令和2年度天龍小・中学校入学式、天龍保育所入園式

4月4日、桜の花に加え、花桃やミツバツツジなどが咲き始め、村中が花にあふれる中、天龍小学校と天龍中学校の入学式が行われました。先日の卒業式同様、新型コロナウイルスの影響で規模や時間等を縮小しての式でしたが、ともに例年以上に心のこもった式典となりました。
新入生の皆さんはもちろん、在校生の皆さんも自分の目標や夢に向かって今年度も頑張ってください。

4月6日、天龍保育所の入園式が行われました。少し不安なところもあるかもしれませんが、明日から元気よく登園してきてください。
保育所も今年度3人の新たな職員を迎え園長以下「笑顔」で頑張ってまいります。

長年、地元の皆さんからご要望いただいておりました村道天龍小学校下線が、この度しゅん工しました。ご協力をいただきました地元の皆様始め関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
なお、橋名につきましては、小学校の児童が命名してくれました。

おきよめの湯リニューアルオープン

昨年10月から施設の増改築工事を行い、今年3月には約1か月間休業させていただいておりました「天龍温泉おきよめの湯」が、4月3日にリニューアルオープンしました。
おきよめの湯は、平成6年5月にオープンして以来、今日まで村民の憩いの場として、また交流の場として村民の皆様にご利用いただくとともに、天龍村の観光拠点として、村外の皆様にも親しまれてきた施設です。
今回の工事は、村産材のヒノキや杉をふんだんに使用し、休憩室や宴会室等を増築したほかフロントの場所を移動したりしました。
1日ゆっくり過ごすことができますので、どうぞお立ち寄りください。

令和2年度がスタートしました

4月1日、新型コロナウイルスの影響でいつもの年とはかなり雰囲気が違っておりますが、満開のソメイヨシノや山桜が咲き誇る中、令和2年度がスタートしました。
今朝は、新規採用職員の辞令交付や人事異動の辞令交付、集落支援員への任命書交付、小・中学校へ新たに着任された先生方の紹介などを朝礼を兼ねて行いました。新たに職員となられた皆さんには、今日の気持ちを忘れずに頑張っていただきたいと思います。


(中組の山桜)

4月2日、天龍村診療所で出張診療が始まりました。
川西先生引退後の対応について、阿南病院にご相談やお願いをしてきたところ、本日から毎週木曜日の午前中、阿南病院の関先生が出張してきてくれることになりました。関先生は、内科医で阿南町新野ご出身でもあります。大変ありがたいことです。どうぞよろしくお願いします。
また、毎週月・水・金曜日には村から阿南病院まで送迎バスを運行しますのでご利用ください。

3月31日

3月31日、天龍村診療所川西先生が最後のごあいさつに役場にお見えになりました。
平成元年2月から今日まで31年2か月という長い間、地域医療に専念され天龍村村民の命や子供たちの健やかな成長を見守ってくださいました。本当にありがとうございました。いざお別れになると万感の思いがございますが、どうかご自愛いただくとともにまたご夫妻で天龍村に遊びにお出かけください。

同日、今年度末の県の人事異動で県職員に復帰することが決まった花岡紗代さんの辞令交付式を行いました。1年間という短い期間でしたが、主に商工観光係の仕事を担っていただき、秘境駅ツアーだったり昇龍まつりなどのイベントを担当していただいたほか、買物弱者対策として現在取り組んでいます設立準備委員会の事務局としてご活躍いただきました。仕事の手際良さと先を見据えた洞察力、住民との対応などさすが県職員だと感心しきりでした。せめて、もう1年残っていてほしかったわけですが、県人事のことなので仕方ありません。県に戻られても天龍村のことを気にかけていただき、また遊びに来ていただければと思います。

3月30日、天龍村消防団の任免命式を行いました。今年度末で退団される皆さんには、長い間大変ご苦労様でした。今後におきましても、消防協力員としてご協力いただけるようお願いします。また、大平新団長の下、新体制となったわけですが、一致団結して消防使命達成のために一層ご尽力くださいますようお願いします。

大平巖前村長がご逝去

3月28日、長年天龍村長として、天龍村発展のためにご尽力いただいてきました大平巖さんがお亡くなりになられました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

