12月前半の出来事など

12月1日、天龍村商工業振興懇談会が行われましたので出席しました。
商工会の皆様から様々なご提案やご要望をお伺いし、村からはそれらに対する村の考え方や対応等について回答させていただきました。
村の過疎化に加え、会員の高齢化や会員数の減少により商工会も大変な面が多々あるかと思いますが、村の経済団体の中核でもありますので、村に活気があふれるよう一層のご尽力をお願いいたします。

12月2日、下伊那南部地区議員連盟による小池清県議会議員の県政報告会が開催されましたので出席しました。
今年4月に改選され、県政発展のためにご尽力いただいている小池議員でありますが、道路整備や医療・福祉、産業の振興など飯田下伊那の課題は非常に多くありますので、より一層のお力添えをお願いしたいと要望させていただきました。

12月4日、令和5年第4回天龍村議会定例会を開会しました。
私からは、条例案件9件、予算案件6件、同意案件1件、その他案件1件の議案を提出しました。会期は13日までの10日間、一般質問は13日に行われます。
なお、今議会におきまして長年のご功績により板倉幸正議員に長野県町村議会議長会の特別表彰が、また村松小司郎議員、大平正長議員、村松克一議員、熊谷美沙子議員に功労賞が授与されました。誠におめでとうございます。引き続き、村政発展のためにご尽力いただくとともに各般にわたりご指導賜りますようお願い申し上げます。
なお、任期満了による監査委員に坂部区の熊谷清治さんを選任することをご同意いただきました。任期は来年1月1日から4年間です。

同日、天龍村消防団の役員会及び忘年会があり、ご招待いただきましたので出席しました。
私から、「今年も1年間無火災で過ぎようとしているが、その陰には消防団の皆さんの地道な予防活動などがあると思っており大変感謝しています」とお伝えさせていただき、さらに「年末には年末警戒が行われるが村民が安心して越年できるよう一層のご尽力いただきたい」とお願いしました。

12月5日、飯伊森林組合理事会が行われましたので出席しました。

12月6日、JR飯田駅の大坂駅長に伊那小沢駅の桜の植え替えについてご相談させていただきました。
伊那小沢の桜は、長野県で一番早く咲く桜として毎年メディアに取り上げられ、その後多くの皆様が見学にきてくれていますが、老木のものや災害等で倒れて木もあるため、最近は少し残念な思いをされて帰られる方が見受けられます。そこで、JR敷地内でもありますので、是非植え替えをさせていただきたいとお願いしました。

同日、長野県企業局の皆さんが来村され、水力発電施設の可能性があるかどうか候補地の調査を行いたいとのお話をいただきました。天竜川を含め支流も沢山ありますので、しっかり調査を行っていただきたいとお願いしました。

12月7日~8日、下伊那山林協会及び分収造林協議会の合同による視察研修会が行われましたので参加しました。
視察先は、徳島県大豊町にある株式会社とされいほくさんと徳島県上勝町にある株式会社いろどりさんで、とされいほくさんでは架線集材をメインとした森林整備を、いろどりさんではハッパビジネスやKINOFの取り組みについて勉強させてもらいました。
どちらの町も、天龍村と似たような地形や環境にありますが、地域の皆さんが自信と誇りを持って活動されていました。自分たちももっともっと頑張らねばと感じた次第です。

12月13日、天龍村議会定例会最終日、上程した案件すべて可決いただきました。
また、天龍中学校の3年生が傍聴にきてくれ、村議会の様子を勉強していってくれました。

12月14日、天竜川上流直轄砂防事業促進期成同盟会総会、意見交換会、勉強会が駒ケ根市で行われましたので出席しました。
天龍村では、平岡地区と中井侍地区で令和元年度から天竜川中流地区直轄地すべり対策事業を実施していただいており、将来に向けた安全で強靭な対策を講じていただいております。私からこのことへのお礼と天竜川の支流である早木戸川の砂防について、令和2年度の災害を事例に取り上げ、是非、事業化していただきたいことをお願いしました。

12月15日、例月出納検査が行われました。
2期8年の長きにわたりご尽力いただきました後藤富平監査員が任期満了により今月で退任されます。識見監査委員として大所高所からご指導をいただき、今日まで健全な財政運営を行うことができました。心より感謝申し上げます。引き続き、ご指導ご協力をお願い申し上げます。

同日、町村会、広域連合会議が飯田市で行われましたので出席しました。
会議の冒頭、第61回技能五輪全国大会(時計修理職種の部)で見事、銀賞を受賞されましたシチズンマニュファクチャリング(株)の小林さんが受賞報告に訪れてくれました。心よりお祝い申し上げます。

12月16日、国道151号粒良脇トンネルの開通式が行われましたので出席しました。
下條村村民にとりまして長年の悲願でありましたこのトンネルが開通したことは、この道路を利用する私たちにとりましても大変喜ばしいことであります。金田村長さんも「先人の皆さんが要望を始めてから40年の歳月を経てようやく今日の日を迎えられ、本当にうれしい」とおっしゃっていました。
天龍村でも国道418号の整備が進められていますが、1日も早い完成を期待するところです。