8月後半の出来事

8月18日、お盆前の12日から断続的に降り続いた長雨により、8月18日午前4時5分に気象庁から土砂災害情報が発表されましたので、これに伴い午前4時10分に「高齢者等避難」を、またさらにレベルが上がったため午前7時20分に「避難指示」に切り替え発令させていただきました。併せて、村内26か所の指定避難所を開所し、村民の皆さんに避難等の呼びかけをしました。
結果的には、大きな被害等もなく安堵したところですが、今後におきましてもこうした避難指示等の発令があると思いますので、村民の皆様にはご留意いただければと思います。

8月20日、天龍村を含む長野県全域が、新型コロナウイルス感染症に係る長野県の感染警戒レベル5(特別警報Ⅱ)に引き上げられました(9月2日まで)ので、村でも対策本部会議を開き今後の対応等について協議しました。
その結果、村主催の行事・イベントは期間中、中止または延期。一般の方が主催する行事・イベントは特別な事情等を除き延期または中止を検討するよう協力要請することとしました。また、公共施設の利用等につきましては、同じく期間中閉鎖又は一部制限を設けました。詳しくは村ホームページをご覧ください。
なお、おきよめの湯につきましても、閉館させていただきますのでご理解をお願いします。


(職員は分散して業務を行っています)

8月24日、長野県町村会政務調査会(建設部会)が青木村で行われましたので出席しました。建設部会として県及び国に対する要望事項の確認を行い、その後に青木村内の施設等を視察させていただきました。
役場庁舎に加え、重点道の駅に指定された「道の駅あおき」、「ふるさと公園あおき」、「岡石工業地」、「五島慶太未来創造館」などすべて立派な施設でありました。上田市に隣接し、平地も多く、村全体がコンパクトにまとまっているという印象を持ちました。
ちなみに、ふるさと公園内にある複合遊具は約6千万円だそうです。


(青木村役場)


(道の駅あおき)


(複合遊具)


(五島慶太未来創造館前で建設部会の町村長さんと記念写真)

8月25日、令和3年第3回天龍村議会臨時会を招集し、「令和3年度 地方創生拠点整備交付金・過疎対策事業 駅前活性化施設・住宅建設工事の請負契約」の議決及び補正予算案の採決をお願いしました。原案どおり可決いただきました。

同日行う予定でした日赤奉仕団・消防団合同救護訓練は、新型コロナウイルス感染症対策のため9月1日(防災の日)に予定していました「地震総合防災訓練」が9月26日に延期になったため、同じく延期となりました。

8月27日、南信州広域連合議会臨時会が行われましたので出席しました。繰越明許費の報告と監査委員の選任ついて協議し、原案どおり可決されました。

8月30日、昇龍まつり実行委員会を開催し、イベントの開催可否について協議しました。事前アンケートの結果、「規模を縮小して開催」というご意見と「延期または中止」というご意見がほぼ半々に分かれており、協議の結果、昇龍まつりとしては1年延期し、その代わり村民の皆さんの発表の場や作品展示の場は設けてもらうよう、公民館に文化祭の開催をお願いするということで決定しました。楽しみにされていた皆さんには大変申し訳ない訳ですがご理解をお願いします。

8月31日、林務委員会が行われましたので出席しました。議題のメインは谷京への入山についてであります。協議の結果、入山受付は村民のみ9月10日から行い、村外者の入山は不可ということになったようです。

同日、新型コロナウイルス感染症天龍村対策本部会議を開催し、県が30日付けで発出した「命と暮らしを救う対策期間」(9月3日~12日)の対応について確認し、村の対応について協議しました。
その結果、県の方針に合わせ村でも同様の対応をとることと行事やイベント、公共施設の利用制限等についても前回決定したとおりの内容で継続することになりました。ご理解とご協力をお願いします。