大平さんは、昭和54年10月から12年間、天龍村教育長を務められ、この間、飯伊市町村教育委員会連絡協議会教育部会長や長野県町村教育長会会長を歴任されてこられました。
学校教育では「子どもの健康づくり」を大切に考え、温暖な気候を利用しての水泳競技の強化を学校とともに図り、「水泳天龍」の礎を築き上げられました。社会教育では、スポーツ振興に力を入れ「天龍梅花駅伝」をスタートさせました。また、霜月神楽を始めとした重要無形文化財の伝承にも積極的にかかわってきました。
その後、平成16年10月に天龍村長に当選され、以来3期12年の長きにわたり村政のかじ取りを担ってきました。
就任当時、三位一体改革や市町村合併など、村を取り巻く環境が様々変化する中で、今後、様々な重要施策を取り組むにあたっては、最優先に村の財政を立て直し、足場を固める必要があると提唱し、大規模事業の抑制や行財政改革の徹底等緊縮財政にまい進されました。その結果、実質公債費比率を県下2番目の低さまで縮小したり、起債残高を就任当初から半分以下に縮減したりするなど、村の財政再建が図られたところであります。
また、「子供を愛し、年寄りを敬う」を政治モットーとして、各種の補助金を創設しながら、少子高齢化対策にも積極的に取り組まれてきました。
一方で、「岳仙」の雅号で書家としてもご活躍され、小・中学校や老人ホームでの書写指導を始め、村内外での書道教室も開かれていました。村内外に多くの書が残っています。

個人的には、大平村長のもとで6年間副村長として仕事をさせていただき、多くの事を学ばせていただきました。
特に「人間として、仁・義・礼・智・信の五常の精神を忘れることなく、また政治家の心構えとして先憂後楽を意識すべし」との教えは、私の胸に深く刻み込まれております。
インフルエンザや新型コロナウイルスの話題が落ち着いたら病院にお見舞いに行かせてもらい、まだまだ多くのこと教えていただいたり、村の行く末をご指南していただきたいと思っていただけに、非常に残念です。

本当にお疲れ様でございました。


(写真は、役場村長室のもの)

3月の行事など

今月は、新型コロナウイルス感染症対策のため、各種の行事・イベントが延期、縮小等されました。1日も早い収束を願います。

3月5日、令和2年第1回天龍村議会定例会が開会しました。村からは条例案件8件、令和2年度予算案件6件、令和元年度補正予算案件5件、人事案件1件、その他案件2件を上程しました。そのうち、固定資産評価審査委員に中井侍区宮澤盛孝さんを選任することを同意いただきました。

3月16日、町村会・広域連合会議・長土連下伊那支部協議会総会が飯田市で行われましたので出席しました。コロナ対策で短時間で終了となりました。

3月17日、天龍小学校、天龍中学校の卒業式が行われました。詳細につきましては別掲をご覧ください。

3月18日、元村議会議長の故金田今朝文さんへ位記(正六位)が授与されましたので、ご家族に伝達させていただきました。

3月19日、令和2年第1回天龍村議会定例会が閉会しました。上程しました案件は全て原案どおり可決いただきました。

3月23日、令和元年度防災行政無線デジタル化整備工事の工場検査に東京都小平市へ行ってきました。今年度は2か年事業の初年度にあたりますが、予定どおり機器等が仕上がっており、順調に進捗しておりました。

3月24日、戦没者慰霊祭が行われましたので出席しました。コロナの影響もあり、例年に比べ参加者も少なかったわけですが、平和への願いはいつの時もかわりません。

同日、地域おこし協力隊と集落支援員による1年間の活動報告会がありました。残念ながら、コロナの影響により無観客で行うことになりましたので、様子につきましては後日村のケーブルテレビ等で報告させていただきます。

3月25日、中部電力カーリング部からサイン入りハンガーと色紙が届きました。詳細は別掲してあります。

同日、昨年7月からスタートした「産業振興に係る調査研究プロジェクトの中間報告会」を行いました。「農産物継承」「森林資源活用」「観光ブランディング」の3つのプロジェクトについて、それぞれこれまでの活動報告や今後の計画等を発表いただきました。総体的にはどのチームもわかりやすくまとめてあり、よい報告会だったと思います。会の中で出された意見等を参考にしながら1年後の最終報告会に向けさらに調査研究を進めていただきたいと思います。

