2月17日、昨年6月より工事が進められていました国道418号、福島~的瀬間の仮称神原トンネルの実貫通式が、県、施工業者始め多くの関係者がご臨席のもと挙行されました。
この工事は、長野県が令和2年度防災・安全交付金(防災・減災)災害防除事業として、延長726m、幅7mのトンネルを施工しているもので、事業費は約25億2千万円であります。請負業者は、岡谷組・小池建設特定建設工事共同企業体様で、新型コロナの対応や片側からの掘削を余儀なくされたこと、湧水の多さなど、多くのご苦労があったとのことです。しかしながら卓越した技術等により安全工事が進められ、予定どおり進捗したことにより本日の貫通式を迎えることができました。村にとりましても大変喜ばしいことであります。
改めて発注者である長野県建設部の皆様、施工業者である岡谷組・小池建設特定建設工事共同企業体の皆様に心より感謝申し上げます。併せて、地権者、地元住民の皆様にもご理解ご協力を賜り重ねてお礼申し上げます。
今回のトンネルの貫通は、天龍村内の国道418号の全区間二車線化に向けた第一歩ととらえており、まさに天龍村の未来に希望の光が降り注いだ瞬間だと思っています。今後においても引き続き改良整備が着実に進められるよう要望活動等を行ってまいりたいと考えます。
なお、トンネルの名称につきましては、地元の皆様からのご意見をお聞きする中で、地区名をとって「福島トンネル」になるとのことです。完全に通行できるまではもうしばらく時間がかかるようですので楽しみに待ちたいと思います。