8月前半の出来事

8月2日、役場朝礼時に育休復帰職員の辞令交付及び地域おこし協力隊員の任命書交付を行いました。
新たに採用した地域おこし協力隊員は、脇元真由美さんです。鹿児島県生まれで和太鼓や篠笛を特技とし、天龍村の霜月神楽など伝統的なお祭りをツールとして村の魅力発信に努めたいと張り切っていただいています。どうかよろしくお願いします。

同日、下伊那南部総合事務組合の理事会及び議会定例会が開催されましたので出席しました。昨年度の事業報告及び決算報告、本年度の事業計画及び予算計画等について原案どおり可決いただきました。

同日、下伊那生コン協同組合様と「災害時における消防水等の供給支援に関する協定」を締結させていただきました。
山間地域の多い当村では、災害時における水利の確保が非常に困難で、過去にも火災現場から遠い河川から給水したり、相当離れた防火水槽等からポンプ中継をしながら水を確保したりして消火活動にあたったことがあります。
今回の協定内容は、下伊那生コンさんが保有する生コン車等で災害現場付近まで水を運搬し、それを消防用水に利用するという点で、有事の際には非常に有効であると考えます。
天龍村のような集落が散在し、かつ消防水利も万全ではない状況の中では大変ありがたい協定だと思っています。
今後、災害等がないことが一番ですが、いざという時にはぜひご協力いただきたいと思います。
なお、本日は同様の内容の協定を下伊那南部5町村が一緒になって締結しました。

同日、村、日赤奉仕団、消防団の三者会議を開催させていただき、今年度の地震総合防災訓練について9月1日の防災の日に実施したい旨をお伝えし、同時に当訓練にご協力いただくことをお願いいたしました。
近年の異常気象に加え、大規模な自然災害がいつ発生するかわからない状況の中、天龍村においても例外ではなく「自分の身は自分で守る」ための行動をそれぞれがとっていただくことが重要となります。今回の地震総合防災訓練は、避難行動始め有事の際の行動等を確認する良い機会だと思います。併せてコロナ禍での避難所運営についても万全を期さなければなりませんので、そうした意味でも日赤奉仕団や消防団の皆さんのご協力をお願いしました。

8月3日、連日熱戦が繰り広げられている「東京2020オリンピック」の女子レスリングの応援をパブリックビューイングで行いました。
女子レスリングの日本代表には、天龍中学校の「手づくりハンガープロジェクト」がきっかけでご縁をいただいた、至学館大学出身の選手が4名出場しており、今日はそのうち土性選手と川井(友)選手の試合が行われました。
会場の老人福祉センターには、中学生と学校関係者等が大勢集り、コロナ禍で声を出しての応援ができないため、バルーンスティックで心を込めて鳴らし続けました。
その後の試合で勝ち続け、3名の選手が金メダルを獲得しました。
天龍村からの熱いエールも届いたかと思います。おめでとうございます。

8月5日、西南部町村のCATVに関する意見交換が行われましたので出席しました。老朽化が進む施設の維持管理等に関しこれまでの枠組みで対応していくのか、村独自で新たなシステムに移行するのか、村としても近い将来結論を出さなくてはなりません。メリット、デメリットそれぞれありますので、村民の皆さんのご意見をいただきながら進めていきたいと考えます。

同日、長野県が主催する「市町村減災トップフォーラム」が伊那市で行われましたので出席しました。東京大学大学院の片田教授の講演では「平成30年7月豪雨災害から避難に対する考え方が大きく変化し、行政の役割はサービスからサポートに変わり、行政主体から地域社会が一体となって避難を行うようになった。つまり、『自らの命は自らが守る』ということを国では言うようになった」とのことでした。お住いの地域によって環境等が違いますので、まずは平時において自分が住んでいる場所の状況をハザードマップ等で今一度ご確認いただきたいと思います。

