6月後半の出来事など

6月15日、南信州広域連合会議が行われましたので出席しました。この中で、ご当地ナンバープレートの導入について研究を進めることを決定しました。自動車の登録台数等の条件はクリアしており、今後は地域の合意形成が一番重要となってきます。近い将来「飯田」や「南信州」などのナンバーが見られるかもしれません。

同日、天龍村観光協会の総会がございましたので出席しました。ここ2年ほどは、新型コロナウイルスの影響により村の観光も大きな打撃を受けてはいますが、ここに来て移動制限の緩和や県民割、全国旅行割のようなウイズコロナへの動きも見られていますことから、キャンプ場や温泉、秘境駅など村の観光拠点も賑わいが戻ることを期待します。

同日朝、朝礼前に村民の方から「村長さん、珍しい花が咲いたで、写真を撮りに来て」との電話をいただきました。早速、職員と共にそのお宅をお邪魔させていただきますと、赤い大きな花が2輪咲いており、他にもつぼみがいくつかありました。ご主人曰く月下美人だそうです。(クジャクサボテンかも?)
この月下美人は20数年前にお向かいのお宅のご主人から株分けしていただいたそうで、それ以来大事に育ててきたそうです。
今回お邪魔したお宅はかつて旅館を営んでおられ、著名な文化人や芸術家なども多く宿泊された記録があります。
梅雨時で気分が乗らない中、美しい花を観賞させてもらい今朝はリフレッシュした気持ちになりました。

6月16日、下伊那土木振興会主催による長野県建設部への提言活動がありました。天龍村からは6項目の要望を提出し、早期の改良整備をお願いしてきました。特に国道418号、県道1号、砂防について強くお願いしてきました。

6月17日、下伊那南部建設事務所の皆さんと議会、行政との懇談会を開催し、今年度実施している県事業について現地にてご説明をいただきました。どの事業も精力的に取り組んでいいただいており、ありがたいと思っています。それぞれの工事が安全で早期に完了することをお願いしておきました。

6月20日、土砂災害防止月間中の本日、天龍村老人福祉センターにおいて「令和4年度土砂災害防止功労者の国土交通大臣表彰伝達式」が行われました。
例年、土砂災害防止に関して顕著な功績があったと認められる個人または団体に対して、国土交通大臣表彰がされているところで、この度、天龍村の恩澤龍雄さんが長野県で唯一受賞されました。心よりお祝い申し上げます。
受賞伝達式で恩澤さんは「何も特別なことをしたわけではない。このような表彰をもらえてかえってありがたい。これからも少しでも土砂災害防止等に貢献できればと思っている。」とあいさつされました。改めて、受賞おめでとうございます。今後におきましても引き続きご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。

同日、天龍村コミュニティーセンターの修繕工事及び集会施設へのWi-Fi設置工事の入札を行いました。

同日、信州大学新学部誘致推進協議会総会が行われましたので出席しました。4年制大学がこの飯田下伊那地域にあるのとないのとでは、今後の地域づくりには大きな違いがでますので是非とも実現できるよう天龍村としても協力していきたいと思います。

6月21日、例月出納検査がありました。また、天龍村シニアクラブの総会があり、来賓として出席してきました。コロナ禍ということもありシニアクラブの事業も思うようにできないとのことでしたが、様子を見ながらできることから行っていただければよいかと思います。総会終了後にはマギー遠山さんのマジックショーを見させていただきました。

同日、飯田広域消防署の有賀消防長がお見えになり、現在、天龍村国保診療所の水谷先生が実施してくださっている緊急時の対応について、これまでの実績報告と今後の対応について懇談させていただきました。消防署としても「助かる命が助かっている」事例があり水谷先生には感謝しているとのことでした。7月から診療体制が変わるので、先生不在時の対応について村でもサポート隊のようなものを組織してもらえるとありがたいとの話をいただきました。今後検討したいと思います。

6月22日、衆議院通常選挙の公示日でした。棄権することなく皆さん投票に行きましょう。投票日は7月10日です。投票日に都合に悪い方は期日前投票が6月23日より行っていますので、是非お出かけください。

6月23日、南信州地域交通問題協議会総会が行われましたので出席しました。村営バス等の利用者はコロナの影響もあり伸び悩んではいますが、地域の足として確実に運行しなければならないと考えております。

同日、昇龍まつり実行委員会を開催しました。昨年度実施する予定でしたが、コロナで1年延期したイベントです。大勢の皆さんがご参加いただけるようしっかりと計画を練っていきたいと思います。

6月24日、下伊那山岳遭難防止対策協議会総会が行われましたので出席しました。令和3年度事業及び決算報告と令和4年度事業計画、予算案等について審議され原案どおり決定しました。

6月28日、下伊那南部地域公共交通対策協議会総会が行われましたので出席しました。令和4年度事業計画の中で天龍村から阿南病院までの新たな路線を検討してもらえないか要望しておきました。

同日、G72BOX(ガーディアン72ボックス)備蓄受入れ協定に基づく下伊那南部町村合同記者発表が行われました。G72BOXは、災害時において必要なる1人3日間分の物資を1つの箱に入れたものを、G72災害支援プロジェクト(代表:有馬朱美氏)から無償提供いただけるもので、天龍村では令和2年7月に協定を締結させていただきました。
今回は、既に協定を締結している売木村、泰阜村、天龍村にそれぞれ10箱ずつの提供をいただきました。また、阿南町、下條村は新たに協定を締結いたしました。
コロナの影響もあり納品が遅れていましたが、本日ようやく10箱納品いただくことができました。最終的には人口の10%(約110箱)を提供いただける予定となっています。引き続きのご支援よろしくお願いします。改めてG72災害支援プロジェクトの皆様及び物資を提供くださった一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会様(事務局総務課長児玉智氏)に心より感謝申し上げます。

6月29日、ウクライナ支援の一環として平和の種プロジェクトの「ヒマワリの種」を預かりましたので、本日職員とともに、村内の圃場(休耕田をお借りしました)に種まきをしてきました。ヒマワリの花が立派に咲くようしっかり育てたいと思います。
また、村民の皆さんにも無料で苗を配布したいと考えています。村中にヒマワリの花が見られるとよいかと思います。

6月30日、令和2年7月豪雨災害に伴う災害査定再調査が行われましたので、地元村長として早期の整備にお力添えをお願いしたいと要望してきました。

おきよめの湯では、従業員の皆さんが七夕の短冊にウクライナ国旗カラーで作った折り鶴を飾ってくれています。
今年の願いは、コロナの収束と世界平和でしょうか。