3月26日、国選択無形民俗文化財に指定されております「大河内シカオイ行事」が行われました。
少子高齢化の中、伝統行事を守り続けていくことは大変ですが、地域の皆さんで協力し合って毎年同じように行っています。機会がありましたら皆さんも是非ご覧ください。
大河内シカオイ行事
(http://www.vill-tenryu.jp/tourism/festival_heritage/festival/sikaoigyouji/)

中部電力カーリング部から

3月25日、新型コロナウイルスの影響により、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決定した翌日でもありましたが、中部電力(株)平岡水力発電所の保谷所長が役場にお見えになり、中部電力カーリング部の皆さんから預かったサイン入りの色紙とハンガーを届けて下さいました。当初、選手の皆さんへ直接お渡しする予定でおりましたが、コロナの影響でこのような形となりました。選手の皆さんは大変喜んでくださったとのお話をお聞きしました。ハンガーを使っていただき、天龍村からも応援団がいることを思ってくださればありがたいと思いますし、それぞれの目標に向かって頑張ってもらいたいと思います。
今回このような機会を設けて下さった中部電力(株)の皆さんに心から感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症対策に関して

3月24日、天龍村新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、新型コロナウイルス感染症に係る村主催のイベント・行事の開催についての当面の判断基準について、国や県の基準等に沿って以下の通り決定しましたので、ご理解ご協力をお願いいたします。

天龍小・中学校の卒業式

3月17日、春の暖かな日差しがふりそそぐ中、天龍小学校と天龍中学校の卒業式が行われました。新型コロナウイルスの影響により、例年より時間や参加者を縮小しての卒業式となりましたが、全国的にはもっと縮小等をしている学校がある中で、一生に一度の卒業式となる卒業生の最高の思い出にしてあげたいとの学校先生方の心温まるご配慮から、いろんな検討を重ねていただいた結果、天龍村らしい大変素晴らしい卒業式を挙行いただくことができました。本当にありがたいことだと思っております。

卒業生の皆さんは、新たな生活が始まりますので、どうか自分の夢や目標に向かって全力で取り組んでいただきたいと思います。
ご卒業おめでとうございます。

新型コロナウイルス感染症対策に係るお願い

本日(3/13)、天龍村新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、村主催のイベント・行事の開催について国や県からの方針等に沿い当面の判断基準を以下の通り見直しました。ご理解ご協力をお願い申し上げます。

現在、天龍村では新型コロナウイルス感染症について、国や県の示す方針に倣い、「集団感染を防止すること」、「重症化しやすい方を守ること」を最重点事項として掲げ、可能な限りの対応をとることとしています。また、「換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まること」は、感染リスクが高いので避けていただくよう村民の皆様に呼び掛けています。
一方、新型コロナウイルス感染症に係る状況は日々変化する可能性があること、また、過度な自粛は経済活動に悪影響を及ぼすことなどを考慮することも必要です。
以上を踏まえ、当面、3月24日までに開催の必要性等について判断を行う村主催のイベント・行事については、以下のとおり対応するものとします。
なお、3月19日頃を目途に示すとされている政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による判断等を踏まえて、改めてこの基準の見直しを検討します。

1 不特定多数の方、重症化しやすい方(ご高齢の方、基礎疾患がある方等)が多く参加する行事・イベントについては、原則、延期または中止とすること。

2 すべてのイベント・行事について、開催の必要性等を改めて検討すること。
その際、来場者の規模や対象者、参加者の密着度や時間、参加者の範囲(特定、不特定)、感染防止対策の徹底の難易度(飲食を伴うか否かなど)を考慮すること。

3 開催する場合にあっては、風通しの悪い空間をなるべく作らないなど、イベントの実施方法を工夫すること。
 また、風邪症状がある方の参加自粛を呼びかけるとともに、手洗いの励行、消毒液の設置等を行い、来場者に対する必要な感染防止策を呼びかけること。

※村が主催する会議等についても、上記に準じて対応することとする。
 また、村内で行われる村主催以外のイベント・行事についても極力上記の基準に沿うよう主催者の配慮を要請します。