8月6日、広島原爆投下から76年目の今日、役場でも原爆が投下された8時15分に「みるく世」を祈念し、登庁した職員で黙とうをしました。

8月8日、東京2020オリンピックの閉幕でした。そのような日に、天龍小学校の体育館の建替え工事に伴い、今年度をもって解体する予定の天龍小学校プールで、有志の皆さんが企画した「小学校プール泳ぎ納めの会」が行われ、来賓としてご招待を受けましたので出席しました。
このプールは、天龍小学校統合前の平岡小学校時代、昭和44年に築造され、以来50年余にわたり天龍村の子供たちの教育の場として、また夏休み中の憩いの場等として活用されてきました。
昭和44年の完成時には、1936年(昭和11年)に開催されたベルリンオリンピックの200m平泳ぎで、日本人女性初の金メダルを獲得した「前畑がんばれ!」で有名な兵頭(旧姓前畑)秀子さんが来村され、その泳ぎを披露してくれたこともありました。
そして、その後、昭和40年代後半に赴任されていた、市澤宗雄先生と束原正平先生のご指導の下、「プールは泳ぐ道場」として、平岡の子供たちは水泳を鍛えられ、当時、飯田市民プールで開かれていた「学童泳力テスト」では、毎年優秀な成績を収めるようになり、「水泳平岡」の名を広めるきっかけとなりました。
「泳ぎ納めの会」には、現役の中学生から50代のおじさん方が大勢参加し、各種目を競技方式で泳ぎ切りました。
参加してくれた皆さんは体型こそおじさんでしたが、泳ぎはさすがと思わせるような美しいフォームでした。

8月10日、阿南高校協力会総会が行われましたので出席しました。県の高校再編が進む中、地域の学校として存続できるよう特色ある学校運営を期待します。

8月11日、長野県茶振興協議会主催の長野県茶の共進会褒章授与式が南信濃公民館で行われましたので出席しました。今年は30点の出品があり、天龍村からは2等賞1名、3等賞2名、努力賞1名が受賞されました。おめでとうございます。
また、今年初めて入賞されたお茶の成分分析を行いました。静岡県のお茶と比べても引けを取らない結果でした。

8月12日、町村会、広域連合会議、下伊那総合事務組合議会、下伊那自治センター組合議会がりましたので出席しました。また、その夜には、飯田医師会の理事の皆様との懇談会があり出席しました。もっぱら新型コロナウイルスに関する意見が多く出されましたが、とりわけ、デルタ株が飯田下伊那地域にも拡大し始めており一層の注意が必要だとの進言をいただきました。

成人式の再延期について

8月14日、前線の影響により現在、九州地方に「大雨特別警報」が発表されており、さらに今後、東海、関東甲信でも、非常に激しい雨の降ることが予想されています。
こうした状況が続けば、当村でも「避難指示」等の発令も行わなければなりません。

また、新型コロナウイルスの感染(特にデルタ株)が急速に拡大し続けておりまして、昨日、飯田下伊那地域も県の警戒レベルが3(警報)から4(特別警報Ⅰ)に引き上げられました。

このような状況を踏まえ、本日、明日(8/15)開催する予定でおりました成人式(公民館主催)を延期するよう私の方から公民館長へ要請し、公民館もその旨を理解していただき延期することが決定しました。

生涯一度の成人式を楽しみにしておられた新成人の皆さん(特に昨年開催する予定で延期を余儀なくされた皆さんには再延期となりました)や新成人の皆さんの門出を祝うために準備を進めてきてくれました公民館の皆さんなど関係者の皆さんには本当に申し訳ありませんが、来場される全ての皆さんの安全を最優先に考えた結果でありますので、どうかご理解をお願いいたします。

7月後半の出来事など

7月16日、衆議院議員宮下一郎先生の飯伊事務所にお邪魔し、国県道の景観伐採に関する要望等のお願いを南部5町村長で行ってきました。昨年、国道151号阿南町の阿南消防署付近からかじかの湯付近までの間、沿線の支障木等が伐採され、景観上また交通安全上も非常に走りやすくなりました。こうした事業を継続するには財源が必要だということで、国県の支援について宮下先生のお力添えをお願いしてきました。
先生からは、林野庁の森林整備事業予算や森林環境譲与税、間伐特措法の改正、エリートツリーなどいろんな情報をお伺いしながら、我々の想いもご理解いただけたものと思います。

