2月後半の出来事など

2月17日、天龍村特別職報酬等審議会からの答申をいただきました。
この審議会は、村長他特別職の給料と議会議員の報酬額について適正かどうかご意見をいただいているもので、村長の諮問機関でもあります。特に喫緊の課題として議員等のなり手不足解消に報酬額の見直しが話題にもなっているところでございます。
今回の答申の内容については、村長については引き上げ、その他の特別職、議員については据え置きという結果でありました。私に対して過分なる評価をいただき感謝申し上げます。しかし、ここ数年、大型事業も続き村の財政も多額の支出が続いていることから、折角いただいた答申ではありますが、現状のまま据え置かせていただくことにいたしました。
委員の皆様にはご審議にご理解ご協力いただき感謝申し上げます。

2月19日、第52回天龍梅花駅伝を開催しました。
生憎の天候ではありましたが、村内外から大勢のチームにご参加いただき、盛大に開催することができました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。また、招待チームとして現役の高校生最強クラスの佐久長聖高校駅伝部にご参加いただき、大会に華を添えていただきました。
結果は、佐久長聖高校がダントツの優勝でした。高見沢監督始め選手の皆さん、ありがとうございました。
今回は新型コロナの影響で、3年ぶりの開催ということもあり、コロナ対策もしっかり行いながら、安全には気をつけて運営しました。お陰様で、事故や怪我等もなく終えることができました。伝統あるこの大会を開催できますのも、村民の皆様始め大勢の皆様のご協力があってからこそだと思っています。本当にありがとうございました。
来年も今年以上に盛大に開催したいと思っていますので、よろしくお願いします。
なお、我が役場チームも若手職員が良く頑張り、ゴールしてくれました。お疲れ様でした。

2月20日、天龍村警察官駐在所連絡協議会が3年ぶりに開催されました。
阿南警察署から板倉交通課長さんがお見えになり、溝口駐在所長さんとともに阿南署管内を含めた長野県内の最近の治安状況等についてご説明いただきました。その後、委員の皆さんからご意見やご要望が数多く出され有意義な会議となりました。
ただ、今年度末の異動により阿南警察署長、次長、総務課長、交通課長のトップ4が退職又は交代されるそうです。それぞれの皆さんには大変お世話になりました。

2月21日、南信州東部軸道路整備促進期成同盟会設立総会が行われましたので出席しました。
この同盟会は、南信州広域連合が策定した「広域的な幹線道路網構想及び計画」の中で東部軸に位置付けられた県道など5つの路線を一体的に整備促進するために発足したものであります。これに伴い、既存の同盟会については、休会又は解散することになり、天龍村が関係する主要地方道飯田富山佐久間線改良促進期成同盟会及び県道上飯田線改良促進期成同盟会につきましては解散する予定であります。また、下伊那南部地区主要地方道飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会につきましては、今後会議を開催して決定していきたいと考えております。
いずれにしましても、組織は大きくなりましても、要望内容には変わりはございません。むしろ、より多くのメンバーで要望することによって効果が表れることを期待したいと思います。どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。

2月22日、保育所の卒園記念写真撮影会が行われました。
来年度小学1年生になる松組さんは、とても元気で仲が良く礼儀も正しく、下級生の見本として動いていました。思い出に残る記念写真になると思います。

同日、NTTユーザ協会南信ブロック懇話会が飯田市で行われましたので出席しました。
前半はNTTグループの茂谷NTT東日本長野支店長と佐々木NTTドコモ長野支店長との意見交換会があり、各支店長から今後に向けての講話等を聴かせていただきました。後半は、フリーアナウンサーの八木早希さんの「言葉は心をつなぐもの」と題した講演があり聴講させていただきました。

2月24日、下伊那南部総合事務組合理事者会及び定例議会が阿南町で開催されましたので出席しました。来年度予算などが審議され、原案どおり可決されました。

2月27日、セイノーホールディングス株式会社様及び株式会社エアロネクスト様などのご協力をいただく中で、新スマート物流の構築に向けたドローンによる日用品、支援物資搬送実証実験出発式を行いました。
この実証実験は、村が実施しております買い物支援対策に興味を持っていただいたセイノーホールディングス株式会社様からご提案いただいたもので、起伏が激しく集落が散在する天龍村の地形において、平時における買い物支援策として有効であると考えますし、災害など有事の際の支援物資の搬送にも大変期待できるものと考えます。セイノーホールディングス株式会社によりますと、このようなドローンによる物資の搬送は、すでに山梨県小菅村など全国5か所で実施しておりますし、実証実験は長野県では天龍村が初めてで、全国でも20件目だとのことでございます。今後は、こうした実証実験を重ねながら、実用化に向けた検討を行ってまいりたいと考えています。

同日、多子世帯支援給付金贈呈式を開催しました。
この事業は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などにより家計に大きな影響を及ぼしている現状の中、特に多子世帯の皆さんを支援したいとして村単独で実施したものです。
村内の3人以上のお子さん(18歳未満)がいらっしゃる9世帯の皆さんに給付金を贈呈させていただきました。
子育てにお役立ていただければと思います。

2月28日、広域連合議会が飯田市で開催されましたので出席しました。令和5年度予算などが原案どおり可決されました。

今月、役場村長室の木質化工事を実施し、この度完成しました。
壁一面村のヒノキを使っていますので香りも良く、部屋全体が明るくなりました。
皆さんもお気軽にお立ち寄りください。