9月前半の行事等(天龍村大運動会ほか)

9月1日、「防災の日」に合わせ、天龍村総合防災訓練を実施しました。平日にもかかわらず、349名の皆さんにご参加、ご協力をいただき、予定どおり訓練を実施することができました。ご協力に対し、心より感謝申し上げます。
今回の訓練は、地震だけでなく、近年多く発生している大規模な自然災害等も含め、長期の避難を余儀なくされた場合を想定し、例年実施しております避難訓練に加え、新たに新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を考慮した避難所の運営訓練、日赤奉仕団の皆様による炊き出し訓練を実施いたしました。避難所運営訓練は、初めての試みということもあり反省点もございましたが、有事に向けてより有益な訓練になるよう見直してまいりたいと考えております。
村民の皆様におかれましては、改めてこうした機会を通じながら、身の安全の確保と防災意識を高めていただくようお願い申し上げます。

9月2日、天龍村総合教育会議を開催しました。今回は、先般「総合体育施設の建設」と「小中学校のあり方」の両検討委員会からいただいた答申内容について、最終的な意見交換をさせていただきました。この問題は、平成10年に4つの小学校が統合して天龍小学校が誕生した時と同様、後世、村の歴史に残る大変重要問題だと思っております。両検討委員会の答申内容を尊重させていただきながら、新しい学校体制、整備に向け計画を進めてまいりたいと考えておりますので、村民の皆様におかれましても一層のご理解ご協力をお願い申し上げます。

9月3日、下伊那南部保健医療協議会の定期総会が阿南町でありましたので出席しました。総会は、前年度事業報告及び決算報告と本年度の事業計画及び予算等を審議し意義なく承認しました。その後、飯田保健福祉事務所の松岡所長と飯田医師会の原会長から新型コロナウイルスに関するご講演をいただきました。正しく恐れることが重要だとのことでした。

9月4日、長野県議会危機管理建設委員会の皆さんの災害現地調査が行われ、10名の県議が国道418号足瀬の災害現場に見えになりました。私からは、早期の復旧とともに1日も早い仮設道路の整備をお願いしました。

9月7日、長野県道路整備期成同盟会総会が長野市で行われましたので出席しました。

9月8日、令和2年第3回議会定例会が開会され、私から予算案件3件、決算認定6件、人事案件1件、報告1件、その他案件2件を上程させていただきました。特に令和2年度補正予算(第5号)案では、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策や7月豪雨災害復旧費など約6億円を追加する案を提案しました。また、任期満了に伴う天龍村教育委員に坂部区の平松和子さん、西原区の遠山善治さんを再任することをご同意いただきました。任期は令和2年10月3日から4年間です。

9月9日、愛知・長野県境域開発協議会による道路要望に、愛知県庁並びに中部地方整備局へ行ってきました。私からは特に愛知県の県道1号線でもある飯田富山佐久間線の改良整備についてお願いしてきました。

9月10日、第6次天龍村総合計画策定委員会及び第2次まち・ひと・しごと創生総合戦略本部会議を開催し、各計画の原案について協議しました。特に人口ビジョンの設定には大変悩まされておりますが、予定どおり来年3月までにはしっかりと仕上げてまいりたいと思います。

同日、敬老の日を前に、村から75歳以上の皆様に敬老祝い金と熱中症対策用の経口補水液を贈呈させていただきました。本来なら「敬老大会」を開催する予定でしたが、新型コロナの影響で中止とさせていただきました。大変申し訳なく思っております。
これまで、村を支えてきていただいた諸先輩の皆様方に敬意を表しますとともに、いつまでもお元気でお過ごしいただきたいと思います。
なお、今年度は、百歳以上の方が10名、白寿の方が3名、米寿の方が20名でした。おめでとうございます。

9月11日、主要地方道飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会の長野県要望が行われましたので出席しました。同盟会全体の要望時間は20分。私に許された発言時間は3分。3分間のために3時間以上(往復6時間以上)かけて県庁(長野市)に行きましたので、少しでも我々の声が届くよう、また記憶に残るよう、発言させていただきました。

9月12日、第18回天龍村大運動会が行われました。心配された天候も皆さんの思いが通じて絶好の運動会日和となりました。今年は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しての開催となりましたが、保育所、小学校とも子供たちは皆、一生懸命競技をしていました。日頃の練習の成果を遺憾なく発揮できたのではないかと思います。また、見学者も人数を限定したため、例年より声援は少なめでしたが、子供たちの頑張りに元気や勇気をもらえたのではないかと思います。
また、中学生がボランティアで係員の仕事を手伝ってくれていました。大変素晴らしいことだと思いました。

9月14日、「第33回反核平和の日リレー」実行委員の皆さんが来庁されました。新型コロナウイルスの影響で開催時期や規模、方法等が例年に比べると大幅に変更されましたが、平和を願う思いは変わりありません。こうした活動を長年続けておられる皆さんに敬意を表しますとともに、皆さんの思いが広島、長崎、沖縄、福島へ届くことをご祈念申し上げます。