同日、JR飯田駅の大坂駅長のところにお邪魔し、飯田駅の利便性向上等についてお願いに行ってきました。
村内の鉄道利用者から、「飯田市内の病院に通う際、飯田駅構内の跨線橋が年寄りには大変キツイので、エスカレーターやエレベーターなどの設置をお願いしてほしい」と以前から要望があり、これまで何度か駅長さんと懇談させていただいてきました。
その後の検討状況をお伺いしたいと思い、本日訪問させていただきました。
駅長さんからは「新たにエスカレーターなどの設備を整備することは難しいが、跨線橋を登り降りしないよう到着ホームを変更することは可能かもしれない」とのことです。
お年寄りだけでなく、車椅子利用者など障害者にもやさしい駅に改善いただけるよう是非お願いします。

7月19日、阿南病院運営懇談会が行われましたので出席しました。阿南病院の昨年度の事業報告・決算報告と令和3年度の事業計画及び予算についての説明等が行われました。
令和2年度の決算は、新型コロナウイルスの影響により経営は厳しいものとなりましたが、昨年度は天龍村診療所の閉鎖に伴う患者の受け入れや出張診療等によりトータルでは黒字となったとのことです。村にとりましては、田中院長はじめ阿南病院の職員の皆様のお陰で医療過疎を免れることになったわけで大変助かりました。改めて感謝申し上げたいと思います。

7月20日、下伊那山林協会役員会、下伊那総合事務組合議会、町村会、広域連合会議が行われましたので出席しました。

7月21日、本日から8月18日まで令和2年度の決算審査が始まりました。監査委員には暑い中での事務となりますがよろしくお願いしたいと思います。

7月22日、和知野川キャンプ場の売店がオープンしました。今年度から地域おこし協力隊として活動していただいている松川君を中心にキャンプ場の管理を含めて売店管理をお願いすることになりました。昨今のキャンプブームに加え、松川君の感性で多くの誘客を図ってくれることを期待します。

7月23日、新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年遅れで開催することになった「東京2020オリンピック」が開幕しました。いろんなご意見がある中で開催に至ったわけですが、開催するからには万全を期して最後まで行っていただきたいと思いますし、アスリートの皆さんには全力を出し切って頑張ってもらいたいと思います。特に日本代表選手には頑張ってもらいたいと思います。

7月26日、今月末に3年間の任期を終えることになる地域おこし協力隊の前田美沙さんが、役場に退任のあいさつに来てくれました。「3年前に着任したときは3年間も天龍村にいるとは思はなかった」といっておりましたが、今では天龍村の特産であるお茶生産に精力的に取り組んでいただいており、茶師として中井侍地区には欠かせない存在となっています。また、生産者の後継者不足等が最大の課題となっている中、その伝統を守っていただいていることは大変ありがたいことであります。村としては今後においてもできる限りの支援をしたいと思います。3年間ご苦労様でした。

7月27日、長野県南部国道連絡会総会が行われましたので出席しました。国道418号含め各国道の改良促進について関係機関への要望を引き続き行ってまいります。

7月28日、夏の交通安全運動運動として阿南交通安全協会天龍支部による街頭指導が行われましたので参加しました。村内に公共工事が入っていることや夕方時とあって普段より多くの車が行き来しておりました。阿南警察署からも松下署長さんが参加してくださり、一緒に啓発用品を配布しながら交通安全をお願いすることができました。

7月29日、長野県河川協会総会が長野市で行われましたので出席しました。会の中では小池前平谷村長への功労者表彰が行われました。

7月30日、村議会全員協議会が行われ、村から駅前活性化住宅兼買い物拠点施設の概要説明、国道418号通行止め緩和について、新型コロナウイルスの水際対策について説明させていただきました。
午後には、役場職員と一緒に議員もヘリポートなど村内公共施設の草刈り作業を行っていただきました。暑い中での作業となりました。大変お世話になりました。

