻発化しており、平成30年にも同規模の災害に遭いました。場所も今回被災した現場のすぐ横で、今回と同様、道路が大きく欠落したものでした。
私からは、今回の災害が激甚適用となるよう特段のご支援をお願いするとともに再度災害防止の観点から災害の原因となりました沢筋の治山堰堤等の構築などを要望させていただきました。
宮下代議士、小池県議からは、1日も早い復旧に向け支援していただける旨のご回答をいただきました。

7月2日、飯伊消防技術大会が飯田市で行われ、天龍村消防団も小型ポンプ操法の部に出場しました。
炎天下の中、選手の皆さんは全力を出し切ったと思います。また、応援で駆け付けた団員の皆さんも大変ご苦労様でした。

7月3日、朝礼時に人事異動の辞令交付を行いました。その後、天竜川クリーン作戦と題して天竜川河畔のゴミ拾いを行いました。7月は河川愛護月間として清掃活動のほか写真・絵画等のコンクールやパトロールなど河川愛護意識を高める運動が展開されます。
今回は、松島地区のヘリポート周辺で実施しましたが、沢山のゴミが収集できました。

同日、ふれあいプラザ、大河内多目的集会施設で地区懇談会を開催しました。

7月4日、6月に発生した災害に対応するための補正予算の査定を行いました。道路に流れ込んできた土砂の排除や倒木の処理など応急対応予算として約5800万円ほど必要となります。

同日、向方地区に建設中の単身者向け住宅のしゅん工検査を行いました。移住を希望される方の住環境を整備する目的で建設しました。家賃は月額2万円。今後入居希望者を募集しますので、よろしかったらお申し込みください。

同日、在日中国人殉難烈士慰霊法要実行委員会が開催されましたので出席しました。
この慰霊法要は、5年に一度で行われており、本年はその年にあたります。また、本年は日中平和友好条約締結45周年、長野県と河北省との友好締結から40周年の節目の年にもあたります。
会議の結果、私が実行委員長を務めることになり、今年9月30日に式典を開催します。
皆様のご協力をお願いします。

7月5日、中部直轄河川治水期成同盟会連合会総会が飯田市で行われましたので出席しました。
激甚化、頻発化する自然災害に対応するため、流域治水対策や河川整備が重要になっております。国、県関係機関はもちろん地域全体で協力していかなくてはならないと思います。

7月6日、三遠南信道路建設促進期成同盟会総会が東京・都道府県会館で行われましたので出席しました。難工事と言われていました青崩峠トンネルが本年5月に貫通し、全線開通への明るい光が見えてきました。これまで関係されてきました皆様のご尽力に対し敬意を表します。引き続き早期完成に向け一層のご尽力をお願いします。なお、貫通石をいただきました。

同日、内閣官房地方創生推進事務局の市川事務局長を訪問し、どんぐり向方学園に指定管理していただいている自然体験型学習施設の老朽化対策についてご指導をいただきてきました。市川事務局長は長野県のご出身で、この7月より現在の職に就任されています。

7月7日、東京理科大学国際化推進センターを訪問し、牧内博幸さん(飯田市ご出身)と懇談させていただきました。
牧内さんは、元在ドミニカ共和国駐箚特命全権大使を歴任されており、大使時代に天龍中学校の生徒が企画した「ハンガープロジェクト」にご協力いただいた方です。
そのようなご縁もあり、今月21日に天龍中学校においてキャリア教育の講演をして下さる予定です。

同日、銀座NAGANOにご挨拶にお邪魔しました。偶然、峰竜太さんともお行きあいし、短い時間ではありましたが天龍村含め南信州のお話をさせていただきました。

7月9日、向方老人憩いの家、大久那集会施設で地区懇談会を行いました。

7月10日、国道153号飯田南バイパス整備促進期成同盟会による中部地方整備局(名古屋市)への要望活動に参加しました。
当路線は天龍村を通過していませんが、飯田方面に出向く時には利用することもあるため、これまで地域一体となって改良整備の要望を実施してきました。そのことが実を結び、この度事業化が決定し、今後、飯田ICから山本までのバイパス化工事が実施されることになりました。

同日、JR飯田線活性化期成同盟会総会が駒ケ根市で行われましたので出席しました。
令和4年度事業報告及び収支決算報告、令和5年度事業計画案及び予算案などが審議され、原案どおり承認されました。
今年は飯田駅が開設して100周年だそうです。

7月11日、長野県南部国道連絡会総会が伊那市で行われましたので出席しました。
総会後引き続き行われた国道整備状況説明会の中で、私から国道418号について意見発表させてもらいました。

同日、反核平和の火リレーが行われ、天龍村役場にも一行が訪れてくれました。

7月12日、村議会による村内視察が行われ、村道4路線、林道2路線、その他5か所を回りました。
昨年度実施した事業の確認と本年度事業の進捗状況などを見ていただきました。

同日、ふるさと夏まつり実行委員会を開催しました。
8月15日、龍泉閣前駐車場にて行うことが決定し、小学生による太鼓演奏やジャズバンド演奏、夜店、盆踊り、煙火大会などを行う予定です。
皆さん、ご近所お誘いあってご参加ください。
なお、盆踊りも普及の意味合いもあり8月9日に老人福祉センターで練習を行うことになりましたので、よろしかったらご参加ください。

7月13日、例月出納検査を実施しました。

同日、長野県議会危機管理建設委員会の現地調査が飯田市ほかで行われましたので、道路整備等に関し7市町村長が代表で陳情活動を行いました。
私からは、6月の災害に関して支援と雨量による事前規制の緩和をお願いしました。

同日、青少年健全育成連絡協議会及び防犯指導員会が開催されました。
7月は「青少年への非行・被害防止運動」や非行からの立ち直りについて理解を深める「社会を明るくする運動」の強化・強調月間であります。小・中学校では間もなく夏休みが始まります。子供たちが休み期間中、健全で安全に過ごすことができるよう皆様にもご協力をお願いしたいと思います。
併せて、村民の防犯意識の高揚や啓発にご協力をお願いします。

7月14日、今月10日から実施しているICUサービスラーニングの活動報告会が行われました。
今回は15名の学生さんが、小学生や地域の方との交流を深めていただき異文化等の発見をされていきました。
このプログラムにご協力いただきました村民の皆様に感謝申し上げます。
報告会の中で学生からは「村が一つの家のように感じた(家族の様に受け入れてくれてありがたかった)」「幸せの本質を感じた(モノの豊かさでなく心の豊かさ)」などの感想が聞かれました。
是非、今回の経験を今後の活動に活かしていただければと思いますし、また、機会があれば天龍村にお越しください。

同日、県立阿南病院運営懇談会が開催されましたので出席しました。
阿南病院の取組みや年度計画などについて説明があり、参加した皆さんから意見や質問が出されました。
私からは、➀医師の確保(偏在化の解消)が困難であるとの説明がありましたので、その解決策はないのか?
また➁売木村が実施しているオンライン診療を他町村に拡大する考えはあるのか?を質問させていただきました。
➀については、医師が働く場を選択する自由を制約することはできないため、簡単にはいかない状況。
➁については、医師が確保さえできれば、将来的には可能になる。との回答でした。
地域医療提供体制を確保するため、引き続き尽力していきたいと思います。