12月前半の出来事など

12月2日、令和3年第4回天龍村議会定例会が開会され、村から条例案件2件、予算案件7件を上程しました。予算については、新型コロナウイルスの経済対策として第3弾となる地元店舗応援券発行事業や子育て世帯への臨時特別給付金事業、ワクチン接種事業、灯油購入補助などを計上しました。

同日、天龍村商工会の皆様と「商工業振興懇談会」を開催し、村や商工会の事業に関することなどについてお互いに活発に意見交換させていただきました。大変有意義な懇談会でした。今回いただいたご意見ご提案等についてはしっかり検討し、できることから実施していきたいと考えています。

12月3日、JR飯田駅に表敬訪問し、大阪駅長に対し飯田駅の改善等についてお願いしてきました。JRをご利用される皆さんから「飯田駅の降車ホームから改札に行くまでに高架橋を渡らなければならないので年寄りには大変だ」との声をお聴きました。そこで、改善策はないか駅長にお尋ねしたところ、全便ではないけれど何便かは高架橋を通らないで済むよう1番ホーム(改札口側)に到着するよう改善したとのことでした。また、駅員に声をかけれくれればお手伝いをしますとのお話もいただきました。早速の対応に感謝いたします。更なるご検討を是非お願いします。

同日、飯伊森林組合理事会が行われましたので出席しました。冬の賞与について協議され、決算見込みで利益が出そうとの話でしたので是非アップしてあげてほしいと意見を申しましたが、賛成少数で否決されてしまいました。ただし、決算確定後にアップするかどうかを判断することとされました。

12月4日、龍泉閣20周年記念イベントとして「マグロまつり」が行われました。共催イベントとして商工会女性部の出店や土曜朝市の会の皆さんの出店もあり、大変にぎわいました。マグロはあっという間に完売だったそうです。

12月6日、中井侍地区の故柿下忠雄さん宅に訪問し、村表彰の伝達を行ってきました。長年、中井侍茶を始めとした農業振興に多大な貢献があり、その功績に対して表彰をさせていただきました。併せて村内2名の方に感謝状の伝達もさせていただきました。

12月7日、天龍村消防団の忘年会があり、ご招待をいただきましたので出席しました。コロナ禍等で3年ぶりの忘年会だそうです。団員数が減少する中で、消防団の活動も大変かと思いますが、村民の生命・財産等守るため引き続きご尽力いただきたいと思います。

12月8日、天龍小学校で「おやす・しめなわ・もちつき大会」が行われました。子供たちは、村のお年寄りの皆さんに教えてもらいながら正月飾りを一生懸命作りました。また、4・6年生が育てたお米でもちつきを行い、全員で美味しくいただきました。私は都合で食事会からの参加でした。

同日、天龍保育所保護者の皆様との懇談会を行いました。子育て世代の皆さんのご要望をお聞きし、村づくりに活かさせていただきたいと思いますし、早速のものは来年度予算に反映できたらと思います。

12月9日、下伊那南部保健医療協議会の総会がありましたので出席しました。事業計画、予算など原案どおり承認されました。総会の後は新野診療所の原先生から「阿南地区の将来を見据えた医療提供体制の在り方について」の講話がありました。

同日、阿南高校協力会組織町村長会議が行われました。阿南高校の魅力向上のため、新たに学習塾を設置することについての概要説明がありました。

12月10日、天龍村議会定例会最終日でした。一般質問は3名の議員からありました。上程した議案は全て原案どおり可決いただきました。予算に関しましては早期に執行するよう努めてまいります。

12月11日、障がい者支援施設阿南学園の竣工式が行われましたので出席しました。老朽化が進む現施設の改修等を模索したところ、補助制度や防災上の面等から別の場所に新築した方がよいということになり、施設も南信州広域連合から阿南町が所有することになりました。60名定員で全て個室の素晴らしい施設になりました。

同日、地元国会議員の宮下一郎衆議院議員、宮島喜文参議院議員との懇談会を行いました。主に森林施業における経費の積算等について改善をお願いしました。それから、子育て世代への臨時給付金の方針が定まらないことへのお願いもしてまいりました。併せて南部地区議員会による要望活動も行われました。

同日、天龍小学校体育館の部材及び備品の無償提供会が行われました。2日間の日程で行われましたが、大勢の方がご来場下さり、それぞれの品等を思い出として持ち帰っていただきました。

12月13日、おきよめ観光協議会の主催による橘家圓十郎独演会並びにカラオケ発表会が行われました。新型コロナの影響で噺家さんも大変な毎日を送られてきたそうであります。ここにきて新規感染者もようやく落ち着きが見られ始めたので、こうした高座も徐々に始まりつつあるとのことです。
今日の噺は「町内の若い衆」と「子別れ」でした。寄席に参加された皆さんとともに大笑いさせてもらい、楽しい時間を過ごさせていただきました。

12月15日、長野県建設部田下部長ほか建設事務所の皆さんが来村され、現在村内で行われています県事業を視察されました。実際に現場まで足を運んでいただいたことに感謝申し上げます。併せて、引き続きの要望もお願いしておきました。