7月前半の出来事

7月1日、第19回天龍村大運動会の第1回目の実行委員会を開催しました。委員の皆さんには、昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響による運営方法や競技内容等を大きく変更しなければならない状況や場合によっては中止や延期の判断をしなければならない場合もあろうかと思うので、コロナ対策をしっかりし、安全な大会運営ができるようしっかり計画を練ってほしいとお願いしました。

7月2日から令和3年度の地区懇談会が始まりました。詳細については別ページで投稿してありますのでご覧ください。

7月5日、飯田市南信濃出身の画家、故北島新平先生の作品をご家族よりご寄贈いただきました。
北島新平先生は、昭和19年に木沢小学校に赴任したのち、伊那谷の中学校で教鞭をとりながら、各地の祭りのスケッチや童話の挿絵などを描いてきた方です。
今回ご寄贈いただいた作品は、額や軸等に表装された大変貴重な作品ばかりです。心より感謝申し上げますとともに大切に保管させていただきます。また、機会を見ながら展示会を開催したいと考えます。

7月7日、国際基督教大学(ICU)の学生5名が、サービスラーニンングプログラムの一環で本日から21日までの15日間、村内に滞在し各種の活動を行うことになりました。この事業は大学との包括協定に基づいて実施しており、村としては学生の視点で天龍村の新たな魅力を発見し、また提言してくれることを期待し、数年前から受け入れをしている事業です。短い期間ですが、皆さんの活躍に期待します。

7月7日、今日は五節句の一つ七夕(笹の節句)です。村内のSKKという女性グループの皆様が、役場職員を中心に昼食にカレーライスを料理してくださいました。昨年は新型コロナウイルスの影響もあり中止となりましたが、それまでは毎年催していただいており、1年に1回の昼食会は、まさに、織姫(SKK)と彦星(職員)の出会いのようです。
独身で自炊をしている職員も多く、こうしたボリューム満点のカレーは何よりもありがたいプレゼントだと感じています。大変おいしくいただきました。
SKKの皆様には心より感謝申し上げます。

7月11日、64歳以下の皆様の1回目の新型コロナウイルスワクチン接種を行いました。本日と15日の2日に分け集団接種の方法で行います。希望される全ての皆様の2回目の接種が8月お盆前までには終了するよう努めてまいります。

7月12日、下伊那南部地区主要地方道飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会の長野県要望を行いました。今回は下伊那南部5町村の町村長と議会議長のほか、飯田市中山間地域連絡協議会竜東部会の代表者の皆さんも一緒に同行いただき、リニア中央新幹線長野県駅までのアクセス道路として、また地域住民の命の道としてこの県道1号線の重要性を強く訴え、未整備区間の早期改良整備について長野県建設部及び長野県議会へお願いをしてまいりました。

7月15日、長野県議会危機管理建設委員会の皆様による現地調査が飯田下伊那地域で行われましたので、南信州広域連合及び下伊那土木振興会としてこの機会に道路関係等の要望活動を行いました。私からは昨年7月の豪雨災害等を経験し、県建設事務所に砂防等の専門的な人材を配置していただき、土砂災害の発生時には、砂防的見地から適切な判断やアドバイスをする体制づくりを図っていただきたいことと職員の拡充について特段の配意をお願いしたいことをお伝えしてまいりました。

同日、64歳以下の希望される方の新型コロナウイルスのワクチン接種が行われました。11日と合わせ約76%の方が接種されました。

同日、デジタル行政を推進するため今年度導入予定の「文書管理機能」や「会議機能」を備えた文書共有システムの講習会が行われました。今後、議員にもタブレットを携帯いただき、村側と文書を共有しながら、定例議会等で活用していきたいと思っています。ペーパーレスにもつながり、SDGsにも貢献できると考えます。

地区懇談会②

7月9日、折立、清水、東原A、東原B、西原地区を対象とした地区懇談会を原集会施設で実施しました。
林道の維持管理整備、防災行政無線に関する質問、職員の非違行為に関するご意見、天龍小学校既存施設の解体に関する質問、駅前活性化住宅に関するご意見、農地荒廃化防止に関するご意見、井水に関する要望、通学路の安全確認、地すべり対策に関する質問など多岐にわたるご意見等をいただきました。

7月13日、中央、余野地区を対象とした地区懇談会をふれあいプラザで行いました。
通学路の除草、下水道施設周辺の陥没対策、タクシー券・地元店舗商品券に係る釣銭に関するご意見、手すりの修繕要望、買い物拠点施設等事業説明など貴重なご意見をいただきました。

同日、午後6時半から鶯巣、十久保、下山、福島、倉の平地区を対象とした地区懇談会を鶯巣梅の里ふれあい館で行いました。
村道の法面崩落に伴う通行止めの早期復旧及び代替路線の検討、村道の草刈り等の管理、駅前活性化住宅等の建設における適正な事業執行、村観光協会が作成したカレンダーの継続作成、ワクチンの接種状況及び供給量の見込み、残土処理(盛り土)の対応、有害鳥獣対策(サル)、野良猫対策(避妊補助など)、福島地区の地すべり対策など様々なご意見をいただきました。

7月14日、松島、松島中電、長沼、長島宇連地区を対象とした地区懇談会を行いました。
避難する場所の考え方の確認、ゴミ等の野焼きについて、村事業の内容説明、おきよめの湯休憩室入口の段差解消についての要望、職員の不祥事に関する村役場幹部の今後の対応姿勢の確認、有害鳥獣対策(サル、ハクビシン)、村道の維持管理、空き家対策に関する質問など多くのご意見等をいただきました。

同日、午後6時半からは中井侍集会施設で、中井侍、途中上平、鶯巣宇連地区の皆さんとの地区懇談会を行いました。
この地区では昨年7月の豪雨災害により村道があちらこちらで被災しており、それらの対応についての要望や水道の安定供給、国道のトンネル化に伴う県道1号線の未改良区間の整備促進、村道天竜川の先線が静岡県につながっているが通行止めの状態が続いている件、通行止め看板の見直しなどいただきましたが、やはり生活に直結した道路や水道などのインフラ整備に対するご意見等が多く出されました。

7月15日、老人福祉センターにおいて為栗、北、本町、岡本、長野、長野町、南上、南中、南下、栄町の皆さんとの地区懇談会を行いました。
この地区からは、村道の維持管理、緊急車両が侵入できない村道について、河川内の樹木等の伐採作業について、回覧文書の見直し、ごみ袋の改善及びシールの検討、村外者に対する新型コロナウイルスの対応状況、中井侍地区の村道の災害復旧対策の状況、熱海市の災害を受けての村の対応状況、雨量の積算方法の確認及び村ホームページ等での公開など多岐にわたるご意見等をいただきました。

7月25日、坂部活性化施設で坂部地区の皆さんとの懇談会を行いました。
村民の皆さんからは、光回線整備事業へのお礼をいただいたほか、WiFi整備など情報系のご質問をいただきました。また、合併処理浄化槽に関する補助金の請求方法やいきいき活動支援金の申請などについてのご質問もいただきました。さらには、地区要望の対応状況やワクチンの接種状況についてのご質問、伝統芸能の維持継承についての支援、停電時の情報提供など各種のご要望等をいただきました。

令和3年度地区懇談会始まる

毎年、お茶摘み等の農作業がひと段落するこの時期に実施しています「地区懇談会」を今年度も7月2日から始めました。この地区懇談会は、村民の皆様のご意見等をなるべく多く賜りたいとの思いから、会場や日時等を事前に各区長さんとご相談の上決めさせせていただき、本年度は村内10会場で行うことになりました。懇談内容は、単に役場からのお知らせに留まるのではなく、地区ごとの課題等に沿った意見交換をさせていただきたいと思い、これも事前に区長さんを通じて決めさせていただいています。

初日の7月2日は戸口、中組地区の皆さんとの懇談でした。この地区は特に昨年7月の豪雨で大規模な崩落が発生し、国道の通行止め等によって地区が分断したり、通院や通勤など日常生活に大きな支障をきたしている地区です。地区の皆さんからは、国道の災害復旧対策に関連したことや水道施設の維持管理、村道の改良、空き家対策など様々なご意見等をいただきました。

7月4日、午前中に向方、峠山、大河内、梨畑、見遠地区の皆さんとの懇談会を行いました。皆さんからは国道418号の災害に関連したこれまでの村の対応についてのご意見やご要望、光回線整備に関する業者への要望や村民への説明強化、村職員の教育、移住対策としての住環境の整備、地区要望事項の推進、有害鳥獣駆除対策、新規事業の推進など多くのご意見をいただきました。

同日午後には、大久那、合戸地区の皆さんとの懇談会を行いました。同地区の皆さんからは、足瀬地籍の災害復旧対策(トンネル化等)の説明、ごみの収集場所の周知、集会施設の修繕、村道の改良・維持補修、大規模事業の実施に伴う村内商店等との連携強化などのご意見をいただきました。

6月後半の出来事

6月17日、下伊那土木振興会による長野県建設部への要望活動が行われましたので出席しました。天龍村として昨年7月の豪雨災害等への県の対応や新規事業の採択などに対するお礼申し上げるとともに、国・県道の早期整備をお願いしてきました。しかし、私の割当時間はたった2分でしたので、詳細について話すことはできませんでした。機会を見て再度要望にお伺いしたと思っています。

6月18日、役場屋上の巣箱で営巣しているブッポウソウの卵が全て(3個)孵化しました。これから親鳥が頻繁に餌を運ぶ姿が見られると思います。ちなみに、村では新型コロナの影響も鑑み、昨年度同様SNS等によるブッポウソウに関する情報発信は控えていますが、週末には他県等から大勢のファンが来られています。

6月21日、南信州地域交通問題協議会総会が行われましたので出席しました。今年度新たな南信州地域公共交通計画が策定され、向こう5年間はこの計画に沿った事業が展開されることになります。天龍村の村営バス路線(神原線)や南信濃に向かうバス路線もこの計画に入っていますので、利便性の向上に向け一層努めてまいります。

6月23日、第2回天龍村議会定例会最終日でした。村が上程しました案件は全て原案どおり可決いただきました。特に補正予算に計上しました事業につきましては遅滞ないよう取り組んでいきたいと思います。また、改選後初の定例会ということもあり、役場玄関前で記念写真を撮りました。

6月24日、㈲龍泉閣及び㈲天龍農林業公社では、慢性的な従業員不足を解消するため、外国人技能実習生の受け入れをこれまで検討してきました。本日はこれに係る希望者の面接を行いましたが、どの方も真面目で仕事への意欲を感じられました。

6月29日、下伊那南部地域公共交通対策協議会総会が行われましたので出席しました。令和2年度事業報告及び決算報告と令和3年度事業計画及び予算案などについて協議されましたが、全て承認されました。

6月30日、令和3年度第3回天龍村農業委員会が開催され、その席上で新らたに農業委員となられた中井侍区の宮澤盛孝さんに対し任命書の交付をさせていただきました。村の農業を取り巻く課題等は山積していますが、少しでも明るい兆しが見られるようお力添えをお願いしたいと思います。

64歳以下の皆様への新型コロナワクチン接種について

新型コロナウイルス感染症対策の切り札とも言われていますワクチン接種につきましては、国の方針に従い65歳以上の皆様から優先して実施してきたところでございます。お陰様で5月10日から集団接種、訪問接種、個別接種などの方法により始めました接種も今月22日をもって希望される全ての皆様(624名)の2回の接種が終了いたしました。

64歳以下(12歳以上)の皆様の接種につきましては、当初65歳以上の皆様が終了した後、基礎疾患を有しておられる皆様及び60歳から64歳までの皆様を優先的に接種し、それ以外の方は最後にと考えておりましたが、64歳以下の対象者が415名ということもあり、ワクチンの供給が潤沢に行われれば区分けせずに接種することも可能となりますので、村としてはそのような対応をとることとしました。

従いまして、6月25日に「接種券」や「予診票」などを対象者の皆様宛に配送いたします。接種方法は、65歳以上の皆様と同じ方法で「集団接種」を基本としたいと考えており、第1回目の接種日は、7月11日(日)又は15日(木)のいずれかを選択し、予約していただくことになります。予約の受付は6月28日(月)からとします。役場までご連絡ください。なお、両日とも都合の悪い方は役場までご相談ください。

大変お待たせして申し訳ございませんが、皆様が少しでも安心してお盆を迎えられるよう、お盆前までには2回目の接種が終了するよう努めてまいりたいと考えます。どうかご理解ご協力をお願いいたします。

6月前半の出来事

6月1日、2021昇龍まつりの第1回実行委員会を開催しました。開催日は11月中旬を予定していますが、コロナの状況も不透明な中、開催の可否について非常に悩むところです。当日は、各種団体の皆さんにご意見をお聞きしましたが、「子供たちや各クラブの皆さんの発表の場を設けてやりたい」ですとか「この状況では中止の方が良い」ですとかいろんなご意見が出され、結局、結論は持ち越しとなり、最終的判断はもう少し後にすることで同意いただきました。

6月2日、今月から村鳥であるブッポウソウの保護をより一層呼びかけるとともに、村内外の皆様へのPR効果の促進を図るため、毎週水曜日をブッポウソウポロシャツデーと位置づけることといたしました。役場職員は毎週水曜日にはカラフルな色のポロシャツを着て仕事をしていますので、よろしくお願いします。

6月3日、天龍村国民健康保険運営協議会を開催し、国保料の見直し等についてご協議いただきました。結果として、天龍村では昨年度見直しを行ったため、今年度においては「据え置き」ということになりました。

6月4日、村議会の村内視察が行われました。令和2年度に行われた工事関係を中心に午前中は主に机上にて説明を、午後は現場にて説明をさせていただきました。

6月10日、令和3年度第2回議会定例会を開会し、私から承認案件1件、条例案件1件、令和3年度補正予算案件4件、同意案件1件、報告2件の議案を上程しました。会期は23日までの14日間です。

6月11日、下伊那南部建設事務所と議会との行政懇談会が開催されました。県で行う今年度の事業説明を受け、その後に議会及び村側から質問や要望を行いました。議員からは天竜川橋の架け替えに関する質問や要望が多く出され、私からは特に災害復旧対策等に対する迅速なご対応や全般的な建設行政に対するお礼を申し上げるとともに、国・県道における沿道景観整備や未改良区間の概略構想の策定等を要望させていただきました。

6月14日、下伊那総合事務組合議会、自治センター組合議会、下伊那土木技術センター組合臨時議会、町村会、広域連合会議等が開催されましたので出席しました。

6月16日、国道418号仮称神原トンネルの安全祈願祭が、施工業者である岡谷組・小池建設特定建設工事共同企業体の主催により執り行われ、地元村長としてご案内をいただきましたので出席しました。この工事は、昨年1月に的瀬~早木戸間で発生した大規模な法面崩落の災害復旧対策としてトンネル工(延長759m、幅員6m)が採択されたもので、県発注により令和2年12月から令和4年8月までの工期で施工されるものです。
当日は、飯田建設事務所長始め県職員の皆様、岡谷組社長始め施工業者の皆様など大勢の関係者が参列し、地元満島神社の遠山宮司による祭事等が行われました。安全で予定どおりの工期内で完成することを祈念いたします。